宮崎の宝、宮崎焼酎全蔵200種類以上、宮崎料理と融合出来る店を目指したい

宮崎で飲食店をするにあたり、宮崎の食を全国に配信したいと思うようになった。その中で宮崎の食文化を作って来た物は宮崎の焼酎であることに気づき、まずは宮崎に、全国に宮崎の焼酎の良さを知ってもらおうと思いこのプロジェクトの参加を決めた

現在の支援総額

550,000

110%

目標金額は500,000円

支援者数

37

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/06/13に募集を開始し、 37人の支援により 550,000円の資金を集め、 2017/08/21に募集を終了しました

宮崎の宝、宮崎焼酎全蔵200種類以上、宮崎料理と融合出来る店を目指したい

現在の支援総額

550,000

110%達成

終了

目標金額500,000

支援者数37

このプロジェクトは、2017/06/13に募集を開始し、 37人の支援により 550,000円の資金を集め、 2017/08/21に募集を終了しました

宮崎で飲食店をするにあたり、宮崎の食を全国に配信したいと思うようになった。その中で宮崎の食文化を作って来た物は宮崎の焼酎であることに気づき、まずは宮崎に、全国に宮崎の焼酎の良さを知ってもらおうと思いこのプロジェクトの参加を決めた

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

  「焼酎作りは魂込めんにゃいかん」 創業は大正8(1919)年。蔵の名前にもなる「幸蔵」(芋焼酎)を出したのが平成5(1993)年。平成15(2003)年8月に「宮崎県酒造」から「幸蔵酒造」に社名変更する。幸蔵酒造の名前の由来は、おいしい焼酎を提供できることに「幸」せを感じる「蔵」。主力商品である幸蔵の名前をそのまま蔵の名前に持ってきた。   焼酎は生き物だから毎日毎日「おいしくなれー!おいしくなってくれー!」と声を掛けると本当においしくなるのだそうです。つまり、蔵人の魂を焼酎に込める。 分かる気がしますよね!! 丁寧に丁寧に作ってくれて、毎日毎日声を掛けてくれたら、そりゃおいしくなりたいって微生物が思っちゃうわけです!! 一見、非科学的かもしれませんが、一番大事なことなのだと言います。 蔵の名前にもなった「幸蔵」 平成5年(1993年)、幸蔵酒造の主力銘柄にもなる「幸蔵」が発売されました。 常圧での蒸留とは思えないほど爽やかな飲み口なのに、芋のコクや深みはしっかり残す焼酎が幸蔵酒造の十八番。世代を超えて、焼酎初心者から舌の肥えた焼酎愛飲家まで唸らせる焼酎なので非常におススメ!! 宮崎県内の焼酎がほとんど20度のアルコール度数なのに対して、幸蔵酒造は25度が主力製品。もちろん20度の焼酎もあるが、本当に飲んで欲しいのは25度の焼酎の方だという。 そして飲み方も、「生(き)」で飲んで欲しい。確かに幸蔵酒造の焼酎は香り高く、口当たりが本当にまろやかなのが特徴的。もちろん、お湯割りやオンザロックでもどうぞ!! 「生(き)」で飲んで欲しい結果、「哺乳瓶」!!(爆笑) そして、どうしたら生で飲んでくれるかを考えた結果が「哺乳瓶」!! これが大ヒット!! 陶器製の容器に飲み口は本物の哺乳口を使用しています。 今では残念ながらなかなか手に入らない状況ですが、このユーモア溢れるセンスは個人的に大好きです(笑) 仕込みは全行程「甕」!! 見ての通り、蔵のほぼ全ての場所が和甕で埋め尽くされています。 一次仕込み、二次仕込み、貯蔵して熟成させるのも全て和甕です。 幸蔵酒造の焼酎の独特のまるみはこの和甕にあると言います。 「ステンレスの大きい貯蔵タンクは数年前に買ったけど、使ってない!結局、割水用のタンクになっちゃった(笑)」 幸蔵酒造は年間でも1000石くらいが限界だそうです。ただ、地元や全国にいるファンの期待に応える味を作るためにはここは譲れないポイントなのだそうです!! 昔からこの単式蒸留器1発のみ!! 写真にある、この蒸留器一発のみで年間の全ての焼酎を生産しています。 最初に拝見したとき、「え?これだけ??」と思ってしまったほどです。 大量に作るのではなく、少しずつ丁寧にじっくり作り上げるのが幸蔵酒造の味の決め手です。 そして、もう一つ特徴的なのは、スッキリした焼酎が台頭しているのは技術が進歩し減圧蒸留の焼酎ができたからとも言えますが、幸蔵酒造では常圧蒸留でしか焼酎を作りません。 「常圧蒸留の方が、焼酎の旨味を深く感じ取れる。その代り、雑味も多く出る。そこは手間をかけて整えていくのが仕事」そう語ってくれたのは、30年以上幸蔵酒造の杜氏を務める久保さんでした。 打栓もラベル張りも箱だって手作り!! 幸蔵酒造の焼酎を手に取ってみると分かるのですが、ラベルが和紙だったり、斜めに張るシールがあったり、箱のラベルも和紙だったりと見た目のデザインに大変こだわっています。 だから、全て手張り!!杜氏も自らボトルに手張り!!箱のラベルは米のデンプン糊を使って手張り!! 正直、本当にびっくりしました!!焼酎がおしゃれでカッコいい飲み物にしたいという意志が伝わりました!! 世代を超えて愛される焼酎を目指して 焼酎ブームが来たのが約10年前。30代以降の世代は焼酎に親近感があっても、今の20代の若い世代は焼酎離れが顕著だ。 「だからと言って、飲みやすい軽すぎるテイストにしてまで飲んで欲しいとは思わない。」 この言葉が幸蔵酒造の答えなのだなと思った。愚直にうまい焼酎を追い求め、作り手の想いを飲み手が感じてくれる焼酎を目指す酒蔵だった。 若い世代に、焼酎がカッコいい飲み物だという印象をもっと持たれるように作り手としてアピールしていきたい。前向きな発言を多く聞けました。 写真のように笑顔溢れる工場見学でした!! 私たちも、お客様に焼酎の魅力をもっともっと伝え、カッコいい飲み物として提供していきますね!! 幸蔵酒造焼酎ラインナップ 宮崎県だれやみサイトより http://www.dareyami.jp/brand/kozo/     ・会社名     幸蔵酒造株式会社 ・住所      串間市大字串間1393-1 ・電話      0987-72-0305 ・Webサイト   http://www.kouzou-shuzou.co.jp ・文責・担当者  JapaneseRestaurantりょう 山口聡    


「黒木本店」の別蔵としての尾鈴山蒸留所 皆さま、こんにちは!!本日ご紹介させていただく酒蔵は「株式会社尾鈴山蒸留所」さんです。写真のタイトルにもある通り、黒木本店さんの別蔵として平成10年(1998年)に作られました。蒸留所としての登記は現在最も若い酒蔵になります。 明治18年創業の黒木本店が、今までの経験と考え方の粋の結晶と言っても過言ではないのが「尾鈴山蒸留所」。 ところがどうだろう・・・。近代化が進み、最新の機械の導入がされているかと思いきや、徹底的なほど手作業にこだわっている!!木桶や木棚で醗酵を促している。 尾鈴山が与えてくれる自然の恵みをそのまま焼酎作りに生かしている。 黒木本店の「焼酎一筋」の精神を全力で表現したならば、この尾鈴山蒸留所ができた!!そのような解釈をきっと皆さんも持たれることと思う。 尾鈴山が生み出す「超軟水」 ここ尾鈴山にこだわった理由のひとつが「水」。尾鈴山の中でもほぼ水源地に位置するこの場所にこだわった。日本では珍しい超軟水のこの水で焼酎を作りたかったそうです。 口あたりが滑らかで、溶けるような感触さえある。 尾鈴山蒸留所では、この超軟水で仕込みや割水など全ての工程に使用。 微生物にとって最高の環境を 写真は、完全木製の麹作りの木箱!!温度・湿度の昇降が、木が呼吸することで緩やかになるそうです。急激な環境の変化が苦手な微生物にとって最高の環境です!! また、尾鈴山蒸留所の建物の特徴として、「人」が主に動く建物と、「微生物」が主に動く建物との2棟構成になっています。この2棟を繋ぐ通路は一か所だけ!!可能な限り微生物にストレスの掛からない環境を作ってあげることで最高の麹に仕上げます。 自然と一緒に作り上げる「木桶仕込み」   一次仕込みは木桶で酵母の醗酵を促します。ここでも微生物最優先!! 掃除の手間、管理の手間。生産性だって落ちる。 それでもここでは微生物最優先!! 木の持つ特性である、温度・湿度の緩やかな変化が最高の醗酵を促進してくれるのだそうです。もちろん蔵人がついて小さな変化も見逃さず、最後まで丁寧に成長を促します。 まさに自然と一緒に作り上げる!!この言葉が一番しっくりきました。 「焼酎一筋」の渾身の一作!! 最後に・・・。 「大量生産・大量消費」が当たり前の現代において、余りにもかけ離れた工程手順を踏んでいる。そう誰しもが思うほどに手間が掛かっている。 黒木さんの思う焼酎作りは、「素材の持つポテンシャルを最大限に引き出してあげること」ができないのであれば、大量生産なんかしなくてよい。本当に良い物作りをしていれば、飲み手は必ず理解してくれる。杜氏である黒木さんの言葉はどこかアーティストのような一面を持ち、また麹菌の話をするときは子育てを楽しむ親のような言葉になりました。 芋焼酎の「山ねこ」、米焼酎の「山翡翠」、麦焼酎の「山猿」。どの銘柄も是非一度飲んで味わっていただきたいと思います。尾鈴山の豊かな自然と、全力で焼酎一筋な蔵人たちの作った焼酎です。 尾鈴山蒸留所焼酎ラインナップ 宮崎県だれやみサイトより http://www.dareyami.jp/brand/osuzu/   ・会社名     株式会社尾鈴山蒸留所 ・住所      宮崎県児湯郡木城町大字石河内字蔵谷656-17   ・文責・担当者  JapaneseRestaurantりょう  山口聡      


宮崎県日之影町にある姫泉酒蔵さんにやってきました 姫泉酒蔵さんは、天保2年(1931年)創業という歴史があるんですね。宮崎でも歴史が長い蔵です。 本日お話しをいただいたのは、営業・企画運営部長の 姫野 寛彰さんです レポート担当は、吉岡淳子です。今回もよろしくお願いいたします。 姫泉酒蔵さんの焼酎です。紅雲(こううん)紫空(しくう)御幣(ごへい)が有名です。 私は紫空が大好物なのです紫空という焼酎は紫芋仕込みの焼酎なのですが、フルーティーで、なんとも表現しがたいですが、あと味も優しくとにかく美味しいです(笑)私は氷も入れずにそのまま飲む事が多いです(笑) 姫泉酒蔵さんのディスプレイ 蔵見学のお時間です!!ワクワク 蔵に向かう通路 さっそく通路からワクワクが止まりません!!!歴史ありますねー。 蔵の中に入ると数々の歴史的な器具が揃ってました。 この日は大雨でしたが、湿気もなく涼しい風がスーっと通る蔵の中です。真夏でも涼しいらしいです。自然の風は気持ちいい外には天然の鯉がたくさん泳いでいました ドラム 検定タンク 今回、写真が多目な事を先にお伝えしときます(笑)皆さんに見ていただきたい写真ばかりなんです!!!何故ならおどろいた事に姫泉酒蔵さん。ほとんど手作業なのです。130年使っている器具が大切にメンテナンスされていました。 蒸し上がった原料も手運びです!!!何往復もします。 一輪車を持たせていただきました。カラの状態で持たせてもらいましたが原料が入ったら重いんだろうな~~ 一輪車 さて、原料が入った一輪車ですが、どこに運ぶでしょうか?? なんと!なんと!! 約10往復 上の写真の通りタンクへ約10~13往復します。一輪車。カラの状態でも安定感が難しい!!!300キロのお米だそうです。こぼれたら大変!!真剣勝負ですね。これは難しい!! ちなみに粉砕機も使いません。すべて手作業です!!! 姫泉さん、もともと清酒を作っていたそうです。その時に使っていたエントツ発見! 今も残ってました 煙突 昔、清酒を造っていた時に、杜氏さんが住み込みで使っていたお風呂です。当時は杜氏さんの食事の世話からお風呂の世話まで全て行っていたのですね。 歴史あるお風呂 2階がありました!!昔の器具がたくさんあるということで、拝見させていただきました! わーーー!!!これはなんでしょう?? 昔、量り売りしてた時代の道具だそうです!!!こんな貴重な道具を見れて、私はなんて幸せなんでしょうなかなか見れないですよね。ほんとに感動感動でした! 昔の道具 瓶への詰め口も手動でした。2階にタンクを置き、下に流してました。知恵がうかがえました!ホースに詰め口の機械をつないで最終ろ過しながら瓶につめていくそうです。 瓶に詰めます 昔ながらの造り方で焼酎造りをされています姫泉酒蔵さん。天保2年創業という歴史にふれる事もでき、非常に貴重な体験をさせていただきました。今回のように、酒蔵めぐりをしなければ、わからなかった事です。取材を快く受けていただけた事に感謝いたします。 また、仕込み水の柔らかさ、蔵の香り、その土地の気候を感じる事の喜びや感動をいただきました。 最後になりますが。。。 夏茜 夏期限定の姫泉さんの夏茜ですタマアカネという芋を原料にした無濾過の芋焼酎です。 フルーティーかつ、甘さのある焼酎で、もちろんうちのお店にもあります この時期だから飲める夏茜は、ぜひおススメいたします水割りにしても美味しいですよ! 姫野さん。本日はありがとうございました。ご夫婦の笑顔が素敵でしたうちも夫婦経営で親近感もありました(笑)これからも末永くよろしくお願いいたします 姫泉酒蔵の焼酎ラインナップ 宮崎県だれやみサイトより http://www.dareyami.jp/brand/himeizumi/ 恒例の集合写真 写真左から Japanese Restarant りょう  吉岡 淳子 Japanese Restarant りょう  吉岡 良祐 姫泉酒蔵合資会社     姫野 寛彰氏 会社           姫泉酒蔵合資会社 住所           宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川3380-1 電話           0982-87-2016  WEB          http://www.dareyami.jp/brewery/himeizumi/   文責・担当者       吉岡 淳子                


豊かな自然は焼酎作りに最高の環境 皆さんこんにちは!!本日は高千穂酒造株式会社さんのご紹介です!! 今も手付かずの美しい自然が残る高千穂地方。平地の標高は約350メートルで、夏でも涼しく、冬は氷点下になる日もしばしばあります。美しい自然が、澄み切った空気と清流を生み出し、麹つくり・醗酵や蒸留、貯蔵に最適なのだといいます。 創業1902年の高千穂酒造は元々「玉の露酒造」という名前の酒蔵でした。高千穂は斜面が多く、また土地も痩せていたため、農作物はトウモロコシや蕎麦といった雑穀が主に生産されていました。今も高千穂酒造のそば焼酎「刈干」や、とうもろこし焼酎「月夜の梟」はその名残なのだといいます。 新たな挑戦。全国初の試みが生んだ珠玉の麦焼酎「高千穂」 平成に入り「焼酎ブーム」が再来し、全国的に焼酎が飲まれるようになります。特に芋焼酎の人気は高く、宮崎の焼酎と言えば芋焼酎というイメージがあったそうです。高千穂酒造は「芋焼酎のように個性が強く、究極の麦焼酎を作りたい」と思い、開発に2年、製品化に2年半かけて出来た焼酎こそ「本格麦焼酎 高千穂」です。黒麹全量仕込みという全国初の手法を取り、あえて「くせ」を残すことで麦焼酎のもつ旨味を最大限に引き出せたと自信満々の表情で語って頂きました!! 今なお挑戦を続け、新たなファンを獲得し続けている高千穂酒造さんの見学スタートです!! 人気の高千穂梅酒!! 梅酒専用のタンクです。弊社でも大変お世話になっている「高千穂梅酒」です。高千穂産の梅を使い、まろやかな味わいが人気ですね!! 夏はオンザロックや、ソーダ割りでお楽しみください!! 麹室 こちらは巨大な麹室です。完全に機械化をしており、温度・湿度管理、麹菌が均一に成長するために混ぜる作業を管理します!!大量に仕込むことの最大のメリットは、焼酎の味をある程度均一にできることだそうです。 蒸留機 高千穂酒造さんの蒸留機の特徴は、首が太く長く傾斜がきついことです。この首のなかには冷却用のパイプが通っていて、蒸気となったアルコール成分(焼酎の原液)を冷やして液体にすることができます。焼酎の種類によって常圧・減圧を変えて理想の味を作りだしています。 貯蔵庫 もちろん樽以外にもステンレスのホーロータンクの貯蔵もありますが、この樽貯蔵庫の美しさを伝えたくて、こちらの写真を選ばせていただきました。ゆっくり年月が流れる中で焼酎のまろみやとろみが生まれます。 最後に・・・ ご紹介も兼ねてここでお話させて頂きたいと思います。 高千穂酒造の「高千穂 零」が新しい麦焼酎の時代を幕開けたような印象を持ちました。技術の進歩が著しい昨今に、飲みやすくスッキリした焼酎が全国的に台頭している中、2017年の「全日本国際酒類振興会」において麦焼酎部門1位、同年のiTQi(国際味覚審査機構)において2ツ星を獲得など、高い評価を獲得しています。現在、首都圏限定販売となっている為、ネットなどでしかなかなか手に入らない焼酎ではありますが、時代と逆行した手の掛け方、なにより黒麹全仕込み、麦焼酎を常圧蒸留すること、などなど他の酒蔵の裏をかくような焼酎だと思います。 宮崎県の酒蔵から高い評価の麦焼酎がでたことを何より喜ばしく思いますし、是非、多くの方に知って頂きたいと思います。 高千穂酒造焼酎ラインナップ 宮崎県だれやみサイトより http://www.dareyami.jp/brand/takatiho/   会社名     高千穂酒造株式会社 住所      宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方925 電話      0982-72-2323 webサイト   http://www.takachihosyuzo.co.jp   文責・担当者  JapaneseRestaurantりょう 山口聡


存在することが奇跡!?あくがれ物語!! 皆さん、こんにちは!! 本日は「あくがれ蒸留所」さんをご紹介させていただきます。新世代の若い杜氏さんが作る「あくがれ」はいくつも賞を取り話題になりました!! また、当店でも人気の「大地の夢」をはじめ、「日向あくがれ14°」はアルコール度数が14度の生(き)飲みがお薦めの焼酎など人気のラインナップばかりです。 さて、あくがれ蒸留所がスタートするのは2004年(平成16年、スタート時は富乃露酒造)。ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、現行の法律では酒蔵の立ち上げはまず不可能。しかも、あくがれ蒸留所の前身である富乃露酒造は元々、鹿児島県の酒造だった。 「休業状態の富乃露酒造を、どうにか宮崎県の日向でスタートしたい・・・」休業中の酒蔵の営業権を譲ってもらうのも大変なのに、更に県を跨いでの営業となると前例すらない(笑) 並々ならぬ交渉と、様々な人の縁で「あくがれ蒸留所」は立ち上がった。 もぉこれだけでも、グラスに注いだ焼酎が愛おしく、貴重に見えてる僕の気持ちが伝わるでしょうか??(笑) 工場見学スタートです!! 今回、製造工程の説明をしていただいたのは、杜氏の山本さんです。若き杜氏さんで、数々の賞を取っています!! あくがれ蒸留所は、建設されたのが最近ということもあって見学コースが用意されています。8月~12月であれば仕込みの様子を見学できます!! 少量ずつ丁寧に生産 今回、とても驚いたのですが、一日に生産できる量は写真の甕の2甕分しかできないそうです!! 「本当はもっと生産していきたい思いはあるけど、麹は生き物だからしっかり管理できる量しか作れません。」 地元の方、全国の愛飲家の方々の為にも、美味しい焼酎を作ることが第一と考えているのが良く分かります!! こだわりの蒸留機 大事に育てたもろみを焼酎にしていく蒸留工程!! 味を決定する工程なので、やはり熱く語っておられました!! あくがれ蒸留所の特徴とも言うべき飲み口の柔らかさやキレの良さ、優しく広がる芋の香りが引き出されます。 ブレンダーとしての腕の見せ所 2004年から焼酎作りを始めて10数年経ち、熟成された焼酎だったり酵母の違う焼酎だったりと、様々なブレンド素材が揃ってきたといいます。あくがれ蒸留所らしく、かつ斬新でお客様のおいしいを引き出す焼酎を生み出すために、ブレンドの研究にも力を入れているそうです。 若い世代を巻き込み魅了する焼酎作り 工場見学が終わり、最後にゆっくりお話をさせていただきました。 現杜氏の山本さんも若いこともあり、若い世代に焼酎の魅力を伝えていきたいと話されているのが印象に残りました。「日向あくがれ14°」のようにスッキリとした味わいで飲みやすい焼酎の開発・販売をしたり余念がありません。 地元や全国の今のファンの方々を唸らせながら、新しいファン層として20代を中心とした若い世代をターゲットにした焼酎作りもしていきたいと意気込みが伝わってきました。 私たちも本当に同じ思いを持っており、より多くの世代の方に焼酎の魅力を知って頂きたいと心から思っています。飲み方や、食べ合わせなどをしっかり提案できるようにもっと精進していこう!!と感じる酒蔵見学でした!! あくがれ蒸留所焼酎ラインナップ 宮崎県だれやみサイトより http://www.dareyami.jp/brand/akugare/   会社名       株式会社あくがれ蒸留所 住所        日向市東郷町大字山陰212番地1 杜氏        山本豊文 電話        0982-68-3550 Webサイト       http://www.akugare.jp/   文責・担当者    JapaneseRestaurantりょう 山口聡


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!