【津波から逃げて!】津波避難の合図を防災風呂敷で伝えたい!

南三陸・志津川の地で刻まれた東日本大震災の経験を、津波から命を守る風呂敷というかたちにします。東日本大震災の経験を、次世代につなぐ挑戦です。

現在の支援総額

1,113,865

111%

目標金額は1,000,000円

支援者数

141

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/19に募集を開始し、 141人の支援により 1,113,865円の資金を集め、 2026/04/30に募集を終了しました

【津波から逃げて!】津波避難の合図を防災風呂敷で伝えたい!

現在の支援総額

1,113,865

111%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数141

このプロジェクトは、2026/02/19に募集を開始し、 141人の支援により 1,113,865円の資金を集め、 2026/04/30に募集を終了しました

南三陸・志津川の地で刻まれた東日本大震災の経験を、津波から命を守る風呂敷というかたちにします。東日本大震災の経験を、次世代につなぐ挑戦です。

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ゆっきーさんは、椿の枝をいただきに、鎮守の森へ向かいました。椿の枝を、そっといただくその手の先には、これから色になる“いのち”静かに手を伸ばしながら、足元に目をやると――そこには、伐採されてしまった梅の木がありました。無造作に積まれた枝。その断面には、まだ乾ききらない、鮮やかな赤。それは、本来なら、花の色になるはずだったもの。まだ咲いていないのに。まだ終わっていないのに。けれど、その色は、確かにそこにありました。ゆきえさんは、その梅の枝を染めることにします。咲くことのなかった色を、もう一度、布の上に咲かせるために。咲かなかった花の色は、かたちを変えて、もう一度めぐりはじめる。太い幹は、また別の表情を見せていました。切り口にあらわれた年輪の美しさに、真弓さんは、こう言いました。「コースターか、なにかにできないかな」命は、ひとつのかたちだけで終わらない。枝は色へ。幹は、手に触れるものへ。そのすべてを受け取りに、アダチは、梅の幹をいただきに向かいました。製材所で加工してもらうために。手を合わせ、かみさまに、ご挨拶をして。鎮守の森を、そっとあとにしようとした、そのとき。ふいに、気配がありました。振り返ると、そこにいたのは――かもしか。音もなく、ただ、こちらを見ている。驚くでもなく、逃げるでもなく。ただ、そこに在るものとして、静かに、こちらを見つめていました。森の奥から、見送るように。あるいは、確かめるように。森をあとにしようとした、その時。静かに、見ている存在がいました。枝が切られたことも。幹が運ばれていくことも。そしてそれが、次のかたちへとつながっていくことも。すべてを、知っているかのように。やがて、かもしかは、静かに森の奥へと消えていきました。あの日の出会いは、ただの偶然ではなかったのかもしれません。咲かなかった花の色が、布へと移り。幹が、誰かの手に触れるかたちへと生まれ変わる。その営みを、森のいのちが、そっと見届けてくれていたのかもしれない。花として咲かなくても、いのちは、ちゃんとめぐっていく。かたちを変えて。役割を変えて。この防災風呂敷にも、そんな「色になる前のいのち」が、確かに息づいています。どうかこの一枚を、あなたの暮らしの中へ。そして、次の誰かへ。この“めぐるいのち”を、次へつないでいただけませんか。『命をつなぐ布の物語 #1』『命をつなぐ布の物語 #3』


まだ咲くはずだった花が、枝のまま積まれている――その光景から、この物語は始まりました。初めての打ち合わせ。あらかじめ染めていた試作の布。1番染め、2番染め、3番染め。そのやさしい色に、真弓さんは、思わずうっとりと見入っていました。八幡さまの鎮守の森から、試しに椿の枝をいただき、どんな色が出るのか、試してみることに。ゆっきーさんが、「次回は本格的に染め液を抽出するので、また枝をいただきに行きますね」と連絡をすると――「境内の整備で、咲いていた紅梅が伐られてしまって…」「まだ咲くはずだったのに、枝のまま山積みになっていて…とても悲しくて」その言葉に、ゆきえさんは、すぐに応えました。「命、布に繋ぎましょう!」本来なら、役目を終えてしまうはずだった枝。けれどその中には、これから咲こうとしていた“いのち”がありました。防災風呂敷も、椿染めの色を意識してつくられています。そこには、こうした「命をつなぐ想い」が、確かに重なっています。紅梅の枝も、これから芽吹く桜のつぼみも。その一つひとつに宿る命は、かたちを変えながら、めぐっていく。この風呂敷は、ただ“備えるための道具”ではありません。命を想い、つなごうとする人の手から、あなたの手へと渡るものです。どうかこの一枚を、あなたの暮らしの中へ。そして、次の誰かへ。命を、めぐらせていきましょう。この風呂敷を手にすることで、命をつなぐ物語に、あなたも加わります。『命をつなぐ布の物語 #2』もご覧ください


編んだもんだらを生んだ、もうひとりの母。ゆっきーさん(ゆきえさん)は、登米市を拠点に、岩手でも活躍するフラワーアレンジメントの講師です。鱒淵に暮らし、自然の草や木、花に、やさしく、まっすぐに向き合う人。そのまなざしは、いま、草木染めへと広がり、新たな表現へとつながっています。東日本大震災のとき。登米市東和町米川・旧鱒淵小学校には、南三陸町志津川中瀬町の方々が二次避難してきました。ゆっきーさんはボランティアとして、避難してきた方々の生活を支え続けていました。そこで、体育館を拠点に活動していたアダチと再会します。震災前、地域づくりのアドバイザーとして登米市に関わっていたアダチ。被災した女性たちの「生きがい」になるものをつくりたい。そんな想いから生まれたのが、エコたわしの構想でした。その話を聞いたゆっきーさんは、迷うことなく、自身が懇意にしていた手芸店を紹介します。アダチは、そこに通い、毎週のように編み物を学び、やがて生まれたのが――「編んだもんだら」でした。ゆっきーさんは、編んだもんだら誕生の、きっかけの人。いわば、“もうひとりの母”のような存在です。そして、ゆっきーさん自身もまた、震災の当事者でした。働いていた場所で地震に遭い、建物の2階から階段が崩れ落ちる中、やっとの思いで階下へ降りたあの日。一緒に働いていた志津川の方が、決死の覚悟で南三陸へ戻る姿を、涙ながらに見送った記憶は、今も心に残っています。だからこそ、命と向き合うまなざしが、深い。今回のプロジェクトでは、「八幡さまの椿を染めたい」という想いから、椿染めを担当してくださっています。草や木、花の命を受け取り、次のかたちへとつないでいく。ゆっきーさんと真弓さん、お二人の愛にあふれた椿染めに、どうぞご期待ください。※この時は、このあとに素敵な物語が生まれるとは思いもよらなかったのです。ゆっきーさんと真弓さんの出会いが生んだもう一つの物語をどうぞご覧ください。『命をつなぐ布の物語♯1』へ


海と椿の物語を、小さな手編みに込めて。南三陸のお母ちゃんたちがひとつひとつ丁寧に編んでいる手編みの作品 「編んだもんだら」。今回のリターンでは・タコ編んだもんだら・椿編んだもんだら・オリジナルポストカードをお届けします。タコ編んだもんだら南三陸といえば、タコ。荒波の海で育つ南三陸のタコはこの地域を代表する名産のひとつです。そのタコをモチーフにころんとした形に編み上げたのがタコ編んだもんだら。海のまち南三陸を思わせるかわいらしい手編みの作品です。椿編んだもんだらもうひとつは椿編んだもんだら。南三陸ではこれまで真弓さんたちが**「南三陸椿ものがたり」**という取り組みを続けてきました。塩害に強い椿を山に植え、将来の津波に備えた避難路となる椿の道をつくろうという活動です。椿はいのちを守り、未来へつながる希望の木。その椿をモチーフに生まれたのが椿編んだもんだらです。ポストカードの物語このリターンにはオリジナルポストカードもお付けします。実はこのポストカードは「編んだもんだら」が世に出てまもない頃生まれました。震災前からTwitterで交流のあった広島県・呉のみなさんが編んだもんだらを応援してくださり、イラストレーターさんが「編んだもんだら世に出る」という動画を制作。その想いが広がりデザイナーの皆さんがLINEスタンプやポストカードを作ってくださったのです。このポストカードにはそんな人のご縁の物語が込められています。宛名面にも編んだもんだら。細部まで楽しいポストカードです。南三陸の海、椿、そして人のつながり。その小さな物語を、ぜひお手元で感じていただけたら嬉しいです。リターン内容7,000円【海と花を編む|タコと椿の「編んだもんだら」手編みセット】・防災風呂敷 1枚・編んだもんだら(エコたわし) タコ・椿 各1こ・オリジナルポストカード(3枚セット)


今回のプロジェクトを進める中で、ふと、2年前の出来事を思い出しました。熊本で女性防災リーダー育成に取り組む「Rin」の皆さんが、宮城を視察に来てくださったときのことです。視察2日目は、私がバスに同乗させていただき、登米市の とめ女性支援センター やインキュベーション施設 コンテナおおあみ など、女性たちが地域で活動している拠点をご案内しました。震災後に生まれた取り組みのひとつ、アクリルたわし 「編んだもんだら」。海の生き物の形をした小さな作品ですが、手仕事を通して女性たちがつながり、生きがいや仕事を生み出してきた活動でもあります。制作や販売に関わるメンバーとも交流していただき、コミュニティカフェで昼食をご一緒しました。その日の「はっと汁」は、体も心もほっと温まる、やさしい味でした。午後は、南三陸町の 上山八幡宮 を訪れ、工藤真弓さんのお話を伺いました。復興の過程で、たくさんの話し合いの場をつくり、一人ひとりの声を大切にしながら地域の未来を考えてこられたお話は、とても印象に残っています。祈念公園では、防災庁舎の遺構についてのガイダンスもあり、震災の記憶をどう次の世代へ伝えていくのか、改めて考える時間にもなりました。当時は、登米で活動する私と、南三陸で活動する真弓さん。それぞれの地域で、それぞれの形で復興や地域づくりに関わっていました。でも今は、こうして 同じプロジェクトに取り組む仲間 になっています。振り返ってみると、あの時の出会いや交流も、いまにつながる 大切なご縁だったのだな と感じます。地域と地域がつながり、人と人の想いが重なって、新しい取り組みが生まれていく。そんなご縁を大切にしながら、このプロジェクトも進めていきたいと思っています。※当時の様子は、くまもと女性防災リーダー育成プロジェクトRinさまのInstagramで紹介していただいています。@rin.kumamoto.musep良かったら、ご覧ください。


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