8時間前、震える指先で「公開ボタン」をクリックしました。私は右手の指先がほんの数センチしか動きません。でも、この数センチの自由があれば、世界と繋がり、今こうしてみなさんと会うことができています。初めまして。赤石理人と申します。私は生まれつき「脊髄性筋萎縮症」という進行性の難病を抱えています。首から上と右手の指先が数センチしか動かず、生まれてから歩いたこともありません。8歳から10年間を病院で過ごし、退院の前例がない中で、何度も壁にぶつかってきました。「どうせ無理」そんな諦めの言葉が、周りにも、私自身にも染み付いていました。いや、諦めることが自分を守る唯一の方法だったのです。夢を描けば、自分では変えられない現実を突きつけられる。だから、夢を描くこと自体を諦めるしかなかった。私は、一人暮らしや進学、個人事業主を経て、現在はIT領域の営業を行っています。今なら思うんです。障害があるから夢を諦めるんじゃない。夢を描いて叶える仕組みと環境がないから諦めるということに。だから、福祉に革命を起こすことを決めました。重度な障害があっても、当たり前に「友達の結婚式に行きたい」「ディズニーにいきたい」「海で泳ぎたい」と口に出せる環境を創ります。選択肢のない社会を変えていきます。どうか、私たちと一緒に福祉に革命を起こす仲間になってください。みなさんからの、熱い熱い応援をお待ちしております。




