ヒダリーくんのCT検査の結果が判明しました。「脊髄腫瘍」でした。背骨の7、6番目の間に腫瘍が見られました。腫瘍が脊髄を圧迫しているためヒダリーくんの四肢は徐々に動かせなくなっていました。現在、ヒダリーくんは寝たきりです。左前足がほんの少し自力で動かせる程度です。今後腫瘍が大きくなり骨を圧迫し続けるとその少しでも動かせる足も動かなくなり痛みも増し、食事も出来なくなる。との事でした。排泄も自力排泄が出来なくなる。その症状がどれくらいのスピードで進行するかはわかりませんが今の症状が回復する事はありません。なので突然死もあり得る。とMRIでさらに詳しく調べれば手術可能な腫瘍なのか可能であれば手術も選択肢のひとつになります。ただし、術中に亡くなる可能性は高い。とも言われました。MRIと別に生検検査も選択肢のひとつと説明がありましたがMRI検査の出来る山口大学動物医療センターで生検検査が出来ないかもしれない。脳髄駅検査で詳しく調べる事も出来るがMRI等の検査は全身麻酔なのでリスクがゼロでは無い。詳細な検査の結果、手術不可能な場合、放射線治療、抗がん剤治療の選択もあるが定期的に山口大学動物医療センターへ通院する事や費用がかなりかかる事。などの説明がありました。病院側はCT検査の結果、今後おこりうる事、今後の治療をどうするか?などの選択をする上で色々な事を説明くださいました。費用面もですがそれぞれにリスクがあるという事。ヒダリーくんにとって何がベストかを考えるにしても検査をするのであれば早い方が良いという事。正直、一晩では考えがまとまらない状態です。手術を選択しなかった場合、もちろん症状は悪化すると思います。痛み止めや点滴など対処療法はしていただけるとの事ですがヒダリーくんの事を思うととても辛いです。いつ、どんなタイミングでどうなるか正直わかりません。詳しい検査(MRI)を行い可能な治療があればそれを選択するのか?検査もせず出てきた症状に都度対応するのか?脊髄腫瘍の子をケアするのが初めてな事もありますがいつ、どんなタイミングで次の症状が出るのかがわからないという漠然とした不安もあります。病院で説明を受けている時は先生の言葉を聞き洩らさない様に必死になって聞いていたのですが病院からの帰り道に現実の事なんだとこの前までは元気に走り回っていたのに愛嬌のあるくりくりとした目はとても表情豊かでおしゃべりもしているのにどうしてヒダリーくんが…と思わずにはいられませんでした。まだまだ自分でご飯も食べて排泄もしっかりして結石の手術も乗り越えてくれたヒダリーくん。どうするかは私の決断になります。もし、こちらの投稿を読んで同じ病気の子をケアした事のある方がいらっしゃいましたらどんなケアをされたのか教えていただけると嬉しいです。ヒダリーくんにとって最善のケアをし続けたいと思っております。




