教師が変わると、教室が変わる。「誰も取り残されない教室」をすべての子どもに。

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

SALASUSUは2024年、すべての子どもが集中して学べる学校をめざし、カンボジアに実験校を設立しました。ここでの成果から、私たちは公教育で「誰も取り残されない教室」を実現することは決して不可能ではないと感じています。このノウハウを実験校からカンボジア全土へ、そして日本へ広げる挑戦を始めます。

現在の支援総額

6,223,000

51%

目標金額は12,000,000円

支援者数

355

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/12に募集を開始し、 355人の支援により 6,223,000円の資金を集め、 2025/06/28に募集を終了しました

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教師が変わると、教室が変わる。「誰も取り残されない教室」をすべての子どもに。

現在の支援総額

6,223,000

51%達成

終了

目標金額12,000,000

支援者数355

このプロジェクトは、2025/05/12に募集を開始し、 355人の支援により 6,223,000円の資金を集め、 2025/06/28に募集を終了しました

SALASUSUは2024年、すべての子どもが集中して学べる学校をめざし、カンボジアに実験校を設立しました。ここでの成果から、私たちは公教育で「誰も取り残されない教室」を実現することは決して不可能ではないと感じています。このノウハウを実験校からカンボジア全土へ、そして日本へ広げる挑戦を始めます。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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サラスースーが教育支援を行う中で、最も大切にしているのが「教師の成長」です。それは、教室の空気そのものを変える力が教師自身にあると信じているからです。かつて、カンボジアでは知識や教育が否定され、「教師である」というだけで命を奪われる時代がありました。教育の根本が崩されたその歴史は、現在の教育現場にも深い影響を残しています。それでもなお、教師を志す人々は、重い過去と向き合いながら一歩ずつ前へ進み、悩みながらも日々成長しています。「生徒が楽しそうに学んでいると、私も嬉しい」「かつての自分と同じような子どもに学びの喜びを届けたい」「“わからない”を隠さなくていい教室をつくりたい」サラスースーの教師たちは、こうした想いを胸に授業に臨んでいます。しかし、想いがあるだけでは乗り越えられない壁もあります。「子どもが学べていない」という現実に直面したとき、解決の鍵を握るのはやはり“教師”自身です。だからこそ、サラスースーのアプローチは「教師を育てること」。知識を教えるだけでなく、子どもの姿を観察し、声を聴き、自らも学び続ける力を持った教師の育成に力を入れています。教室の空気を変え、子どもたちが安心して学べる場をつくることが、すべての子どもたちに学びの機会を届ける第一歩です。教師の視点と行動が変われば、教室は変わる。教室が変われば、子どもたちの未来が変わる。子どもたちの「わからない」に寄り添える教室を、共に広げていきませんか?サラスースーのクラウドファンディングに、ぜひご参加ください。今、この瞬間のご支援が、1人の教師、そしてその先にいる子どもたちを支えます。


株式会社 教育と探求社開発部マネージャー 福島創太さんから応援メッセージをいただきました。ありがとうございます!内戦による教育制度の崩壊という歴史をもつカンボジアにおいて「誰も取り残さない教室」というコンセプトを掲げて公教育改革に民間から取り組み、そして「教師の学び」をその真ん中におこうとするSALASUSUの姿勢を心から尊敬するとともに、強く共感します。探究学習の教育プログラム開発に従事して約10年、現在では年間10万人の中高生が取り組む探究学習の開発にチームと取り組んでいます。そんな僕らのこだわりの一つは「先生とともに取り組む」ということです。日本の学校教育の現状にも様々な課題がありますが、それでもこの仕組みを活かし、先生とともに学び、考え、試行錯誤し、必要な変化を取り入れながら学びの場をつくり、届けていくことが、日本の教育をいまより豊かにしていく最短の道と考えています。そう考える理由はSALASUSUの皆さんの想いと重なります。「教師たちは、子どもたちの学びを支えたいと願っている人たち」であるという想いが僕にもあるからです。保護者やゲストとしてではなく、日常の学校に大人になって足を運ぶ機会はめったにないと思いますが、「40人前後の子どもたちの未来に、一分一秒の隙間なく向き合い続ける」という毎日をおくる先生という仕事は、想像する以上の緊張感があり、真摯さと胆力が求められる仕事です。それでもそんな仕事を通して先生方が子どもたち一人一人に向き合い続けるのはひとえに、「子どもたちの学びを支えたいと願っているから」に他なりません。そしてそのために、新たな学び、必要な学びに触れたいと、先生たち自身が思っています。探究学習に取り組む日本の先生方が、自分が受けてきた教育とは異なる教育に挑戦するなかで「これまでのやり方を手放す」ことに苦労される姿をたくさん見てきました。悩みを聞き、伴走をしてきました。だからこそ、SALASUSUの皆さんの挑戦、そしてその先にいる先生方の挑戦の難しさは、痛いほどわかります。「多くの生徒の前に、大人としてたった一人で教壇に立つ」という構造が、「正解をもって立たねばならぬ」という規範を生み、試行錯誤や失敗を許容する姿勢を難しくさせます。しかし一方で、生徒を信じ、新たな取り組みに勇気をもって踏み出し、生徒の学ぶ姿から気づきをもらうことで、先生が新たな扉を開く瞬間もたくさん見てきました。そうした挑戦に何より必要なのは、先生自身が学ぶ環境、そしてともに歩む仲間の存在です。だからこそ僕はSALASUSUのこの挑戦に、おおいなる可能性を感じます。そしてそんな挑戦を共に支え、学び合っていく環境が必要なのは、日本の先生、教育関係者も同様です。ゆえに、「教師が国を超えて学び合えるプラットフォーム」というコンセプトにも大きな希望を感じています。また、カンボジアを「公教育改革特区」と位置づける彼らが取り組む公教育改革における事業創出という事例は、確かに日本をはじめアジアのこれからの公教育改革に新たな光を照らす取り組みにもなるとも考えます。このSALASUSUの挑戦が、カンボジアの公教育を真に再生し、国境を越えて、日本、アジアの先生が共に学び合う環境をつくっていくこと、そして学校教育をとりまくプレーヤーが広く連携しながら学びを深め、すべての子どもに「だれ一人取り残さない教室」を届けるための一歩となることを願い、この挑戦を心より応援します。


サラスースーが2024年度に運営するカンボジア・シェムリアップ州の実験校では、「誰も取り残されない教室」を実現するための多様な取り組みを進めています。午前中の公立学校を終えた子どもたちが通う“補習校”として、1年間で272回(国語75回、算数70回、美術68回、倫理5回)の授業が実施されました。現在、実験校には地域の小学4〜6年生124名が参加し、学びに取り組んでいます。この教室の特徴は、「知識を伝える」ではなく「子どもが主体的に学ぶ」授業づくり。教師は話す存在から、子どもの変化に気づき、声をかけて支える存在へと変化しています。教室では、子どもたちが手を動かし、考え、対話しながら学んでいます。教師は観察を通して、必要なタイミングで支援を行います。また、授業研究(レッスンスタディ)によって、教師自身が子どものつまずきを見つけ、授業を改善していくサイクルを重ねています。こういった取り組みを通して、「喋らない教師」の教室が少しずつ形になってきています。実験校を支えているのは、6名のカンボジア人教師たち。授業の中で「子どもの変化に気づく目」や「教室の空気を整える工夫」などを学び続けています。日本人インターン生も教師サポートに関わりながら、教育観を深めています。サラスースーの実験校は、単なるモデル校ではなく、教師が変わることで教室全体が変わるという信念のもと、教育の質を根本から見直す挑戦です。サラスースーと一緒に、「誰も取り残されない教室」を共に目指しませんか?


GENKI LABO代表の市岡元気先生から応援メッセージをいただきました。ありがとうございます!市岡元気先生には、2024年にSALASUSUのカンボジア実験校をご訪問いただきました!宝石探しの合間を縫ってお立ち寄りくださり、カンボジアの教育課題にも関心をお寄せいただきました。いつか、先生にカンボジアで理科の授業をご実施いただける日が来ることを、心より楽しみにしております!      ※SALASUSUの紹介は18分ごろからです以前カンボジアの実験校を訪れ、お話をお伺いした時、カンボジアの一般の学校では理科の授業が後回しにされてしまいほとんど行われていないということに衝撃を受けました。科学は未来を切りひらく力。だからこそ、子どもたちの「なぜ?」を育てる環境が必要だと感じました。今回のこの挑戦が、誰も取り残されない教室づくりの大きな一歩になることを願い、心から応援しています!僕も実験などで、今後何かお手伝いできたら嬉しいです。―― 市岡元気(GENKI LABO代表/サイエンスアーティスト)


東京大学大学院教育学研究科 准教授の荻巣崇世さんから応援メッセージをいただきました。ありがとうございます!学ぶことは、できない自分・分からない自分と向き合わなくてはいけなくて、ちょっと辛い。だから人はともに学ぶのだと思います。子どもも大人も、教師であっても、自分の「できない」「分からない」を誰かと分け合うことで、辛さを面白さに変えて進んでいける。「誰も取り残されない教室」とは、そんな風に一人ひとりがつながり、支え合いながら学べる場所のことです。カンボジアで20年余り、様々な学校を訪れてきましたが、実験校の先生方に出会い、「誰も取り残されない教室」を本気で作ろうとしているカンボジアの先生たちがいる」と感激した瞬間を、今でも忘れられません。日本とは比較にならない過酷な環境にありながら、目の前の子どもたちを学ぶ喜びに出会わせてあげたいと奮闘しているカンボジアの先生たち。そんな先生方を支え、この挑戦を広げていくためには、先生たち自身が自分の「できない」「分からない」を分かち合い、学び合いながら進んでいける環境づくりがカギになると思います。私たち一人ひとりの「できない」「分からない」も大切な環境としながら、ぜひ学び合いの輪に参加してください。


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