開催まであと15日！毎日更新の13日目は、昨年事務局スタッフとして東京での調整を引き受けてくれたHさんの選んだ写真。タイトルは「キラキラな交流」。昨年度の2日目は早朝にホテルを出発して、石巻市の北端、十三浜でワカメの刈り取りの見学を行いました。何気なく日頃食卓で目にするワカメが、海から上がってくる瞬間、高校生たちの表情は忘れられません。一年の中でも一番忙しい時期にお時間を割いてくださったマルナカ遠藤水産様、いつも本当にありがとうございます。https://13hama.jp/Hさんからのコメントです。「昨年の事業は、東京での事務局で石巻にお伺いすることができませんでしたが、家族旅行で石巻に行ったときに遠藤水産様のお仕事を拝見することができました。娘も大好物なワカメがとれたてだと、こんなにキラキラしているなんて驚きでした。写真の高校生の皆さんも、周りの大人の皆さんもキラキラしていて素敵な写真だと思います。今年も事務局として東京から応援しています。」Hさん、いつも裏方を担ってくださってありがとうございます。今年の八女農業高校の皆さんにも、キラキラした体験をして頂けるように頑張ります！

開催まであと3週間を切り、毎日更新する12日目は、昨年スタッフとして参加してくれたやめスマ研究所のGさんの選んだ写真。タイトルは「託されたもの」。写真は宮城県東松島市の旧野蒜駅。東日本大震災で大きなダメージを受け、現在は高台に新駅が設置されました。旧野蒜駅は東日本大震災の記録、復興状況などを展示・紹介し、広く後世に伝承することで、震災の風化を防ぎ、防災意識の醸成を行う「東松島市震災復興伝承館」になっています。https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/shisei/shinsaifukko/fukkokinenkoen/fukkodensyokan.htmlGさんからのコメントです。「東日本大震災からもうすぐ14年が経とうとしています。今後、震災の経験をどう伝えていくかが課題だという事を耳にするようになってきました。今回の訪問で、高校生の彼らが、自分の目で見て耳で聞いて心で感じたことを、｢自分事｣として捉えている姿をみて、『ここに一緒に来れて良かったな』と思えた経験でした。一方で、震災を経験していない若い世代の人達が、まずはこの地に足を運んで、過去に起こった事実を知り、受けとめ、それぞれの立場で大切な人を想い、語り継いでいくということが、すごく重要だと思いました。今年も石巻に足を運んだひとりひとりが、大切なひとを守るための何かを持ち帰れればいいなとおもいます。」Gさん、14年間一緒に歩んでくださっているかのような、心に沁みるメッセージをありがとうございます。今年の八女農業高校の皆さんにも、それぞれの感性で、それぞれの収穫を得て帰って頂こうと思います！

開催まであと2週間を切り、毎日更新する11日目は、昨年スタッフとして参加してくれたやめスマ研究所のFさんの選んだ写真。タイトルは「出たから気づけた地元の魅力」。昨年度事業の目玉の一つは、「全国道の駅グランプリ2022」で第2位にも選ばれことがある「道の駅 上品の郷（じょうぼんのさと）」で行われたゲリラ炊飯。滋賀県長浜市の若手兼業農家のグループであるONESLASHさんのご協力で、八女農業高校の生徒さんたちが、石巻圏の皆さんと交流することができました。「道の駅 上品の郷」　　https://joubon.com/「ONESLASH」　　https://oneslash.jp/Fさんからは、「昨年、八女の高校生たちと宮城県石巻市を訪れ、プログラムの1つとして彼らが育てたお米とお茶を振る舞うイベントを開催しました。交流の中で、高校生が『八女のお茶を知ってくれてた！』と誇らしげに話す姿がとても印象的でした。地元を離れることで気づく八女の魅力。地域を超えたつながりの大切さを改めて実感した瞬間でした！」とのコメントも頂きました。Fさん、若い世代の皆さんにとって視野を広げ、地域を超えて交流することの素晴らしさを伝えてくださってありがとうございます！今年は石巻の高校生と同世代の交流も予定していますので、この輪がどんどん広がるといいですね！

開催まであと3週間、毎日更新の10日目は、石巻側のスタッフとしてご協力いただくEさんの選んだ写真。タイトルは「普段の生活に映る津波避難タワー」。津波発生時には津波浸水域の外の、より高い場所に避難することが基本ですが、石巻市では、沿岸部において、浸水域外への避難が遅れた市民の安全を確保する必要があることから、津波一時避難場所の整備を進めています。https://www.city.ishinomaki.lg.jp/bousai/020/n020/1111/20141017174230.htmlEさんからは「この写真に写る津波避難タワーは、私が釣りに行くときによく見ます。普段の生活に溶け込みつつ存在感も放ちつつ、災害時には大事な施設となっています。」とのコメントも頂きました。東日本大震災の発災日まであと1週間。あの日のこと、その後のこと、私達の日常の生活の中で、防災・減災についての意識はどうなっているでしょうか。Eさん、ハッとさせられる写真を選んでくださってありがとうございます。八女の高校生の皆さんにも、この日常からの備えを大切にすることが伝わるように事業を行います！今年のご協力も、どうぞよろしくお願いいたします！

開催まであと1か月、毎日更新の9日目は、八女側のパートナーであり、共催として参加してくれたやめスマ研究所のDさんの選んだ写真。タイトルは「みんなで観た夕日・・・どう見えたかなぁ？」。宮城県東松島市の旧野蒜駅。東日本大震災で大きなダメージを受け、現在は高台に新駅が設置されました。旧野蒜駅は東日本大震災の記録、復興状況などを展示・紹介し、広く後世に伝承することで、震災の風化を防ぎ、防災意識の醸成を行う「東松島市震災復興伝承館」になっています。https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/shisei/shinsaifukko/fukkokinenkoen/fukkodensyokan.html昨年の事業実施の初日、高校生たちが最初に宮城で見学したのもこの施設でした。地元とは1時間違う日没に距離の遠さを感じつつ、夕焼けを前に彼らが旧野蒜駅のホームに立った時、ちょうど夕方のオルゴールの音楽が流れたことを覚えています。Dさんからは、「あたりまえに見れる夕日ですがいつもとは違ってみえました。震災からこれまで被災された方々が夕日を見てどう感じられてたのか？八女の高校生達にはどう見えて何を感じたのか・・普段は何気に見ている夕日を観て、『あたりまえ』を考えさせてくれた夕日でした。」とのコメントも頂きました。Dさん、いつも高校生たちを「未来の当事者」として、応援、見守り、時には背中を押してくださってありがとうございます。今年の高校生たちとも、この場所で夕日を見ましょう！