止めない行動の本当の理由子育てをしていると怒ったり、叱ったり、注意したりということがあります。子どもにあまり悪気はなく、その行動が状況に合った行動か合っていない行動か、まだ分からないから仕方ありません。興味のままに行動したり、衝動のままに話してみたりと、まだ社会生活というものが分かりませんからね。時を戻すと、私たちも同様に、親や大人から合った行動、合っていない行動を学んできました。そして、今度はそれを子どもに伝えているのです。(伝え方はそれぞれでしょうが・・・)とはいっても、私たちの子どもの頃と時代や社会的背景が違うので、当時が良かったことでも今ダメになっていたりもします。この違和感をどうするか、という話は置いておきますが、今回はこの話題。子どもが言っても聞かず、ある行動を繰り返すということ。この理由は1つしか理由はありません。それは、、、その行動にメリットがあるから。このメリットが楽しさ、面白さ、スリル、親の注目、周りの反応だったり様々ですが、そのメリットがなくなるとその行動はしなくなります。一見メリットも何もない無意味な行動と見えても本人にとって(あるいは気付いていないかもしれないですが)、メリットはきちんとあります。なので、子どもにある行動を止めさせたいのであれば、その相手のメリットを追求していくことが大切です。メリットが無くなるとその行動はしなくなります。一見メリットに見えなくとも、メリットを考える必要はあります。例えば、怒られること。これは一見デメリットのようですが、親からの注目という最大のご褒美にもなってしまいます。子ども目線で物事を見るということを、大人の私たちがスキルとして獲得すると、生きやすい提案ができるようになってきます。平穏な家庭のための心理学。本日は行動分析学という学問からお届けしました。クラブハウスもやっていますのでよろしければお聞きください。「礒村」(※漢字注意)で検索すれば「ころ」でヒットします(笑)
第一印象私たちが普段人とかかわるときに大切なのが第一印象です。第一印象は大抵3秒から7秒で決まります。長くとも10秒以内です。そしてそこで抱いた印象に沿って人を見ようとします。優しそうと感じたのであれば優しい箇所を見るだろうし、頼もしそうと感じたのなら頼もしい箇所を探すだろうし、可愛いと感じたのであれば行動の可愛い箇所が目に付くだろうし、面白そうと感じたのであれば、面白そうな会話を聞くようになります。人間は自分が信じているものを否定することはなかなかできません。なので、この第一印象の話しは結構重要視されますが、結構勝手なことです(^▽^;)だって勝手に感じて、勝手に自分でその証拠を探していますから。そして、違ったら怒ったり、落胆したりします。印象を抱かれた方からすると、「えー、、、」となります(^^;)ですから、私たちは本当の相手に近付くために思い込みと事実を分けて見る必要があります。ちなみに思い込みとは経験が左右する要素が多く占めていますので、同じ人でも見る人の経験や知識によって印象が変わってくる訳です。嫌な人や良い人も思い込みと事実に分けて見て、その行動が嫌と感じるのか、良いと感じるのかと考えて観察すると新発見があります。なにより冷静に物事を眺めることできます(^^♪感情や思い込みに振り回されず、本質を見ましょう。そして、本質も本質と思い込まず、もう少し観察していくことが、人付き合いの入り口です。心理学的にはカラーバス効果、脳科学的には脳幹網様体賦活系というものになりますが、まずは、あなたに、そして家庭に役立てばいいのです。心理学×家庭で穏やかな毎日を。
日々のストレスってなんなのかな?ってなんとなく考えた時に葛藤かなと思ってます。やりたいことができないっていうのはストレスですね。それだけではないのでしょうが、一要因としてはあるでしょう。思い通りに出来ないとストレス・・・。でもそれは乗り越えたりすることで成長になるのでストレス自体が悪いという訳でもありません。問題はそのストレスをどこに、どのようにぶつけるかということで変わってきます。自分より力がなく、意志表示もあまりできない人間に向けるとそれは虐げるということになります。そのことが嫌いです。では、ストレスを溜めないためにどうするか、というと自分のストレスの発散を2つの方法からみるということが必要なのかな、と思います。1つは解放。嫌な業務から解放されるということ。もう1つは達成。課題を課し、それをクリアしていくというステップを踏むこと。この2つをバランスよくとるとストレスは軽減され、かつ耐性が付いていくものだと思っています。本にはこのようなものも載せていこうと考えています(#^^#)子育てや教育に携わる方へ届きますように!
孤立が危険!?実際には「家庭」とはいっても、その形態は様々です。最近はSNSなどで、孤立しにくいツールはたくさんあるのですが、そうではありません。人とのコミュニケーションを学ぶ機会は減っていると言えます。コミュニケーションに苦手意識を持っている人は約70%程と言われています。とすると、なかなか外からは気付きにくいです。このクラウドファンディングを通して、つながってくれればいいなという想いもあります。さて、今回の本の目的は親子で仲良くというテーマになりますが、そのためには苦手意識を持たれているかもしれませんが、コミュニケーションは必要となります。昨日少し触れた「怒り」もコミュニケーションの1つなのですが、コミュニケーションが怒りに偏り過ぎると介入しないといけません。私は子どもたちへの虐待が無くなり、のびのび育って欲しいなという願いもある一方で、大人たちに対してもストレスが少ない子育てライフを送って欲しいと思っています。そのために「怒りの取り扱い」は必須です。あなたの怒りの原因が何か分からないので、正解は書けませんが、1つだけ言えることは怒りとはネガティブな感情の裏返しということです。・言うことを聞かないからイライラこれ一つとっても、、、・言うことを聞かせられない自分はダメだ。(自己否定)・この子はどこかおかしいのではないか。(不安)・(何か他にすることがあり)時間がない。(焦り)など、さまざまなネガティブ感情があります。大切なのは、怒りっぽいということを自覚することではなく、「何に対して」ネガティブ感情を抱いているかということを知ることから始めます。自己対話の時間をまず取っていきましょう!
98%の人が学んでいないこと日常生活で「怒り」とかかわらないことはほぼありません。私たち自身が怒らなくても、周りに怒っている人がいるかもしれませんし、赤ちゃんも怒ります。ま、怒ってはだめということは決してないのですが、知っておいて欲しいことがあって・・・。怒りと付き合うための社会的な教育は、明らかに不十分で、不完全で、その多くは不適切となっていますよという現状です。アンガーインとアンガーアウト。溜め込むか他にぶち当たるか。このくらいは何とか体現している人も多いのですが、怒りが何であるのか、なんで弱者に当たる人が多いのかもよく分からない人が多いのではないかな、と。仮に知識としては知っていても、よく分からないから、小さな不幸を溜め込んで行って、長い間かけて大きな大惨事へつながっていくこともしばしば・・・。家庭内や社会生活でも小さな怒りは、大きな問題へ発展していくことがありますので、せっかくクラファンに投稿したのだし、ちょっとずつ何か書こうかなと。虐待問題の一側面でもある、怒りによるコンテンツをしばらく配信していきます。怒り溢れる家庭から、笑顔溢れる家庭のきっかけとなりますように・・・。