日本初優勝を目指して ー火星探査機の世界大会への挑戦ー

私たちARES Projectは、5月末に米国ユタ州で開催される火星探査機の学生世界大会University Rover Challengeの決勝大会に出場しました。私たちは現在、この大会での優勝を目指して活動しています。

もうすぐ
終了

現在の支援総額

1,356,000

90%

目標金額は1,500,000円

支援者数

83

24時間以内に8人からの支援がありました

募集終了まで残り

2

日本初優勝を目指して ー火星探査機の世界大会への挑戦ー

もうすぐ
終了

現在の支援総額

1,356,000

90%達成

あと 2

目標金額1,500,000

支援者数83

私たちARES Projectは、5月末に米国ユタ州で開催される火星探査機の学生世界大会University Rover Challengeの決勝大会に出場しました。私たちは現在、この大会での優勝を目指して活動しています。

東北合宿 Day1
2025/12/27 10:20

こんにちは、ARES Project のJordanです!12月下旬に実施した東北合宿1日目は、ローバーとアームの統合後に実施したメンテナンスおよび動作確認に続き、東北大学の青葉山キャンパスにてURCミッションの1つである Equipment Servicing の模擬宇宙船修復を、本番さながらにカメラ越しの遠隔操縦で試行しました。今回使用した模擬宇宙船は、チームの機構メンバーが大会で実際に用意される宇宙船の構造を忠実に再現する形で設計・組み立てをしたものであり、本番環境を模した実験が可能となりました。この高い再現度ゆえに、試行中に機体の一部に損傷が発生しましたが、これは大会でも起こりうる事象と判断され、その場で原因の特定と対策の検討まで行うことができ、非常に有意義な本番想定実験が実現しました。また、段差やくぼみのある急坂での走行試験も実施し、新型機体が持つ高い安定性を確認することができました。さらに、実験と並行してARES Project支援者の方々を対象に見学会を開催し、実際の活動現場を直接見ていただくことで、チームの雰囲気を感じてもらう貴重な機会となりました。お越しくださった参加者の皆様ありがとうございました!


こんにちは、ARES Project のSeiyanです!先週の12月19日(金)に、仙台三越様のご協力のもと、クリスマスイルミネーションツリー点灯式にて、新機体 ARES 9をお披露目させていただきました。当日は、何度もリハーサルを重ねながら点灯ボタンを確実に押せるよう調整を行いました。また、クリスマスイベントにふさわしい雰囲気を演出するため、ARES9の内部にLED装飾を施しました。点灯式が始まると、通りかかった多くの方々が足を止め、点灯ボタンを押す瞬間を見届けてくださいました。点灯式後は、ライトアップされたツリーの前でARES9のデモンストレーションや操縦体験会を行い、多くの方にローバーを間近で見ていただく機会となりました! また先月には、仙台三越本館メインウィンドウにて、私たちのローバーを特別展示させていただくという、とても貴重な機会を設けていただきました。このように継続して発表・展示の場をご提供くださった仙台三越の皆さまに、心より感謝申し上げます。東日本放送様にもご取材いただき、当日の点灯式の様子がご覧いただけます。 


クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。第14弾は、アーム制御で活躍するShinchan。Shinchanは1年生で東京班に入ってくれて、先輩しかいない中、必死に食らいついてくる本当にパワフルな子です!いつもニコニコで先輩からも可愛がられてます。URCに向けてメキメキと成長しながらチームを盛り上げてくれます!しんのすけぇぇぇえええ!!SHINCHAN : アーム制御✴︎ ARES で担当していること僕はロボットアームの制御を主に担当しています。僕たちが目標としている大会であるUniversity Rover Challenge(URC)では、ミッションの1つとして「キーボードをアームで押す」というタスクがあります。その際に、アームに取り付けられたカメラを使って、どのキーがどの座標にあるかを計測できるようにする必要があります。そこで、それぞれのキーを機械が認識できるように機械学習をさせたり、カメラからキーボードまでの距離を算出し、そこから座標を出せるようなシステムを開発しています。この領域に取り組む上で最も楽しく面白い瞬間は、自分で開発したシステムが想像通り動いた時です。僕は大学に入るまで、制御系の分野については全く触れたことがありませんでした。そのため、先輩たちからご指導もいただきながら常に試行錯誤の連続です。コンピュータは良くも悪くもとても正直者で、少し指示の仕方を間違えてしまっただけでも正常に動かなくなってしまいます。さらにシミュレーション上でうまく動作したとしても、実機となるとうまくいかないケースもしばしば。しかし、そんな状況を経験した上でようやく想定通り動いてくれた時の達成感はこの上ないものです。また、ARESに入るまでは少ない人数でものづくりをすることが多かったのですが、1つの目標に向かって、高い能力を持った多くのメンバーと、1つのモノを創ることの面白さも日々学んでいます。✳︎ 大切にしていること僕が開発などに取り組む際に大事にしているのは、「まずやってみる」という姿勢です。機械やプログラムは、頭の中でいくら考えても動きません。実際に手を動かしてやってみてはじめて、それがうまくいくのかあるいは改善の余地があるのかがわかります。そして失敗を通して得た経験こそが、次の工夫や成長につながると考えています。この考え方はものづくりに限らず、あらゆる挑戦において共通することです。失敗を恐れずに行動する、もし仮に失敗したとしてもそれはそれで面白いと思うことで、より情熱を持って物事に挑戦できると思っています。✳︎ PASSION僕はPMのダニシさんと同じく、宇宙飛行士になり有人惑星探査を行うことを目標としています。幼い頃から宇宙に対して漠然と興味があり、宇宙へ実際に行き未知の世界を調べることができる宇宙飛行士という職業に憧れを抱いていました。年齢を重ねるにつれてその憧れは夢へ、そして目標へと変わり、現在は探査ロボットのエンジニアとして宇宙飛行士となり、そのロボットと一緒に惑星を探査したいと考えています。この目標こそがARESの活動の原動力となっており、日々の開発に対して強いモチベーションを与えてくれています。✴︎ 今後ARESで挑戦したいことかなり将来的な話にはなってしまいますが、現在開発しているローバーやアームを基盤として、実際に宇宙へ持っていけるロボットの開発に挑戦したいと考えています。ARESのメンバーはそれぞれの能力が非常に高く、そんな方々と共に作り上げてきたローバーは、僕にとっても特別で大切な存在です。だからこそ、実際の火星探査を想定して作り上げてきたローバーを、いつか本当に宇宙に送り出したいと思っています。2024年に日本の団体として初めてURCに出場したARESが、今度は学生団体として初めて、自ら開発した探査機を宇宙へ送る。それは言葉にできないほど困難な挑戦ですが、そのぶん挑戦する価値も計り知れません。これまでの活動で得た技術や知識、そしてメンバー1人ひとりの高い能力を結集させ、“地球の外”という新たなフィールドへ挑戦していきたいです。


こんにちは、制御班のmittsuです!12月13日(土)〜14日(日)の2日間、福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールド(福島RTF)にて、会津大学・福島RTF・ARES Projectによる三者合同実験を行いました!今回の合同実験は、URC(University Rover Challenge)を見据えた実証実験を行いたいARESと、令和6年度にRTF内に「月面クレーター模擬フィールド」を整備し利用促進を図りたい会津大学様、そして陸上ロボットの研究開発拠点として利用者拡大を目指す福島RTF、この三者の狙いが合致し実現したものです。 本実験に至る詳しい経緯については、こちらの記事もぜひご覧ください!今回は、この実験の具体的な活動内容をご報告します。ARES 9号機、福島に集結ARES Projectは、ローバーのボディーを開発する東北班と、アームを開発する東京班に拠点が分かれています。今回はそれぞれの班が現地へ移動し、福島で合流しました。 今回は、最新機体である「ARES 9」のボディとアームを統合する初めての機会であり、9号機としての初走行となるため、メンバー一同、気合を入れて準備に臨みました。 目指すはURC優勝。本番の環境に限りなく近いフィールドで、実戦的なデータを取ることが今回の最大の目標です。DAY 1:月面模擬フィールドでの実験初日はまず、福島RTFの中道様に施設全体をご案内いただきました。その後、9号機初となる東北班で製作したローバーと、東京班で製作したアームの統合を行いました!無事に機体の統合を終えた後は、いよいよ「月面クレーター模擬フィールド」での実験です。 このフィールドには月面土壌の模擬物質が敷き詰められており、タイヤと地盤の相互作用や通信環境など、非常にリアルな評価を行うことができます。【実施したミッションシナリオ】「月面クレーター模擬フィールド」では、クレーター中央部に設けられたブロック等の洞穴内部を調査するという想定で実験を行いました。 ARESローバー本体では進入困難な狭いエリアに、アームで把持した変形型月面ロボット「SORA-Q」を投入。これは、ローバーと小型ロボットが連携して探査を行うという、これまでに類を見ない高度なミッションです。また、当日は他の宇宙系学生団体の皆様にも多数見学にお越しいただきました。「宇宙開発」という共通の志を持つ同年代の仲間と交流でき、非常に刺激的な時間となりました。DAY 2:屋内実験2日目はあいにくの雨となりましたが、RTF内の倉庫施設をお借りし、URC本番のタスクを想定した実験を行いました。今回は、実際のURCで使用される宇宙船のモックアップを製作し、ローバーの操作性を確認しました。 最新の機体で、URC本番を想定した高レベルな実験ができ、チームにとって素晴らしい機会となりました。福島ロボットテストフィールドの皆様、会津大学の皆様のご支援、ご協力、本当にありがとうございました!


こんにちは、アルムナイのきづっちです!12月13日(土)~12月14日(日)の2日間、福島県南相馬市のロボットテストフィールド(RTF)で会津大学×RTF×ARES Projectの三者合同実験を行いました。具体的な実証内容等は現役のメンバーから説明してもらおうと思います。今回はちょっとした裏話。南相馬という場所を皆さんはご存知でしょうか。福島県の浜通りにある町です。この町は東日本大震災による甚大な被害を受けました。福島県が他の被災県と大きく異なるのは、大震災と大津波とその後の原子力発電所事故という3重苦、さらに風評被害という4重苦に苛まれたことだと思います。原発の20km, 30kmのラインはどちらも南相馬市を通り放射線の影響から土地利用の制限を受けてきました。この南相馬市は今、宇宙で盛り上がりをみせています。被害を受けた広大な土地から宇宙開発への道を見つけだし、歩き出したのです。現在では、人工衛星やロケットなどの開発拠点が置かれ、多くの企業が南相馬のポテンシャルを感じ、続々と集結してきています。私も殿ナイトと呼ばれる相馬家の殿の周りに相馬が好きな方、相馬の恵みを楽しみたい方、相馬にポテンシャルを感じる方が集まるイベントに参加したり、南相馬市で行われた福島スペースカンファレンスに2024年は大学生スタッフとして、2025年には大学生ピッチの運営・司会として携わらせていただきました。なんと今年は450名もの方が南相馬の小高区へ集結しました。特に印象に残っているイベントはAstroXの打ち上げです。福島スペースカンファレンス2025にて  今回の実証のきっかけやサポートとなっていただいた但野さんがこちらのyoutubeで『初めて皆が上を向いた。ロケットが飛んだ以上にこの地域においてとても大きな価値になった』とおっしゃっていました。今回の実証のきっかけとなったのは福島スペースカンファレンスの後に常木副市長を始めとする南相馬市の職員の皆さんとお話する機会をいただいたことです。その後は但野さんを始めとする一般社団法人宇宙産業連携機構の皆様やロボットテストフィールド、会津大学の出村先生、行政の皆さん、イノベ機構の皆さんなど多くの方のご支援・ご協力によりARES9初めての実証実験を行うことができました。皆さんご協力いただき本当にありがとうございました!!また、もし大学生で実証の場所を求めている方がいればご一報ください!!


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