能勢邦子さんより応援メッセージが届きました!
能勢邦子さんは『anan』元編集長。『Hanako』『POPEYE』元副編集長。2018年まで約30年間、マガジンハウスで雑誌や書籍の編集に携わり、話題作を次々に生み出してこられました。リニューアルにあたり多大なるご尽力をいただきました。
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『脳に何かがあったとき』のリニューアルと、 第一弾、4月号は編集も担当しました。
今回のリニューアルは、 書店に並ぶ雑誌のように、 誰でもが手にとって読みたくなるように、 そのための構成とデザインに注力しました。 実際、誰もがーー失語症のかたが周りにいない人でも、 何かしら「知る」、そして「考える」雑誌になったと思います。
失語症からのリハビリ、回復、復学、復職は、 実用書のようにマニュアル化できるものでは決してありません。 ひとりひとり症状も違えば、戻る生活、人生も違うのですから、 模索しつつ、工夫や知恵を重ねて、失敗もして、でも明日はやってくる。 その人生の一部を丁寧にインタビューした毎号2本の記事は、 誰が読んでも、おもしろい、リアルなストーリーです。
おもしろいって、笑いたくなるという意味じゃないですよ、念のため。 感動がある!興味深い!気持ちが明るくなる!という意味です。
4月号は清水まりさん、新野雅彦さんのインタビュー。 一人目の読者である私は、原稿を読んで以来、校了を終えた今でも、 何度も何度もエピソードのあちこちを反芻しています。 仕事で嫌な人に会ったとき清水さんの看護師さんのことを思い出して、 「知らないから意地悪するのかもしれないなぁ」と考えたり。 鉢植えに水をやりながら新野さんのことを思い出して、 「こういう時間が私にとっても大切なのかもしれないなぁ」と考えたり。 大袈裟ではなく、自分の人生を見つめ直すきっかけになりました。
失語症当事者の家族として役に立つのは言うまでもありません。 巻頭の園田尚美先生(NPO法人日本失語症協議会理事長)、 就労アドバイザーの大場龍男先生、Reジョブ代表の西村紀子先生の コメントには具体的な知識、ヒントが盛りだくさんです。 父が失語症になった直後に、この雑誌があったら、どんなによかったか!
あ、おもしろいって笑いたくなるという意味じゃないと言いましたが、 クスッと笑える漫画、こゆりさんの「ダーリンはかわいい失語症」 の新連載も始まりました。こちらも次号以降が待ちきれません。
今は28ページの『脳に何かがあったとき』ですが、 もっとページ数を増やし、インタビュー以外の企画もつくって、 いずれ書店で並ぶ雑誌になったらいいなぁというのが私の夢です。
能勢邦子
失語症のかたの書き込み式コミュニケーション練習帳、 『失語症からの言葉ノート』も絶賛発売中です! https://shitsugo.com/
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【ライブ配信リレーのお知らせ】
みなさまのご支援の際のメッセージがクラウドファンディング運営チーム一同の励みになっております。ありがとうございます!ライブ配信リレーを企画しております。最終日までよろしくお願いいたします!!
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4月16日(日)
14:00~14:30
当事者実行委員メンバーの島本昌浩さんの配信
失語症の日クラファン応援企画ファイナル ゲスト:栗原裕子さん
メンバー:島本さん× NPO法人Gift理事の栗原さん
配信ページ: こちらのFBページ
21:30~(予定)
Reジョブ大阪西村 × クラウドファンディング応援団 廣川さんとの配信②
冊子リニューアル創刊!いま何を思う? 未来の野望を教えて欲しい!
配信ページ: こちらのFBページ
【配信リレーのアーカイブ】
4月14日(金)
Reジョブ大阪西村 × 当事者実行委員の小川さんとの配信
配信ページ : アーカイブはこちら
当事者実行委員メンバーの島本昌浩さんの配信
失語症の日クラファン応援企画③ゲスト:田辺晃一さん
配信ページ: アーカイブはこちら
4月15日(土)
17:00~17:30
当事者実行委員メンバーの島本昌浩さんの配信
失語症の日クラファン応援企画④ゲスト:一ノ木佳奈さん
配信ページ: アーカイブはこちら
21:30~(予定)
Reジョブ大阪西村 × クラウドファンディング応援団 廣川さんとの配信①
Reジョブ大阪代表 ST西村さんの言語聴覚士としての戦いの歴史を聞かせて欲しい!
配信ページ: アーカイブはこちら
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活動報告
【活動報告】
【応援メッセージ】
当事者の声をご紹介① / 当事者の声をご紹介② / 当事者の声をご紹介③
/ 当事者の声をご紹介④ / ご家族の気持ち①
グラハム亮子先生 / 種村純先生 / 浮田弘美先生 / 大庭優香先生・幕田和俊先生
立石雅子先生・黒羽 真美先生 / 川又稜平さん / いつも応援して下さる当時者の方