皆さま、こんにちは。鈴木です。今日は、今回のプロジェクトの根幹にあるテーマ、「越境学習(海外×若者の視点)」が、なぜ中小企業の生存戦略になるのか?を “感覚” ではなく 構造とデータに基づいてお話しします。―――――――――――――――――――――――1|日本の中小企業が直面する「構造的な3つの課題」―――――――――――――――――――――――日本の中小企業は、今3つの壁に直面しています。① 人材不足(特に若手)中小企業白書では、「人材確保が経営課題」と回答した企業が63.0%。特に若手の採用は極めて困難な状況です。② 市場縮小(国内の右肩下がり構造)総務省統計よると、国内の内労働人口は 2040年までに1,200万人減少。つまり、国内だけを見ていたら、確実に売上は縮む時代に入っています。③ デジタル対応の遅れ(負のループ)若手がいない → デジタルやSNSが進まないSNSが進まない → 採用・販促・認知が進まないという負のループに入っている企業が多数存在します。――――――――――――――――――――2|“越境学習” がなぜそれを解決するのか?―――――――――――――――――――――越境学習とは、自社とは異なる文化・世代・価値観と交わることで、今まで気づけなかった視点を獲得する学びのことです。日本企業にとって、この効果は非常に大きいと実感しています。効果①:自社の“思い込み”から解放される多くの中小企業は、気づかないうちに「うちの業界ではこうだから」という固定概念に縛られています。フィリピン学生が入るとこうなります。「え、なんでそれを発信していないんですか?」「御社の価値は、ここだと思います。」―― この 「外からの視点」 が、企業の未来を動かします。効果②:若者の感性が企業SNSを動かす中小企業が抱える最大のSNS課題は:・人手がいない・ノウハウがない・継続できないこの3つです。しかし学生が入ると、TikTok/Instagram等の感覚 が一気に流れ込みます。その結果、社長が理解できなかった「SNSの意味」が、体感できるレベルで理解できるようになっていきます。効果③:社長の意思決定スピードが跳ね上がる異なる文化・言語・世代と働くことは、「問題を分解する力」と「決める力」の両方を鍛えることになります。私たちの「企業×学生 課題解決プロジェクト」に参加した社長は、ほぼ全員、帰国後に意思決定が速くなります。理由はシンプルです。「未来を感じると、人は動けるようになるから」です。―――――――――――――――――3|越境学習は“企業の若返り”にもなる―――――――――――――――――中小企業に不足しているのは、・若手人材・新しい視点・デジタル発信・未来志向の意思決定これらはすべて、「海外の若者と協働することで補完できる」 ものばかりです。つまり越境学習は、自社に若い血を注ぎ込む行為でもあります。これは採用より安く、教育より速く、研修より効果的だと言えます。4|今回のプロジェクトは、越境学習を「仕組み化」する挑戦これまで私たちが企画してきた短期間・単発の企画ではなく、大学と企業が継続的に学び合い、学生が実践の中で成長し、企業が新しい視点を獲得する。その循環を「仕組み化」するのが、今回のプロジェクト「人材開発ラボ構想」です。これは、・日本企業の課題・フィリピンの若者の未来・アジアの人材循環これらを同時に解決する挑戦です。最後にお願いです。越境は、企業の未来をひらく鍵。日本の中小企業に必要なのは、技術でも、補助金でも、人材紹介でもなく、「新しい視点」 です。そしてそれは、境界を越えた瞬間にしか生まれません。そんな未来を一緒につくるために、今回クラウドファンディングに挑戦しています。先ずはプロジェクトページをご覧ください。もし応援したいと感じていただけたなら、知人やご友人にシェアしていただくだけでも、大きな力になります。プロジェクトページへ明日の活動報告では、「企業と学生の“相互変容”とは何か?」越境学習の本質をさらに深掘りします。引き続きよろしくお願いいたします。




