行武さんと知り合ったのは、ワークキャリアが開催している「田舎フリーランス養成講座(以下、いなフリ)」に参加したのがきっかけでした。いなフリは、地方に1ヶ月滞在しながらWebスキルを身につける合宿型のスクールです。僕は会社を辞めてフリーランスになろうとは決めたものの右も左もわからず、まずは色々なWebスキルを学んでみようと思ったのです。僕が参加したのは2017年10月に千葉県いすみ市で開催された講座。その1ヶ月の滞在を経てWebライターとして独立することになるのですが、控えめに言って人生の転機となった、かけがえのない1ヶ月だったと思います。そこで生まれたフリーランス仲間の繋がりは今なお続いており、それは他では決して得られるものではありません。行武さんは僕がいなフリを卒業して間も無くワークキャリアにジョインされたと記憶しています。実を言えば行武さんとの直接の接点はそれほど多くなく、オンラインやSNSでのやり取りがメインでした。それでも行武さんの雰囲気やユーモア、言葉の端々に滲むあたたかさのようなものがとても好きで、一緒に仕事をさせていただく機会を得たときは本当にうれしかったです。応援メッセージで行武さんが書いてくれたように、2022年の年末に行武さんがゲストハウスに泊まりに来てくれました。じっくり話をしたのはそこが初めてだったのですが、数時間後の感想としては「ぜんぶ思った通りの人だった!」です。それほどまでに行武さんの考えや価値観を理解できていたことにうれしさを覚えつつ、それはおそらく僕と行武さんの目指す方向が似ているからかもしれないな、とも思いました。とにもかくにも、これからもきっと行武さんとの接点は増えていくに違いありません。そんな未来を楽しみにしつつ、まずはこのポートカケガワを軌道に乗せたいと思います。行武さん、本当にありがとうございました!以下、今回行武さんより頂いた応援メッセージとなります。---------------------------------2022年年末。ハマさんお手製の静岡おでんをつつきながら、ポートカケガワの構想について夜遅くまで語り合いました。私たち大人が子どもたちに残せること、手放さなければ掴めないものがあること、ハマさんがこれから賭けたいのはポートカケガワであること。あのとき頭の中にしかなかったポートカケガワが、とうとうオープンを迎えるのですね。本当におめでとうございます。これまで合宿型キャリアスクールや職業訓練校を通してキャリア支援をする中で、「自分の人生の舵を取りたいから」と泥臭く考え行動する大人たちにたくさんの勇気をもらってきました。その中の象徴的な1人がハマさんです。会いたい関わりたいと、人が自然と周りに集まる人気者。もちろん取り組み自体の魅力もあるでしょうし、何より強さも弱さもひっくるめたハマさんの生き様からみんな勇気をもらっているんだと思います。きっとポートカケガワでもその引力に導かれて、よく笑いよく泣きよく働きよく遊ぶ人たちが集まってくるんでしょう。そんな心踊る場所から明るい未来ができないわけないですよね。私もその未来を作る仲間のひとりでありたいな。だってハマさんが作った場所に関わっていたいから!---------------------------------
松田さんとは、前職の株式会社ダイナム勤務時代に知り合いました。ダイナムはパチンコホールを全国に展開するアミューズメント会社です。僕は大学卒業後にダイナムへ就職し、ホールスタッフから店長、統括業務など、13年にわたりさまざまな仕事を経験させてもらいました。ちなみに松田さんとは直接の上司部下というわけではなく、同じ職場で働いたことはありません。松田さんはめちゃくちゃエリートで、「ホールスタッフから叩き上げで初めて役員までのぼり詰めた人」として、現場社員のヒーロー的存在として知られていました。僕も上司が松田さんについて誇らしげに話すのを聞きながら、直接会ったことはないけれどなんとなく憧れの存在として意識していました。そんな松田さんと何で知り合ったのかというと、実は仕事以外の部分だったのです。ダイナムは大きな会社で4,000人くらいの社員がいましたから、気の合う仲間でグループを作って休みの日に遊んだりすることがありました。僕は上司との繋がりから、松田さんが参加するBBQイベントや登山部などに参加させてもらう機会を得ます。そんな場でお会いすると松田さんはざっくばらんに話しかけてくれて、僕はいつも恐縮していたのですが、理想の上司像として松田さんへの信頼は募っていきました。あるとき「松田さんが会社を辞めるらしい」という噂を耳にします。松田さんは会社を愛していましたし、そこで働く仲間を何よりも大切にしていました。「まさか松田さんが辞めるわけはない」そう思っていたところ、やはりその話は本当で、松田さんはそのまま退職されていったのです。僕は末端の社員なので、なぜ松田さんが辞めたのか知り得ませんでしたし、なんとなくその理由を探るのも嫌でした。松田さんが決めたことなのだからそれはきっと取るべき選択だったのだろう、そう思っていました。でも胸がぽっかりと空いたような、悔しいような寂しさを感じていたのも事実です。*会社を辞められた松田さんが、2016年の夏に那須でRestaというホテルを開業したことを知ります。松田さんは登山が好きでしたし、自分の好きな場所を次のステージに選ばれたのだなとうれしく感じました。そしてその1年後、僕は単身赴任をきっかけに会社を辞めることを決意。会社を辞めてまもなく、僕は松田さんのホテルを訪れました。開業のお祝いと自身の退職を報告するためだったのですが、そのとき松田さんが「(僕が会社を辞めたのは)俺が辞めたからじゃないよね…?」と心配していたのをよく覚えています(笑)そこからさらに2年後、僕はゲストハウス「どこにもない家」のオープンを決めます。松田さんにそのことを報告すると、オープン前にご夫婦で泊まりに来てくださり、囲炉裏を囲みながら色々な話やアドバイスをいただくことができました。そうやっていつも先を歩きながら、要所要所で励ましをいただけるのが松田さんという存在なのです。今回もこうやって温かなメッセージをいただくことができ、本当にうれしいです。松田さん、いつも応援をいただきありがとうございます!!以下、松田さんより頂いた応援メッセージとなります。---------------------------------長濱さんとは以前の職場で一緒でした。私の方が一足先に会社を辞めたのですが、人づてに辞めたことを聞いて、まだ小さい子供もいるのに勇気ある決断をしたなぁと感心しておりました。その後の掛川での地に足をつけながら多岐にわたる活動をしている姿は本当に逞しく思います。今回の取り組みを聞いてとても意味のある活動だと思いました。何より、自分がやりたいことをやっている姿を未来の子供たちに伝えるというスタンスに共感します。リスクを恐れず1歩前に動き出した彼を全面的に支持します。皆さんも一緒に応援しましょう!---------------------------------
ポートカケガワのお披露目イベント「オープンDAY」の第3弾を開催します!オープンDAYはポートカケガワの施設内を自由にご覧いただける特別な日です。開放時間は10:00〜18:00まで。ぜひこの機会にポートカケガワに足をお運びいただき、施設の雰囲気を感じとってください。代表の長濱が常駐していますので、わからない点は何でも聞いてくださいね。また今回は「レジデンスメンバーPRESENTS」企画と称して、ポートカケガワのレジデンスメンバーである、NPO法人ESUNE 斉藤雄大さんの活動を紹介します。斉藤さんは能登半島の復興支援に従事しており、約5ヶ月間現地で支援を行なってきました。その体験を踏まえて、これからの能登と静岡の繋がり、そして静岡における防災の在り方についても考えてみたいと思います。懇親会では、斉藤さんがセレクトしてきた能登半島のグルメも楽しみつつ、食べて飲んで能登半島の復興を応援しましょう!★こんな方におすすめ・ポートカケガワに行ってみたい・興味がある・防災・コミュニティづくりに興味がある・レジデンスメンバーについて知りたい・ゲストの話を聞いてみたい《斉藤雄大さんプロフィール》NPO法人ESUNE事務局長・理事斉藤雄大(さいとう ゆうだい)1994年生まれ。掛川市在住。大学卒業後、信金職員を経て、中間支援NPO法人で地域の内外をつなぐ活動に従事。2024年3月より能登半島の復興支援で現地団体へ出向。掛川では地域に暮らす外国人の方々と街中でご飯を食べたり、畑をやったり、日本語教室を開いたり、世代・文化・地域を混ぜる活動をしている。《レジデンスメンバーPRESENTS企画概要》日時:7月20日(土)18:00~19:30 (終了後、希望者のみ懇親会あり)参加費:無料(懇親会費:一般 3,000円、レジデンスメンバー 1,500円)定員:30名会場:掛川市連雀1-1-2F→申し込みフォーム皆さまのご参加をお待ちしております!
梅田さんとの出会いは、LivingAnywhere Commons伊豆下田(以下、LAC伊豆下田)です。残念ながら昨年LAC伊豆下田は閉業してしまったものの、地元で活動する仲間がクラウドファンディングを立ち上げ、新たな拠点として再生すべく挑戦中です。本クラウドファンディグとあわせて応援いただけますと幸いです。*昨日お伝えした、2019年6月に参加したLAC伊豆下田でのワーケーション合宿。そこで当時コミュニティマネージャーをされていたのが梅田さんでした。会えばわかりますが、梅田さんはとにかくアゴが長く明るく、夏の太陽のように陽気な方です。ワーケーション合宿では“お仕事”がセットになっていて、参加者は用意されたいくつかの仕事から自分でやってみたい仕事を選ぶことができました。そして僕はたまたま梅田さんのインタビュー記事作成を担当することになります。そのときに書いた記事がこちらです。当時の僕は「これからもライターとしてやっていけるのか」「もしかしたら自分の選んだ道は間違っていたのでは」そんなモヤモヤを感じていました。でもそこでのインタビューで梅田さんが話されていたこと、その内容すべてが僕個人への応援メッセージのように感じたのです。何よりも、僕と同じように家族を抱えながら未知の領域へ楽しそうにチャレンジする梅田さんに大きな勇気をもらいました。そんな出会いがあった場所がLAC伊豆下田でした。そのときに感じた「こんな場所が掛川にもあったらいいのに」という思い、それがポートカケガワにつながっています。あれから5年。ようやくそれを形にすることができたのですが、奇しくも梅田さんも新たな場づくりに取り組まれていて、お互い「なんだか似たことを同じタイミングでやっているな〜」と感じさせられるのが梅田さんと僕の間柄です。梅田さん、いつもグッドなビートと温かい応援をいただきありがとうございます。僕も梅田さんのチャレンジを応援しています!以下、今回梅田さんより頂いた応援メッセージとなります。---------------------------------首を長くして待ちに待っていた!「ポートカケガワ」がOPEN!代表のハマさんとは2019年6月に出会い、当時私の事を記事にして頂いたご縁で可愛いおじさん見ーつけた!って感じでポートカケガワもOPEN前に伺っています。なんだか彼と人生の起点が似ていて不思議と惹かれています。彼の人を引きつけるモノって・・・「会えばわかるよ」まさにこの言葉だと思います。また、面白いおじさんが新たな挑戦をすると聞いて!惹かれてしまったおじさんも応援しています。是非ポートカケガワに足を運んで下さい!一度ハマさんにあったら、必ずまた帰りたくなるそんな場所になっていきます。あっ私もそろそろ「ポートカケガワ」に帰ろう〜---------------------------------
小池さんとの出会いは、LivingAnywhere Commons(以下、LAC)です。LACはシェアハウスとコワーキングスペースの特徴をあわせ持つ「コミュニティ型多拠点コリビングサービス」を全国展開しており、小池さんはその事業責任者を担っていました。僕がLACを訪れたのは2019年6月。昨日お伝えした新しい働き方LABが、LACと共に伊豆下田でワーケーション合宿を企画し、そこに参加したのがきっかけでした。フリーランス2年目に入り、なんとなく閉塞感や行き詰まりを感じていた自分。モヤモヤを抱えながら伊豆下田で待っていたのが、新しい働き方LABとLACのメンバーだったのです。会社員という枠組みの中で、それでも自由に楽しそうに働く彼らを見て、「自分の働き方ももっと自由でいいのかも」と感じたことを今でも強く覚えています。そこでの体験がきっかけとなって、今まで手当たり次第何でも引き受けていたライターの仕事を取材・インタビューに絞り、こだわりを詰め込んだゲストハウスをオープンするなど、自分の仕事との向き合い方が大きく変化しました。そしてその後LACのコンテンツ制作やオンラインコミュニティの立ち上げを手伝わせていただくことになり、そこでの経験がポートカケガワにそのまま活きています。*仕事ができる人は、相手にも同様のレベルを求めやすくなるため、どうしても当たりが強くなるケースがあります。でも僕が見ていた小池さんは、どんなに厳しいポジションにいようとも、常に相手を気づかい、明るく前向きに、軽やかに仕事をされていました。「小池さんはなんだか不思議な感じの人だなぁ…」そう思っていたところ、2023年に小池さんが大病を患ったことを知ります。さらにその経験を経たことから小池さんは退職を決意。新たな道を進むことを決めました。現在は「社会を前進させることでやさしい世界をつくりたい」という想いのもとSquad(スカッド)LLCという会社を創業し、様々な活動を並走させながらスタートアップ領域の支援に邁進されています。すでに小池さんを慕って集まったメンバーは20名以上にのぼり、様々なプロジェクトがスタートしているとのこと。これまであらゆる事業立ち上げ経験を味わった、小池さんにしかできない、素晴らしいプロジェクトが今後も生まれていくことでしょう。またこの先どこかで、小池さんが作ろうとしている世界と、ポートカケガワが作ろうとしている世界が、面白い形で重なるタイミングができたら嬉しいなと思っています。小池さん、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします!以下、今回小池さんより頂いた応援メッセージとなります。---------------------------------『Commonsという共同体をDIO(Do it Ourselves) で創り上げるプロセスにこそ本質的なLiving Anywhereを手に入れられる。そこで得た経験と仲間が自分自身をより自由に、自分らしく生きられる力を与えてくれる。』そんな想いの事業黎明期から実際に体験し、作り上げてきた実践者のハマさんならきっと素敵な場所になるでしょう。ポートカケガワに巻き込まれて多くの方にGoodなターニングポイントが生まれることを祈っております!---------------------------------