クラファン11日目。本日は、昨日の投稿でRié さんからご紹介いただいた『二十四孝』についてです。香取神社の見どころを語るときに、『二十四孝』から入ることは普通はないとは思いますが…。『二十四孝』は中国古来の孝行に優れた24人をとりあげた教訓書で、香取神社には、社殿正面の下部に3つのお話の彫刻があります。それをお話しするとき、お客さんたちの表情が一瞬凍りつくような反応が面白くて、時間のないときでも、必ず一つは…「楊香」の話はするようにしています。楊香ちゃんは、山の中で虎に出会ったとき、自分の命よりもお父さんの命を助けてほしいと神に祈ります。最初この話を知ったとき、子どもが立派すぎ!親はだらしない!と思いましたが、最近はそうでもないのかなと思ったりします。この話は、あくまでも楊香ちゃんの視点から書かれています。ひょっとしたら、こんな立派な楊香ちゃんのお父さんだから、お父さんも「自分の命よりも楊香ちゃんの命を助けてほしい」と祈ったかもしれない…。そんなことを想像したりして楽しんでいます。(写真撮影:小川兄弟、手はガイドしている石井の左手)
クラファン10日目。本日目標額の3分の1まで到達!ご支援ありがとうございます。さて、染谷家住宅の格子に手を触れているのは…今回の撮影にご協力いただいたもう一人のアーティスト、Riéさんです。Riéさんはつくば市在住で、毎月2回、コーマル城のサロンでチェンバロを演奏されています。ふだんからお仲間と和服でお出かけするというRiéさん。私がサロンに参加したのがご縁で、今回ご出演していただくことになりました。そんなRiéさんが鷲野谷散策で印象に残ったのは、オシャレなカフェWoodman's Villageさん、染谷家住宅前の趣きのある竹林、そして、香取神社の社殿に掘られている中国の教訓書『二十四孝』!明日は、ガイドとしては一番テンションがあがる『二十四孝』についてお話しいたします。(写真撮影:小川兄弟)
むらいさんより印象に残ったスポットとして紹介された、医王寺薬師堂の裏手には、医王寺を開山された経誉愚底上人のお墓が祀られているお堂があります。お堂の上には2本の錐(きり)が飾られ、中にはたくさんの錐が奉納されていることに、不思議な感覚を抱かずにはいられません。錐は穴を開けて通りをよくする道具。耳の病を患った人が、この錐を用いて祈願し、お薬師様に治していただく…。そして、耳の病が治ったら、新しい錐を1本添えて2本の錐を奉納するのです。これほどたくさんの錐が奉納されたということは、その効験があった方々がたくさんいらっしゃったということでしょうか…。(写真撮影:小川兄弟)
昨日の続きになりますが…。今回撮影にご協力いただいた3人の友人のひとりが、柏市在住の日本画家・むらいゆうこさんです。個展のときなど、着物を着る機会があるということで、ご協力いただきました。10月11日から15日にパレット柏市民ギャラリーで開催される「共晶点」でも、むらいさんのステキな作品が見られますので、ぜひこの機会にご覧ください!そんなむらいさんが、今回の撮影で一番心に残ったのが、医王寺を開山された経誉愚底上人のお墓が祀られているお堂に奉納された錐(きり)。耳の病を治したいという人がこれを用いて祈りを捧げる…人々の切実な願いをリアルに感じたそうです。このお話の続きはまた明日!(写真撮影:小川兄弟)
クラファン7日目。この1週間で、6人の方にご支援いただきました。本当にありがとうございます。さて、今回の写真では3人の友人にご出演いただいていますが、皆さん、ふだんから着物を着る機会のある方をスカウトしました。そのうちのおひとりが、この写真の医王寺で祈りを捧げる女性の方。クラファンのアイキャッチにも登場する、柏市在住の日本画家さんです。撮影ということを忘れて楽しんでいただけたとのこと。そんな彼女の鷲野谷でもっとも印象に残ったスポットは?明日、詳しくお伝えいたします!(撮影:小川兄弟)