昨年壊れた下北唯一の炭窯を再生し、今後炭作りを継続できたらどんな波及効果が生まれるでしょうか。簡単ですがコメントをしてみます。 1.直接効果 ・炭作り生産活動(耐用年数20年の継続可能) ・地場産業への供給(焼き干し、漁協、農業生産者など) ・地元雇用(早速、出稼ぎUターン者1名の話が有り) 2.間接効果 ・商品開発(木酢液、飾り炭、粉炭、灰など) ・山林の管理メンテナンス(間伐材の利用) ・イベント機会の拡大(海:ホタテ、山:炭、川:ヤマメと地場産三拍子) 20年間の経済効果は地域産業にとっても大きいと考えます。ただ、市民の炭窯としての活動により力を入れて行きたいと思っています。来週は地元高校生の体験学習が予定されています。 例えば、バイパス道路を建設する場合の費用対効果は、走行時間短縮、燃料費減少、事故減少の総和となりますが、地域資源を利活用する場合は「急がば回れ」という感じでしょうか。 (飾り炭の材料)





