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誰もが農場主になる時代!ファームシェアリングを広めたい

あなたも米農家になってみませんか?江戸時代から341年続く能登の米農家が、一緒に農業を盛り上げてくれる農場主を募集中!自然豊かな地ですくすく育った美味しいお米は「自分のお米」として受け取ることができます。日本の食糧危機を救う新しい農家のカタチ、それがファームシェアリングです!

現在の支援総額

1,969,500

656%

目標金額は300,000円

支援者数

114

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 114人の支援により 1,969,500円の資金を集め、 2022/08/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,969,500

656%達成

終了

目標金額300,000

支援者数114

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 114人の支援により 1,969,500円の資金を集め、 2022/08/30に募集を終了しました

あなたも米農家になってみませんか?江戸時代から341年続く能登の米農家が、一緒に農業を盛り上げてくれる農場主を募集中!自然豊かな地ですくすく育った美味しいお米は「自分のお米」として受け取ることができます。日本の食糧危機を救う新しい農家のカタチ、それがファームシェアリングです!

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固定概念を外すと
2022/08/24 22:54
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残り6日間となりました!達成率が今宵541%(こよい)になりました!ご支援・応援をしてくださいました皆様のおかげ様です。本当にありがとうございます!◆本日の田んぼ◆少量施肥のコシヒカリです。周辺の田んぼでは稲刈りも始まりました。川原の田んぼは田植えが遅いので、まだまだ青いです。◆固定概念を外すと◆川原はこの業界の中では異色な人間です。1681年から続く農家の家系で、9代目の私が何故異色になってしまったのか?それは、歩んできた道にあります。小学生の時に、父が喜ぶかなと「俺、将来後を継ぐわ」と一緒にお風呂に入っている時に言ったことがあります。照れ隠しだったのか、なんだったのかはわかりませんが、父が返した言葉は「そんな事考えんでもいいから勉強しろ」でした。超素直な形でその言葉を受け、後は継がなくていいのだと思っていました。高校受験の第一次願書を出したその夜、担任が我が家にやってきて言うのです「志望校はボーダーラインぎりぎりやし、変えたらどうだ」と。。。これ幸いと、左手に父、右手に祖父、正面に担任。3人で私を囲うようにして、説得に入ったのです。「お前は農家の家の息子だ、農業高校に言っても何ら恥ずかしい事はない。農業高校に行け」と。。。後を継がなくても良いと思っていた私にとっては、手のひら返しを食らったようなもん。。。ふざけるな!と腹を立てて、だったら高校なんていかん!と荒れていましたが、最終的に「県内の一番遠いところなら行ってやってもいい!それ以外はいかん!」と言う私の一言で、互いの妥協点が決まり、旧石川県立松任農業高等学校(現翠星高校)の食品製造科に進学しました。そこでは、食品加工のイロハを勉強し、発酵食品の微生物が面白く、微生物にかかわることをもっとやりたいと、筑波大学 第二学群 生物資源学類 に進学させていただきました。大学では、海洋微生物に関する研究室に入り、海洋微生物を少しだけかじって卒業と言う状況で、高校大学と農業生産にかかわる学びは殆どしてきませんでした。そんな私だから、農業生産に関する基礎知識は皆無。だからこそ、農業の常識が私にとっては疑問になる事が多々あって、父とは23年の農業歴の中で20年近くは衝突ばかりでした。基礎知識皆無から始めると、とりあえずは先人である父のいう事を聞き、農業改良普及員に学び、同業者から教えを請いと言う状況です。みんなそれぞれに自分の世界観をもって、それぞれの農法を実践しているわけですが、私にとって農業を行うという事は、収穫量を増やす事でもなく、形の綺麗な作物を育てる事でもなく、どちらかと言うと、食べて美味しいものをお届けするというところに意識が向いていました。良く、昔からご当地で言われることは、反収8俵前後が一番美味しいと言われており、お米は取りすぎると味が落ちると言われていました。しかし、私が就農してから、米価は値下がりの一途。3.11の影響で、一時期東北のお米が避けられていた時は、需給バランスによって多少値上がりしましたが、毎年20万トンから30万トン消費が落ちると言われているお米も、高値を維持することはほぼ不可能な状況です。近年各都道府県で品種改良されて出てくるお米は、多収米。肥料を多く入れて、耕作面積当たりの収穫量を増やすというもの。しかし、行政側の指導は減反政策は廃止になったものの、生産調整をしてくださいというお願いと言う名のノルマが課せられ、加工用米・飼料用米などを耕作したり、転作作物を育てたりと、食用米の生産量を絞ろうとする動きがなされています。明らかに矛盾があります。生産調整を行う一方で、農家の手取りを安定させるために、値段が下がっても収穫量を上げれば帳尻が合うと多収米で収穫量を上げさせようとする。収穫量が維持されたり豊作になれば、またお米の値段が下がる。そこへ来て、コロナの影響やウクライナ問題、円安の問題から肥料の原料が輸入できなかったり、値上げになったりと、農家の経費は圧迫の一途です。こんなことが起こるとは全く予想もしていませんでしたが、川原が行ってきたファスティング農業が時代の流れにマッチングしてきています。肥料を多用しないで、収穫量を維持する事で、大幅なコストダウンを図り、品質を向上させ、環境にも配慮された、持続可能な農業のスタイルを構築しています。こんな道に進むことができたのも、追い求めてきた理想の農業は、食べて美味しいを念頭に置いていたからです。無肥料で育てたお米や野菜が美味しいと感じたから、その道に入っていっただけです。結果として、大幅なコストダウンをしながら、稲を見守っていった結果が収穫量が落ちることがなく上昇してきたという流れです。もし、農業高校で農業生産を学び、大学でも生産にかかわる知識経験を詰め込んできていたとしたら、この道に進んでいなかったかもしれません。川原には基礎知識が欠乏していたからこそ、既存の固定概念が無い状態で臨めました。固定概念を外すことは、一度蓄えた知識を否定し捨てる事にもつながりますので、勇気がいります。しかし、全てが悪いわけではないのです。そういうやり方もあるという事です。いろんなタイプの農業がある事は、ある種の種の多様性です。一つのやり方がだめでも別のやり方があると生き抜くことができます。ですので、肥料栽培もあっていいと思っています。但し、経営できないほどの経費圧迫をさせてまでやるのは違うと思います。ですので今の時代には無肥料・少量施肥のファスティング農業がマッチすると考えています。もし、お知り合いの中に、稲作をされる農業者さんが、経費が増えて米価は思ったように上がらないしと、お困りだったり、辞めようとしているようでしたら、一度川原のファスティング農業って見てみたらどう?もしくは、Farm sharingで資金調達したら継続できるんじゃない?とお声かけをしてあげてください。日本で農業をする人がいなくなってしまうと、国防的にもとても危険です。農業をする人が、力強く!楽しく!面白く!取り組める環境が大切だと思っています。他人に何か言われることは、プロとしてのプライドが傷つきますが、もし聞いてくれる人がいるのであれば、どうぞ川原のやり方を教えてあげてください。真似ていただいて構いません。挑戦できる農家が、日本中に増える事が、日本を変えていく第一歩です。そこに、Farm sharingがお役に立てたのであれば、ファスティング農業がお役に立てたのであれば幸いです。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


砂漠化と森林化
2022/08/23 18:53
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(有)川原農産のFarm sharingにご賛同いただき、ご支援・応援をくださっている皆様、いつもありがとうございます!◆本日の田んぼ◆実ってまいりました!こちら、無肥料栽培の能登ひかりです。もう、刈頃を迎えてきました。試運転も兼ね、天気とにらめっこしつつ、出動しなければと考えています。もうすぐ新米が食べられます!お楽しみに!!◆砂漠化と森林化◆昔、社会の授業の中で、大量生産するために肥料を投与しまくって、土壌が痩せて砂漠化するといった話を聞いたことがあります。でも、その時は学生。肥料も加減して使えば大丈夫だろう?だって親は肥料つかっているし。と思っていました。あれから30年余り。自分が農業の現場に入って20年余り。ファスティング農業をやり始めて7年。いつも、情報って本当の事も伝えているのに、それは別の地域だから、別の人の事だからと、あまり真剣にとらえてきませんでした。しかし、肥料を入れても農薬散布しても、収穫量は上がらない状況を15年ほど経験してきていたのです。その時言われていたのは、肥料の振り方が足らないと親父に言われ続けていました。天邪鬼な私は、経費削減の為にも無駄な肥料は使いたくないと、極力絞っていたのです。何故か、いつも同じだけ入れているのに、収穫量が多い年と少ない年があって、安定しません。たいていは、自然相手の商売だから、天候によってそんな年もあるってあきらめて納得するようにしていました。しかし、ファスティング農業をするようになって、この3年ほどは、年々収穫量が増えてきています。やっている事は、肥料を減らして農薬を減らして、できる限り稲の生長を見守る事。今年も、昨年並みの収穫量は予想できますが、昨年よりも農薬散布を削減しましたので、カメムシの被害などがどれくらいの割合で出てくるかは、収穫してみない事にはわかりません。肥料を与えなければ、まともに収穫できないというのが、一般常識になっていますが、過去の教えでは肥料を与えすぎれば砂漠化に向かうとあります。今日本中で、お米が余っているから栽培面積を減らせという動きがあります。にもかかわらず農家の手取り収益を守らねばと、各都道府県が品種改良して打ち出しているのは、多収米と言う面積当たりの収穫量が多くなる品種です。その多収米には、多めの肥料でと言うのが栽培指針として打ち出されています。つまり、、、農地に大きなダメージを与えていく行為に他なりません。コメ余りだと言いながら面積減らして収穫量を上げるという矛盾に今の農業がシフトしています。川原のやっているファスティング農業は、一見楽してズルしているかのように同業者からは見られます。しかし、川原のやっている事は、他のどの農家よりも稲を観ることに力を注いでいます。稲の変化をつかみ取って、必要なお世話をする。不必要な事はしない。ただこれだけです。やるものやってないのに、収穫量だけが上がっていくのは変に思われるかもしれません。でも何も変な事はなく、実は日本の国土と水にはそれだけの力が備わっているのです。川原が、農場主となっていただいた皆様に代わって、国土を保全し、水資源を守り、より安心安全な豊かな農産物を生産しお届けする事に、最も必要としているものは人手です。ようは、人件費です。無駄な肥料農薬を省き、必要な人件費に投じていく。それが川原のやっている事です。収益が安定して見込めなければ、雇用も安定しません。Farm sharingを行うことで、農作業が始まる前に、農場主様を集い販路と予約販売と言う形での資金調達ができれば、安定した雇用が確定します。安定した雇用から生まれるのが、安心安全な農産物になります。川原だけでなく、日本中の農家が真似できる仕組みです。皆様の、お力をお借りして、川原は皆様の為になる挑戦をし続けます!残り、1週間となりました。最後の最後まで、発信し続けます。どうぞご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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残り8日となりました。支援者の皆様、応援者の皆様、いつもありがとうございます。(有)川原農産は、今回田んぼを舞台に、Farm sharingを行っています。しかし、このFarm sharingは、田んぼだけじゃなく、果樹や野菜、畜産関係など、ありとあらゆる農業者が応用して活用できる仕組みです。(有)川原農産は、国のパイロット事業で開拓された栗園が、廃園となっていた場所を借り受け、ユンボを使って会長が抜根して6年前に造成し、新たに栗の苗木を植えなおししました。もともと、昭和39年に祖父が開墾して植えた栗園が2haほどあり、ずっと栗の栽培もおこなってきました。私が、就農した時ですでに35年経過した古木となっていた栗園が、10年くらい前から残念なことにイノシシが出没するようになり、まともに収穫できなくなってしまう状況に陥っていました。しかし、需給バランスでいうとお米とは逆で、国産和栗の需要は高いのにもかかわらず、供給量が追いつかない現象がずっと続いております。お菓子屋さんや、お節料理を作る事業者、農産物通販をする会社など、様々な事業者から取り扱わせてほしいという声はあるモノの、出せる栗がほぼないという状況で、断り続けてきました。弊社では、もともとあった2haの栗園は、車で行く事の出来ない山の中にありました。管理も大変な状況だったところにイノシシに食べられてしまう状況に、一旦は心が折れるような状況ではあったのですが、その間にも米余りは続き、米価が下落する方向は止まらない現状から、将来的な経営の軸に栗は必要不可欠と判断し、6年前に9haちょっとの農地を借り受けたのです。他にも弊社ではリンゴも育てています。ですが、リンゴ園もイノシシの被害が出ています。この被害を食い止める為に、一番足りないものが人材だったんです。もともと私が就農した直後は、田んぼの面積は2ha、リンゴ1ha、栗2haの耕作面積でした。これを家族で回せていたのが、田んぼは今や33haに膨れ上がり、果樹に手を回す余裕がなくなってしまっていたのです。イノシシの被害も、草刈りをして電気柵をはり、手入れをしたら良品が収穫出来、それなりの売り上げになるところ、面積が増えれば増えるほど人手が足りず、手が回らなくなる事で良品も取れなくなっていくという、悪循環にあるのです。今回、川原農産は田んぼでのFarm sharingを行いました。なぜ、栗やリンゴでやらなかったかと言うと、㎡当たりの収穫量が予想しにくい状況だったことと、リターンとして贈呈する農産物の物量と面積をどのように考えていいかが、想定しきれなかったからです。今年、5年間栗をできる限り収穫しないよう、木の生長に力を向ける為、実を落としてきました。今年6年目。栗の収穫がある程度できるように、大きく生長してきました。ですので、来年は能登栗のFarm sharingも開始しようと思っています。そこで、生産活動が安定したら、その次はリンゴのFarm sharingも行います。田んぼだけじゃなく、栗園やリンゴ園の農場主となる事ができるようになってきます。農場主が増えていくと、固定した雇用ができるようになります。雇用ができる事で、作業が順調にできるようになり、管理が行き届きます。管理が行き届けば良質な農産物が、安定収穫できるようになります。こういう感じで、お米だけじゃなく、栗、りんごと、ファスティング農業で管理できるスタッフを充実させながら、私は他の農産物でもファスティング化していく研究をしたいと思っています。後々のところでは、野菜物にも取り組みたいと考えています。川原は自分一人では農業を展開していく事はできません。だからこそ、多くの農場主と共に力を課していただきながら歩む道をFarm sharingに見出しました。Farm sharingから生まれる、ファスティングされた農産物が、ご支援くださる農場主の皆さんの身体を作っていく事に、美味しくお役に立つと確信しています。このような挑戦する農家が、世の中に増えれば増えるほど、日本中の食糧が良質なものに必然的に変わっていきます。是非、志高い農業者の知り合いがいましたら、Farm sharingやってみたらどう?とお声掛けください。なにそれ?と聞かれたら、どうぞ川原をご紹介ください。一人でも多くの挑戦する農業者を、今まで農業に関わってこれなかった消費者の皆様や事業者の皆様で支えながら、みんなが取り組む農業として日本の食が変わっていったら、面白いだろうなと思います。どうせなら、楽しい未来を!どうせなら、面白い未来を!どうせなら、みんなが幸せな未来を!農業から創っていけたら面白いなと思っています。今回のクラファンの取り組みの残りのお時間は短いですが、引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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【残り9日】(有)川原農産のFarm sharingに共感・ご賛同いただき、ご支援・応援を向けてくださった皆様、いつもありがとうございます。プロジェクトも残すところ9日になりました。◆本日の田んぼ◆無肥料栽培のもち米です。昨日の活動報告で上げた玄米餅の原材料となる、新大正糯です。今年は全て無肥料で栽培しています。肥料は一切使用しないのに、稲はこのように元気です。出穂はまだ先ですが稲刈りは最後になる品種なので、気長に育ててまいります。◆無肥料栽培に取り組む理由◆世間一般で、肥料栽培が当たり前の中、なぜ無肥料にこだわるのか?その理由をお話いたします。1番の理由は、肥料栽培で育てた私のお米よりも、他地域で無肥料栽培の生産者のお米の収穫量が上回った事です。そして、石川県内の中でもあまり美味しくないとほかの生産者も口をそろえて言うような地域で採れた、無肥料栽培のお米は、親父が何も言わないほど美味しいものでした。これが、「たんじゅん農(炭素循環農の法則)」との出会いでした。この出会いの中から、すでにたんじゅん農に取り組む他の地域の他の作物を育てる農家さんの野菜がこれまた美味しかったんです。お米の味の差はよっぽどでないと、感じにくいのですが、お野菜のおいしさは結構ダイレクトにそしてストレートに感じる事ができます。肥料を使わずに育てた野菜は、雑味がなくクリアな味わい。スーッと体に染みわたるような感じで、後味に嫌な感じがありません。今、日本では「みどりの食糧システム戦略」と言うのを打ち出し、国を挙げて取り組もうとしています。https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/attach/pdf/index-112.pdf化成肥料の使用量を30%軽減させ、有機栽培の割合は25%に増やすと目標を立てていますが、残念ながら私からすると、他産業が農業を食い物にしてお金を取るために打ち出している戦略としか見る事ができません。これに関しては、また後日お話をさせていただきます。無肥料栽培を取り組んだ結果、3年間は苦渋の結果でした。収穫量が年々落ちてくるのに対し、自分の想いが先行して動き、会社を倒産させかねないほどに収穫量が落ち込んだ時期もありました。どうしても、無肥料栽培の取り組みをやめる事が出来なかった理由は、「美味しいものをお届けしたい!」この思いです。一見、無肥料だと「味付けしていない料理?」のようなイメージで、味わいがなくなるんじゃないか?とか、「栄養分がどんどん田畑から収穫物として抜けていったら、生長が悪くなって味もわるくなるんじゃないか?」と感じる人もいるかもしれません。実体験として、美味しい農産物になる事を知ってしまった以上、お客様に喜んでいただく為に最重要ポイントととして私が思うところは、「美味しい」です。どんなに安心安全だという農産物であっても、食べて美味しいものでなければ、食べ続けたいという想いに至りません。私が農業を生業として継続するために、最も重要なことは美味しい農産物をお届けするという事です。それに付随して、安心安全が付いてくると思っています。川原が、無肥料栽培に取り組み続ける一番の理由は、他のたんじゅん農を取り組む農家さんから教えてもらった、美味しさです。そして副産物のように、最近では収穫量が他の肥料栽培をする農家さんよりも上回ってきました。こういった技術や情報を「ファスティング農業塾」でお話しています。Facebook内の有料クローズコミュニティーです。https://www.facebook.com/groups/fasting.agricultureこういった農業に、入れば入るほどに、農業と子育てが共通点が多々ある事に気づかされます。安心安全なもので子育てしたい。出来る限り強い子どもに育って、病気に負けない元気な体であってほしい。願えば願うほど、作物もまた同じ方向性にある事に気づきます。川原のファスティング農業は、まだまだ小さなうねりです。凪の水面に、小さな小石が飛び込んだ程度の影響しかないかもしれません。でもこれが、一般化して農業の常識になった時、肥料が必要のない農業が広がります。そして肥料が必要なくなると、農薬の使用数までも減るのです。みんなが望む農産物です。国がいう、30%の化学肥料の削減だけじゃなく、それ以上に化成肥料も有機肥料も含め、肥料と呼ばれるものが90%近く削減されたらどうでしょう。そして肥料が削減されたことによって、世界一の農薬大国とレッテルを張られている日本の農産物が、農薬をほとんど必要としない農業へとシフトできたらどうでしょう?国が掲げるみどりの農業システム戦略は、余裕のクリアでさらに良質な農産物を生み出すことになります。こういった事に声を上げると、困る産業からの軋轢が襲ってくることが予想されます。肥料や農薬を販売するメーカーであったり取り扱う産業の人たちは、売れなくなるのです。その産業を守るための政策がとられているのが政治です。農業をもっと自由に。もっとハイクオリティーに。もっと楽しいものに。そんな時代を創っていくためにも、是非皆様のお力をお貸しください。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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【残り10日となります】いつもご支援いただきありがとうございます。残り10日で今回のクラファンプロジェクトが幕を下ろします。最後までいろんな人に川原の農業の事、川原の同業者に対しての想い、川原のファームシェアリングが広まった先の未来について、一人でも多くの人に知っていただくべく、取り組んでまいります。引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします!◆ファスティング米による玄米餅のご紹介◆今日は、追加リターンとして加えさせていただきました、玄米餅についてちょっとご紹介させていただきたいと思います。(有)川原農産のお米は、無肥料・少量施肥によるファスティング農業で育てたファスティング米です。令和4年のもち米は、全部で約1.4haの耕作をしております。今年は全て、無肥料栽培で育てております。(有)川原農産のもち米は、富山県で品種改良された「新大正糯(しんたいしょうもち)」というもち米の種を、JAさんより入手して育てております。石川県には、「カグラモチ」「白山もち」「石川24号」などの品種があるのですが、あえて富山県生まれの新大正糯にするのには訳があります。・白餅にした時の伸びの良さ・柔らかさが長持ち・なめらかな舌触りお餅にした時のおいしさが、圧倒的においしかったのが新大正糯だったのです。(有)川原農産では10年以上新大正糯を栽培しているのですが、無肥料化に取り組んだのは5年ほどです。無肥料・少量施肥によるファスティング農業自体は今年7年ですが、2年遅れて取り組んだのには訳があります。「もち米は肥料喰い」農家の中ではこういった事が言われています。だから、肥料分が入らないと生長しないのだと思い込んでいました。しかし、実はもち米も他のうるち米同様に、無肥料でも十分育つことがわかり、今年は無肥料で取り組んでいます。無肥料で育てたもち米でついたお餅を食べた時に、びっくりしたことがあります。味わいがクリアになるんです。食べた時のおいしさがスーッと体に染みるかのような味わいだったのです。肥料を使うと、どうしても雑味が出てくるのですが、肥料を抜くと雑味が消えてクリアな味わいに変わります。(あくまでも川原の感覚でのはなしですが)そんな、川原が自分が食べておいしい!と自負する厳選した品種で、こだわった育て方で育てたもち米を原料とした玄米餅になります。(有)川原農産の「輪島玄米餅」いくつかのこだわりがあります。①半搗き・・・プチプチ感を残した仕上げになっています。②もち米の玄米100%・・・一切精米を使いません。③奥能登海水塩を使用・・・そのままでも味わえる手軽さ④スティックタイプ・・・焼きやすく、持ちやすく、食べやすい⑤1本約20g程度・・・お腹のすき具合に合わせて、量を調整可能玄米餅を作り始めたところには、一つわけがあります。玄米ご飯って食べると体によさそう!って思う人は多いですが、大半の人がチャレンジできずにいます。・家族で誰も食べてくれない・自分一人だと消費しきれない・仕込みが大変などなど。そんな時、焼くだけで味付け不要で食べる事ができる手軽な玄米食があったら、家族は関係なく毎日玄米ご飯を食べる事ができますよね?と言うところから生まれたのが、玄米餅です。そしてスティックタイプになっているのは、薄さから熱のとおりが早く、冷めやすい為手に持ちやすいという利点があります。また女性や子供などの小さな口でも、スティック状になっている事で食べやすさがあります。朝の忙しく時間を短縮したい時には、オーブントースターで2~3分。電子レンジで20秒。サクッと温められ食べられる手軽な玄米食があったらいかがですか?朝に玄米食をすると、とても良い事があります。玄米は、消化吸収がゆっくりです。ですので腹持ちがよく間食が減ります。こんなお餅食べてみたいという方いらっしゃいましたら、是非リターンをご利用ください!プレーンタイプよもぎタイプごまタイプ3種類ございます!新米のもち米で作る玄米餅のリターンをお申し込みの皆様、今田んぼではもち米が元気に生長中です。お楽しみに!