誰かの役に立つピアノを一緒に作って、みんなと共に希望と笑顔を奏でたい♪

困難を抱えながらも未来を見つめて日々葛藤する子ども・若者が、メッセージ性のあるピアノ「Wrapi(ラピ)」を制作し、地域の人々と音楽でつながる場をつくります。子ども・若者が「誰かの役に立てた」という実感を得ることで、自信と希望を育むきっかけになることを目指しています。

現在の支援総額

376,500

376%

目標金額は100,000円

支援者数

37

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/25に募集を開始し、 37人の支援により 376,500円の資金を集め、 2025/11/10に募集を終了しました

誰かの役に立つピアノを一緒に作って、みんなと共に希望と笑顔を奏でたい♪

現在の支援総額

376,500

376%達成

終了

目標金額100,000

支援者数37

このプロジェクトは、2025/09/25に募集を開始し、 37人の支援により 376,500円の資金を集め、 2025/11/10に募集を終了しました

困難を抱えながらも未来を見つめて日々葛藤する子ども・若者が、メッセージ性のあるピアノ「Wrapi(ラピ)」を制作し、地域の人々と音楽でつながる場をつくります。子ども・若者が「誰かの役に立てた」という実感を得ることで、自信と希望を育むきっかけになることを目指しています。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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──1990年11月、草津アル・プラザから始まった挑戦 (未来を奏でるピアノ実行委員会)少し長いお話になります。今から35年前のこと。 私は音楽教室のスタッフとして、上司からこんな指示を受けました。「草津のアル・プラザでピアノとエレクトーンの展示会をやる。 そこで子どもたちのコンサートを企画するので、出演者を集ってほしい。」突然の話に、頭が真っ白になりました。 「子どもをひとりでステージに立たせるなんて、無理じゃないですか?」 そう思いながらも、仕事としてやらなければなりません。半信半疑のまま、私は保護者の方々に電話をかけ始めました。「今度、アル・プラザでコンサートをやるんですが、 お子さん、出演してみませんか?」するとほとんどのお母さんが、 「うちの子には無理です」と首を横に振ります。 そうですよね……。 私自身、人前で演奏するなんて考えただけで緊張しますから。「一応、子どもに尋ねてみますね。」 電話口からいったん離れるお母さん。諦めかけたその時、 電話の向こうからお母さんの驚いた声が聞こえました。「え!? 出るの? 本当に?」そしてこうおっしゃったのです。「お願いします。うちの子、出たいそうです!」その瞬間、胸の奥で“何か”が変わりました。「ひとりで人前で弾けない!って、決めつけた私が 間違ってたんだ!」そう気づいた私は、次々と電話をかけ、 気づけば13人の子どもたちが集まりました。そして迎えた本番当日。 草津アル・プラザの広場は、買い物客であふれています。 最初の1曲が鳴り始めた瞬間、人が立ち止まり、 演奏が進むにつれて、どんどん輪が広がっていきました。最後の音が響き終わると同時に、拍手喝采。 その光景を見た私は、全身が震えました。 子どもたちは誇らしげに笑い、 お母さんたちは涙ぐみながら「出てよかった」と言ってくれました。あの日の体験が、私の人生を変えました。 それ以来、「チャレンジコンサート」は私のライフワークになりました。 “人前で弾くのは怖い”と感じていた子どもが、 “弾いてみたら楽しかった!”に変わる。 そんな瞬間を見届けるたびに、 この活動を続けてきて本当によかったと思います。あれから35年が経ち、 これまでに3,500人以上の子どもたちがこのステージに立ちました。 最初の一歩を踏み出したあの日の気持ちは、今も変わりません。そして今、私はその“挑戦の舞台”をさらに広げようとしています。 それが今回のクラウドファンディング、 **「未来を奏でるピアノ実行委員会」**です。若者たちがデザインし、 街に置かれたピアノが人々をつなぐ。 あの頃、草津のアル・プラザで生まれた「子どもの挑戦」を、 今度は“街角のラッピングピアノ”として、 子どもや若者、そして皆さんの力をお借りして、 街全体に広げていく取り組みです。もし次の街にも、 若者がデザインし、子どもたちが演奏するラッピングピアノが生まれたなら、 それは、あなたの支援が“未来の挑戦”を生んだ証です。拍手が響くたび、 また新しい誰かが勇気をもらう。 そんな“音の種まき”を、 どうかこれからも一緒に続けてください。


今回のプロジェクトを始めたキッカケのひとつの物語。今年の春、ある遠くの街にピアノが設置されました。「誰もが気軽に立ち寄り、世代や立場を越えて交流できる“まちなかリビング”を目指したい。」そのために、思いついたのが「ストリートピアノ」「まちなかリビングには、黒いピアノよりカラフルなようが良い!」直感でそう思った担当者が、Wrapiを見つけてくださったのです。「デザインが可能なら、地域の若者に・・・」この流れが、今回のプロジェクトのヒントになりました。実際、ピアノ設置の現場に立ち会った関係者の方々の表情には、驚きと感動が入り混じっていました。「まるで空間が息を吹き返したようです」「このピアノなら、子どもたちも気軽に触れられそう」そう語ってくださったスタッフの方の言葉が、今も心に残っています。ラッピングを手がけた若者たちも、完成写真を見て目を輝かせていました。「自分のデザインが、こんな場所にあるなんて」その驚きと誇らしさが、次の挑戦へ向かう勇気に変わっていきます。Wrapiは、ピアノを包むだけでなく、“人と人との想いを包み込む”プロジェクトです。完成の瞬間には、関わった全員の心に「やってよかった」という充実感と、 「もっと良くしたい」という新たな課題意識が同時に生まれます。この循環こそが、次のWrapiピアノを生み出す原動力になっています。音楽の力って本当にすごいです!後半戦もぜひご支援のほどお願いいたします!


準備が、少しずつ形になってきました。 今回のWrapiピアノは、滋賀県内の大型スーパーに巡回展示予定です。 設置に向けて、関係者の皆さんと細かい調整を重ねています。今回のプロジェクトが広がる世界を想像しています。今後もカラフルなピアノが沢山の街角に設置され、そこに音が根づき、 やがて別の街へも“音の種”が広がっていくことを・・・もし次の街にも、若者が手がけたWrapiピアノが誕生したなら—— それは、今回ご支援くださった皆さまの力が 未来の誰かの挑戦につながったという証になります。ネクストゴールまであと少し。 この音の旅を、どうか最後まで見届けてください。


実は、「誰かが描いた絵をラッピングする」って、思った以上に難しい作業なんです。ひとつは、デジタル素材ならそのままシートにプリントできますが、 手描きの作品の場合は、いったん写真に撮ったりスキャンしたりして、 色味や線の質感を崩さないように調整する必要があります。そしてもうひとつ。ピアノって、実は四角い箱のようでいて、たくさんの曲線や段差があります。そのため、平面で描いたデザインをそのまま貼ると、 想像していた印象と変わってしまうことがあるんです。どうすれば絵の世界観をそのまま包み込めるか——角の部分をどう処理すれば絵が途切れないか——話し合いながら、何度も調整を重ねています。「難しいけど、完成したら絶対うれしいと思う」そんな言葉が聞けることを楽しみに制作を進めていきます。どんなピアノが生まれるのか。 完成まで、どうぞ楽しみに見守ってください。


クラウドファンディングを始めて、あっという間に折り返し地点を迎えました。この間、本当にたくさんの方にページを見ていただき、応援やご支援をいただきました。心から感謝しています。最初は、「資金を集めるための仕組み」としてクラファンを考えていました。でも実際に取り組んでみてわかったのは、これは“人の想いを可視化する場所”だということ。支援のひとつひとつにメッセージがあり、その言葉が自分の背中を押してくれる。そして、まだお会いしたことのない方からも、温かい共感の波が届いてきます。まるでストリートピアノのように、言葉を交わさなくても、音楽のように気持ちがつながっていく不思議な感覚があります。この経験を通して、「自分もまだ挑戦者の途中なんだ」と改めて感じています。折り返しを過ぎたこれからは、ここまで支えてくださった方々に、“形”でお返ししていく時間にしたいと思います。Wrapiが届けるのは、ピアノというモノだけでなく、その向こうにある“人と人のつながり”。引き続き、どうぞ見守っていてください。そして、この音の旅を一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。


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