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パクチー銀行のリアル店舗をつくる:鋸山の入口、鋸南町保田駅前を盛り上げたい!

内房線保田駅目の前の金融機関跡地に、パクチーの種を融資する「パクチー銀行」のリアル店舗をつくります。普段はカフェ併設の物販店として鋸山の登山客を迎えつつ、2018年に世田谷区経堂のリアル店舗を閉店して世界各地で無店舗展開している「パクチーハウス」の準備拠点兼会員制店舗として稼働させます。

現在の支援総額

1,135,739

29%

目標金額は3,890,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/09/30に募集を開始し、 70人の支援により 1,135,739円の資金を集め、 2021/11/20に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,135,739

29%達成

終了

目標金額3,890,000

支援者数70

このプロジェクトは、2021/09/30に募集を開始し、 70人の支援により 1,135,739円の資金を集め、 2021/11/20に募集を終了しました

内房線保田駅目の前の金融機関跡地に、パクチーの種を融資する「パクチー銀行」のリアル店舗をつくります。普段はカフェ併設の物販店として鋸山の登山客を迎えつつ、2018年に世田谷区経堂のリアル店舗を閉店して世界各地で無店舗展開している「パクチーハウス」の準備拠点兼会員制店舗として稼働させます。

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ここでの報告が遅れましたが・・・。『房日新聞』2021年10月16日の紙面にて、「パクチー銀行」の実店舗ができることを掲載してもらいました。共同運営をする株式会社グリッドフレームの名前と「SOTOCHIKU」のコンセプトもバッチリ紹介されました。館山信用金庫の跡地が片付けしている→パクチー銀行をつくりたいこれは僕の脊髄反射的な反応でした。パクチー銀行を一種のアートとして存在させること、そして、それが無理なく運営できること。それが、「金融機関の跡地にパクチー銀行をつくる」と言い切るための条件でした。そこにグリッドフレームとの再会や同社の新しい動きと、鋸山が与えてくれたインスピレーションにより、パクチー銀行という「ありえないプロジェクト」は実行へと舵を切ったのです。鋸南町の中から、SOTOCHIKU素材が少しずつ集まってきて、じゃあこれをあそこに使おうというアイデアが湧き出し始めたところ。記事はそんなタイミングでした。普通の店舗物件と違うところは、入手できた素材によって内装が変わるということ。つまり、関係者の誰もが、完成形を知らないまま、物事が進んでいるということです。イノベーションが起こるときの「なんかよく分からないけど、いい感じ」という状態を維持しながら、日々変化していくことでしょう。これは開店前だけでなく開店後も同じです。「そういうのって面白いけど、すごく書きにくい」とおっしゃっていた房日新聞の記者の方、内容てんこ盛りでまとめていただきありがとうございました。ちなみに、『房日新聞』は安房地域+αのローカル紙ですが、今年の8月から電子版を強化して、読みごたえのある記事を増やしています。電子版のみの購読もできますので、安房地域のことを知りたい方、これから興味を持ちたい方はどうぞお読みください。https://bonichi.com/koudoku/


全国銀行狂会
2021/10/23 16:36
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大学時代の旅仲間(BEEMANのメンバー)のまみーたが、「ピンと来て」面白い人を紹介してくれるというので、会って語ってきました。鋸南か葉山で・・・という話もあったのだけど、めぐりあわせで普段あんまり行かない皇居周辺で、という話になった。近くでランチ食べようと思い、集合時間の1時間前に東京駅に着いて、まずは1人で実身美というオーガニックレストランへ。そこからゆっくり東京駅へ向かう途中に、偶然通りがかったのが全国銀行協会の建物。パクチー銀行頭取、計らずもそこに到達。ネタに使った。お会いしたのはDialogue withという会社の代表取締役・中村一浩さん。対話を軸にビジネス・・・というか人生を組み立てている人。まみーたが言う、中村さんと僕の共通点は、好きなことをしながらゼロからイチを作るところだそうで、確かに少しお話ししただけで、柔軟で軽やかで楽しい人だった。僕がパクチー銀行を始めるのと同じタイミングで対話のワークショップ(第7回)をするというタイミングだそうで、お互いを紹介し合う動画なり企画を考えるための会合をしようという話だったが、会って座るなりいきなりライブ中継が始まった。僕がパクチー銀行をつくるという話を受けて、「対話銀行頭取の中村です」というところはさすがだと思った。そして、対話でグラミン銀行を超える銀行をつくるのは容易だよなーと思いながら話を聞いた。というわけで、ぶっつけ本番なのですが、3人で楽しい会話をしてきましたので、お時間見つけてご覧ください。


閉店から始まる
2021/10/21 11:26
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親友ヨッシーの名店「マルショウ アリク」が閉店した。建物取り壊しのため。2年ぐらい前から、期限が延びたりもしつつ、ついに昨日がその日となった。僕がヨッシーに会ったのは、アリクが開店して数週間後のこと。たまたま、松陰神社の商店街を歩いていたら、店の前に野菜を並べ、販売しているのが目に止まった。声をかけるととても気持ちのいい青年が応対してくれた。僕の大好物の牡蠣の専門店ということも分かった。数日後に再訪。彼の考え方、行動、こだわりは、めちゃくちゃ面白かった。状況を楽しむ才能もあった。最初に聞いた印象的な話は、アリクを開く直前にポスティングのアルバイトをしていたときの話。単にポストに紙を入れるだけでなく、庭や建物を観察し、自分の琴線に触れるものがあれば、持ち主に語りかける。アリクの商圏に、どんな面白い人が存在しているか、把握していると言った。大事な友人を連れて行く店だった。シャルソンの給○スポットもお願いした。何度かコラボイベントもした。推定36年ものの岩牡蠣を食べさせてもらったことがある。「市場に行ったら、すごい牡蠣があって、恭さん来ると思ったから買っといたよ」。そういえば、アリクで飲み物以外注文した記憶がない。いつも絶妙なタイミングで、期待を超える美味いもんを食べさせてもらった。最終日は、店の周りが大混乱していた。みんな幸せそうな顔をしていた。騒がないように、近隣の迷惑にならないようにと、声を掛け合っていた。アリクの最終日を、いい形で締めくくりたい、自分もその中の一部になりたいと誰もが願っていた。閉店の日は忙しいものだ。全てのお客さんが、一度に話しかけてくる。食べる量、飲む量も半端ではない。僕はそっと、遠くから見つめるだけにしておこうと思っていた。夜10時を過ぎ、いい感じて人流も落ち着いてきた。詩人が朗読のパフォーマンスをし、スタッフ1人ひとり、思いを述べた。ヨッシーは照れていた。しゃべることはないから、なんか質問してくれと言った。そこで突然指名があった。今の俺の気持ちを、すでに味わっている人がそこにいるからと。パクチーハウスの最終日を思い出しながら、ヨッシーにいくつか聞いてみた。彼の答えは明確。別に店を閉じるだけで、終わりとかじゃなくてこれから始まるんだ。多くの人が交流した「コの字カウンター」は、ヨッシーが働いていた市場で使い古されたパレットを転用したものだ。約7年間、そこでたくさんのストーリーが染み込んだ。そのカウンターは、SOTOCHIKU素材として鋸南に旅立つことが決まっている。パクチー銀行は、アリクの一部を取り込んで始まることになる。以下の動画は2018年3月10日の記録。パクチーハウス無店舗展開宣言。


通勤は鋸山
2021/10/19 11:47
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ご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・。僕は世田谷と鋸南の2拠点生活をしています。そして、往復する度に鋸山を縦走しています。当初は、できる限り効率の良い移動をしたいと考えていました。現在の鋸南エアルポルトの物件を借りた直後、軽自動車を購入しようと思い、隣の自動車工場や友人たちに聞いてまわりました。アクアラインを使うと、最短約1時間で自宅から鋸南に来ることができます。でも、その1時間のドライブが、運転があまり好きでない僕には耐えられませんでした。乗換検索を見ながら電車とバスを交互に使い始めました。が、あるとき、東京湾フェリーを利用してみて、その快適さに目覚めました。もっとも時間のかかる交通手段ではありますが、毎週船に乗れるのは船旅好きの僕にとっては最高です。一つだけ悩みがありました。金谷港で船を降りた後、浜金谷駅から保田駅まで、JRで1駅あります。1時間に1本弱しかないので、長い時間待つ必要があります。電車に揺られる時間は4分ですが、最長1時間の待ち時間・・・。ある日、浜金谷駅から鋸山に向かって歩きました。そのまま鋸山を縦走。たまには悪くないなと思いました。鋸山にトレランに来た友人が「低山だけど結構きついよね」と言うので、「僕の通勤路みたいなもんだけどね・・・」と答えました。一緒に来ていた人たちが驚いていました。「鋸山を通勤路にしてる???」と。彼らが帰った後、「あの山を通勤していると聞いて驚きました」と数人からご丁寧に連絡をいただきました。まるで僕が、毎回そこを通勤しているかのように思われたようです。「みたいな」はどこへ行ったのだろう。それを受けて、僕は毎回そこを通勤ルートにしてみようと決めました。サラリーマン時代は、同じ路線を毎日使うのが嫌で通勤定期の支給を拒絶したほどの僕が、毎回同じ道を歩いていつ飽きるだろうかと思いながら。何度も繰り返して気づいたのは、自然はいつも表情が違うということでした。光の加減、葉っぱの色、咲いている花、出会う動物。毎回違う楽しみを与えてくれます。鋸山縦走通勤が僕にもたらしたもの。一つは、鋸山縦走チャレンジというイベントを作ったことです。この文章のトップ画像にある鋸山照前展望台からの絶景を多くの人に伝えたくて、コロナ時代ならではのFKT方式でトレラン大会を作りました。もう一つは、圏外の素晴らしさを知ったことです。東京にいても、鋸南にいても、スマホやインターネットはとても便利です。ついつい使ってしまいます。使えることに対して「不自由」だとは思えないです。でも、僕の鋸山の通勤ルートの半分は圏外なんです。余計な情報は入ってこないので、自分の持っているものと自然からの刺激で発想することができます。誰かからの評価や承認とは無関係に、自分の使命を見出すことができます。自宅を出てから鋸南エアルポルトに着くまでに、だいたい5時間ぐらいかかります。この時間の使い方は非効率でしょうか。この時間を持たない限り生まれないものがたくさんあります。パクチー銀行のリアル店舗は、そのうちの一つです。