柏市中央公民館の江幡です。この地に引っ越してきた時、驚いたことがあります。名字でも名前でもない呼び方で、皆さんが呼び合っていたのです。それが“屋号”と知り、地域に根付いた暮らしの知恵と地域の方々のきずなに感心しました。地域の文化として、ぜひかるたに残してほしいと思いました。屋号のつけられ方(成り立ち?)がおもしろいですよ。この機会にお近くの詳しい方に聞いてみてくださいね!
風早南部かるたプロジェクトチームの染谷です。鈴木吉兵衛という方をご存じですか?藤ケ谷出身の劇場経営実業家で、東京「明治座」の前身である「喜昇座」を創設した方です。国道16号線沿いの藤ケ谷交差点のところに藤ケ谷香取神社がありますが、鈴木吉兵衛さんがこの香取神社に奉納した灯籠があるんです。歴史探訪される価値がありますよ!
ジセダイ歴史文化継承研究所の石井です。「庚申塔」の魅力は、彫られている「青面金剛」という神様の姿が、地域や年代によってバラエティに富むことです。けっこうイケメンもいるんですよ。また、青面金剛が踏みつけている邪鬼は憎めない顔をしていたりしますし、台座の三猿は“ここ(庚申講)で話したこと”を「見ざる・言わざる・聞かざる」の意味があったりと、知れば知るほど、奥深く、愛おしい存在です。風早南部地域でもいたるところでお目にかかれ、庚申塔好きにはたまりません!
風早南部かるたプロジェクトチーム代表の輿石です。クラウドファンディングを開始して2週間。8名の方から84,000円のご協力がありました。誠にありがとうございます。皆さまのお気持ちを必ず生かせるよう、さらに努力を重ねてまいります。引き続きよろしくお願い申し上げます。さて、1月14日(日)10:00~12:00、高柳近隣センター多目的ホールで、風早南部かるた大会を開催しました。幼児・小学校児童の親子などが来場して、かるた取りを楽しんでいただきました。兄弟対決で負けてしまった妹さんが悔しくて泣いてしまったり、5歳の女の子が「札を読みたい!」と言って、たどたどしくも一音一音丁寧に読んでいたり…。そんなかるたを通じての、家族のふれあいの様子が、とても微笑ましく、私たちも楽しく拝見させていただきました。
柏市中央公民館の茂山です。サギソウの実物を見たことはありません。しかし、プロジェクトチームの代表であり、「大津川をきれいにする会」にも所属される輿石様に「かにうちの森」をご案内していただき、その際に、「もう少ししたらサギソウが咲く」と説明されたことが記憶に残っていました。風早南部かるたの絵札で目にしたとき、これがサギソウか、これが「かにうちの森」に咲くのかと頭の中でイメージが湧きました。風早南部地域のことを、かるたを通じて知れた良い経験でした。