マスク姿でこんにちは!ACEの杉山です。広げよう!子どもの権利条約キャンペーンでは、事務局運営(会議の進行や賛同団体との連絡)やFacebookでの発信などを担っています。1月19日に行なわれたYouTubeライブ配信イベント「子どもたちと語る いま、子どもの権利をひろげるために大切な4つのこと」では裏方役で会場でのサポート等を行なっていました。ご視聴いただいたみなさん、ありがとうございました!(ちなみにこの写真はミッフィー好きの私に、ACEスタッフのお子さんがつくったうさぎをプレゼントいただき喜んでいる様子^^)イベントのなかで、教職課程において、先生になる人が子どもの権利を学ぶことは必須としていないということにびっくりした人も多かったかもしれません。私もそのうちの一人でした。「子どもの権利条約」をおとなが知らない中で、授業を受ける子ども自身が教科書に太字で「子どもの権利条約」と書かれているのを読んで、それが自分に関係していること、と認識できる子はどの程度いるのでしょうか?そして、権利の主体者である子どもにわかりやすく伝えられるおとなはどの程度いるのでしょうか?子どもの権利条約について大人も子どもも同じレベルで知っていること。そして子どもたちは、知ったうえで、権利の主体者であることを意識すること。おとなは、同じ権利の主体者として尊重すること。そういった関係性は、日本に住むすべての人にやさしい社会になると私は思います。そのためには、まずは子どもの権利の大切さが日本中に広まることが重要です。政策提言だけでなく、広がるように今回のイベント開催やホームページの構築を通じて、まさにこのネットワークの名前にもある「広げよう」を続けていきたいです。クラウドファンディング終了日まで残り4日。達成率47%という苦しい中ですが、継続的に活動を続けていくために、どうかみなさんのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんこんにちは!ACEの青井彩乃です。「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」では事務局メンバーとして広報を担当しています。1月31日まで挑戦しているクラウドファンディング、あと5日現在の達成率は17%。未だかつてないハラハラドキドキ感です…!1/19に開催したオンラインイベントには、小学生~高校生の子どもたちも登壇してくれました。そのうちの一人の女の子は「部活ガチ勢」。部活を楽しみに学校に通っていたのに、コロナを理由に部活の中止を先生が一方的に決めてしまったことに、大きな残念さを抱えていました。「結果として部活中止になったとしても、私たちにも意見を聞いてほしかった。みんなで一緒に考えたかった」と。「もし先生から『コロナだけど部活どうする?』って相談していたとしたら、なんて答えたと思う?」という質問には、「オンラインでやってみたいとか、提案できたかも」とも。自分に関わる大事な決定には関わりたい。例え結論は同じでも、自分が議論に関われたかどうかで、納得感が違う。これって、おとなも一緒ですよね。いろんな視点を持つ人が議論に関わることで、新しい選択肢が見えてくるかもしれない。これも、おとなも子どもも一緒です。子どものうちから、自分の意見を持ち、それを相手に伝え、相手の意見も聞きながら話し合う経験を積むことが、「自分で考え、行動する人」を育むのではないかなと思ったりします。そして、「自分の意見を聞いてもらえた!」という自信が積み重なって、社会課題に関心を持ったり、社会を変えようと行動することにつながるのではないかな、とも。子どもたちは、おとなが思う以上にたくさんのことを理解し、考えていると思うのです。もっともっと、子どもの「参加する権利」が尊重され、子どもの声が聞かれる社会へ!「子ども基本法」の制定やこのキャンペーンの様々な活動を通して、そのような社会の実現を目指します。ぜひご支援を、よろしくお願いいたします!
こんにちは、ACEの岩附由香です。広げよう!子どもの権利条約キャンペーンでは事務局として、また政策提言活動として法案の検討や議員への働きかけをしたりしています。12月からはじめたクラウドファンディング、ご協力ありがとうございます!実は・・・終了日まであと6日を切る中で、達成率が16%と大変厳しくなっております。私たちが目指す「子ども基本法」が出来ると何が良いの?と思われた方も多いかも。そのひとつは、例えばコロナ禍で突然休校になるなど、子どもの声が全く聴かれずに政策が決定される状況から、子どもの最善の利益を考えて、子どもの声を聴いて、そうした決定がなされるようになる!つまり、子どもの声がもっと聴かれる社会になることです!実際、子ども庁の議論についても、はじめは子どもは置き去りでした。「(子ども庁の議論が進んでいることについて)はじめて知って驚いた。うれしかったなと感じたけど、 さび しいなとも思った。自分たちのことなのに、ぜんぜんわかれてないな、と。こういう機会だから知れたけど、クラスの友達とかはわかっていないと思う。それはちょっとなーって思いました。」(小学 6 年生、 2021 年 11 月 6 日子どもの権利条約フォーラム in かわさきにて)「法律や政策、条例などを作る際にもっと生の子どもの声を伝えていくことで、従来からの改善点をより見つけられるようになると思います」(17歳)と、子どもたちの声があがっています。(この声は、キャンペーンが発表した政策提言書にも含め、いろいろな機会に紹介しています!)そして、実際に子ども庁の検討過程で、キャンペーンに関わる子どもたちの声も聴いてもらう機会をもらうことができました。広げよう!子どもの権利条約キャンペーンでは、このクラウドファンディングの達成を通じて子どもの権利条約にのっとった「基本法」を作り、子どもの声がもっと聴かれる社会を目指します!応援、どうぞよろしくお願いします!
1月19日に開催した「子どもたちと語る いま、子どもの権利を広げるために大切な4つのこと」ライブ配信イベント、ご視聴いただいたみなさま、ありがとうございました!本キャンペーンとして初めてのYouTubeライブ配信でしたが、200人以上の方にご視聴いただき、チャットにもたくさんのコメントをちょうだいしました。当日は本キャンペーンアドバイザーである尾木ママをスペシャルゲストに迎え、会場とオンラインにて10人以上の子どもが登壇し、コロナ禍で一方的に決められてしまった休校や部活の様子や、実際に子どもとおとなで一緒に活動している取り組みなど、さまざまなお話を伺うことができました。開会前の子どもたち同士の打合せでは、1人の子ども登壇者が「とても緊張している・・!」と今の気持ちをを伝えてくれて、それをキッカケに、ほかの子どもたちの気持ちや状態を共有し、分かちあい、登壇に臨みました。イベントでは、子どもたち一人ひとりが、日々の生活の中で子どもの権利について感じていることや、考えていることをしっかり発言できてとても素晴らしかったのと、会場を出る子どもたちの表情が良かったです。オンラインで参加してくれた子どもたちも、会場からも名前がよく見えるように自作の名前垂れを作って、参加してくれました。積極的に手を挙げて話してくれてありがとうございました。YouTube寄せられたチャットコメントもいくつかご紹介します。・子どもと言ってもとてもしっかり意見を持っていますね。大人が全てのことを知っているわけではないので子どもの意見をもっと聞いて話し合うことが大切だと思いました。大人も子どもも人としては対等だと言うことを大人は心に留めておきたいと思いました。とても良い場を共有していただけて有意義でした。ありがとうございました。・子どもの意見をきちんと聴くこと、時間はかかるし大変だけど、とても大切なことですよね。自分で考え行動できる人になってほしいのであれば、遠回りのようで近道なはず!と自分を納得させながら、子育て奮闘しています。子どもたちと尾木ママの心強い言葉に、私自身も勇気をもらいました。このイベントはYouTubeにて一般公開しております。当日見逃してしまった方は、ぜひこちらからご視聴ください。クラウドファンディング終了まで残り10日。子どもの権利が保障される社会・子どもの権利の大切さを広めていく活動をこれからも続けていくために、みなさんの応援をよろしくお願いします。共同事務局ACE 杉山
「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」は12の実行委員団体が運営を担っています。本日はいよいよ最終回!CAPセンター・JAPANさんです。************** こんにちは、特定非営利活動法人CAP(キャップ)センター・JAPANです。「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」の実行委員団体の多くが東京を拠点とするなか、大阪から参画し、啓発チームに所属して活動しています。日本で、子どもの権利を基盤に予防教育を提供するCAPとして、昨年からのこども庁の設置の動きに加え、子どもが権利の主体者であることを認識する社会へと大転換を図るには基本法の制定は欠かせないと考えています。実効性のある法律づくりに、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」は子どもたちと共に尽力いたします!CAPセンター・JAPANは、子どもが自分を大切な存在だと実感できる社会づくりをめざして、幼稚園・保育所・学校などで、子どもの権利を基盤とした暴力防止プログラムを地域で活動する仲間ととともに提供しています。日本での活動は25年を経て、これまで575万人以上の子どもとおとなにプログラムを提供してきました。子どもにとって危機的状況が起きたとき、「いやだ」と感じ、その状況を変えるためのアクションを起こそうとする原動力は、「自分は大切な存在」だと思えることです。CAPで伝える、子どもに特別に大切な3つの権利「安心・自信・自由」は、子どもが自分らしく生きるためのセンサーとなります。CAPプログラムに参加した子どもたちからは、自分にけんりがあると知ることで「元気がでた」「じしんがもてた」「友だちのけんりも大切にしていきたい」といった感想をはじめ、いろいろな声を聞いてきました。CAPプログラム参加者の声はこちらからご覧いただけます。皆さま、どうぞ私たちの活動にご支援・ご協力のほど、お願い申し上げます。CAPセンター・JAPAN事務局長 長谷有美子