マンマを訪ねて3000里〜イタリア全20州の家庭料理を学び、皆様の食卓を豊かに

【ネクストゴール挑戦中!】イタリア全20州の小さな村の家庭を訪ね、マンマ(イタリア語で’お母さん’)から料理と伝統を学びたい。そして、イタリアで学んだ豊かな食を、日本の皆さまの家庭に届けたい。迷ったら前へ。イタリア留学中の2年間、前代未聞の冒険を届けます!皆さまの応援をどうかよろしくお願い致します!

現在の支援総額

1,340,000

268%

目標金額は500,000円

支援者数

128

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 128人の支援により 1,340,000円の資金を集め、 2021/12/19に募集を終了しました

マンマを訪ねて3000里〜イタリア全20州の家庭料理を学び、皆様の食卓を豊かに

現在の支援総額

1,340,000

268%達成

終了

目標金額500,000

支援者数128

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 128人の支援により 1,340,000円の資金を集め、 2021/12/19に募集を終了しました

【ネクストゴール挑戦中!】イタリア全20州の小さな村の家庭を訪ね、マンマ(イタリア語で’お母さん’)から料理と伝統を学びたい。そして、イタリアで学んだ豊かな食を、日本の皆さまの家庭に届けたい。迷ったら前へ。イタリア留学中の2年間、前代未聞の冒険を届けます!皆さまの応援をどうかよろしくお願い致します!

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「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」、今月は、新たな州のマンマを訪ねるには至りませんでした。ただ、テストは頑張りました。最初は上手くいかず再試になるなど苦労しましたが、最後は2つも満点をもらうことが出来ました。イタリアの教育は加点方式。試験は自分のアリーナ。正解を探すのではなく、間違いを恐れずに、個性を出して自分のユニークな意見を表現することが大事なのだと学びました。さて、本題です。今月は、新しい州のマンマに出会うことが出来ませんでしたが、ボローニャのお友達のおばあちゃんに、ボローニャの郷土パスタ「トルテリーニ」を学びに行くという、貴重な経験をさせて頂きました。また、ヴェネト州のソアヴェにて、レストランの厨房に入らせて頂いたり、トスカーナ州のフォルテ・ディ・マルミにて素晴らしい海の料理の発見など、イタリアの食の学びを共有させて頂きます。マンスリーレポートVol.5(2021年5月)では、そんな現地での料理の様子をお届けします。ボローニャの92歳のおばあちゃんにトルテリーニを習うボローニャの郊外、フェラーラとの市境にあるPoggetto。人口およそ150人の小さな村に住む、92歳のおばあちゃんを訪ねさせて頂きました。ポイントは生地を薄く伸ばすこと。「40km先のボローニャのサンルーカ(丘の上の教会)が透けて見えるくらいに薄く」と結婚前に叩き込まれたそう。薄く伸ばした生地に、詰め物をしていきます。そして、くるっと丸めて成形。指の先程の小さなパスタです。私もだいぶ上手になりました。笑シンプルなブロード(出汁のスープ)で仕上げを。Buon appetito!これが、本当に、本当に美味しいのです。。。。。ボローニャ人にとって、ハレの日の定番料理。すっかりボローニャ人になった私にとっては、幸せの象徴のパスタです。ヴェネト州ソアヴェにてレストラン厨房に潜入ソアヴェに行き、地元の有志の方のお力添えで、この町で一番のリストランテに話を付けてくれて、厨房の仕込みに入らせて頂きました。感動したのは、レストランのホールは「舞台」だということ。朝から蒸し暑くて狭い厨房で皆んな必死に仕込みをしていたのですが、ランチタイムになり、お店を開けると、この日はじめてのお客さんが入ってきました。厨房からホールを覗くと、「あぁ、ここは舞台なんだな」と思い、胸が熱くなりました。ピアノの発表会もチアのステージも同じ。流した汗は、お客さんからは直接見れないけれど、その努力は舞台で試されるのです。白ワインの名産地ソアヴェでシーフードと。最高でした。トスカーナ州フォルテ・ディ・マルミで海を堪能口頭試験を全て終え、海へ!お世話になっている大理石の名士に、トスカーナ州フォルテ・ディ・マルミの海にご招待頂きました。海で思いっきり泳ぎ、白ワインと海の幸を堪能。イタリアの海の料理、とにかくDNAレベルで美味しいと感じるのです。シンプルなのに奥深い。海の料理の魅力に虜になりました。マグロの薪火焼き近海で捕れた冷凍しないバチマグロを、強火の薪火でわっと炙り、粗塩を振る。これは感動した一品です。Arsellaという貝のパスタ初めて食べた小粒の貝。見た目からは想像の出来ない旨味がパスタに絡む。貝は、人類が最も古くから食べてきた食べ物の一つ、だからこの旨味を本能的に美味しいと感じるのでしょうか。「イタリア20州、マンマを訪ねて3000里」、マンスリーサポーター募集中!「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています!https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。非公開グループにて、リアルタイムで旅を楽しみながら、教えてもらった料理やコツを仲間と一緒に学べます。毎月1日は「マンマ直伝レシピ」配信。シンプルで本当に美味しいイタリア家庭料理をお作り頂けます。是非こちらのリンクより応援頂けたら嬉しいです!https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653キャンプファイヤーを一度ご支援下さった方は、再登録なしで簡単にメンバーになれます。宜しくお願い致します。それでは、来月も一緒に楽しみましょう!Ciao!


「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」、今月はイースター休暇でトスカーナ州を訪ねました!マンスリーレポートVol.4(2021年4月)では、そんなトスカーナ州での料理の様子をお届けします。トスカーナの休日イタリアでは、イースターはクリスマスと並ぶ2大行事。今年は4月17日日曜日がイースター当日。前後で1週間程度のイースター休暇にトスカーナ州を訪れました。今回、「ノンノ(イタリア語でおじいちゃん)」と呼ぶ、お世話になっている方がイタリアに来ているので、ノンノのホストファミリーの元に滞在させて頂きました。ルッカ、ピザといった重要なトスカーナの都市をはじめ、大理石で重要なカララ、コロンナータ、ヴォルテッラ、ピエトラサンタ、ワインの銘醸地ボルゲリ、海沿いをフォルテ・ディ・マルミから、リグーリア州のレリチまで行くなど、海へ山へ、トスカーナの美しさをギュッと詰めた宝石箱のような6日間を過ごさせて頂きました。イースターの郷土料理「トルタ・ディ・リーゾ」そんなトスカーナ州でイースターに食べられる最も典型的な郷土料理を、テッタおばあちゃんに教えてもらいました。「トルタ・ディ・リーゾ」は、「お米(Riso)のタルト(Torta)」。甘いものとしょっぱいものの2種類があります。ちなみに、次回のオンライン料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」では、しょっぱい方のトルタ・リーゾ・サラータを、オンラインコミュニティ「マンマの台所」5月のレシピ配信では、甘い方のトルタ・リーゾ・ドルチェをお届け予定です。オンライン料理コミュニティの詳細はこちら。https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653質問・個別申し込みは私まで。info@ciaobella.tokyoイースターの食事イースターは親族が集まる大事な家族行事。卵をはじめ、ハレの日の料理が並びます。今回、モンスンマーノのご家庭にお招き頂きました。前菜教会でお祈りしてもらった聖なるゆで卵はもちろん、トスカーナらしく、ブルスケッタや、トスカーナ・サラミが並びます。パスタ:トスカーナ風ボスカイオーラマンマ・チンチアの特製、トスカーナ風ボスカイオーラ。お肉がゴロゴロと入り、生クリーム、きのこをたっぷり入れてパスタと絡める、とてもリッチなボスカイオーラ、美味しかったです。セコンド:牛肉とサルシッチャのグリル&焼き鳥サルシッチャとマンマお庭のグリルで直火で!牛のサーロインの背中側とノンノ特製の焼き鳥Buon appetito! どれも伝統の詰まった料理の数々、ごちそうさまでした。ドルチェ:コロンバ食後のお散歩モンスンマーノからほど近いモンテカティーニ・テルメへ。トスカーナらしい丘陵の上の小さな都市です。今回、トスカーナの海や山の多様な郷土料理の各々や、石と食の傑作コロンナータのラルドの話など、書ききれないことが沢山ありますが、詳しい旅の様子や料理のレシピは、オンラインコミュニティ「マンマの台所」やNoteなどでお楽しみ頂けたら嬉しいです!番外編:フィレンツェのコルシーニ家の宮殿でのパーティーフィレンツェのコルシーニ家の宮殿でのパーティーにお招き頂きました。ドレスコードがあるので、着物で行ったらとっても喜ばれ、一躍主役になりました。しかし、姫は途中、豪華な食事とワインで帯がキツくなり、気分を崩しましたが、回復し、朝3時までキューバダンスを着物と下駄で踊り続け、帰り道にポンテベッキオでオペラを披露し、伝説になってしまいました。笑今まで東洋のプリンセスキャラだったのに。。何にしても良い経験でした。ENDオンラインコミュニティ「マンマの台所」マンスリーサポーター募集中!「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています!https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。非公開グループにて、動画や画像でリアルタイムで旅を楽しみながら、教えてもらった料理やコツを仲間と一緒に学べます。もちろん、私と一緒に旅をするからには、深い料理の話や歴史の話もお話します。また、毎月1日は「マンマ直伝レシピ」配信。シンプルで本当に美味しいレシピで、本場イタリア家庭料理をお作り頂けます。一人でも多くの皆さまと一緒に、最高にディープなイタリア旅を楽しみたい!是非こちらのリンクより応援頂けたら本当に嬉しいです。宜しくお願い致します!https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653


「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」、今月はマルケ州、ロンバルディア州を訪ねました!マンスリーレポートVol.3(2021年3月)では、そんなご家庭での料理の様子をお届けします。マルケ州Pianello Vallesinaご紹介を受けてお訪ねしたのは、マルケ州アンコーナ県のPianello Vallesina。連綿と続く丘の上ある、人口3000人程度の小さな村です。お邪魔したのは、三世代の家族が一緒に暮らすおうち。隣にはいとこ、通りを挟んだ家には別のいとこ、そんな古き良きイタリアらしい伝統の残る村でした。このお家の料理担当はおばあちゃん。着いて早々に、この地域の伝統料理、ウサギ料理を振る舞ってくれました。かつてはお肉は高級品。牛や豚は手に入りにくかったので、ウサギは庶民の大事なタンパク源だったそう。今回は、近所でウサギ農家さんから頂いた命を頂きます。あっさりと引き締まった肉に、長時間煮込んだ旨味が加わって、とても美味しかったです。次の日は朝からお菓子作り。年季の入ったおばあちゃんのレシピ。ところが、量は測らないのです、、、!「小麦粉は何グラム?」と聞くと、「うーん、様子を見ながら足していくわ」と答えが返ってきました。。私もお手伝い。手を動かしながら、色んなお話をお聞きしました。カーニバルの時期の特別な4種類のお菓子が続々と!ファクトリー!笑揚げるのは、おじいちゃんの仕事。油の入った大鍋を振って、揚げていきます。完成!本当に美味しくて、手が止まりませんでした。ロンバルディア州Alfianello続いてロンバルディア州のAlfianello。クレモナとブレシアの間にある、人口2500人の小さな村です。社会人の息子さんと高校生の娘さん、マンマ、パパの4人家族が温かく迎えてくれました。娘さんはパティシエの専門学校に通っていて、練り切りを一緒に作って教えたら、とても喜んでいました。お抹茶を立てて一緒に食べました。こちらは餃子作りの様子。さて、マンマに教えてもらったのは、見たことのないディープな郷土パスタ。・Colsoncelli Bresciani(煮込んだ肉やチーズの詰め物をしたパスタ)・Tortelli di zucca(かぼちゃの詰め物をしたパスタ)おばあちゃんから伝わる郷土パスタをマスターできるなんて!仕上げはシンプルにバター&セージで。本当に、本当に美味しかったです。最終日は、森小屋に行って、Spiedo Bresciano。この辺りの日曜日の伝統料理です。串刺しにした豚肉を6時間かけて、バターをかけながら焼き上げます。特製のポレンタと一緒にいただきます。美味しすぎておかわりが止まりません。今月もこんなにも素敵なご家庭をお訪ねさせて頂けたことに感謝。来月も、皆さまにイタリアの家庭料理の豊かさをディープにお伝えしていきます。お楽しみに!マンスリーサポーター募集中!ディープなイタリア郷土料理の旅を、もっと詳しく、リアルタイムで一緒に楽しみませんか?「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています!https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653サポーターの方々はオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。非公開グループにて、リアルタイムで旅を楽しみながら、教えてもらった料理やコツを仲間と一緒に学べます。毎月1日は「マンマ直伝レシピ」配信。シンプルで本当に美味しいイタリア家庭料理をお作り頂けます。宜しければ、是非こちらのリンクより応援頂けたら嬉しいです。https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653これからも、宜しくお願い致します!


マンスリーレポートVol.2(2022.02) では、エミリアロマーニャ州Castel dei Britti&トスカーナ州Marzocchinoの旅の様子をお届けします。エミリアロマーニャ州Castel dei Brittiまずは、私の本拠地、エミリア・ロマーニャ州から。この州は、山側のエミリアと海側のロマーニャからなります。私が住む街ボローニャは山側のエミリア。肉や乳製品をたっぷり使用した重厚な伝統料理が並びます。今月はまず、ボローニャの郊外Castel dei Brittiの家庭へお邪魔しました。大学が始まって「マンマを訪ねて3000里」のことを話すと、ボローニャ人のクラスメイトが早速にご両親のお家を紹介してくれました。街を出るとすぐにパダナ平原が広がります。その平原で車を走らせること約30分、小さなお城が見え、その麓にお家がありました。17世紀に建てられた、中世の名残のあるお家です。今回は、最もクラシックな料理「タリアテッレ・アル・ラグー・ボロネーゼ」を。あまりにも有名なので、もっとディープな料理を習いたい!と思ったけど、まずはここからと。しかし、きちんと習ってみると驚くべき発見がありました。例えば、ラグーにはほとんどトマトを使わないこと。トマトはコロンブスのアメリカ大陸発見後の約500年前にイタリアに持ち込まれた新参者。コテコテのボローニャ人は、先祖代々食べてきたように、トマトを入れず肉肉しい白いソースを作るのです。ボロネーゼソースは、トマトソースと思っているとビンタを食らいました。それから、レシピには書かれていないけれど、やはり重要なのは時間。お昼前に作り始めて、晩御飯に食べるまで、約6時間くらい煮込んでいましたね。その間にランチで土地の色んなチーズや手作りジャムを味見させてもらったり、私が茶道の抹茶を入れたり、近所の丘を散歩したり。パスタを手打ちで打って、ついに完成!やはり時間をかけ、手間をかけた料理は最高。旨味が優しくまわり、本当に美味しかったです。トスカーナ州Marzocchino2月の最後の週は、トスカーナ州のPisa県のMarzocchinoへ。フィレンツェから海に向かって1時間半、人口3000人程度、小さな村です。このご家庭とのご縁は話すと長くなるのでいつか別のところで。3年前ここからほど近い海沿いの小さな街で、ある70歳の日本人と出会ったことからこの物語が始まります。さて、この土地の料理とは。まず、着いてすぐに作って頂いたランチがこちら。見たことありませんか?ジェノバを代表する「トロフィエ・アル・ペスト・ジェノベーゼ」にそっくり。「ピサ風ペスト」、クルミやバジリコを練り込んだソースのパスタです。この土地に来てみて気づいたのは、もやはリグーリア州のようだということ。というのも、トスカーナとはいえ、フィレンツェよりもジェノバに文化が近いからです。海に近いこの街は、トスカーナ州とはいえ内陸のフィレンツェやアレッツォとは異なる歴史を持ちます。Marzocchinoは海洋国家ピサ共和国やルッカ共和国の覇権下にあり、同じく海洋国家で長年のライバルであるジェノヴァとは、友として、敵として、活発な交流があり、互いに多大な影響を受けています。それから、こちら。「チェチーナ(Cecina)」というそうです。これもジェノバの代表的なストリートフード「Farinata」とそっくり。ちなみに、この食べ物がどうして生まれたか。1284年、ライバル同士のPisaとGenovaの海戦で、ジェノバの勝利後、大嵐にあい、船が揺れに揺れて、船の載っていたオリーブオイルとひよこ豆、そこに海水が混ざり、翌朝、甲板に薄く伸ばされて太陽で焼かれたら美味しかった、とのこと。嘘か本当かはさておき、この有名なメロリアの海戦の728年後の今、こうして美味しく食べているわけです。この夜の食卓は、船乗りのセレンディピティで持ちきりでした。こちらはTordelli。ルッカを中心としたこの辺りの郷土料理。次回は生地から教わります。その他ようやく新しいお家が見つかりました。小さいながらテラスからはボローニャらしい赤い屋根の景色が広がり、ここで朝カプチーノを飲む時間は夢見心地のようです。ヴィアレッジョのカーニバル。ヴェネチアと並ぶ2大カーニバル。トスカーナ州ビアレッジョは巨大な紙製の山車が有名で、山車にはそれぞれに政治的・社会的メッセージがあります。いつも一緒にいるクラスの仲間。多様で優秀で優しい。切磋琢磨しあえる仲間に恵まれたことは本当に幸せなことです。マンスリーサポーター募集中!https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653「マンマを訪ねて3000里」最高にディープなイタリア料理の旅を一緒に楽しみませんか?一番近くで応援して下さるマンスリーサポーターを募集しています!サポーターの皆様にはリアルタイムで旅や習った料理のレシピを共有する「マンマの台所」にご招待させて頂きます。それでは、Ciao!


皆さん、チャオです!マンスリーレポートをお届けします。2022年1月は、いよいよイタリアに渡りました。今月はイタリア半島のかかと、プーリア州を中心に、温かい日々を過ごしておりました。今回は、そんな愛すべきプーリア州の料理についてお話します。プーリア料理は、ユニークで完成度が高く、近年、世界中のシェフからも注目が集まっております。なぜ、こんなに美味しいのか。今回は、プーリアを食べて見えてきた、その美味しさの理由を少しだけお話します。第一に、食材の豊かさ。バーリからレッチェに行く電車に乗ると、左手に見えるのは、永遠と続くアドリア海です。右手に見えるのは、連綿と続く小麦畑、オリーブ畑、ブドウ畑。降り注ぐ太陽、限りなく続く海と平野と海が生むのは、多様な食材の宝庫です。第二に、折り重なる文化の重層性。この州の歴史を見ますと、独立独歩の北イタリアと異なり、ギリシャ植民、ローマ帝国、ビザンツ、ノルマン、シチリア王国&神聖ローマ帝国と、空白なく支配の歴史が紡がれます。結果、その時々の文化を吸収し、食べ物が生まれてきました。一方で、中世以降は、フランスのブルボン朝のような強力な中央集権の貴族文化が栄えたわけではないので、高級な食材や難しい調理法は使いません。結果として、土地の食材を代々の知恵、無駄を出さない工夫のもとで、時間をかけた庶民の料理が並びます。なぜこの一品が生まれたのか。どうしてこんなに美味しいのか。土地の地形や気候や歴史から想像すると、人々に根付く文化を覗き見ることができます。さて、そんなプーリアで食べた家庭料理を少しだけご紹介しましょう。その地方性は目を見張るほど多様であり、パスタの名前などはGoogleで検索しても出てこないものばかり、沢山新しい料理に出会いました。お米とジャガイモのオーブン焼きお米とジャガイモを重ねて焼く、シンプルだけど旨味たっぷりのディープなサレント料理。ちなみに、こちらはオンラインコミュニティ「マンマの台所」の今月のレシピです。※「マンマの台所」についてはこちら:https://camp-fire.jp/projects/483261/activities/344168#main羊の腸詰め(Gnummaredd)これは200年以上プーリア州の農民に伝わる郷土料理。こちらは82歳のルチアおばあちゃんに教えてもらいました。プロ向け「オンライン料理留学Serie A」でも配信しています。申込み:https://aurorapasta.base.shop/items/58172126ピザの包み焼き(Pizza alla scarola)野菜やサラミをたっぷりと詰めて焼き上げます。ほんっとうに美味しい’田舎パイ’こちらは2月12日のオンライン料理レッスンで作ります。ご参加は本メールの返信にて承ります。ひよこ豆のパスタ(Ciceri e tria)ひよこ豆と手打ちパスタ。豆を多用するサレント料理。プーリア風ラグー(Ragu alla pugliese)プーリア州の日曜日の典型的なランチ。お肉の煮込み、煮込みソースを使ったパスタ、1つの鍋からメインとパスタが両方出来てしまいます。マンマとコラボレッスンでオンライン料理教室でもお届け。https://aurorapasta.base.shop/items/58467904パスタ入りミネストローネ(Cicerella in minestra)これぞ、マンマの味。10種類くらいの野菜が入ったミネストローネに、イタリアンパセリ入りの小さな手打ちパスタ。個人的に1番ヒット。「マンマの台所」でも反響を呼びました。いつかレシピもこちらで。というわけで、皆様の応援のおかげもあり、今月は、充実したプーリア州の食を学んできました。まだまだ一度ではお伝えしきれないことも沢山ありますが、マンスリーレポートをお楽しみ頂けましたら幸いです!それでは、また来月!Ciao!


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