~私が「森の放し飼い」にこだわる理由⑤~みなさん、おはようございます!最近、森を駆け回る娘たちを観察していて、ハッと驚かされることがあります。それは、彼女たちの頭の上で揺れる「とさか」の色。以前にも増して、ツヤツヤと輝くような、とても鮮やかで美しい赤色になっています。実は、鶏にとって「とさか」は単なるチャームポイントではありません。厳しい自然環境の中で「生命を維持し、群れの社会性を保つ」4つの重要な役割を担っています。1.体温調節(ラジエーター機能)汗をかけない娘たちは、とさかに風を当てて熱を逃がし、体温をコントロールします。2.健康状態のバロメーターとさかの色やツヤには、血液の循環や日々の栄養状態がダイレクトに映し出されます。3.個体認識と群れの絆視覚が発達している鶏たちは、とさかの形や大きさで仲間の顔を見分け、群れの秩序や社会性を保ちます。4.生命力のアピール鮮やかで立派なとさかは、生命力に満ち溢れている証。より強い命を次世代へ繋ぐための大切なシンボルです。つまり、真っ赤でハリのあるとさかは、血流が良く、娘たちが森の仲間たちとストレスなく心身ともに健康に生きている何よりの証拠なのです。では、なぜここまで鮮やかになったのでしょうか?その秘密は、森が与えてくれる「多様な恵み」にあります。娘たちは、私が毎日手作りしているごはんに加えて、森の中で自分たちの好みの「ごちそう」を自由に見つけます。落ち葉の下に潜むミミズやバッタを追いかけて良質な動物性タンパク質をとり、足元に生える野草や森の木々の若葉をついばんでビタミンやミネラルを補給し、時には落ちてきた木の実を嬉しそうに丸飲みしています。ここで重要なのは、娘たちがその日の自分の体調に必要なものを、本能で選んで食べているということです。これを「栄養の自己選択」と呼びます。通常の飼育方法では、人間が計算して配合した均一なエサしか食べられません。しかし「森の放し飼い」環境では、娘たちの本能が「今日はもっとミネラルが必要だ」「今はタンパク質が欲しい」と感じ取り、森という巨大なバイキング会場から、その時に一番必要な栄養をピンポイントで探し出すことができるのです。娘たちの管理栄養士である私が、どれほど緻密に栄養を計算してもこの「大自然の摂理」と「生命の直感」には到底かないません!森の多様な恵みを自ら選び取り、お腹いっぱい食べているからこそ、血液の隅々にまで豊かな栄養が巡り、あの鮮やかな真っ赤なとさかが作られているのだと確信しています。大自然のエネルギーを自ら取り込み、内側から輝くような健康を手に入れた娘たち。そんな彼女たちが産んでくれるからこそ、たまごはコク深く、生命の力強さがギュッと詰まっています。これからも、森と娘たちが織りなすたくましい生命の恵み。「しゅりたま」を誇りを持ってお届けしていきます。それではみなさん、今日も良い1日をお過ごしください。#しゅりの森自然農園 #しゅりたま #アグロフォレストリー#森林放し飼い養鶏 #アニマルウェルフェア #放し飼い卵#栄養の自己選択 #高知県 #三原村 #生産者



