日本初優勝を目指して ー火星探査機の世界大会への挑戦ー

私たちARES Projectは、5月末に米国ユタ州で開催される火星探査機の学生世界大会University Rover Challengeの決勝大会に出場しました。私たちは現在、この大会での優勝を目指して活動しています。

もうすぐ
終了

現在の支援総額

1,356,000

90%

目標金額は1,500,000円

支援者数

83

24時間以内に8人からの支援がありました

募集終了まで残り

2

日本初優勝を目指して ー火星探査機の世界大会への挑戦ー

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目標金額1,500,000

支援者数83

私たちARES Projectは、5月末に米国ユタ州で開催される火星探査機の学生世界大会University Rover Challengeの決勝大会に出場しました。私たちは現在、この大会での優勝を目指して活動しています。

クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。第6弾は、ローバーのソフトウェアから電装、通信まですべてを担当してきたDepp。電気が流れる部分にはすべてDeppの手が加えられています。大学に入ってからものづくりを始め、「自分にできることはなんでもやらせてください!」と言っていたらなんでもできるようになってしまった秀才。彼がいなければ、ローバーも生命分析装置も動きません。ちなみにdeppというニックネームは、同時期に加入した別のメンバーのニックネームが Johnnyだったから。DEPP:ローバー制御リード✴︎ ARES で担当していること僕はAERS Projectで基板とプログラム開発をメインに担当しています。例えば、ローバーのタイヤを動かすため、必要な基板を作成したり自律走行ミッション用のプログラムを開発したりしています。基板は大学に入ってから勉強を始めました。なので最初は色々失敗して何枚も基板を燃やしました。でも何度か失敗するとダメな原因が段々分かってきて、うまく行くことが多くなりました。うまく基板を動かすことができると感動します。そこがすごい楽しいかなと思います。あと、そいつの開発者俺だもん、って言えることが一番のメリットです。基板設計は個人の性格が設計にとても反映されます。大雑把な人もいればすごくきれいに回路構成している人もいます。そしてきれいに構成された回路ほどうまく動きます。そういうことを調べながら、色々試して作っていくのがこの担当の面白いところです。✴︎ 大切にしていること僕が大切にしているのは、自分が納得できるものが出来るまで手を動かし続けるということです。基板にしろ、プログラムにしろ自分は自分が納得できるまで、試行錯誤することが好きで楽しいです。ものづくりとか創作は、自分にとっては泥団子づくりと同じだと思っています。誰もが子供の頃に作ったことがあると思うんですけど、泥団子自体は簡単に作れるんですが、そこから何日も磨いたりして、長い時間をかけていくとすごく丸くてキラキラの泥団子になります。そこまで仕上げたものはすごく魅力的があって、その創作物にはそれまでの色んな過程とかが付随してくるんだろうなと思っています。だから自分はそのキラキラの泥団子を作れるようにARESで活動を続けています。✴︎ PASSIONARESでのつながりで、現在インターンで宇宙系の企業でエンジニアとして働いています。僕が宇宙を目指そうとなったきっかけの企業だったので、最初話を聞いたときは本当にびっくりで、今でもずっとわくわくしながら仕事をしています。自分は最初、宇宙は本当に遠いもので宇宙人がロボットを作っているものだと思っていたのですが、実際は地球人が作っていました。色々お話を聞いたり、手を動かしてみてARESでの経験を実際の宇宙につなげることが可能だというように感じました。なので、僕はその可能性を信じて将来宇宙に探査機を持っていけるように、これからエンジニアとしてたくさんの実績を積んでいきたい、と考えながら日々を生きています。✴︎ 今後ARESで挑戦したいこと僕はARESでやりたいと思っていたことは一通りできました。なのでこれからは、もう少し発展的な内容に取り組んだり、特に後輩を成長させたいと考えています。自分は、ARESで色々経験させていただき、優秀な先輩達から勉強させて頂きました。なのでこの団体を成長させるためにも後輩の技術力やチームの開発力をあげていって、大会の優勝をもぎ取りたいと思っています。ARESには他の団体にはないポテンシャルがあると思っています。実際の宇宙、特に月面などにローバーを持っていくことが本当にできると信じています。なので、かなり先の話かもしれませんが、そういうことに関わることができたらいいなと考えています。彼がこれまでに手がけてきた基板は、リターンプラン【部品ガチャガチャ】基板プランを通じてゲットできます!いわば、彼の「泥団子作り」の軌跡そのもの。ぜひチェックしてみてください!お届けする基板の例↓


こんにちは、ARES Project です!11月21日(金)・22日(土)にビックパレットふくしまにて開催された「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2025」に、ARES 8 のローバーと、creality様の3Dプリンターを展示させていただきました。本展示会は、ロボット・航空宇宙分野の製品や技術が一堂に会するイベントで、当ブースにも多くの企業様や一般来場者の方々にお越しいただきました。皆さまからいただいたアドバイスや応援の言葉は、大変励みになりました。また、小さなお子さまにも操縦体験などを楽しんでいただき、学生団体ならではの“学生によるアウトリーチ”という点でも、とても意義のある展示になりました。フェスタふくしまの関係者の皆様、そしてご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。いただいた応援を力に、URC優勝に向けて今後も精一杯活動してまいります。


クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。第5弾は、生命を探査するサイエンスミッションで理学的な側面を統括する Abemayu。工学系の学生たちとタッグを組み、生命分析装置を開発しています。「惑星地質学に興味のある新入生がいるらしい」そんな噂を聞きつけたメンバーが、入学早々チームに引っ張ってきた期待の星。当初は「サークルって掛け持ちしてもいいですか?」なんて言っていたのに、気づけば頭の中はARESのことでいっぱいのようです。ローバーばかりが注目されがちな ARES Project ですが、実はチーム創設当初から、世界のライバルたちの中でも頭ひとつ抜けていたのが、このサイエンス理論チームでした。論文を読み、実験を組み立て、ときにはその分野の研究者のもとへ直接話を聞きに行く。理論担当の学生でありながら、最近はハンダ付けにもチャレンジしたのだとか。そんな彼女の勉強熱心さこそ、ARESのサイエンス理論チームを世界トップクラスたらしめている理由です。ABEMAYU:サイエンス理論リード✴︎ ARES で担当していること私は、ローバー上で行う科学分析の検討や実験を担当するサイエンス理論班に所属しています。普段の活動では、実際の火星探査を想定し、「どんな分析が生命探査に役立つか」「どのようにして高精度な分析を実現するか」などをメンバーと議論し、チーム独自の生命探査を設計しています。科学分析に用いる機器は一般に高価で重量も大きいため、いかに安価で軽量、かつ精度の高い機構を実現するかがかぎとなります。日々機構班と意見を交わしながら改良を重ねる中で、理論的な視点と工学的な工夫がうまくかみ合った瞬間には、大きなやりがいを感じます。また、地学を専門とする私にとって、工学的な仕組みに触れながら科学分析の理解を広げられる環境はとても新鮮で、学びに満ちています。サイエンス班の活動は、理論と機構の双方の視点を求められるため難しさもありますが、自分たちの手で探査の目的から分析手法まで組み立てていく過程は、まるで本物の火星探査プロジェクトを動かしているようで、いつもわくわくさせられます!✴︎ 大切にしていること私はARESの活動を通して、型にはまらない柔軟さを持つことを大切にしたいと感じています。生命探査における分析手法はまだまだ発展途上で進歩を続けており、その手段、種類も多様です。そんな多くの可能性を秘めた分野だからこそ、学生団体ならではの柔軟さを活かして、面白い発想をどんどん形にしていきたいと考えています。実際、活動の中で理論的に考えていた分析内容を工学メンバーに共有した際、自分では思いつかなかった新しい機構の提案をもらい、可能性の広がりを強く感じました。現在ARESでは、既存の分析手法を独自にアレンジしながら、鉱物同定が可能なカメラや分析アプリの開発、そして軽量化・簡易化した分光器の自作にも挑戦しています。✴︎ 今後ARESで挑戦したいこと個人的にARESで挑戦してみたいことは、まだ世の中にない新しい科学分析装置を一から作ることです。ローバー開発は多分野にまたがる活動であり、メンバーそれぞれに得意な分野があります。また、ARESには大学での研究テーマと異なる開発の担当をしていたり、普段から広く興味関心をもって行動しているメンバーが多いため、チーム内の様々な視点や知識を融合すれば画期的なものが作れるのではないかと感じています!


クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。第4弾は、ARESピカイチの美的センスを持ち、その設計に込められた"こだわり"でメンバーを圧倒する Akki。サイエンス機構リード・ドローンリード・ローバー機構におけるボディ設計を担当するなど、幅広い領域でそのセンスを発揮し、チームをしなやかに牽引しています。常に考え抜かれた彼の“こだわり”は、「創る」ことの奥深さと自由さを教えてくれます。人によって「良いもの」の定義はさまざまですが、彼は新しい発想でその概念を再定義し、チームを新たな道へと導いてくれます。AKKI:サイエンス機構リード・ドローンリード・ローバー機構(ボディ設計)✴︎ ARES で担当していることARESでは主に機構面を担当しており、ARES 8 から 新号機 ARES 9 に至る板金ボディの設計に携わってきました。今年からはサイエンス機構のリードも務め、機構の取りまとめと設計を担当しています。サイエンス機構は、理論チームが考える実験を自作の実験モジュールで実現するという、非常に挑戦的な開発体制です。理論チームと密にコミュニケーションを取りながら、アイデアを形にしていく面白さを感じています。また、URC(University Rover Challenge)で使用するドローンの開発も担当しています。開発以外でも、スポンサー企業様とのミーティングを通して実際の企業交渉に携わる機会もいただき、技術と社会の両面で多くを学べていると感じています。✴︎ 大切にしていること私が設計において最も大切にしている信念は、「美しいものは、強く、そして軽い」というものです。自然界のあらゆる造形物は、その環境において最も合理的かつ効率的な構造を持ち、結果として必然的な「機能美」を備えています。私たちが開発するローバーも例外ではありません。一見すると無機質な機械ですが、その設計には常に機能性から導かれるデザイン性と、過酷な環境に耐えうる高強度を両立させることを追求しています。この思想の原点は、中学・高校時代に没頭した登山経験にあります。大自然の中で目の当たりにした造形物は、どれもが合理的で、強く、そして例外なく美しいものでした。この時に肌で感じた感覚が、私の設計思想の礎となっています。また、昆虫や生物の優れた構造から着想を得て、新たなブレイクスルーを生み出すバイオミミクリーのような開発手法にも強い憧れがあります。自然が示す合理的な「美しさ」と「強さ」を、自らの手で工学的に体現すること。それが私の目標です。撮影者:Akki撮影者:Akki撮影者:Akki✴︎ PASSION現在、私が最も意欲的に取り組んでいる開発の一つに、「ラマン分光計」の自作があります。これは来年のサイエンスミッションで導入を検討している極めて高度な分析装置です。通常、市販品を導入しようとすれば数百万から数千万のコストがかかります。私たちはこの高額な装置を、学生チームならではの工夫と技術力で、圧倒的な低コストで実現するという挑戦をしています。「本当に実現できるかわからない」という高い壁に対し、限られた予算の中で「どこまで高精度なものを生み出せるか」を追求する。これこそが、私たち学生チームだからこそ味わえる開発の醍醐味であると感じ、非常に楽しく取り組んでいます。そして、もしこの高難度なモジュールが完成したならば、それを論文などの形でチーム全体の確かな成果として発表したいという想いも、私を突き動かす大きなモチベーションの一つです。設計中のサイエンスモジュール✴︎ 今後ARESで挑戦したいことだいぶ先の話になってしまいますが、いつか本当に宇宙にいくロボットの開発に挑戦してみたいなと思っています。正直なところ、ARESに入った当初は、そこまで宇宙開発に携わりたいという強い思いはありませんでした。しかし、このチームで開発を続けるうちに、「いつの日か実際に宇宙に行くロボットを開発してみたい」という思いが芽生え、今では一つの目標になっています。ARESでの出会いは特別です。チームメンバーの技術力が高いのはもちろんのこと、本当に個性的な仲間たちが集まっています。私自身、来年のURCで第一線の開発からは退こうと考えています(どうなるかわかりませんが笑)。また、研究室では宇宙開発とは全く違う分野に進みます。ですが、もし巡り巡って将来、このARESで出会った仲間たちと再び集まり、「本当に宇宙に行くロボット」を開発できたなら、それ以上にエキサイティングなことは無いだろうと思っています。その壮大な未来への第一歩として、まずはARESでの直近の目標である「来年のURCで、必ず世界の頂点を取って帰ってくること。」これを実現できるよう、これからの約半年間、開発に勤しんでいきたいと思っています。


クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。第3弾は、東京・東北という枠を超えてチーム全体を支える、大黒柱 Kota。常にチームを第一に考え、誰よりも率先して動いてくれる、頼もしさあふれるリーダーです。「Kotaがいれば大丈夫」、そんな揺るぎない安心感は、変化の大きい環境下においても、新たな挑戦を続けていくための確かな土台として、メンバー1人1人をサポートしてくれます。KOTA:東北班代表・ローバー機構リード✴︎ ARES で担当していること東北チームの代表とローバーのロッカーサスペンション機構の設計をしています。せっかくなので、普段見ている東北チームの紹介をします。東北チームでは、ローバーの機構や電装から自律走行、さらにはサイエンス関連の開発を行っています。学部1年生から博士課程まで幅広い学年のメンバーがそろっており、お互いに高めあって活動をしています。東北チームと言いつつ、東北大学の学生で構成されており、真面目で勉強熱心なメンバーが多い印象です。こんな言い方をすると、一方の東京チームがまるで不真面目と捉えられかねませんが、こちらから見るとやはり自由奔放で勢いがあるように見えますね。そんな東北チームで開発をしているローバーのうち、スペンション機構であるロッカー機構の開発を担当しています。ローバーの姿勢を維持するための要とも言える部分であり、そのプレッシャーと達成感が作っていて面白いです。7号機を作っていたころはよく壊れていたので、ひどいストレスでしたが...ARESが立ち上げられた頃とメンバーが増えた現在では、チームの雰囲気は変化しています。常に変化し続けるARESで常に挑戦し続けられるよう頑張っていきたいです。✴︎ 大切にしていること「作って壊して改良するを繰り返す」という経験を大事にしています。自分達にとって全く実績がない火星探査ローバーというものを、どんなことが難しいのかも何が正しいのかも分からずただひたすらに作りました。壊れたところを直し、次に他が壊れるということを何度も経験しました。(当初は僕のロッカー機構と同期のステアリング機構のいたちごっこでした。)今思えば開発プロセスとしては不適切で失敗しすぎだったかもしれないですが、この経験がみんなの発想力や応用力に繋がっていると信じています。ARESに入ってからローバーを何機も作り、壊れては改良し続けてきたことで、今のチーム経験値と機体の完成度になっていると思います。✴︎ PASSION大学では「低飛行マッハ数におけるデュアルキャビティを有するスクラムジェットエンジンの保炎メカニズムの解明」について研究を行っています。次世代の高速輸送手段として期待される極超音速旅客機には、大気を酸化剤として利用し超音速気流中で作動するスクラムジェットエンジンが適しています。しかし、スクラムジェットエンジン単体では作動速度に達しないため、他のエンジンとの複合サイクル化が必要となります。その実用化には、作動範囲の拡大すなわち低マッハ数域での燃焼安定化が課題の一つとしてあげられます。実験および数値解析を組み合わせて保炎メカニズムを解明し、キャビティ形状と燃料噴射手法の最適化を行っています。小難しい話にはなりましたが、ロケットサークルに入ったりARESでローバー開発にチャレンジしたりと、スケールの大きい話(自分基準)に惹かれ動く私にとっては、ロボティクスも流体工学も大差なくやってみたいことに該当します。意外にも自分にとって燃焼の研究はARESと共通点があることなのです。NASA X-43✴︎ 今後ARESで挑戦したいこと誰もやったことがないことにチャレンジしたい。ARESには多種多様なバックグラウンド、興味を持ったメンバーが集まっています。みんなでやればもっと大きなこともできるのではと思える、そんな仲間たちです。そんなARESでは、誰も見たことがないことを創り出せると信じています。ARESの中でここまで活動を続けさせてもらえてみんなには感謝しています。勝てるチーム、挑戦し続けられるチームを目指していきたいです。


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