今回は中の人として活動している、井立由紀さんのご紹介です!ぜひお読みください。 私、多田紀子が事業化しているオンライン言語リハビリ「ことばの天使」では、リーダーとして活躍している井立由紀さん。もちろんNPO法人Reジョブ大阪の仕事にも、巻き込まれています(笑)彼女は普通の言語聴覚士ではつまらない!と、青年海外協力隊に参加したり、Mrs.Globe2023の世界大会に日本代表として出場し渡米した経験の持ち主 。帰国後、「ことばの天使」ほぼ常勤状態でお仕事しています。先日、Mrs.Queeen(ミセスコンテスト日本大会)のクリスマスパーティーではクラウドファンディングの宣伝もして頂きました! ちなみに、この日、彼女は司会なのに、前日まで「脳に何かがあったとき」をもとにした研究のまとめミーティングに拘束、新幹線内で打ち合わせとなりました。「だんだん紀子先生になってきた・・」とラインが届きました、笑私、学会シンポジウムの打ち合わせも、新幹線内でしたからね~井立さんは、クラファンが多くの方に届くように、とても見やすいフライヤーを短期間で作り上げました!こちらのクラウドファンディングでは、少し読んでみたい方向けのPDFや、最新12月号が届くリターン もご用意しています。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。
今回は、インタビューを受けてくださったこゆりさんのご紹介です!当事者インタビュー冊子「脳に何かがあったとき」のおわりのページを飾るのはイラストライター「こゆり」さんと、ご主人の日常を描いた4コマ漫画です。題して「ダーリンはかわいい失語症」ご主人は、流暢性の失語症です。言葉がでにくいだけでなく、聞くのも難しいです。出てきた言葉が違う言葉になっていたり、音がちがって日本語にない言葉になっていたり言語聴覚士が見ていると、「典型的だな」と思うのですがそうしたご主人と、こゆりさんの日常が素敵すぎるのです!失語症がある人と生活すると、こういうことがあるのかと学びになるだけでなくそれを楽しむ、愛情あふれる様子が、ほっこりします。そんなこゆりさんに質問してみました。Q 失語症があるダーリンとの生活はどうでしょうか?コミュニケーションが大変ですか?A 伝えようとしている言葉がわからない時も多いのですが、毎日クイズしてるみたいで楽しい。Q ダーリンとの生活をイラストを描こうと思ったきっかけは何でしょう?A 主人が入院している時は、コロナで面会制限があって、会えなかったのです。 退院してきて、家族で暮らせるって嬉しいなと思ったのです。 そこで、新しい生活のはじまりに些細な事にも大喜びできるこの感覚を大事に記録しておこうと思ったことがきっかけです。 何か出来ることが当たり前だと思わないようにと考えました。 病院に運ばれた時、生きててくれてただけでありがたいと心から思いました。 入院の間、ほとんど会えない日があって、そのあと退院してきた。毎日一緒にご飯が食べれる事 、おはよう、ただいま、おやすみが言えること、そんな日々の暮らしに感謝だと思っています。 日常生活に慣れてきて、介護に文句や愚痴が出そうになった時にこのイラストメモはきっと役に立つ、将来の自分へのエールのために記録しています。Q こゆりさんが大切にしていることは何でしょうA 待つことですQ この冊子をどんな人に届けたいでしょうかA 脳の病気の後遺症のこと、 黙ってたらわからない見えない障害、失語症について 知らない人に、知るきっかけを届けたいと思っています。笑顔がとっても印象的で、柔らかなイラストで癒しを与えてくださるこゆりさん。こゆりさんの4コマ漫画は、毎月冊子で読むことができます!こちらのクラウドファンディングでは、少し読んでみたい方向けのPDFや、最新12月号が届くリターン もご用意しています。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。菊澤デザイン事務所こゆりお問い合わせ電話 090-1917-2381〒574-0077大阪府大東市三箇6丁目17番19号TEL&FAX 072-875-9025E-mail kikuzawa@maia.eonet.ne.jpHP koyuri.jpnote https://note.com/koyuri_note/
今回は、インタビューを受けてくださった小川伸一さんのご紹介です!ぜひお読みください。2021年10月号 小川伸一さん ーインタビューを受けた感想はいかがでしょうか取材を受けて良かったことは、自分の長い37年の障害者人生の想いや体験したことをライターさんが上手くまとめてくれたことです。自分では出来なかったので、涙が出るほど感動したし、とてもありがたかったのです。上司が変わるたびに一冊手渡して読んで貰っています。見えない障害は健常者には想像もつかないほどの経験ですので、理解して貰うためにとても苦労していましたので、とても助かっています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー小川さんは、ご自身でオリジナルのフォトブックを作成し、見えない高次脳機能障害の認知を広める活動をしています。こちらのフォトブックを、1冊から購入できるリターンもご用意しています。ぜひお手に取ってご覧ください。
今回は、プロジェクトの中の人、校正・事務を担当している岩崎正枝さんのご紹介です!ぜひお読みください。Reジョブ大阪の冊子校正・事務を担当してます、頚髄損傷の車いすユーザーです。RESTA の就労オンラインスクールを受け、Reジョブのお仕事に携わるようになりました。冊子を担当するようになり、障害こそ違えど、今まで当たり前にできてたことが出来なくなった絶望や苦悩、そしてそんなつらさを抱えながらも懸命に生きる当事者の方々のインタビュー記事には、本当に胸が熱くなる思いです。校正しながら何度も何度も読み返し、羨ましいような、ちょっぴり悔しいような複雑な思いに駆られることもしばしば。ですが、障害当事者として共感できることも大変多く、同じように苦しみを分かち合えたり、インタビュイーの方のリアルな言葉に励まされ、勇気をもらえることもとても多いです。校正しながら思わず涙することもありました。それほど、この冊子には当事者にしか語れない強さと真実があるのだと思っています。上から目線でもなく、遠い存在でもなく、同じ当事者だからこそ分かり合える、やさしさと愛にあふれた冊子です。多田先生執筆の《ケーススタディ》も、決して誰かを評価するものではなく、温かく見守ってくださるコメントで、「こんな私でもいいんだ」となぜか自分が認めてもらったようで、毎回ほっこりしながら校正しています。すっかり、冊子の1ファンです。私自身、障害を負ってから「諦める」ことが山ほどありました。行きたいとこ、やりたいこと、再び歩けるようになること…数えきれないほど諦めてきました。天職と思えるほど大好きだった接客の仕事も、車いすになって諦めました。ですが、今こうしてReジョブのお仕事をさせていただき、喜びとやりがいを日々感じています。障害をおい、できないことが圧倒的に多くなり、人に頼ることばかりが増えましたが、だからこそ、働くことの喜びや楽しさをより強く実感しています。足が動かない私でも、こうして誰かの役に立つことができる。私が働くことで、誰かを助けたり、喜ばせることができる。Reジョブの仕事は、私にとって、とても大きな自信になりました。多田先生には本当に感謝の思いでいっぱいです。高次脳機能障害の方の復職率は20%とも言われています。失語症の方では5〜16%とも…ですが、”働く”ということだけでなく、その人がその人らしく生き生きと活躍できる場所、生きがいややりがいを見つけることは、決して諦めなくてもいいのだと、この冊子を読み、しみじみと感じています。このクラウドファンディングを通して、沢山の方にReジョブを知っていただき、冊子「脳に何かがあったとき」を、ひとりでも多く、障害に苦しむ当事者の方やご家族、支援者の方、そして、障害を知らない方々にも読んでほしいと願っています。岩崎さんが校正している冊子「脳に何かがあったとき」。こちらのクラウドファンディングでは、少し読んでみたい方向けのPDFや、最新12月号が届くリターン もご用意しています。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。
今回は、プロジェクトの中の人、ライターの徳田博丸さんのご紹介です!ぜひお読みください。ー取材をしてみて、いかがでしたか「失語症」という言葉を聞いたことがあったけれど、「高次脳機能障害」の事は取材をすることになるまで全く知りませんでした。取材の中で「なってしまったのはもう仕方ない」と当事者がよくおっしゃいます。そしてこの障害に向き合い、前向きに生きていくお話を聞くたびに、【今を生きる】という意味を深く考えさせられる取材になっています。当事者や家族の苦労や大変さばかりピックアップされがちですが、その一瞬一瞬をどのように感じ、今をどのように生きているのかを伝えることができたらと思い、取材執筆をさせていただいています。私のライターとしての役割は、①高次脳機能障害を広く伝える②取材対象者の生き様を伝える そして③予防と対策までお伝えできたら嬉しいと思っています。