例えば、朝焼けに輝く雪の吾妻山。例えば、青すぎる空に吸い込まれるブランコと、子どもたちの歓声。あるがままで美しいものがあります。しかし、人の手から生まれたものに心を動かされる瞬間は、忘れられないものになります。10年前に初めてSEKIYAのコーヒーを口にした瞬間、衝撃のあまり器の中をまじまじと見つめ、それ以外の世界が一瞬ぼんやりとしたものになったことを覚えています。コーヒー豆が一杯のコーヒーになるまでには、かの国で、この国で、膨大な人の手が添えられます。そのアンカーとして、私たちに心を動かす一杯のコーヒーを手渡してくれるのがSEKIYA-COFFEE。この困難から再興した暁には、その手から生まれる一杯で、さらに多くの人の心を動かすでしょう。金芳堂(KINPODO) 中野裕子さんへ返信コメント丁寧に暮らしていこうと思っている。人の話に誠実に耳をかたむける。柔らかでも、自分の考えや意見をしっかり相手に伝える。こちらからは、そんな印象を持っている中野裕子さんからお店で淹れた珈琲を「本当に美味しいと思いました。」と仰っていただいた時に自分自身の大切にしたい、仕事の基礎をより強固にしていただいたことを思い出します。新たに始められる【金芳堂(IPODO)】の活動が、当店の再開とリンク出来ると思います。我々、それぞれの道で確かな足跡を残して行きましょう。





