岩手県の海のまち 大船渡市に誰もが杜氏になれる「みんなのさかぐら」を作りたい!

子どもからおじいちゃんまで、素人でも自由にお酒を造れる「みんなのさかぐら」をつくります。自由な考えで、好きな材料で自分だけのお酒をつくれる体験を提供します。個性的なお酒が生まれる場所にします。素敵な醸造体験で、大船渡にたくさんの人を呼びます。みんながつくったお酒を、みんなで飲んで笑える場所にします。

現在の支援総額

342,632

34%

目標金額は1,000,000円

支援者数

54

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/13に募集を開始し、 54人の支援により 342,632円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

岩手県の海のまち 大船渡市に誰もが杜氏になれる「みんなのさかぐら」を作りたい!

現在の支援総額

342,632

34%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数54

このプロジェクトは、2025/07/13に募集を開始し、 54人の支援により 342,632円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

子どもからおじいちゃんまで、素人でも自由にお酒を造れる「みんなのさかぐら」をつくります。自由な考えで、好きな材料で自分だけのお酒をつくれる体験を提供します。個性的なお酒が生まれる場所にします。素敵な醸造体験で、大船渡にたくさんの人を呼びます。みんながつくったお酒を、みんなで飲んで笑える場所にします。

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醸造メンバー紹介
2025/08/10 12:00

みなさんが一番気になる初仕込み酒の報告前に、みんなのさかぐらメンバーの紹介をはさみます!開業メンバーの3人の他にもこの酒蔵に携わるメンバーが増えました。本日は醸M(じょうぞうまねーじゃー おおざっぱに略してジーエム)の小川の紹介です。お酒は好きだけど、飲めばすぐに顔が真っ赤になり酔ってしまう小川です。初めての酒づくりに戸惑いばかりの毎日。そんな自分が仲間と楽しく、地域の方々とも一緒にお酒をつくりながら大船渡を盛り上げていく!そんな場所、存在になりたいなぁ。って日々妄想してます。もちろん小川も酒づくりの経験はありません。あなたもぜひ私たちの「酒蔵づくり」にご参加ください!


応援コメント
2025/08/04 12:00

初回は、今回私たち「みんなのさかぐら」の開業に多大なご協力いただきました株式会社ALLWRIGHT代表取締役社長の細井洋佑さまからの応援コメントをご紹介します。この度は、クラウドファンディングに挑戦され、心から応援しています。クラフトサケという言葉も、まだまだ知れ渡っていない世界ですが、岩手県大船渡で醸造されるという事で、この企画にとても興奮しております。木花之醸造所も東京・浅草でクラフトサケの醸造をスタートし早5年が経ちました。醸造開始直後は、コロナと同時にスタートし、とても苦労しましたが、現在は地元浅草の人々や関係者の方々に応援していただき、なんとかここまで来ております。今回「みんなのさかぐら」様も地元の人達や関係者様達とつくり上げ、地域を活性化し、SAKEを日本国内や世界に知ってもらう商品づくりにとても期待しております。応援しています!


「どんな味をつくりたいのか?」酒づくりに向けて動き始めた私たちは、何度もこの問いと向き合いました。正直に言えば、答えはまだ“完成形”ではありません。なぜなら、今まさに初めての仕込みが進行中だからです。でもその中で、**「どんな味を届けたいのか」**という“想いの設計図”は、少しずつ輪郭を帯びてきました。私たちが目指しているのは、口にしたときに「ふっ」と力が抜けるような、やさしさのある酒。強すぎず、軽すぎず、だけど個性はきちんと感じられる。初対面でも、どこか懐かしいような、そんな味わいです。お米の選び方、麹菌の種類、酵母のタイプ、仕込み温度……経験のない私たちにとっては、一つひとつが手探りで、だからこそ面白い。完成するまでは、どんな表情を見せてくれるのか分かりません。それでも、今の私たちにははっきりとした確信があります。この酒には、たくさんの人の手と想いが詰まっている。それがどんな形で現れるのか、私たち自身もとても楽しみにしています。「みんなのさかぐら」の一滴目に込めた、想いの設計図。その続きは、酒が教えてくれると思っています。


製造免許を取得するための申請――それは、ただ書類を整えて出せば終わり、というものではありませんでした。実際、税務署とのやり取りは8〜9回におよびました。過去の先人たちの申請書を参考にしながら、形式は整えたつもりでも、それだけでは十分ではありません。痛感したのは、**「結局、意味を理解していなければ、まったく意味がない」**ということ。「なぜその情報が必要なのか」「どんな目的で提出するのか」を本質的に理解しなければ、審査は前に進まないのです。さらに追い討ちをかけたのが、計画変更に伴う事業計画書類の再提出でした。想定外のトラブルで醸造所の計画が変わり、それにあわせて提出資料のすべてを見直す必要が出てきたのです。税務署の担当官からは、**「このままだと審査は通らない。一度申請を撤回してはどうか」**とまで言われました。その言葉が突き刺さった日の夜、パソコンの前で、ひたすら調べ、資料をつくり直し、翌日再度提出に税務署へ――そんな日々が続きました。正直、心が折れそうにもなりました。それでも続けられたのは、「楽しい未来」を想像し続けたことと、「自分の役割は絶対に果たす」と信じたこと、それだけです。そして、ついに。「製造免許の交付式の行いますので、7月2日に大船渡税務署まで来ていただけますか」という知らせを受けたときは、言葉にならない感情が込み上げてきました。同時に思ったのは、**「これはゴールではなく、スタートだ」**ということ。うれしさとプレッシャーが混ざり合う中で、いよいよ私たちの酒づくりが始まろうとしています。


酒蔵をつくるうえで、私たちの最後に立ちはだかったのが「製造免許をどう取得するか?」という大きな課題でした。今回と次回の2回にわたり、免許取得までの舞台裏をお届けします。きっかけは、あるセミナーに参加したときのこと。登壇されていたのは、ALLWRIGHTの細井社長。自ら酒蔵「木花之醸造所」を立ち上げた経験をもとに、「クラフトサケ」という新しい形の酒づくりについて、リアルな成功事例を語っておられました。その話に心を動かされた私は、「クラフトサケ」という制度について徹底的に調べ始めました。驚いたのは、“日本酒文化を継承していきたい”という想いを持った若者たちが、自由な発想で新しい挑戦を始めていたという事実。行動力と情熱に満ちたその姿に、「自分たちにもできるかもしれない」と自然と思えたのです。そしていよいよ免許取得に向けて動き出した私たちは、昨年の9月にまず税務署へ相談に向かい、申請書づくりに取りかかりました。書類作成では細井社長にアドバイスをいただきながら、必要な情報を一つひとつ整理していきました。ここまでは、まだ序章。次回は、いよいよ審査本番――何度も心が折れかけた、その過程をお伝えします。


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