画像は昨夜捕獲完了したTNR予定猫さん。ラリマーが管理を任されている緑地公園で暮らしています。明日の避妊手術と耳カットを済ませたら、地域猫として正式登録される予定です。今年も週1ペースで遺棄が続く緑地公園。その遺棄が行われるのは、人々が寝静まる夜。以前、深夜の張り込みをしてみたら、同じ車が何度も公園の駐車場に入ってきては、見られていると察してすぐ去っていくのを見ました。こんなふうに「見張ってるぞ!」アピールをすれば、遺棄は激減するのではないでしょうか。今月は橋の工事があり、夜間は公園に入れなくなっています。そのおかげで遺棄が激減しており、「ずっとやってくれればいいのに」とボランティア間で話しています。人目につきにくい真夜中に猫を棄てにくる輩は、夜間通行止めで封じられる。是非ずっとやっていてほしいものです。プロジェクト残り46日、現在の達成率21%。物販クラファンでありながら、リターンのない御支援を選択下さった方が12人もいらっしゃいます。ポストカード3枚セットは現在2人紙製ファイルは現在2人缶バッジ詰め合わせは現在0人書籍「保護猫物語」は14人上記リターンは8月末に締め切った後、9月に作成し、10月にお届け予定です。このプロジェクトは、All-In方式です。目標金額に関わらず、2024/08/31 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。
画像はTNRの避妊手術のため、餌やりさんが捕獲した猫。餌で釣ってケージに誘導しての捕獲でした。この猫さんは、6/24に手術した猫の母親です。さぞ凄まじく荒れるかと思いきや、小さく「シャー」と言うだけです。猛猫因子はどこから?!もしかしたら父方の遺伝子かもしれません。とはいえ油断禁物。猛猫対策用品を使ってお世話しています。緑地公園から逃走した猫たちの繁殖場所TNRは始まったばかり。今回の猫さんで3匹目になります。前の2匹は1歳、いずれもこの猫さんの娘で春に出産したのが初めてだそうです。他にも最近出産した猫がいるとの報告を受けました。その出産猫もこの茶白母さんの子で、手術済の2匹より後に生まれた猫とのこと。一体何匹繁殖しているのか……しばらくTNRを集中することになりそうです。こちらが手術済の娘2匹。こちらはその子供たち石垣島では譲渡があまり進まないので、東京行きです。ほたて・しじみ・あさり(海産物ブラザーズ)は東京で譲渡済。
6月30日の活動報告にてリリース報告した猫の話を、BIRDがアルファポリスにて執筆中の【八重山諸島の犬猫の話】より抜粋して以下に記しておきます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【猛猫リンネの物語】の主人公リンネは、TNRのつもりで捕獲された猫だった。 ラリマーメンバーのNKさんが餌付けして2週間ほどでケージ誘導捕獲に成功。 術前から術後の抗生剤投与期間だけ預かる予定だった。 ところが、密かに妊娠しており、なんと避妊手術予定日の前日に出産。 我が家で過ごした2ヶ月間、最初から最後までずっと、リンネは猛獣のように狂暴だった。 ケージから5cm圏内に手を近付けたら、ジャンプからのパンチがくる。 食器はウサギ用品のケージ固定タイプを付けたままにして、サランラップの芯を差し込んでドライフードをザラザラと入れていた。 サランラップの芯を噛むのでやがてボロボロになる頃、塩ビパイプと漏斗を組み合わせての給餌に切り替えた。 掃除のため猫トイレを出し入れする際は、手を入れると噛まれるのでマジックハンド使用。 荒々しい姿をSNSでUPしていたので、見た人は誰もが猛猫だと思った筈。 なるべく近寄らないように、猛猫アタックを避けるため、いろんな道具を使った。 仔猫たちは母に似ず穏やかで人懐っこかったので、生後1ヶ月半頃に預かりボラ宅へ移動させた。 現在の仔猫たちは、民宿の1室貸し切りで生活しながら、のびのびと成長し続けている。 リンネは仔猫と離して単独飼育した2週間、変わらぬパンチを飛ばしていた。 たっぷり栄養と休養をとらせて出産育児の疲労を回復させた後、TNRの避妊手術を済ませたのは6月24日のこと。 術後は病院搬送に使ったキャリーごとLケージに入れたら、引きこもって出てこなくなった。 6月30日にリリースしたときは、キャリーに篭ってるところをトングで扉を閉めてLケージから取り出し、車に積み込んで元いた場所まで運んだ。 このときもしっかりシャーパンだったので、我が家に滞在した期間中パンチしない日は無かったといえる。 リンネはまだ1歳くらいの若い猫だった。 元いた場所には、リンネの母や兄弟がいる。 リリースから1週間が過ぎた7月7日、リンネに仔猫の頃から餌やりしていた方から画像が届いた。 画像を見て、あまりの変わりように驚く。 撫でられてる?! 思わず二度見したよ。 我が家ではこんな姿は全く見たことがない。 ずっと威嚇とパンチの日々だったのに。 餌やりさんは動画も見せてくれた。 うちで暴れ続けた猛猫とは思えないスリゴロっぷり。 リリース後のリンネはとても穏やかで、餌やりさんにくっついて甘えていた。 元の場所に帰れた喜びが感じられる。 それを見たとき、僕はリンネを外へ返して正解だったと確信した。 屋外で暮らす猫たちは短命だ。 石垣島の野良猫や地域猫の平均寿命は2~3年程度、仔猫は半数以上が大人になる前に死んでいく。 だけど、リンネのように狂暴化する猫は、TNRして地域猫にするのが一番だ。 ストレスを感じながら長く生きるよりも、短くても楽しく生きる方がいいと思う。 リンネにはこの先、望むまま自由に生きてほしい。
一瞬オスかと思うような、凛々しいオーラ漂う猫さん。7月3日にTNRの避妊手術を終えたハナちゃんです。石垣島では、ウイルスの蔓延状況を調査する目的で、TNRの手術猫もウイルス検査を受けています。ハナちゃんも避妊手術時にウイルス検査をしてもらったところ、白血病(FeLV)陽性と判明しました。ハナちゃんが暮らす緑地公園は、常時100~150匹の地域猫がいる場所です。昔から遺棄が多く、今も週1ペースで猫の遺棄があります。ハナちゃんは今年捨てられた猫です。その白血病ウイルスは、どこから感染したのか?捨てられた元飼い猫がFeLV(+)とはどういうこと?飼い主は自分の猫が白血病ウイルスのキャリアであると知っていながら、緑地公園に棄てたのでしょうか?石垣島では、2020年頃から白血病陽性猫が検査で見つかるようになりました。FeLV(猫伝染性白血病ウイルス)がいつ石垣島に上陸したのかは分かりません。以降、年々キャリア(陽性)猫が増えています。石垣島のT動物病院で白血病ウイルス陽性と診断された9番目の猫。この後すぐ10番目が現れました。
5/2 申請が通り、リターンに缶バッジを追加しました。材料の関係で5セット(6コ入り)限定です。缶バッジの画像になった6匹のうち、2匹(カツオとファミマ)が現在トライアル中です。マロは腎臓病を発症して、現在は点滴生活中です。チョビタは生後2ヶ月くらいの仔猫時代に保健所に入り、ラリマーがレスキューしましたが今も里親希望者はありません。保健所収容時のチョビタ。ビビリで隅っこに下がってしまう子。現在のチョビタ。だいぶ人馴れしましたが、知らない人に対しては警戒します。令和4年に生まれた「元・仔猫」チョビタ、里親さん募集中!缶バッジの残り2匹、さくら&むぎ(スリゴロ女子たち)も里親さん募集中です。