仕込んでから約2ヶ月。ミニ桶の様子を見てみます!重石、蓋を退けてみると…できてるー!お味噌できてるー!いつもと仕込む桶が違う、それだけのことですがやっぱりちょっと緊張します(°▽°)空気に触れやすい縁の部分には白いカビ(産膜酵母)がくっついてます。産膜酵母は酵母の一種で、食べても害はありません。が、風味を損なうため取り除きます。一部青っぽいカビも見られます。これはパンなどに生えるカビと同じようなものですが、味噌は塩分が強いため雑菌が育ちにくい環境です。(原料のシママースが雑菌からお味噌を守ってくれてます!)これらのカビも、表面を薄く取り除けば問題ありません!手作り味噌あるあるですね。表面はかなりマーブルな仕上がりになっています。重石が力が均等じゃないのかな?濃淡がはっきりしてるのは…なんでしょ?興味深いです。とはいえ、味噌は味噌です!食べてみます!お皿にとった3種類の味噌①表面の濃い色部分②表面の淡色部分③味噌を掘って取り出した中の部分全体的にまだ固く粒立っている感じがあります。味は…①しっかり味噌味。メイラード反応がしっかりででます。亜熱帯沖縄で天然醸造した夏のお味噌に近い。表面部なので仕方ないですが、固くて舌触りがビミョー②ちゃんと味噌味します。こちらの方が①に比べて少し甘みが感じられます。表面部なのでこちらも固めです。③味噌の味はするけど浅め。こちらも甘味はあるけど〜粒立った感が強めで塩角もまだ丸くなくて馴染んでない感じ。小さなミニ桶ですが問題なく発酵は進んでいます。まだ中身の発酵の浅さはあるものの、「なかなか美味いのでは?!」というのが正直な感想です。というわけで、蓋を戻してもうしばらく発酵を続けます!(2025.10初旬)




