クラウドファンディングも残り1か月を切りました。ここまで多くの皆さまにご支援と応援をいただき、心より感謝申し上げます。今回は、井川の森と蒸溜所から生まれた返礼品の一部をご紹介します。どの品も“森を守り、活かす”という思いから生まれました。 名板シリーズ樽づくりの過程で生まれたミズナラの端材を使用。森の木が持つ表情をそのまま生かし、シンプルで温かみのある木の名札として仕上げています。プランター井川産のミズナラを使い、ウイスキー樽を模した形に仕立てたオリジナルデザイン。森の恵みを感じながら、暮らしの中に自然の香りを添えてくれます。ニューポット＋フレーバースティックセット蒸溜したばかりの原酒に、ミズナラをチャー（炭化）したスティックを添えました。時間とともに変化する香りと色をゆっくりと楽しんでいただける、クラファン限定の特別セットです。 蒸溜所オリジナル作業服（ワークウェア）現場スタッフが実際に着用しているものと同仕様。丈夫で動きやすく、シンプルなデザインが人気です。 セレクトセット井川蒸溜所で人気の品々を組み合わせた限定パッケージ。森とウイスキーづくりの“つながり”を感じられる内容です。どの返礼品にも、井川の森が育んだ素材や物語が息づいています。手に取ってくださることで、この森の再生と未来づくりを共に支えていただけます。これからも、森と人をつなぐ小さな物語をお届けしていきます。#活動報告 #井川の森 #返礼品紹介 #森の恵み #ウイスキー #クラウドファンディング #森づくり

うれしいお知らせがあります。このたび、私たちの取組「井川の森を未来へつなぐ活動」が、グリーンディスティネーションズ・ストーリーアワード 2026 において、「Environment & Climate（環境と気候）」カテゴリーの上位６地域（ファイナリスト） に選ばれました。このアワードは、世界各地で持続可能な観光や自然共生の取組を進める地域の中から、特に優れた“ストーリー（物語）”を評価する国際的な賞です。カテゴリーは６部門あり、その中で各カテゴリーごとに上位６地域が選出され、最終的に1〜3位が決定されます。私たちの井川の森の活動は、「環境と気候」の分野で、世界の多くの取組と並び評価を受ける形となりました。森の再生、外来樹種への対応、そして人と自然の共生を目指す歩みが、少しずつ世界にも届き始めています。とはいえ、この取組はまだ道の途中です。森づくりは一足飛びには進みませんが、今回のノミネートは、これまで応援してくださった皆さんと共に歩んできた成果のひとつです。これからも、“森の物語”を皆さんと共に紡ぎながら、井川から世界へ、そして未来へとつながる活動を続けてまいります。#活動報告 #井川の森 #GreenDestinations #StoryAwards #EnvironmentandClimate #森づくり #クラウドファンディング

井川の森では、在来の生態系を守るために、外来樹種の侵入を防ぐ取り組みを進めています。その一つとして、登山道の入口に「種子落としブラシ」を設置しました。このブラシは、登山者の靴底や装備に付着した外来植物の種子が森の中へ持ち込まれないようにするためのものです。通過するだけでは十分な効果が得られないため、登山者の皆さんには、靴底をしっかりブラシにこすりつけて土や種子を落としていただくようお願いしています。このわずかな行動が、外来種の侵入を防ぎ、井川の森本来の生態系を守る大きな力になります。こうした取組は、2025年秋に静岡新聞でも紹介されました。南アルプスの登山道入口に設置した「種子落としブラシ」が、外来種の侵入を防ぐ新しい保全活動として注目されています。記事はこちらからご覧いただけます：南アルプスの生態保全…まずは“足元”から 静岡のウイスキー事業者、登山道に「種子落としブラシ」設置（静岡新聞SBS）登山道の入口で、登山者と森が“協働”するための小さな装置。それがこの種子落としブラシです。皆さまのご支援が、こうした保全の仕組みを現場に届けています。これからも、森を“守る行動”を一歩ずつ積み重ねていきます。#井川の森 #外来種対策 #登山道 #種子落としブラシ #森の保全 #在来植生 #SharingTheAlps #自然共生サイト #南アルプス #クラウドファンディング

井川の森では、これまでにない新しい挑戦が始まっています。先日、南アルプス・丸山（標高3,032m） にて、登山とパラグライダーを組み合わせた「Hike＆Fly（ハイク・アンド・フライ）」の試験フライトが行われました。この取り組みは、“森を守る”だけでなく“森を活かす”ための新たな可能性を探るもの。特種東海フォレストの協力のもと実施しました。自然環境への影響を最小限に抑え、安全な形で展開できるかを検証するための試みです。離陸地点は南アルプス南部・丸山山頂。澄み渡る空の下、上空から見渡す森と谷の姿は圧巻で、長い年月をかけて守られてきた山の息づかいを改めて感じる時間となりました。今回のフライトは、単なるスポーツの試験ではなく、「森と人が共にある未来」を思い描くための第一歩でもあります。将来的には、安全性や環境への配慮を十分に検討しながら、登山や自然観察と組み合わせた“森を感じるアクティビティ”として、より多くの人に自然の魅力を伝えられる形を模索していきたいと考えています。井川の森が、人と自然が共に学び合い、挑戦し合う場所になっていくよう、これからも歩みを続けてまいります。#活動報告 #井川の森 #南アルプス #丸山 #パラグライダー #HikeandFly #特種東海フォレスト #森づくり #クラウドファンディング

先日、Shizuoka Re:vision CAMP の受講生の皆さんを、井川の森と蒸溜所にお迎えしました。Re:vision CAMPは、静岡県内の企業人や起業家が集まり、「持続可能な地域づくり」や「ネイチャーポジティブ経営」をテーマに学ぶ実践型プログラムです。今回はその一環として、南アルプスの麓にある井川を訪れていただき、森の再生の取り組みや、その背景にある課題を現地で体感していただきました。森の中では、外来樹種の問題や林業の現実、そして人の手を入れながら自然を守る難しさについて、風や木々の匂いを感じながらお話ししました。参加された皆さんは、目に見える美しさだけでなく、その奥にある現実や時間の重みを感じ取ってくださったようです。また、蒸溜所の見学や夜の語らいの場では、「企業として自然とどう向き合うか」をテーマに、さまざまな視点から意見が交わされました。現場の想いを共有する中で、「自然と人との関係をもう一度見つめ直したい」という声も多く聞かれ、森の持つ力を改めて感じる時間となりました。受講生の皆さんからは、次のような言葉をいただきました。森の美しさだけでなく、そこにある厳しい現実を肌で感じることができた。ネイチャーポジティブや気候変動の課題を、自社や個人の活動に照らし合わせながら、これまで以上にリアルに考えるきっかけになった。私たちにとっても、この森で誰かと語り合うことは、森づくりを続けるうえでの大きな励ましです。言葉を交わすたびに、この場所が少しずつ新しいつながりを生んでいることを実感します。講座は来年1月まで続くそうです。今回の出会いをきっかけに、井川の森が“考え、感じ、語り合う場所”として、これからも多くの方を迎えられるよう準備を進めていきます。#活動報告 #井川の森 #ReVisionCamp #静岡 #ネイチャーポジティブ #森づくり #クラウドファンディング