Check our Terms and Privacy Policy.

「東京ストリートカウント」1000人がホームレス問題を考えるきっかけを作りたい!

東京にはどれだけの人がホームレス状態にあるのか?はじめて明らかにした取組みが「東京ストリートカウント」です。見えにくい問題だからこそ、皆で「見ようとすること」自体が解決への重要なアクションだと思います。深夜に自分の足で歩き、普段と違う街をみて、東京がどんな都市になればいいか、一緒に考えましょう。

現在の支援総額

743,000

74%

目標金額は1,000,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/07/02に募集を開始し、 98人の支援により 743,000円の資金を集め、 2018/08/05に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

「東京ストリートカウント」1000人がホームレス問題を考えるきっかけを作りたい!

現在の支援総額

743,000

74%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数98

このプロジェクトは、2018/07/02に募集を開始し、 98人の支援により 743,000円の資金を集め、 2018/08/05に募集を終了しました

東京にはどれだけの人がホームレス状態にあるのか?はじめて明らかにした取組みが「東京ストリートカウント」です。見えにくい問題だからこそ、皆で「見ようとすること」自体が解決への重要なアクションだと思います。深夜に自分の足で歩き、普段と違う街をみて、東京がどんな都市になればいいか、一緒に考えましょう。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

こんにちは、ARCHの片田です。 本日7月23日、ビッグイシュー日本さんのご協力により、 限定30セット ビッグイシューARCH掲載号 のリターンを追加しました!   リターンの内容としては、 <4000円/限定30セット> ・お礼の手紙 ・報告書 ・ビッグイシューARCH掲載号(329号) となっております。   ホームレス状態の人の社会的自立を応援する「ビッグイシュー日本版」。 本来は駅前などの路上でホームレスの人が販売する雑誌で、1冊350円で販売すると180円が販売者の方の収入になります。 今回は、本プロジェクトに関してビッグイシューさんからの共感が得られ、特別にARCH掲載号を30冊ご用意することができました。 ビッグイシューさん、本当にありがとうございます!   私たちARCHの活動は、329号の『ビッグイシューアイ:目指すのは、優しくて柔軟性がある強い社会』という表題で取り上げられています。また、その他の記事もオノマトペの特集など、読みごたえのある内容となっているので、ぜひご一読いただけたらと思います。 ビッグイシュー日本:https://www.bigissue.jp/   ************************ 【2018年夏 東京ストリートカウント 参加者募集中!】


thumbnail

「世界のストカンから ~ニューヨーク編~」   こんにちは、ARCH裏方担当の池田です。本日は世界のストカンからシリーズ第3弾としてニューヨーク編をお伝えします!     <写真1>曇天のタイムズ・スクエア   ニューヨーク市のストリートカウントであるHOPEに私が参加したのは2017年1月です。ニューヨーク入りする数日前は大寒波でJFK空港が凍り付くような寒さの時期でした。   カウントは5つの行政区(マンハッタン,ブロンクス,クイーンズ,ブルックリン,スタテンアイランド)の他に地下鉄を見る班があり、私は地下鉄班に登録しました。   当日は21:00にトレーニングセンターに集合し、名前を伝えて、お茶やお菓子などをつまみながらレクチャー開始を待っていました。地下鉄班だけでもボランティアは100名程度いたと思います。   <写真2> トレーニングセンターの様子   市から委託を受けたアウトリーチ団体の方から説明を受け、同じ班のメンバーと一緒に外に出ました。ちなみに英語ができない私はとにかく頷いていました。   30分ほどバスで移動し、ブルックリンのConey Island - Stillwell Avという駅に着きました。ここで電車に乗っているホームレスの方の数をカウントしていきます。   <写真3> Coney Island - Stillwell Avにて、ARCH共同代表北畠と調査   日本のストカンとの違いはいくつかあります。 1つ目は記録の内容です。場所や時間、性別の他にも、人種なども記録し、インタビューを行います。また、必要であればシェルターにつなぎます。インタビューをするために寝ている方も起こすことは日本との大きな違いですね。 2つ目は市の協力です。そもそもHOPEはニューヨーク市の運営ですが、それよりも驚いたことは一班にNYCの警察官が二名もついてくれていたことです。 3つ目は独特な調査精度の担保です。私たちの東京ストリートカウントはカウントした場所や衣服などの特徴を見て、ダブルカウントを防ぐのですが、HOPEはシャドウカウントという方法がとられています。これは200名程度の変装ホームレスが各エリアに配置され、調査グループが見落とした変装ホームレスの数によって、そのエリアの調査結果が調整されるというものです。   最後には、アウトリーチ団体の方や警官の方とも仲良くなりました。 ぜひ、また機会があれば参加したいと思いました!   ニューヨークストカンは約2500名の方が参加します。その人数を集め、運営できるシステムやノウハウはまさしく圧巻でした。是非東京ストリートカウントでも学んできたことを少しでも活かしていきたいと思います! そんな東京ストリートカウントは1000名募集です!まだまだ、募集しているので、皆さまお声がけよろしくお願いします!  


thumbnail

こんにちは、ARCH共同代表の河西です。   本日7月19日の朝日新聞夕刊に、東京ストリートカウントの記事が掲載されました! 11日の事前チュートリアルに参加した藤生記者が、大々的に「1千人募集」と銘打ち、五輪を機に多様な人が支え合う東京へ、というストカンの主旨を伝えてくださっています。 デジタル版にもアップされているので、ぜひこちらからご一読ください!   また、17日の東京新聞にも記事を掲載していただきました。未読の方はこちらもどうぞ。   ******************* 「世界のストカンから ~シドニー編~」 さて本日は、世界のストカンからシリーズ第2弾、シドニー編をお届けします。   シドニーは南半球オーストラリア大陸の南東部に位置し、1.2万㎢の土地に国の人口の約5分の1にあたる500万人が住む、国内最大級の都市圏です。 その中心部に位置するシドニー市は面積25㎢の小さな行政区ですが、多くの企業や商業施設、オペラハウスをはじめとする観光スポットが集積しており、日中はビジネスマンから学生、旅行者まで、様々な人々が行き交う活気のある港町です。 そのシドニー市で私がストリートカウントに初めて参加したのは、2011年の8月(真冬です!)、留学中の一学生としてでした。 当時、昼間はよく大学の友人と食事などに出かけていましたが、ひっそりとした深夜の風景を見るのは初めてです。   カウント当日の夜、内心ドキドキしながら市のコミュニティセンターに行くと、50人~60人くらいの職員やボランティアの人たちが集まっており、お茶などを飲みながらフレンドリーに話していました。 本部は3か所あったので、全体では150人くらいのボランティアがいたと思います。   やがて時間になると、市の職員の方があいさつと簡単な説明をくださり、次に元ホームレスの方が登壇して、歩く際の注意事項などを教えてくれました。 「あ、さっき始まる前に市の職員の人たちと仲良さそうに話していた人、元ホームレスの人だったんだ」と思ったのを覚えています。 当たり前のように共存する彼らのその関係性が、自分が抱いていたイメージと違ったので驚いたんです。   その後、同じ班の人たちとあいさつをし、担当エリアを確認して出発、真冬のシドニーの夜を3時間程度歩きました。 実はこのとき、私たちの担当エリアの結果は0人だったのですが、着込んで歩き続けていても寒い真夜中の気温、静まりかえったまち、その中を蛍光ベストを着て歩き進む自分たち、班員とした色々な話、その時の不思議な気持ちがとても印象に残っています。   (写真:City of Sydney “Street Count Volunteer Manual”より引用)   シドニー市のストリートカウントにはその後も何度か1ボランティアとして参加し、2016年1月には東京で自分たちがストリートカウントを実施するに至りました。 昨年9月には約6年の時を経て、当時の市職員の方と、お互いストリートカウントの企画者として会うことができました。       都市から都市へとつながるストリートカウント、明日はニューヨーク市です。   ******************** 【2018夏 東京ストリートカウント 参加者募集中!】   


thumbnail

こんばんは、ARCH共同代表の北畠拓也です。 酷暑が続きますが、みなさま体調など崩されていませんか。   さて、本日からは『世界のストカンから』と題して、海外の都市で行われているストリートカウントをご紹介します。(タイトルが某番組を彷彿とさせますが…ご容赦を。。)   東京では2016年1月にARCHがはじめて実施した市民参加による路上ホームレス人口調査である、「ストリートカウント」。 実は世界中の様々な都市で実施されています。 2000年代半ばにアメリカ合衆国で全国的に行われるようになり、近年ではアメリカに倣うように市民参加のストリートカウントを実施する都市がパリやブリュッセル、アテネ、…など広がってきています。 わたしたちARCHのメンバーは、これまで海外のホームレス問題を調査・研究する中で、ロンドン、シドニー、ニューヨークのストリートカウントに参加してきました。 各都市のストカンに参加した時、そこには、市民が自分のまちのホームレス問題に向き合い、深夜の街を歩く、優しい都市の風景がありました。私は「この風景を、東京でもつくりたい!」と強く思い、各都市のストカンを元にして、東京ストリートカウントをはじめました。   今日から3日間、東京ストリートカウントの元となっている、3都市のストリートカウントについて、みなさんにご紹介していきたいと思います。    ****************************   【世界のストカンから~ロンドン編~】   第1弾の今日は、ロンドンのウェストミンスター特別区でのストリートカウントです。 わたしたちは3年前の9月に参加してきました。 ビジネス街も繁華街も、ターミナル駅もある、日本でいうところの新宿のようなイメージでしょうか。面積も新宿よりひとまわり大きいくらいです。   約50名の参加者は真夜中23時にデイケアセンターに集合し、十数班に分かれて調査をします。行政職員やアウトリーチワーカー、学生や会社員がいました。班には必ず、そのエリアを熟知したアウトリーチワーカーが含まれているので安心です。  わたしが参加したのは、SOHO地区という繁華街で遅くまで賑わっています。少し路地に入ると、何名もホームレスの方がいました。同行したワーカーによると酔っぱらいによる襲撃もあるそうです。  (ロンドンストカンにARCHメンバーが参加した様子)   ロンドンでは、路上生活している人の個人カルテのデータベースが整備されており、日常的なアウトリーチによって、ワーカーはかなりの精度でそれぞれの方のことを知っているようです。 ストリートカウントは、そうした活動を市民にしっかり確認してもらう意味もあるということでした。 それでも、こうして隈なく調査をするとはじめて出会う方もいて、その際には必要な支援がないか、など話しかけていました。  深夜2:30頃に調査を終えて集合場所に戻り、それぞれのエリアの状況を報告しあいました。   ロンドンの中心部の観光地でもあるこのエリアですが、深夜に歩くことで日中とはまた違う都市の姿に出会った思いでした。知らない街を深夜に歩く不思議な体験は、新しい都市の見え方を教えてくれました。 同時に、東京でこれをやってみたら、どんな風に見えるだろうか…と考えたのでした。   その後東京でストリートカウントを始めるまでにも、様々な顛末があるのですが、   「これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう」   ということで…。   明日はシドニーより、お送りします。     ******************* 【2018夏 東京ストリートカウント 参加者募集中!】


thumbnail

こんにちは、ARCHの片田です。 昨日7月17日の東京新聞に、東京ストリートカウントの説明&参加者募集の記事が掲載されました! この記事を書いてくださった東京新聞記者の中村さんには、7月11日の新宿区での事前チュートリアルに取材として参加していただきました。 暑い中同行してくださり、ありがとうございました!   8月3日-5日の東京ストリートカウントの前に、新聞で取り上げていただけるということを、ARCHのメンバーみんなで有り難いことだ、と噛みしめております。。   東京新聞のオンライン記事としても取り上げられているので、ぜひ一度ご覧ください!   東京新聞オンライン記事:ホームレス夜間調査を拡大 市民団体がボランティア募集   ストカン開始の8月3日まであと残り16日となり、運営メンバーの動き方も、いよいよ直前のものとなってきました。そういった現場の熱気も、この活動報告欄でお伝えしていけたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!     ******************************** 【お知らせ】 東京ストリートカウント 2018年8月3日・4日・5日 ボランティア参加者、まだまだ募集中!登録はこちらから   今夜7月18日から、世界のストカンをシリーズでお届けします! 第一弾の今夜は、北畠の「ロンドンストリートカウント」となりますので、ご期待ください!!