西町通りの北に紳士服のお店が構えられています。テーラー&ブティックタケイ昭和14年(1939)、武井民治が洋服の仕立て屋として開業したのが始まりです。昭和58年には、子息秀明氏が2代目を継承し、カジュアルな服の販売等を展開。現在は、原点に帰り、強みを生かした「オーダーメイド」に特化した事業を展開しています。伊勢崎で唯一の紳士服仕立て業として活躍しています。武井さんとお話をしていた時のこと、私が「なかなか太ってしまってスーツが着られなくなっちゃっいました」と話したところ「体形に合わしてスーツを作るのではなく、スーツに合わせた体形を維持するものです」と仰られてしまいました。仰られるだけあり、社長のスタイルは見習いたいものです。写真は、現在の建物で平成5年に造り変えました。それ以前の建物は、昭和44年に建てられた趣のある建物で、2階のショーウィンドウに飾られたスーツが、何とも言えないエモさを感じます。
昔の階段は、何て言ったって「急」である。どうしてこんな急な階段を上り下りしていたなと感心してしまうくらいだ。一層の事、滑り台にした方がいいのではないかとも思う。しかし、今では、見ることのなくなった昔の階段は逆に魅力の一つに感じる。今まで見てきた階段には、古河市の永井路子旧宅や岡谷市の旧林家住宅、塩尻市の奈良井宿の階段が思い出せるが、そういった階段ともまた違う。この階段は、町屋の雰囲気を伝える一つの魅力と思っている。階段の降り口の正面は押し入れになっていて、どう考えても階段は上がりにくい。おそらく、押し入れは後から付けられたと現場を見た方は仰っていた。改修時には、押し入れを取っ払えば階段までは行きやすくなるだろう。
西町通りの中央にナガシマというお店があります。ここは、江戸時代には薬種業の他、紙、砂糖、荒物等も販売、御用商人としてた長島家の一家で、7代目長島ふじが長島薬局の経営を弟に任せ、昭和元年に子息とともに「小島屋長島紙店」を設立しました。主に紙・日用品を販売していました。昭和34年には、オフィス家具・事務用品の販売へと業種転換。平成4年には、西町通りにおける近代的な建物へと変わりました。現在はオフィスレイアウトの設計施工なども手掛ける等様々な事業を展開しています。
おはようございます。昨日から降った雪は解けてきてますね。安心しました。なかなか降らない地域ですので、この雪の中の考古館を見る見学者は少なく大変貴重な写真です。本日はお気をつけてお仕事してください。
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