みなさん、こんばんは。事務局のともです。今日はリターン品に関するご報告です。NPO法人「ぷるすあるは」さんのイラスト提供のもと制作している「ふだん使いのセルフケア」クリアファイルですが、完成まであと一歩のところまできました。子どもたちが自分の感じていることを大事するための、また、生きづらさを抱えた時のヒントになるもの、そして、誰もが手にとって、自分のセルフケアとして使っていただけるものにしたいと、ぷるすあるはさんのお力もお借りして、リヴオンメンバーでも、考えて、感じて、実践しながら、検討を重ねてきました。そして間もなく入稿です。6月中にお届け予定でしたが、お手元に届くのは7月に入ってからになりそうです。お待たせして大変申し訳ございませんが、きっと喜んでいただけるとおもっています。もうしばらく、そして楽しみにお待ちください。
みなさま、こんばんは。リヴオン事務局です。今日はリヴオンがつくっているPodcastの番組「ゆるやか死生学」の最新エピソードをご紹介します。シーズン2は「自殺・自死」をテーマに探求しています。前回まではゲスト回として、静岡県伊豆の国市にある正蓮寺住職、渡邉元浄さんをお招きしてお話をお聞きしました。今回は研究編で、現代社会学の父として知られるエミール・デュルケームの『自殺論』についてお伝えしています。難しそうですか?大丈夫ですよ。てるみんがゆるやかにほぐして話してくれます。デュルケームが『自殺論』を書いたのは1897年ですが、「なぜ人は自殺をするのか?」ということを「個人」のみに帰すのではなく「社会」の要素を丁寧に検討しました。19世紀末にすでにこうした捉え方があったことに驚かされますが、果たして今はどうでしょうか。私が今回のエピソードで最も心が動いたのは、てるみんも「『自殺論』の画期的なポイント」と話していますが、自殺には自らいのちを絶った本人にも気づいていない要因があるとデュルケームが述べている点です。それを聞いて、自殺で亡くなった大好きだった人を思い出して泣きました。学生時代に読んだ(はずの)『自殺論』をもう一度読み直してみようと思います。みなさまのご感想もお聞かせいただければ嬉しいです。※「ゆるやか死生学」は以下のプラットフォームからお聴きいただけます。SpotifyAppleYoutube
こんにちは。リヴオン事務局です。みなさま、お待たせしました!リターン品のひとつ”生き心地ラインステッカー”が完成しました。「生き心地ライン」とは、「いのちの授業」で、日常の中の自分の「生き心地」を確認するワークに使っているイラストです。あのときの自分の「生き心地」はどの辺りだった?今はどうかな?明日はどの辺だとおもう?そんな問いかけから、いのちの授業では、このイラストに「この辺りかな?」と自分の生き心地を書き込んでいきます。「辛いな」「しんどいな」とか「気分がいいな」「今日は体調がいいな」と思うことはあっても、その状態がどれくらいなのかまで意識を向けることはあまりないのではないでしょうか。このイラストのくまの姿に自分の状態を重ねてみると、「しんどいなと感じていたけれど、昨日よりは笑っているくまさんに近いかな」とか「楽しいけれど、体は疲れていたな」と気づけることもあるかもしれません。「生き心地」を意識してみるとセルフケアがしやすくなります。「疲れ気味だから早めに寝よう」とか「あの人をランチに誘っておしゃべりしよう」とか「このイライラをカラオケボックスで発散する」とか自分が自分にしてほしいなと望んていることを差し出しやすくなるかもしれません。いのちの授業を実施した学校の先生から、「このイラストを机に置いて毎日自分の生き心地を確認するようになりました」と教えていただいたことがあります。そうか、このイラストが身近にあったら、ふとしたときに自分の様子に意識を向けることができるんだなと、今回リターン品でステッカーにすることを思いつきました。ステッカーをつくる段階では、「いつも手にしているスマホに貼れる大きさがいい」「私は大きめのステッカーをPCに貼りたい」「四角だけではなく丸い形もあったら嬉しい」などなど事務局メンバーのおもいもそれぞれで、ならば大きさも形も違うステッカーをつくろう!と今回のデザインになりました。この可愛くてやさしいイラストは、名古屋市にある教西寺坊守の三宅千空さんが描いてくれました。千空さんはこれまでにもリヴオンでたくさんのイラストを描いてくださっています。例えばクラウドファンディングのこのイラストも千空さんの作品です。ステッカーを手にされたみなさまにも、いつも傍にあってほしいなと感じていただけるイラストではないでしょうか。リターン品がステッカーのみの支援者のみなさまには5月29日に発送しています。ここから、クリアファイル、ポストカード、セルフケアカードを順番につくっていきますので、そちらも希望されたみなさまにはお届けまでもうしばらくお時間をいただきます。”生き心地ラインステッカー”はいかがでしょうか?みなさまの感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。
みなさん、こんばんは。リヴオン事務局です。4月15日にクラウドファンディングが終了し、その一週間後の4月23日に、「お礼とこれからの会」を実施しました。リアルタイム配信時にご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。この会は、クラウドファンディングを進めてきた、てるみん(リヴオン代表)、アンディ(世話人)、とも(ライティング他)、ユミユミ(グラフィックデザイン)の4人が、支援してくださった方、応援の声を届けてくださった方、周りの人に伝えてくださった方、子どもと自殺についておもいを巡らせてくださった方へ、何よりも感謝の気持ちと、クラウドファンディングの裏側で起きていたこと、そして、リブオンがクラウドファンディング後のこれからをどんなふうに考えているのかを、お話しさせていただきました。開催から動画配信まで一ヶ月以上が経っていますが、このタイミングで、もう一度みなさんと一緒にクラウドファンディングを振り返ることができたら、そして、リヴオンが考える「これから」をみなさんがどのように受け止めてくださるのかをお聞かせいただけたら嬉しいです。それも、来週〜6月初旬にかけて、いよいよ「これから」が動き出します!リターン品の一部をみなさんのお手元に届けたり、いのちの授業の講師養成に関するリリースをおこなう予定です。「お礼とこれからの会」は4人が気軽におしゃべりしている会ですが、その分、台本もなく、そのままの気持ちをお伝えしています。みなさんもお気軽に、お茶を飲みながら聞いていただければ嬉しいですし、お気持ちやお考えが浮かんできましたら、是非お聞かせください。みなさんとともに「子どもと自殺」について考え、取り組んでいきたいと思っています。●お礼とこれからの会●みなさんのお声をこちらからお聞かせください
こんばんは。リヴオン事務局です。まだ5月ですが、「夏日」という言葉を耳にするようになり、強い陽射しと汗ばむ陽気に夏の始まりを感じています。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。今日はクラウドファンディングの寄付者のみなさま限定ワークショップの開催後報告です。私たちはリターンを通して、寄付者のみなさんの日常に少しでも、いのちへのまなざしやセルフケアのヒントを届けたい。また、私たちや私たちの取り組みと、コミュニケーションを続けられる関係が作れたらと願ってきました。そうしたおもいの中、「リターン協力するよ!」と言ってくださる協力者と寄付者のみなさんを繋ぐ「寄付者限定ワークショップ」を企画しました。多くのみなさんから参加希望をいただき、5月に二つのワークショップを開催することができました。5月10日は内田範子さん(のりちゃん)による「自分をケアし、レジリエンスを育てるマインドフルネス」でした。のりちゃんから最初に「他者のストーリーは脇に置いて、自分の体験を持ち帰ってください」とお話がありましたが、のりちゃんのナビゲートのおかげで、自分の「今」「ここに」に意識を向けられる時間でした。そして、自分が大切に感じているものを「描いてみる」という体験、それを仲間とシェアする時間は、ワークショップだからこそ味わえるものでした。そして5月13日には林昌寺副住職の野田芳樹さん(杏さんに)による「仏教に学ぶセルフケア&坐禅会」を開催しました。平日の朝6時スタートに、「眠いな」「落ち着けるかな」という不安もありましたが、杏さんの声に出会うと、すぅーと穏やかな気持ちになれました。清々しさもあり、まるで雨上がりの新緑の中にいるようにおもえた杏さんのお話、そして「ゆったり寛ぐ」ことを大切にしましょうというお言葉のとおり、リラックスできる坐禅を体験できた、とてもとてもやさしい時間でした。杏さんの「仏教に学ぶセルフケア&坐禅会は6/9(日)20:00〜21:00に2回目が開催されます。お申し込みいただいているみなさまはどうぞ楽しみにお待ちください。どちらのワークショップも「いのちへのまなざしやセルフケアのヒント」をお届けできたのではないかなと思っています。そして、オンラインにもかかわらず、参加者のみなさんと一緒にいることを感じられ、とても嬉しかったです。こんなふうにみなさんとつながれる機会をまた持てたら、と思っています。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!