日本最後の烏梅を、次の舞台へ。にっぽんの宝物全国大会へ挑戦します。

日本最後の烏梅を、次の舞台へ。― 全国大会への挑戦は、皆さんと一緒に決めたい ―

現在の支援総額

429,460

123%

目標金額は349,000円

支援者数

57

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/06に募集を開始し、 57人の支援により 429,460円の資金を集め、 2026/02/20に募集を終了しました

日本最後の烏梅を、次の舞台へ。にっぽんの宝物全国大会へ挑戦します。

現在の支援総額

429,460

123%達成

終了

目標金額349,000

支援者数57

このプロジェクトは、2026/02/06に募集を開始し、 57人の支援により 429,460円の資金を集め、 2026/02/20に募集を終了しました

日本最後の烏梅を、次の舞台へ。― 全国大会への挑戦は、皆さんと一緒に決めたい ―

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伊賀の紅花
2026/08/29 20:01

先日の紅花染め体験は伊賀から来られました。国境の短い峠を越えれば伊賀国であったように、月ヶ瀬のすぐ隣が伊賀です。歴史を遡ってみると、伊賀と月ヶ瀬には深いつながりがあります。紅花の話をすると『紅花といえば山形ですよね』と言われます。現在は紅花がたくさん栽培されていることに間違いはありませんが、歴史を辿ると景色は変わります。紅花はエジプトや中東周辺が原産で、温暖で乾燥した地域に適した植物です。シルクロードを経て中国へ伝わり、そこから日本へ伝わりました。平安時代の『延喜式』には、紅花を納める国として24か国が記されています。伊賀、伊勢、尾張、三河、駿河、甲斐、相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、信濃、上野、下野、越前、加賀、越中、因幡、伯耆、石見、備後、安芸、紀伊この中でも伊賀国は特別で、他の国では紅花の貢納量が二両に対し、伊賀は七斤八両。この突出した量からも当時の伊賀が重要な紅花の産地であったことが分かります。そして、伊賀は今も紅花の栽培が続いています。近畿とは『畿(都)』に近いところ。京の都に近い伊賀では紅花が、月ヶ瀬では烏梅がつくられ、川と山を越えそれぞれ都へ運ばれました。紅花と烏梅から生まれる美しい紅は朝廷や貴族の装束を彩り都の文化を支えていました。時代は下り江戸時代、紅花は『紅一匁、金一匁』と言われるほど高価なものでした。米沢藩では上杉鷹山公が、厳しい財政を立て直すため奨励した産業の一つが紅花栽培です。こうして山形は紅花の産地になっていきます。はるか昔にエジプト、中東付近からシルクロードを経て中国、そして日本へ。歴史を知ると、目の前の紅花もいつもとは違って見えてきます。今も中国や中央アジアでは、紅花がたくさん栽培されています。紅花と烏梅。遠い国からやってきた二つのものが、京の都を経て今も月ヶ瀬でつながっています。今回の紅花染めでは、そんな伊賀と月ヶ瀬の歴史のお話もさせていただきました。知っているようで、実は知らない紅花。歴史を知るのも紅花染めの楽しみです。#紅花#紅花染め#伊賀#烏梅#梅古庵


烏梅完成
2026/08/26 20:53

今年の烏梅が完成しました。6月25日天神さんにお詣りをしてから烏梅づくりを始めます。遣隋使によって1300年前に薬として日本に伝えられた烏梅は、古くから薬用や紅花染めの媒染剤として使われてきました。奈良県月ヶ瀬には約700年前の南北朝時代に烏梅製造が伝わり、最盛期には400軒もの製造所がありました。しかし明治時代に化学染料が発明されると需要は激減します。製造所は次々に閉鎖され、戦後には梅古庵が唯一の生産者となりました。それでも、古式の製法による染色を重んじる一部の方々に向けて、細々と烏梅づくりを続けてきました。私は、もし烏梅が失われれば染色文化だけでなく、烏梅をつくるために育てられてきた月ヶ瀬梅林の歴史や、そこから生まれた景観、そして月ヶ瀬が持つ文化的な価値までも失われてしまうのではないかと思っています。そこで烏梅をただ保存するだけではなく、現代の暮らしの中でも価値を持つ地域資源として活かし、新たな需要を生み出しながら未来へつないでいく活動を始めました。今年も天神さんへのお詣りから始まった烏梅づくり。完熟して落果した梅を蒸し、燻し、天日に干し、約2か月の時間をかけて、今年の烏梅が仕上がりました。こうして今年も無事に完成を迎えられたことに感謝します。写真@photo_k_e_shyuji#烏梅#月ヶ瀬#遣隋使#南北朝時代#梅古庵


大人の寺子屋余白
2026/08/24 21:29

築120年の町屋を改装した大人の寺子屋『余白』で、紅花染めワークショップの授業を行いました。いつもの紅工房とは少し違う雰囲気の紅花染めです。同じ紅花、同じ烏梅を使っていても、空間やそこに集まる人によって、見える景色も、感じる色も変わる気がします。古い柱や梁が残る町家の中に、現代アートの作品が溶け込み、その間に紅色が広がりました。休憩時間には、烏梅を使った「酸梅湯」と「ティラミス 烏梅・オ・ショコラ」紅花染めの合間に味わう烏梅も、いつもの紅工房とはまた違った表情。どちらも大好評で、ほっとひと息つく時間になりました。休憩時間にちょっと面白かったこと。最近はやりの、入社試験でも使われる性格診断を参加者でやってみました。すると、この小さな空間の数名の中に、日本人にはかなり少ないレアキャラ「INTJ建築家タイプ」が3人も。建築家タイプはアーチストや研究者などにも見られるそうで、物事を深く考え、独自の発想で仕組みをつくり、自分なりの世界観も大切にするタイプだそうです。古いものを残しながら、新しいものを取り入れる。決まった形にとらわれず、それぞれの感性で楽しむ。この場所に建築家タイプが3人も集まったのも、分かるような気がします。現代アートの空間をつくる人がいれば、紅花や烏梅のことを考えている人もいる。そこから日本文化を学んでいる人もいる。アプローチは違っていても、向いている先には共通するものがある気がしています。紅色もいつもより、ちょっと自由に見えた一日でした。※ちなみに私の診断タイプは、事前に先生に見抜かれていた通りでしたw@terakoyayohaku#大人の寺子屋#余白#紅花染め#烏梅#梅古庵


紅工房の夏
2026/08/20 20:21

この夏、紅工房では紅花染めを体験される方が増えています。今日も夏休みキャンペーンで、紅花染めを楽しみにお越しくださいました。蝉の声が聞こえ、時折、涼しい風が紅工房を吹き抜けます。ドアは開いているのに蚊は入ってきません。キク科の紅花の香りがそうさせているのか、それともバラ科の烏梅が不思議な力を出しているのか。そんな夏の紅工房で今回染められたのは、真っ白なワンピースです。裾に向かって紅がグラデーションになるように美しく染まりました。白い布に紅花の色が少しずつ重なる変化も、紅花染めの面白さです。紅花から黄色い色素を抜き、灰汁と烏梅を使って紅を引き出します。手を動かしながら、紅花や烏梅、そして歴史のこと、昔の人がどのように色と向き合っていたのかをゆっくりお話しする時間も、紅工房の楽しみのひとつです。季節の移ろいを感じながら、紅工房で紅花染めを楽しんでみませんか。自分の手から、自分だけの色が生まれます。どうぞお気軽にお問合せ下さい。詳しくはプロフィールのリンクを参照下さい。#紅花染め#烏梅#灰汁#夏#梅古庵


平城京50名の奈良の紅花染めのトビラが無事に終わりました。最初の30分は、烏梅のお話をしました。1300年前、遣隋使によって日本へ伝えられた烏梅。薬として、そして紅花染めの発色や色止めに使われながら、日本の文化の中で長い時間を歩んできました。月ヶ瀬の梅林が、もともとは烏梅をつくるための梅の木から始まったこと。烏梅と月ヶ瀬の歴史、紅花のお話を作業前に聞いていただきました。今回の紅花染めには、いくつかの難しい条件がありました。場所は平城京。大量の烏梅液と灰汁をどうやって運ぶのか。通常5時間かける工程を今回は2時間。そして参加者は50名50名分の道具時間のかかる工程の短縮投資と条件場所、時間、人数、予算諦めるのではなくどうすれば出来るのかを。課題を一つひとつ出し、解決する方法を机上で組み立てていきました。そして本日、考えた筋道どおりにひとつひとつの工程が進みました。繊細なPH机上でどれだけ理論を組み立てても、現場では思い通りに進むとは限りません。今回それを実現できたのは、参加してくださった皆様の協力です。そして、サポータースタッフの皆様がそれぞれの場所で動いてくださったことです。皆様が楽しそうに作業し、最後に全員で並んで写真を撮ると、平城京が紅と烏梅に染まったような、美しい光景がそこに広がりました。難しい条件だったからこそ、それを皆で乗り越えてこの景色を見ることができた事が嬉しかったです。参加してくださった皆様、そして力を貸してくださったサポータースタッフの皆様、ありがとうございました。皆様にとって今日の紅花染めが心に残る一日になってもらえたら嬉しく思います。@narano_tobira写真@photo_k_e_shyuji※参加者の皆様烏梅のお話の中で「月ヶ瀬Kキューブド」の説明をしているとき、実は自分で仕込んでおいた小ネタがありました。講師がここは絶対に笑ってはいけない。そう思えば思うほど笑いがこらえられず、小ネタを言う前に自分でツボに入ってしまいました。大変失礼いたしましたw#平城京#奈良のトビラ#紅花染め#烏梅#梅古庵


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