先日、みちくさハウスにすてきな仲間が来てくださいました。「れもんハウス」を運営する琴子さん、そして「We are Buddies」の愛梨さんです。そしてお姉さま的存在の馬越裕子さん。私たちをコモンズ社会起業家フォーラムに呼んでくださった方です。「れもんハウス」は、西新宿にある「みんなの家」。温かい布団で休むこともでき、地域の人と交流したり、DIYや勉強会に挑戦することもできる場所です。新宿区のショートステイ・親子ショートステイの協力家庭にも登録されていて、親子が少し離れて過ごす時間を持つことで、関係が穏やかになることを大切にされています。まさにウィーズのみちくさハウスと似ていて、学ばせてもらうことが多くあります。私もれもんには伺ったことがあるのですが、本当に落ち着く空間です。「We are Buddies」は、5歳から18歳の子どもと大人ボランティアが「バディ」となり、1~2年かけて遊んだり話したりしながら「フラットでゆるやかな信頼関係」を築いていくバディプログラムを運営されています。パレナージュがフランス発祥なのに対して、バディプログラムはオランダが発祥。1:1の関係づくりの先輩ですね。お二方とも、親でも先生でもない第三者との関わりが、子どもの心の孤立を防ぎ、関わる大人にとっても学びと気づきをもたらしています。お二人との対話を通じて、あらためて思ったこと。それは「親子が少し離れて過ごせる居場所」「家族以外の大人と安心して関われる関係」は、どちらもこどもにとって大切で、そして互いに補い合える仕組みだということです。フランスでは「パレナージュ・ド・プロキシミテ」を実践する団体が手を取り合い、全国組織「トゥス・パラン(Tous Parrains)」が生まれています。日本でも、団体同士が協力しながら、よりサステナブルに、地域ぐるみでこどもを育む仕組みを広げていけたらと思います。エブリリーフの挑戦は、一つの団体だけではできません。仲間とともに、地域とともに、なのです。







