地震のひどい揺れで、工房で製作途中だった品や、塗り上がったばかりの品、修理でお預かり中の品などが全て棚から落ち、散乱してしまいました。余震が続く中、品物の安全確保のため急いで拾い集めて箱に収納したため、さまざまな製品が混ざり合ってしまいました。そんな品々を箱から取り出して、一つ一つ状態を確認して記録を取りながら伝票と照合して、元の製造ラインに戻すための作業を続けています。一つ一つ慎重に品物の状態を確認していきますこの後工房での製作が再開したら、キズがついた品は工程を戻して塗り直し、完全な輪島塗としてお客様のもとへお届けできるように製作を進めていきます。チェックした品物を整理してまとめています
皆様のおかげで、1,500万円という大きな金額に届くことができました。本当にありがとうございます。日々復興作業に向かう私たちにとって、皆さまからの暖かいお気持ちが何よりの励みとなっております。不安と逡巡の中から始めたプロジェクトでしたが、予想以上に多くのご支援をいただき、心から感謝申し上げます。プロジェクトはあと残り2ヶ月弱、4月30日までとなっておりますので、さらに幅広くご支援を賜れましたらとの思いから、新たにネクストゴール2,000万円の目標を設定することといたしました。報道ではM7クラスの余震の可能性も指摘されており、安心して暮らせる日はまだまだ遠そうですが、工房では少しずつ仕事の再開に向けて作業を続けています。将来を見据えて今動き出さなければならないこと、解決しておくべきことも見えてきておりますので、悔いのないよう日々努めていきます。皆様からいただいたご恩に報いることができる日を、1日も早く迎えたいと思っております。どうか引き続き、皆様からの暖かいご支援を賜れますようお願い申し上げます。
リターン品の中から、ホットカップをご紹介します。こちらの商品ができたのは1983年、もう40年以上前になります。当時、店内のインテリア、使用する器も全て輪島塗で製作した「漆カフェサロン 花ぬり」を2店舗開設し、そこで使用するためにデザインしました。長年多くのお客様をお迎えしたカフェは残念ながら2011年に閉店となりましたが、ホットカップは今も多くのご注文をいただき、当社のロングセラー商品の一つとなっています。手にも柔らかくなじみ、わずかに反った上縁を口に当てると、なめらかな漆の肌はどこまでも唇に優しく、お茶やコーヒー、ミルクなどどんな飲みものも一段と美味しくしてくれます。名前は”ホット”ですが、もちろん冷たいものにもご使用いただけます。一人で気軽に楽しむことも、お客様のおもてなしにもお使いいただけるカップです。【サイズ】φ77*h72【木地】天然木【塗料】漆塗り
今回のプロジェクトにたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございます。皆様のおかげで、開始1週間で当初の目標の1,000万円を達成することができました。社員一同、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。皆様からいただいたメッセージを一つ一つが、私たちの何よりも大きな力となっております。プロジェクトは4月30日まで継続しますので、できるだけ幅広く皆様からのご支援の力を行き渡らせたいとの思いから、ネクストゴールとして1,500万円の目標を掲げることといたしました。元日の地震から2ヶ月が経ちましたが、輪島市内はほぼ同じ光景のままです。大きな余震への不安も消えません。ですが、皆様からいただいたご恩にできる限り報いるために、日々努めていきたいと思っております。どうか引き続き皆様からの暖かいご支援を賜れましたら幸いです。
プロジェクトの開始から1週間で、当初の目標金額の1,000万円に到達いたしました!ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。当社として初めての試みで不安もありましたが、こんなにも多くの皆様の暖かいお気持ちを頂戴し、日々復旧作業にあたっている社員一同、本当に心からの感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の応援、激励のメッセージを一つ一つ読んで、輪島塗の復興への強いご期待を感じております。たくさんのご支援いただいたことで、私たちには皆様のご期待に応える大きな責任も生じます。当社のみならず、一緒にものづくりに取り組んできた職人たち、輪島塗業界全体の再建を目指し、更に気を引き締めて復興への努力を粘り強く続けてまいります。現在、ネクストゴールの設定を検討しております。今後もこの活動報告で、またInstagram、X、Facebook等でも発信を続けていきたいと思っています。どうか引き続き、末長くプロジェクトの応援、また拡散へのご協力をいただけましたら幸いです。(株)輪島屋善仁