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世界遺産富士山を活用した研究がピンチに!測候所存続のために力を貸してください!

富士山頂にある旧富士山測候所は2004年に無人化.その後,研究者がNPO法人富士山測候所を活用する会を立ち上げ,最先端研究や宇宙・環境教育に活用してきました.標高約4000mの過酷な環境で“三密”が避けられず,主要収入源である夏季観測が中止に追い込まれました.ファイナルゴール達成にチャレンジ!.

現在の支援総額

6,121,100

204%

目標金額は3,000,000円

支援者数

424

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/26に募集を開始し、 424人の支援により 6,121,100円の資金を集め、 2020/08/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

6,121,100

204%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数424

このプロジェクトは、2020/06/26に募集を開始し、 424人の支援により 6,121,100円の資金を集め、 2020/08/15に募集を終了しました

富士山頂にある旧富士山測候所は2004年に無人化.その後,研究者がNPO法人富士山測候所を活用する会を立ち上げ,最先端研究や宇宙・環境教育に活用してきました.標高約4000mの過酷な環境で“三密”が避けられず,主要収入源である夏季観測が中止に追い込まれました.ファイナルゴール達成にチャレンジ!.

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2005年11月27日に設立し、翌年4月に内閣府ににより認定されたわがNPO法人”富士山測侯所を活用する会”は、研究を主軸としているが社会への啓蒙貢献も重要な使命としている。そこで2006年1月に第1回の富士山学校科学講座を都内で凡そ50人の聴衆を得て開講した。当会の副理事長の三浦雄一郎校長による特別講演”エベレストにかける夢ー究極のアンチエイジング”および理事長の浅野勝己による”山登りの健康への效用”について分かりやすく解説した。その後、2007年よりほぼ毎年の8月に測侯所2号庁舎の応接間において”日本一高い場所での高山病の話”および大気化学などの最新研究成果の報告がなされた。さらに2010年8月より大学生へのセミナーが定期的に開催された。すなわち江戸川大学の学生15人および横濱市立大学の学生20人を皮切りに、横濱市立大学はその後2016年まで2年毎に計4回〔毎回約30人)参加され、高山病の話題をはじめ大気化学などの最新研究成果の解説を聴く好機を得たのである。(右の写真参照)さらにヒマラヤへのトレッキング登山グループへの高山病対策についての話題提供も行って来ている。〔左の写真参照)


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山頂、太郎坊に続くNPOの第3の研究サイト、御殿場観測サイト。登山のベースキャンプとして毎年御殿場市街にアパートを借りていたのを通年一軒家を借りることで、登山基地として使うだけでなく、通年観測サイトとしての役目をもたせるようにしました。本日は、私達、理事2名と、フィールド観測機器設置でいつも助けてくださる方も加わり、3名で夏期運用に向けた草刈りを行いました。この御殿場観測サイトもまだまだ整備が必要であり、今年の夏は山頂が使えない分、このサイトの整備に力を入れることになりそうです。


学生と雪だるま
2020/07/16 21:32
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太郎坊の冬の一幕。先ほどの投稿の続きです。富士山麓では下界が春でも雪が降ります。この写真は3月中旬です。雪だるまと一緒にポーズ(^_^) 冬季サンプリングの楽しみの一つです。


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富士山南東麓には気象庁時代から山頂へ交替勤務をするために使われていた太郎坊避難小屋(標高約1,300 m)があります。富士山測候所が無人化されてその役目を終えた避難小屋ですが、その建物はまだ残っています。現在、太郎坊は夏季には山小屋への物資搬入や遭難者の救助のための基地として活用されており、夏は活気があります。一方、御殿場登山口への道路が封鎖される冬には一転してひっそりとしています。私たちのグループでは、太郎坊も活用して通年観測を2006年から行い、二週間毎に雨水、雲水、ガスやPM2.5などの試料回収や気象データ回収に行きます。春先の黄砂の飛来や越境大気汚染の観測を行うことができます。冬の太郎坊は数年ごとに大雪となるときがあります。腰以上の高さまで雪が積もります。そのようなとき、私たちは雪をかき分け、あるいは、雪の上を四つん這いになって現場に向かい、雪に埋もれた装置を掘り起こしたりします。過酷ではありますが、雪と戯れるのもサンプリングの楽しみの一つでもあります。雪がそれほどひどくないときは、学生と一緒に雪だるまを作って帰ります。.二週間後に再び出会えることを祈って... 残念ながら、いままで再び出会えたことはありません。


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山頂と太郎坊で観測すると同時に、大気の鉛直構造を調べるために気象要素の鉛直分布を測定することがあります。太郎坊でヘリウムを充填したゴム気球に気象ゾンデを吊るし放球します。気球の位置をGPSで測定し風向・風速を求め、気温・湿度・気圧と一緒にデータ信号を送信し、地上で受信します。2007年8月6日から8日にかけて3時間毎に14回放球しました。山頂と同じ高さの気温を山頂の値と比較したところ、日中はほぼ同じでしたが夜間は山頂の方が数℃低くなりました。このときは快晴でしたが別の年に観測した曇った夜には気温の差は見られませんでした。夜間の放射冷却により山頂の気温が下がったものと考えられます。観測は他機関の研究者や学生と交代で行いますが、観測の合間にいろいろな話をしたり、星の多さに感動したりするなど得難い経験をすることができます。今年は山頂で観測できないので、ゾンデ観測もやりません。