沢山の応援、本当にありがとうございます!真面目な話ばかりでそろそろちょっと個人的な話に振ろうかと思う今日此頃です...今日は大事なお話、資金について皆様から頂いた資金は大部分を「日本からの種生姜の輸送費」に充てる予定です日本の生姜は独自の品種改良が行われておりおそらく他の国にはない品質です美味しい生姜を届けるために、日本産の種にこだわりますまず、種生姜ですが高知の生姜農家さんがリトアニア輸出分を担ってくださることになりそうです!(種生姜は500円/kgで2022年現在、扱っています。)リトアニアでは条件を確かめるため、2年目以降毎年テスト予定です(1~2年はリトアニアの農家に就農し、気候や土壌、文化を学ぶ予定です)小さい範囲で一反(1000㎡)で行うとして生姜の必要量は約500kgなので約25万円日本からの輸出費用が30万円前後(15~20℃での温度管理)かかる予定で、一回のテストで約55万はかかります充分検討した上でテストしますが1回で成功するとは考えていないので2~3回はやる想定をしていますあればあるほど実現可能性が高まりますので皆様のご協力が本当にありがたいです...がんばりますね!だいご
先日、高知県黒潮町のマルシェで醍醐出店しました!写真は人が落ち着いている時ですが大勢の方が!実は毎回マルシェでも遊芸庵(借りている場所)でも最初は〈本当に求めてくれるのかな〉と不安になります...ただお客さんが笑顔で「美味しい!」と言ってくださった瞬間にその不安が吹き飛んで〈あぁ..やって良かった〉と!きっとこの不安は慢心しないための重要な要素なんだろうなと考えていますいつも初心で、一人一人を大切に。次回は7/30に四万十町岩本寺の「岩本寺マルシェ」に出店予定です!岩本寺マルシェが醍醐の起点で大事な取り組みです是非是非〜
大使館のお話の続きです国民性について「優しい心の持ち主が多い」印象です。大使館でも皆さん、本当に親切丁寧でリトアニア現地へ行ったときも温かいおもてなしに癒やされました...戦争での支配など辛い経験をした分人への思いやりがなお一層あるのではないかと思っています。生姜の栽培についてこれが一番大きな希望であり課題でもあります。正直、リトアニアの気候は真冬極寒の非常に厳しく、基本的には適していません。ですが、海沿いの比較的温暖な地域や地球温暖化の影響で夏場は30℃前後になる条件を利用すれば気温の面では不可能ではありません。また土壌についてこちらも基本的には肥沃とは言えません。ですが、籾殻や蕎麦殻を独自発酵させた特殊なぼかし(天然肥料)を用いて、土を整備することで、肥沃にできます。これも不可能ではなくその農法を持つ農家さんと手を組んでリトアニアで栽培を行う予定です。欧州にはスペインやイタリアなど温暖な気候もありますが、むしろ厳しい気候・土壌でも栽培できることのほうが今後の展開として可能性を秘めていると考えています。変態かもですが困難がある方が興奮する性格なもので。笑乗り越えた先には、見たこと無い景色(未来)が広がっていると思っています。だいご
今回は大使館で話し合った「生姜の需要と可能性」についてQ:日本の生姜は果たして需要があるのか?A:あります。農業担当の方によると生姜を食べる文化はあり需要はあるのですが、中国産がメインで「美味しくない」と率直な感想を述べてくれました育てた生姜をお渡ししたところ「日本の生姜は品質が良くて美味しい!可能性があるし色々なものを組み合わせてみたい」と仰ってくださいました。これはたまたまではありません。3年前に前農業担当者の方とお話したときも同じ意見でした。バルト三国の方々に市場調査したことも。また、我が家が元々ホストファミリーであったこともありフィンランドやスイス、フランス、アメリカ等々様々な国の方にも聞いたところ「生姜は薬のイメージで美味しくない」と。日本の生姜は、独自の品種改良が行われており美味しいのです。そして大多数の国で、古くから健康のために食べる文化があります。ですが生姜が栽培されていない地域、北半球の欧州やアメリカは中国産の生姜がほとんどです。なぜ日本の生姜が海外では流通していないのか?1つ目の理由は、生姜の大手でさえ、海外を視野に入れていない現状。(実際に高知の生姜最大手の社長さんとお話した時に確認しました)2つ目の理由は、日本の生姜の99.5%が欧州やアメリカの農薬基準に適していない。が挙げられます。日本では許可されている農薬が、海外ではNGな場合が結構あるそうです。だからこそ農薬を使わない生姜には潜在的価値が十分にあり更に、需要のある現地で栽培できれば誰もが笑顔になれると考えています。まだ未開拓のブルーオーシャンそこへ踏み込む予定です色々壁はあると思いますが、乗り越えてきますね!最初は一人で小さく切り開く予定ですが、是非是非皆様の力もお借りできれば。がんばります!だいご
東京滞在中リトアニア大使館へ行きましたその内容について、皆様にご報告を今回・ビザ・農業と生姜の2点をより明確に話し合いしてきました。今回はまずビザについてリトアニアへの日本人の入国は1.〈スタートアップビザ〉2.〈観光ビザ→法人ビザ〉3.〈就労ビザ〉の3つが現時点でリトアニアへ移住する手段です。1.スタートアップビザは、承認が降りれば外国人(僕)が一番入りやすいビザですがITやAIなど先進技術を用いた”革新的”なアイデアを求めており農業分野ではなかなか難しいです。https://startupvisalithuania.com/startup-visa-lithuania/steps/(ただ、申請はして農業にITを組み合わせたアグリテックのアイデアはいくつか提案していす。返事待ちですが長くかかりそうで、あくまで候補にしています)個人的には、欧州で未だ栽培できていない生姜に取り組むこと自体革新的だと思っていますが...ただルールには従うべきなので、その思いはグッと堪えてます。笑2.観光ビザ→法人ビザは、観光ビザの3ヶ月以内にリトアニア現地で会社を設立することで得るビザです。ただし、個人一人での法人設立で14,000euro(日本円で約200万円)一人以上で28,000euro(日本円で約400万円)と、かなりコストがかかります。僕はその分、種生姜の輸入費用や生姜の発信費用に充てたい...そのためこのビザはパスしています。3.就労ビザは、その名の通り、現地の企業に採用してもらいその信用を元に発行するビザです。僕の計画では、まず1~2年はリトアニアの農家へ就農し現地の気温、土壌、文化を肌身で感じてそれに合わせて生姜料理&作品や生姜栽培を行う予定です。そのため、このビザの取得を考えています。どうやって繋がるのか実は、リトアニア親善大使の方や大使館の農業担当の方が僕の生姜プロジェクトに興味を持ってくださり、農家さんに僕を紹介して頂けることに!自分のことを伝えるための資料も作成しています。良いご縁があることを願いつつ、今できることをしっかりこなしていきますね。だいご