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魅惑の低音オペラ歌手・Lutherヒロシ市村 応援プロジェクト

20年前、事故で瀕死の重症を負い、奇跡的に生還するも声を失い、再起不能の状態から怒涛のリハビリとトレーニングで見事復活を遂げた、オペラ歌手・Lutherヒロシ市村。来年で芸歴40周年ですが、その記念プロジェクトの一環として、今年は前年祭・生配信ライブと第11回リサイタルを開催する事となりました。

現在の支援総額

591,000

59%

目標金額は1,000,000円

支援者数

58

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/17に募集を開始し、 58人の支援により 591,000円の資金を集め、 2021/07/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

591,000

59%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数58

このプロジェクトは、2021/06/17に募集を開始し、 58人の支援により 591,000円の資金を集め、 2021/07/15に募集を終了しました

20年前、事故で瀕死の重症を負い、奇跡的に生還するも声を失い、再起不能の状態から怒涛のリハビリとトレーニングで見事復活を遂げた、オペラ歌手・Lutherヒロシ市村。来年で芸歴40周年ですが、その記念プロジェクトの一環として、今年は前年祭・生配信ライブと第11回リサイタルを開催する事となりました。

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声楽家の筋トレ
2021/06/30 21:00
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筋トレをすると固くなる?そんな話を聞いたことがありませんか?私も、若いころにはそう信じ込んでいました。でも、事故で失った声を取り戻そうと努力するうち、それが間違いである事に気付いたのです。声というものは、肺から送り出された息が、閉じられた声帯に当たり、振動することで産み出されるものです。その、息を吐く声帯を閉じるこれらは、みんな筋肉の動作によって得られます。筋肉は鍛えなければ、いずれは弱くなり、やがては必要最低限の力すら出せなくなります。つまり、声帯から充分な振動を得られるだけの息の量、或いは、充分な振動が得られるだけの声帯の閉鎖力、それらが得られなくなるかもしれないのです。筋トレと言うのは、擬似的に筋肉に損傷を起こさせて、成長ホルモンを利用して、より太く修復させる事です。成長ホルモンは、年齢とともに少なくなりますが、筋トレによって、維持・増量することが可能です。声楽家が歌うと、この筋トレと同じような損傷が起こります。若いうちは成長ホルモンのおかげで、寝ているうちに修復されます。しかし、使う量がハンパないので、そのうち、通常の成長ホルモンの量では、修復しきれなくなってきます。そこで!成長ホルモンを増やすために、若いうちから、日常的に筋トレをしたほうが、修復が確実になるうえ、発達も見込めるのです。勿論、筋肉をつければ良いというものではなく、呼吸訓練等で、つけた筋肉に機能を持たせなければ意味がありません。私は、今でも原則的に週2〜3回、筋トレをしています。人に、生きた技術を教えるために、現役でいる間は、続けようと思っています。私の、文字通り"鍛えた声"を、たくさんの方に聴いていただきたいと思っています。みなさまのご支援を、お待ちしております。どうぞ宜しくお願い致します。


見せるべき背中
2021/06/29 21:00
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気持ちは新人のままですが…いつしかヴェテランと呼ばれるようになり、そこかしこで"大先輩"と言っていただき、こんな私を"ルーサー先生"と呼んでくださる若い人たちも…。そんな人たちに、私が見せるべき背中とは?特にコロナ禍の世の中になってから、そのことを良く考えるようになりました。見渡せば、クラシック音楽業界も停滞している、若い人たちは青い顔をして"この先どうなる?"と悲鳴をあげている、中堅や私と同年代は、積極的に活動している人はわずかで、ほとんどの人はあきらめ顔…。自分はどうすればいいだろう?とにかく、考えるよりやってみたほうが早い。そう思い立って、動き出したのが昨年のこと。感染対策をとっての観覧と配信との二本立てのリサイタルを実行、更に、生配信ライブにも挑戦、おかげさまでたくさんの方にご覧いただきました。世の中がこんなことになるなら、それに合わせて最適の方法を模索するしかない、そう身にしみた昨年でした。そして今年も、昨年の経験を活かして、最初からコロナありきの準備をしています。もし自分の活動姿勢が、どなたかの心を動かし、ご自身の活動に活かしていただけたら、それこそが、私が後進に見せるべき背中ではないのか。今は、そんなふうにも思います。どれだけ大きな背中を見せることができるか、それは私の、これからの活動にもよりますよね。皆様のお力で、私の背中をより大きなものにしてくださいませんか?ご支援、どうぞ宜しくお願い致します。


俳優活動について
2021/06/28 18:40
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私の俳優としての一面をお話ししますね。私は声楽家のほかに、俳優としても活動しています。若いころから小劇場をベースに演劇の舞台に立ってきましたが、最近の活動は、シェイクスピア演劇にしぼっています。長年にわたって声楽をやってきたせいで、私の話し声も、やはり声楽の発声になってしまっています。その声を活かせるのは、やはりシェイクスピア演劇だと思っています。ヨーロッパ留学のときに、ついていた声楽の先生に、先生の演技コーチの方を紹介してもらい、その方からスタニスラフスキー・システムによる演劇教育をうけました。帰国してからは、ミュージカルの舞台が主になったため、中々演劇と関わる機会はありませんでしたが、教えていた大学の同僚だった三輪えり花さんと出会い、三輪さんが主催している『シェイクスピア遊び語りシリーズ』に出演、現在では、その常連出演者となっています。また2018年には、河合祥一郎さん演出の『お気に召すまま』にも出演しています。その他、私自身は会員ではありませんが、国際演劇協会日本センターの公演に、俳優として客演しています。そんな私の、俳優としての一面も知ってもらいたくて、第七回のリサイタルより、シェイクスピアの一場面を、朗読で披露するようになりました。今回、第11回リサイタルでも、披露する予定です。名作『ヘンリー四世』から、デブの騎士サー・ジョン・フォルスタッフが登場する、愉快な場面を取り上げようと思っています。私のバスの声とともに、その滑稽な演技をお楽しみいただければ嬉しいです。実現に向けて、皆様のご支援を宜しくお願い致します。


バスの声って?
2021/06/27 18:17
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皆さんは、バスの声って聴いたことがありますか?声楽の声の種類で一番に思い浮かべるとしたら、おそらくはソプラノかテノールでしょうね。もしかしたらバスの声というのは、一番耳なじみが少ないかもしれません。声楽の声の種類の中でも一番低い音を出すもので、例えばオペラでは、威厳のある国王とか、偉いお坊さんとか、あるいは年老いた父親とか、反対に悪魔とか、そんな役柄を演じることが多いのです。NHKラジオ『ラジオ深夜便』でもおはなししましたが、私が、こんな低い声に変わったのは、小学校6年の時。ある朝突然の声変わりでした。両親に「おはよう」とあいさつしたときの、あのおどろいた顔は、今でもハッキリと覚えています。そして歳をおうごとに低くなり、普通に話すときでも、気をつけていないと、低すぎて何を言っているのか聴き取れないときがあります。先日も、某テイクアウトで「もう少し高い声でお願いします」と言われてしまいました(笑)。歌声となると、重々しいとか、どんくさいイメージがついて回ります。でもね、決してそれだけではないんです。バス歌手でも、明るく軽く歌うことは出来るんですよ。どうか、新しい声の世界を知ってくだされば、うれしいです。日本、いや世界でも、バス歌手は数が少ないので。そんな数少ないバス歌手の活動を、支えてくださるのが、皆さまのご支援でございます。どうぞ宜しくお願い致します。


曲への想い
2021/06/26 17:59
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今回のプロジェクトのテーマについてお話しします。今回のプロジェクトのテーマ"40年目のリトライ"-音大生時代に歌わせてもらえなかった歌-についてお話ししますね。音大の声楽科に入ってレッスンがはじまると、学食等で同級生同士で話すことといえば、まず"レッスンで何歌ってるの?"でした。当初はみんな一様に、イタリア古典歌曲集から、というケースが多いのですが、しばらく経つと、"トスティ"や"ベッリーニ"さらには"ドナウディ"等の声を聞くようになってきます。それらは私から見れば、みんなきらびやかなイタリアの歌でした。ところが私はといえば、"シューベルト"だったり"シューマン"だったり…。ドイツ・リート(ドイツ歌曲)が得意な先生についたので、イタリア語の歌とは、無縁…。空き時間に教室で、みんなで歌を披露しあったりしたのですが、その時にも、みんなはそれらイタリアの歌、私はシューベルト…。いやもう、羨ましかったのなんの…!いやシューベルトもいい曲なんですよ!でもね…、若かった私には彼らの歌うイタリアの歌が、とてもまぶしく見えたものでした。あまりのうらやましさに、思い切って先生にお願いしてみたこともありました。…しかし"バスには似合わない歌"だと言われてしまい…。その頃、出せる音域がとてもせまかったこともあり、ついに、4年間の学生時代に歌うことはありませんでした。それから40年。ふとしたことから、トスティの歌曲を歌ってみよう、と思い立ち、歌ってみたところ、何と!問題なく歌えるのですよ!いやぁ〜うれしかったですね〜!YouTubeで検索してみたところ、イタリアの有名なバス歌手たちでトスティの歌曲を歌っているが多くいることがわかりました。私の学生時代は、まだまだバスに対する認識が確立されていなかったのでしょうね。と言うわけで、40年ぶりに想いを果たします。過去に歌ったことがないので"リベンジ"ではなく"リトライ"としました。このリトライを支えてくださるのが、皆様のご支援です。どうぞ宜しくお願い致します。\お得に支援ができるクーポン配布中!/クーポンコード:cf06有効期限:6月30日(水)まで