このたびは【クーフーリンの蜂蜜酒を造る】プロジェクトをご支援頂き、誠にありがとうございます。*目標1590%達成*854名の皆様に蜂蜜酒をお届けできること、大変嬉しく感激です!日本でミードがほぼ知られていない中、13年前から杜氏をしている利也さんも『びっくりしました!酒造り頑張ります!』と大喜びです。このあとは瓶詰めと梱包作業をスタートいたします。7月から順次、発送作業を行なっていきますので、今しばらくお待ちくださいませ*【活動レポート13】本日はマリアージュ*メイン編*のご紹介。チーズやサーモンなどの前菜編はこちら▶︎https://camp-fire.jp/projects/249082/activities/175197#main *活動レポート1*女王メイヴの蜂蜜酒**活動レポート2*サーモンと蜂蜜酒**活動レポート3*蜂蜜酒の造り手**活動レポート4*夏至の赤い満月**活動レポート5*ルーン文字の神秘**活動レポート6*祝祭ベルテーン**活動レポート7*神秘の国アイルランド**活動レポート8*古代アイルランドの蜂**活動レポート9*アイルランドの蜜月**活動レポート10*古代酒ミードを醸す**活動レポート11*クーフーリンの血*【肉料理とのマリアージュ】マリアージュとは、ミードと料理がまるで結婚したかのように絶妙に調和していることをいう。ミードは肉の油と相性がよく、肉に合わせる事の多い赤ワインが苦手な方も、ぜひミードを肉料理のお供に試してみてほしい。【ローストビーフ】ローストビーフを一口たべて蜂蜜酒を呑む。肉の旨み×ベリーソースの甘み×蜂蜜の香り...何層にも重なって襲ってくる美味しさで無限に食べてしまう(@ ̄ρ ̄@)冷やしてロック、または炭酸で割ってすっきりのスパークリング・ミードとともに。【ステーキ】ドライなジンジャーエールで割る「ジンジャー・ミード」と肉ッ!ハチミツ×ショウガのベスト・カクテル。これからの時期はBBQにも最高。肉にも、焼きネギにも(@ ̄ρ ̄@)【ジビエ】鹿肉はもちろん、鴨肉やラム肉の油を蜂蜜酒ミードで流す。これすなわち、至極のマリアージュ。クーフーリンの故郷アイルランドでは羊肉がよく食べられ、ローストラムや骨つきラム、ラムチョップ、マトンなどのメニューも伝統的な料理として親しまれている。蜂蜜の甘みが肉汁と絡み合ってたまらん...北欧やヨーロッパの伝統的なミードもジビエの臭み消しにぴったりだったよう。疲れたときはラムチョップと蜂蜜酒。蜂蜜酒を林檎ジュースで割ると、☆-HP回復に効果的-☆【秩父令和商会】-秩父令和商会 - ジビエ串とネクタル -蜂蜜酒ネクタルの数種類が呑める西武秩父駅前のお店♪食べ物は持ち込み可なので、商店街"じんじんばあ"の鹿肉串や猪肉串とともに(〃ω〃)お酒強い方は蜂蜜酒×ウィスキーの「ハニーウィスキー」もお試しあれ♪【オールドアロウ】西荻窪にある中世風酒場 -古い弓矢亭 --オールドアロウ - The Old Arrow -無濾過ネクタルと羊肉ソーセージと(@ ̄ρ ̄@)ネクタルのほか、世界のミードも呑める。やっぱり、焼きネギとも合う* 白カビ系サラミとも美味しい。つまり、オールドアロウさんは万能!-無濾過オレンジ花のネクタル-【原価BAR】-原価BAR(五反田)- ラム肉ステーキ -クミン塩を効かせたラム肉ステーキのマリアージュはトベる旨さ☆原価BARでは、ネクタル4種飲み比べも可能♪【プエドバル】-プエドバル(北千住) - 馬刺し -杜氏もイチオシのマリアージュは馬刺し。プエドバルでは肉厚の馬刺しをトチ花の"会津ミード"とともに♪【鴨肉・鶏肉】-日本ヴァイキング協会とのコラボイベントにて-ローストチキンにかじりつきながらミードをごくり。角のホーンカップがあればこの上なし!鴨肉ハムともめちゃ相性よし。最近はスーパーにも鴨肉の燻製など売ってるので、ぜひ晩酌のお供に(〃ω〃)-♪・・・駆け抜けるようにマリアージュのご紹介終了!かなり肉肉しくなりましたwネクタルが呑めるお店も増えてきているので、テイクアウトにも、お出掛けにも、肉女子とのデートにもおすすめなネクタル-☆▼プロジェクトはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/249082▼蜂蜜酒ネクタル情報http://nektar.jp/▼エレナのツイッターhttps://twitter.com/nektarjp▼秩父令和商会(西武秩父駅前)https://twitter.com/chichibureiwa秩父土産販売と世界の珍しいウイスキーと蜂蜜酒(ミード)が飲める不思議なお店です。営業は土日祝日12-19時です。事前予約で平日でも営業可能です。
現在【目標1400%】達成!残り6時間!786名様のご支援、誠にありがとうございます。*クーフーリンの蜂蜜酒*実行中*最終日*https://camp-fire.jp/projects/view/249082 今回ご支援頂いた蜂蜜酒は、これから瓶詰めと梱包作業に突入します!【活動レポート12】*本日はペアリング*前菜編*鮭にまつわるクーフーリンの妙技もご紹介**活動レポート1*女王メイヴの蜂蜜酒**活動レポート2*サーモンと蜂蜜酒**活動レポート3*蜂蜜酒の造り手**活動レポート4*夏至の赤い満月**活動レポート5*ルーン文字の神秘**活動レポート6*祝祭ベルテーン**活動レポート7*神秘の国アイルランド**活動レポート8*古代アイルランドの蜂**活動レポート9*アイルランドの蜜月**活動レポート10*古代酒ミードを醸す**活動レポート11*クーフーリンの血* 【前菜:チーズ】◆-----------------------------------------◆白カビ系のチーズと相性抜群!*カマンベールやブリー、ヌーシャテル*カタめ系だとチェダーがおすすめ♪◆-----------------------------------------◆アイルランドでは、コルカノンという伝統的なじゃがいも料理にチーズがたっぷり使われる。-Cál ceannann-キャベツ×チーズに溶けたバターが旨そうだ。ハロウィンの時期につくってみんべ。また、アイルランドにはユニークなチーズがある。ハンドクラフトで作られるとても希少な「キャシェルブルー」だ。-Irish Cashel Blue-青かびの風味とナッツのような香ばしさが特徴的。アイルランドで作られた最初のブルーチーズだという。そして、もうひとつは「ポーターチーズ」。-Irish Porter Cheese-ナイフをいれると内部は乳白色の大理石模様が浮かび上がってくる。アイルランドを代表する黒ビール 「ポーター」を練り込んでつけられたもの。甘みと一緒に麦芽のほろ苦さとローストした香ばしさが口いっぱいに広がる。【女王メイヴとチーズ】蜂蜜酒はチーズとの相性が抜群。しかし、女王メイヴは自らが殺めた妹の息子フォアベイの投石機によって、発射されたチーズを後頭部にぶち当てられて暗殺される。この赤い蜂蜜酒を飲む際には、メイヴの人生にも想いを馳せながらカタめのチーズとじっくりご堪能あれ。【前菜:カプレーゼ】◆----------------------------------------◆ミルクの濃厚な甘み × 蜂蜜の甘みで優勝!バジルソースと蜂蜜香もかけあわさって...(@ ̄ρ ̄@)◆----------------------------------------◆ミードはハーブを入れて造る国も多く、もともと相性がよい。ちなみに、エリザベス女王1世が愛飲していたハーブ入りの蜂蜜酒は"メディスン"の語源だと言われる。また、蜂蜜は薬として使われていた時代もあり、ケルト人は不死の霊薬としてミードを崇めていた。【前菜:生ハム】◆-------------------------------------◆ミードは肉の油とも相性よし!生ハムの旨み × 蜂蜜酒のコクが絶妙*ジンジャーエール割や炭酸割で、ちょい昼呑みにもッ♪(* ̄∀ ̄)ノY☆Yヾ( ̄O ̄*)♪◆-------------------------------------◆セミドライなミードはワイン感覚で呑める。また、ネクタルは渋みがほぼなく、酸味がほどよいため、お酒が苦手な方でもするする呑めちゃう(〃ω〃)【前菜:サーモン】◆------------------------------------◆レモンをキュっと絞ったサーモンとキンキンに冷やした蜂蜜酒(@ ̄ρ ̄@)クリームチーズを添えても素敵*◆------------------------------------◆【英雄の鮭跳び】幾多の妙技(cles)をもつクーフーリン。それぞれ「鳥の技」や「リンゴの技」などの名前がついている。そして、よく使う妙技が「鮭跳び」(ích n-erred)なのである。「不幸の平原」を抜け、猛獣が待ち構える「危険な谷」を越えたクーフーリンは、「跳躍の谷」へとたどり着く。ここは影の国の女王スカサハの城にいたる最終関門で、谷に渡された「弟子の橋」を通らなければ、彼女の元にたどり着けない。しかも、この橋は渡っている途中で跳ね上がり、渡ろうとする者を弾き落としてしまう仕掛けが施されている。そのため、橋のたもとには足止めを食った多くの武芸者たちがキャンプ生活を送っていた。彼らとの会話で橋の仕掛けを知ったクーフーリンは果敢に橋に挑戦していく。だが、いくら助走をつけて駆け上がっても、そそり立つ壁を越えることは出来なかった。その姿を見た武芸者たちは、彼の無謀な挑戦を笑う。だが、4度目に挑戦したクーフーリンは、見事な跳躍を見せて周囲を驚かせた。この跳躍法こそ、スカサハの教える「鮭跳び」の妙技であり、橋はその修練の場であったのだ。スカサハから武術と魔術を学び、魔槍ゲイボルグを授かったクーフーリンは、奥義の跳躍術「鮭跳び」の術も会得したのである。【知恵の鮭】-Salmon of Knowledge - bradán feasa -アイルランドやウェールズの神話において、鮭は知恵や知識の象徴である。ケルトの戦神ヌァザの末裔にして、栄光のフィオナ騎士団の長フィン・マックールがまだ団長となる前の少年時代。彼はフィンガネスというドルイド(祭司)に師事していた。フィンガネスは七年もの間、知識が宿るとされるハシバミの実をたべる"知恵の鮭"フィンタンを捕まえようとしていた。そしてある時、ついにその鮭を捕えたのだ。フィンガネスはその鮭を食うべく、決して一口も食べてはならぬと言い渡し、フィンに調理を命じる。しかし鮭を火で炙っているとき、その脂が彼の親指にはね、とっさにその親指をくわえてしまった。かくして、フィンはその親指を舐めると、この世ならざる知を使うことができるようになったのである。ちなみに、フィン・マックールは元々デヴニャ(Deimne) という名前だったが、知恵の鮭を食べた後、ドルイドによってフィン(白い・美しい・良い・神聖な)の名を名付けられたのである。この夏はサーモンのグリル&ミードも試してみたいものだ(@ ̄ρ ̄@)サーモン焼きながら、焼きチーズをネクタルのジンジャーエール割で流し込むBBQも最高だろうなあ...(〃ω〃)奥秩父でイベントやるべか...乞うご期待♪■参考文献・サイト■「ケルト神話」著者: 池上正太、 丹野忍、 シブヤユウジ、 菅原健、 鈴木康士、 緑川美帆https://note.com/p_pakira/n/nad0a81d6a896https://www.phantaporta.com/2017/09/1.html?m=1https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スカアハhttps://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/フィン・マックールhttps://dailynewsagency.com/2014/03/21/these-color-photos-of-ireland-kvk/▼プロジェクトはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/249082▼蜂蜜酒ネクタル情報http://nektar.jp/▼エレナのツイッターhttps://twitter.com/nektarjp▼秩父令和商会(西武秩父駅前)https://twitter.com/chichibureiwa秩父土産販売と世界の珍しいウイスキーと蜂蜜酒(ミード)が飲める不思議なお店です。営業は土日祝日12-19時です。事前予約で平日でも営業可能です。
現在【目標1000%】達成!残り8日!551名様のご支援、誠にありがとうございます。- The Blood of Cu Chulainn - 本日はケルト音楽 「クーフーリンの血」のご紹介♪- A Celtic Romance - Mychael Danna & Jeff Dannahttps://www.youtube.com/watch?v=UJruaNf4s7o勢いがあって、英雄にふさわしい華々しさもあり、聴いているとテンションがあがる!映画「処刑人」の曲で、クーフーリンの血を引く青年という設定でつくられたようだ。ケルト音楽ですが、どことなく日本の夏祭りの雰囲気も♪【過去の活動レポート】*活動レポート1*メイヴの蜂蜜酒**活動レポート2*サーモンと蜂蜜酒**活動レポート3*蜂蜜酒の造り手**活動レポート4*夏至の赤い満月**活動レポート5*ルーン文字の神秘**活動レポート6*祝祭ベルテーン**活動レポート7*神秘の国アイルランド**活動レポート8*古代アイルランドの蜂* *活動レポート9*アイルランドの蜜月**活動レポート10*古代酒ミードを醸す▼プロジェクトはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/249082▼蜂蜜酒ネクタル情報http://nektar.jp/▼エレナのツイッターhttps://twitter.com/nektarjp▼秩父令和商会(西武秩父駅前)https://twitter.com/chichibureiwa秩父土産販売と世界の珍しいウイスキーと蜂蜜酒(ミード)が飲める不思議なお店です。営業は土日祝日12-19時です。事前予約で平日でも営業可能です。
現在【目標970%】達成!残り11日!520名様のご支援、誠にありがとうございます。*クーフーリンの蜂蜜酒*6/14迄*実行中*https://camp-fire.jp/projects/view/249082クーフーリンの時代には、地中海のワインはまだアイルランドに到着しておらず、メソポタミアからケルト人に伝わったエールよりも古い欧州の酒「蜂蜜酒(ミード)」が呑まれていた。アイルランドでは、蜂蜜酒を不死の霊薬と見なし神聖視していたのである。そして、ハロウィンの起源となったケルトの祭礼「サウィン祭」では、皆で蜂蜜酒を呑んで酔い、村人の絆を強めていた。【活動レポート10】*本日は蜂蜜酒造りのお話**活動レポート1*メイヴの蜂蜜酒**活動レポート2*サーモンと蜂蜜酒**活動レポート3*蜂蜜酒の造り手**活動レポート4*夏至の赤い満月**活動レポート5*ルーン文字の神秘**活動レポート6*祝祭ベルテーン**活動レポート7*神秘の国アイルランド**活動レポート8*古代アイルランドの蜂**活動レポート9*アイルランドの蜜月* 【発酵の神秘】蜂の巣に雨水がたまり、自然発酵することでできた蜂蜜酒。シンプルな造りがゆえに、世界最古の酒といわれる。海外では、果汁やハーブを添加するミードも多いが、我々は一切の混ぜ物をせずに、蜂蜜だけで醸す。国内外から厳選した蜂蜜を蔵の仕込水で希釈する。会津地方、喜多方の北端にそびえ立つ霊峰飯豊山。喜多方の水はそこに積もった豪雪が約百年の歳月を経て地層へと染みわたったものである。この美味しい仕込水で割って出来た蜂蜜水に"酵母"をいれると、ぷつぷつと音を立てながら発酵をはじめるのだ。そして"酵母"は糖分を食べて、アルコールを生みだす。蜂蜜をタンクへ → 発酵中の様子ご支援頂いたミードは現在*発酵中*6月中に瓶詰めを行い、予定通り7月に発送予定*▼発酵用のタンク【アド・アパレス】ちなみに、発酵タンク内の酸素濃度はゼロに近い。つまり、発酵中のタンクに落ちると、生きて戻る事は難しい...なんと、古代アイルランドでは、王は神聖な存在であったため、失脚した際には敬意を持って、蜂蜜酒の入った桶で溺死させることが定められていた...((((;゚Д゚)))))))これをアド・アパレス(祖先の元に送る)という。発酵中の桶では、酵母が糖分を食べてアルコールをつくるときに、同時に二酸化炭素も発生させる。それが桶で充満するので、入れば即死らしいのだ。そういう弔い方もアリ...なのか。【黄金の蜂蜜酒へ】発酵を終えるためには「火入れ」を行なって、酵母の活動を止める。▼火入れの様子火入れ後に濾過をすると、綺麗な黄金色になるのだ。▼濾過のテスト中の様子【無濾過の蜂蜜酒】無濾過の蜂蜜酒は濃厚で旨味たっぷりの逸品である。今回4本・5本・8本セットに含まれている。(左が濾過)・(右が無濾過)《火入れ→(無濾過)→濾過作業→黄金色に》濾過をする前なので、蜂蜜感が強く、野性味を感じるのだ。ジンジャーエール割は最高のカクテルになる。日本酒でいうと、ドブロクのようなものである。お酒の複雑味が好きな方にはとってもおすすめしたい。【ミードの完成】いよいよ濾過をおえると、瓶詰めし、手作業でラベルを一枚一枚貼っていく。▼瓶詰めの様子マッドサイエンティストみがたまらない瞬間である。▼ラベル貼りの様子▼ミードの完成【呑み方のすゝめ】「これが旨んめぇの」杜氏が雪で冷やし、クイッと呑む。峰の雪酒造が造る蜂蜜酒はキンキンに冷やして呑むのがイチオシ。凍らせても旨い。溶けてきてミゾレ酒になるのだ。冷やすと蜜本来の香りと、さらりと澄んだ喉ごしが味わえる。杜氏の佐藤利也さんは蜂蜜酒造りに挑んで13年目。酒蔵だが、日本酒や焼酎は一切混ぜずに蜂蜜だけで造ることにこだわる。令和の日本で再現されたクーフーリンの蜂蜜酒。ぜひカタめのチーズととともにお楽しみください*■参考文献・サイト:https://shimirubon.jp/columns/1674109▼プロジェクトはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/249082▼蜂蜜酒ネクタル情報http://nektar.jp/▼エレナのツイッターhttps://twitter.com/nektarjp▼秩父令和商会(西武秩父駅前)https://twitter.com/chichibureiwa秩父土産販売と世界の珍しいウイスキーと蜂蜜酒(ミード)が飲める不思議なお店です。営業は土日祝日12-19時です。事前予約で平日でも営業可能です。
*クーフーリンの蜂蜜酒*〜過去のクラウドファディング企画〜https://camp-fire.jp/projects/view/249082【活動レポート9】*本日はハニームーンのお話* *活動レポート1*メイヴの蜂蜜酒**活動レポート2*サーモンと蜂蜜酒**活動レポート3*蜂蜜酒の造り手**活動レポート4*夏至の赤い満月**活動レポート5*ルーン文字の神秘**活動レポート6*祝祭ベルテーン**活動レポート7*神秘の国アイルランド**活動レポート8*古代アイルランドの蜂*クーフーリンの時代には、地中海のワインはまだアイルランドに到着しておらず、メソポタミアからケルト人に伝わったエールよりも古い欧州の酒「蜂蜜酒(ミード)」が呑まれていた。ミードは蜂蜜を発酵させた醸造酒で、人類最古ともいわれるお酒である。蜂蜜は薬として使われていた時代もあり、ケルト人は不死の霊薬としてミードを崇めていた。ケルト人は紀元前2000年頃にはすでに蜂蜜酒を造っていたとされ、その後ゲルマン民族へ醸造技術が伝わり「 MEAD - ミード 」と呼ぶようになったといわれている。そしてケルト人の祖先たちが造っていた蜂蜜酒はご馳走や祝い事にかかせないものだった。【アイルランドの蜜月】今や結婚式と切り離しては考えられないハネムーン。この言葉がアイルランド発祥であることはあまり知られていない。アイルランドではその昔、新婚夫婦が結婚してから丸一ヶ月、ミードを特別な杯で呑むという伝統があった。蜜(Honey) + 月(Moon)= ハニームーン(Honeymoon)・・・蜜のように甘い時間と月の満ち欠けに見立てた愛情の移り変わりを例えた言葉なのだそう。ケルト人はハシバミ(ヘーゼルナッツの木)の樹液を混ぜて滋養強壮作用の"烈しい"ミードを造っていた。1ヶ月の間、子宝を授かるために蜂蜜酒を呑み続ける習慣は中世のヨーロッパにも広まっていった。また、中世ヨーロッパでは6月の頃、農作業が落ち着くために結婚式が多かった。ジューンブライドの時期は蜂蜜がよく採れるため、新婦がミードを造って新郎に呑ませていたのである。- fáinne Chladaigh - 伝統的な指輪クラダリング-この習慣は蜂の多産にあやかるためではないかともいわれている。さらに、妖精の国アイルランドらしく、美しい物が大好きな妖精たちから花嫁の身を守ろうとしたためだったという。アイルランドでは、新郎新婦がダンスを披露する最中、新婦の両足がフロアから離れてはいけないとされている。この掟を破ると、いたずら好きな妖精に新婦が連れ去られてしまうと信じられているからだ。新婦が妖精に連れ去られないためのおまじないとしてもミードが呑まれていたようだ。【固い結び目】- Handfasting/Tying the knot -リボンや紐を使った「ハンドファスティング」も世界にひろがるケルト民族の伝統的なセレモニーである。「手を握り合い約束をする=結婚」を表し、「固い結び目」が夫婦の絆を象徴する。英国王室のケイトとウィリアムでさえ、結婚式にこの儀式Tying the knotを取り入れたよう。【蕎麦の花の蜂蜜酒】滋養強壮といえば、真っ黒けな蕎麦花の蜂蜜が思い浮かぶ。ヨーロッパで蜂蜜は滋養強壮効果が高いことから重宝されており、とりわけミネラルが豊富な蕎麦花の蜂蜜は高級品である。古典派の濃厚なミードを造るポーランドなどの東欧では、この蜂蜜を使ったミードがよく造られている。しかし正直、蕎麦花の蜂蜜で仕込んだ造りたてのミードはかなりパンチがきいている。そのため、峰の雪酒造では7年間熟成させて様子をみたところ、あらま美味しくなったのである。秩父のディアレットフィールド醸造所でも熟成前提で製造中♪この熟成した琥珀色の蔵出し蜂蜜酒は、黒糖蜜のような味で濃いめなので、ミード玄人には特に好まれる。また、アルコール11%で熟成感とミネラル感が強く、シェリー酒や熟成古酒のような味わいなので、ウィスキー飲みにも大人気。蜂蜜酒初心者の方はバニラアイスにかけるとけっこう旨い!*採れる花によって味の違う蜂蜜酒*ほかは甘口のりんご花・ライチ花、ドライめなオレンジ花・百花・無ろ過など。ぜひご結婚される方やご友人の祝福にお楽しみいただきたいお酒なのである♪■通販:エレナ酒店https://item.rakuten.co.jp/elena-sake/nektar2/■参考文献・サイト:http://www.markfisherauthor.com/2016/10/ancient-celtic-wedding-part/http://suzakugames.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_5979.htmlLetters from the Hive: An Intimate History of Bees, Honey, and Humankind著者: Stephen Buchmann, Banning RepplierThe Wedding Night: A Popular History著者: Jane Merrill, Chris Filstrup▼プロジェクトはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/249082▼活動レポート1*メイヴの蜂蜜酒*https://camp-fire.jp/projects/249082/activities/123065#main▼蜂蜜酒ネクタルとはhttp://nektar.jp/▼蜂蜜酒を語るエレナのツイッターhttps://twitter.com/nektarjp▼秩父令和商会(西武秩父駅前)https://twitter.com/chichibureiwa秩父土産販売と世界の珍しいウイスキーと蜂蜜酒(ミード)が飲める不思議なお店です。営業は土日祝日12-22時です。事前予約で平日でも営業可能です。