皆さん、こんばんは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。当クラウドファンディングで、ちょっと意味不明なリターンがいくつかあります。既にリターンとして選択してくれた人もいるものでいえば、「三軒茶屋」絡みの権利があります。「三軒茶屋飲み会参加権」(20,000円)と「三軒茶屋でサシで飲む権利」(30,000円)の二つです。■酒を酌み交わしながら議論した日々「なんで三軒茶屋?」と思った人が多いと容易に想像できます。一昨日と昨日の活動報告で投稿した「書籍出版の『舞台裏』そもそも編<その1>」と「書籍出版の『舞台裏』そもそも編<その2>」でも登場した相棒のじんちゃん(大久保仁)。数々の気付きとひらめきがあった、彼との「全人格をぶつけた1対1の対話」を、一体いつ、どこで行っていたのか。それは夕方16時か17時から居酒屋で議論していたのです。17年前からです。当時は田園都市線沿線の藤が丘駅の駅前にある焼き鳥メインの居酒屋でした。私は横浜市青葉区在住歴が23年を超えました。出身地の下田市(静岡県)より長くなりました。最寄駅が藤が丘駅だったというわけです。青葉区内で2回引越ししています。2回目の引越しで移った今の自宅は青葉台駅の方が少し近いのですが、藤が丘駅からも徒歩12分程度。じんちゃんは当時川崎市麻生区在住。途中で青葉台駅近くに引越し。その後、同沿線の用賀駅から徒歩15分程度のマンションに引越しました。17年前、合流した当初はほぼ毎週3、4回。毎回お酒を酌み交わしながら激論する中で気付きとひらめきがあり、そのたびにお互いスマホでキーワードをメモしていました。途中ペースが落ち、月3回程度のことが何度かありました。ただ、コロナ禍に入ってしばらくした頃、割と早い時間帯から飲めるお店を同じく同沿線の三軒茶屋で見つけました。見つけたというより知人からの紹介で行っていたお店がそうでした。それからは毎週2回月曜と木曜に打ち合わせを兼ねて夕方からじんちゃんと打ち合わせを続けていたのです。記憶をたどるとちょうど今から約1年ほど前。その延長線上で「どうせ二人で飲むんだったら、オンラインで知り合った経営者たちなどと三茶で交流しよう」。「ミーティングは1時間で終わるから18時から集めよう」となり、「居酒屋広報人」と銘打ち、「三茶飲み会」を毎週始めたのです(途中から週1回木曜日に限定)。大勢だと参加者全員としっかりと交流できず、不完全燃焼で終わるので6人に限定(荒木とじんちゃんのホスト二人含む)。時々8人くらいになることもありますが(笑)。実は先週木曜日、「三軒茶屋飲み会参加権」(20,000円)を選んだ人が一足先に権利を行使しました。そして、今週(昨日)も開催。今回は定員満席の6人。その時のものがトップの写真です。「みんなのHomeRoom」(平日毎朝9時から開催のオンライン朝会/無償)の常連メンバーがほとんど。一人は最近参加したばかりの人が常連メンバーに誘われて参加。常連メンバーは当クラファンが始まる前に拙著をいち早く購入してくれたり、当クラファンで拙著のリターンを選んでくれたりしています。もちろんリターンでなくても「居酒屋広報人」は参加できます。5月はあと2週。まだ席に空きがありますので、都内近辺のかた、遊びにきませんか。あしたはきょう行ったFacebookライブのリポートです。
皆さん、おはようございます。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。拙著を出版するまでの「舞台裏」を昨日(5月15日)に続き、再掲します。「そもそも編の<その2>」です。---------------------------------------■全人格をぶつけた「一対一の対話」組織とは二人から始まるといわれています。たった二人が繰り広げた、全人格をぶつけた「一対一の対話」と共同体験から、今も続く重要なキーワードの数々が生まれた、いや天から降ってきたんです。この対話での気付きとひらめきの繰り返しにより、ほかのPR会社とは全く違った方向へと当社は歩み始めました。ただ、特別な新しい言葉を生み出したわけではありません。「中学生でも分かる広報」を合言葉にして、どうすれば誤解されることなく、本質がしっかりと伝わるのか。何度も何度もそんな問いをお互いに続けながら紡いできた「言葉」が本書の中にはこれでもか、と言わんばかりに盛り込まれているんです。■2019年12月、「荒木洋二のPRコラム」開始が直接的なきっかけさらに、です。もっと直接的なきっかけがあります。それもじんちゃんの唐突な提案から始まります。それは「今までの語録の数々をコラムとしてまとめてよ。で、毎週発信しよう」というものでした。2019年11月のことです。そこで翌月から「荒木洋二のPRコラム」というコーナーを当社ニュースルームに設けて、私の連載が始まったというわけです。本書の半分以上は当コラムが元になっています。大幅な加筆と修正を加えつつ、本書を書き上げていきました。当コラムは、時折休載しながら現在では100回を超えています-------------------------------------------Facebookライブ(第6回)は明日17日(金)15時過ぎより40分前後の予定で開催します。西川さんのFacebookのタイムラインで流れます。ぜひリアルタイムで、あるいはアーカイブでご視聴ください。
皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。当クラウドファンディングの本文にも掲載している拙著を出版するまでの「舞台裏」を改めて活動報告で再掲します。------------------------------------------------書籍を出版するそもそものきっかけは、一体何だったんだろう。クラウドファンディングに取り組むに当たって、そんなことを突き詰めてみました。すると、約17年の月日を遡ることとなりました。■17年前、じんちゃんが当社に合流したのがきっかけその頃に何があったのか。今も二人三脚で当社事業を切り盛りする大久保仁(おおくぼ・ひとし)と、共通の知人を介して出会ったのです。この場で失礼ながら、親しみを込めて「じんちゃん」と呼ばせてください。ふだん当社界隈ではそう呼ばれることが少なくありません。本書の「あとがき」で「相棒」と呼んでいる人物です。じんちゃんは、工作機械メーカーで成果報酬型の営業マンとして本格的な社会人生活をスタートします。その後、営業をメインに機械系商社などを経て、就活支援会社を立ち上げ、代表に就任します。私と出会ったのは、じんちゃんが起業して間もないころだったと記憶しています。私はというと、現在も経営する「株式会社AGENCY ONE」を一人で起業したのが2006年8月。登記日が同年8月16日なのですが、確かこの日(あるいは前後1日違い)が初対面した日でした。今思うと(極めて大げさですが)運命的なものさえ感じます。写真右端が「じんちゃん」(三軒茶屋の居酒屋で)■「そもそも論」と「なぜ論・ため論」から生まれた出会ってから確か半年くらいが経過した頃、じんちゃんは諸般の複雑な事情により、自分の会社を経営できる状態でなくなりました。そんな時に当社に合流したのです。詳しくは本書「あとがき」につづったとおりなので、ここでは詳細は割愛しますね。この合流により私の人生と当社の方向性は大きく変貌を遂げることになります。じんちゃんは広報やPR(パブリック・リレーションズ)に関しては、知識も経験もありません。いわば「素人」です。そこで私との一対一の対話が始まります。彼の特徴というか特性は、常に本質を問い続ける力です。中途半端なことや表面的なことだけを極端に嫌う傾向があるため、とにかく「それってそもそもどういうこと?」「何のためにそうするの?」「それはなぜ?」という問いを発し続けます。その後、私たちはこれらを「そもそも論」と「なぜ論・ため論」と名付けます。本書はここから生まれたと言っても間違いではありません。---------------------------------------明日も続きを掲載します。
皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。新しいリターン「ビジネス書の著者とのコラボ企画」に関して活動報告(5月8日)で詳細を説明しました。当クラウドファンディングとRMCAのコラボ企画として、私が著者にインタビュー形式で迫りる動画の第1弾を本日公開しました。RMCA公式動画チャンネル『RMCAチャンネル』の新番組です。RMCAとは私が理事長を務めるリスクマネジメントの専門人材を育成するNPO法人。正式名称は日本リスクマネジャー&コンサルタント協会。第1弾は組織開発の専門家として活躍する平尾貴治さん。株式会社シー・シー・アイの代表取締役社長です。平尾さんとは10年以上親交があります。そもそもこの新しいリターン企画はどうして生まれたのか。今回のコラボ企画に賛同してくれたお二人は、拙著『選ばれるブランディング・選ばれないブランディング』を読んだ感想をFacebookに投稿してくれました。自らの専門分野と照らし合わせながら、的を射た、本質を捉えたその投稿が心に刺さりました。いずれも著者として私の先輩です。そんな先輩著者のかたがたとのコラボ企画です。平尾さんがFacebookに投稿してくれた感想を以下に転載いたします(以下太字斜線箇所)。-----------------------------------------この書籍の根幹をなす考えは、そのまま、私が日々行なっている組織開発支援の考えでした。荒木さんの御本には、「企業は外部に対して機能的価値を中心に出そうとしがちのため、ブランディングがうまくいかない。もっと情緒的価値(舞台裏)を出さねば、顧客や取引先は本当のファンにはなってくれない」とありますが、これは、そのまま内部の活性化にもつながる話です。私が、多くの企業で組織開発をお手伝いする時は、もちろん戦略や機能的価値を徹底的に考えていただきますが、同時にその背景にある情緒的価値を、内部者の方々にしっかりと振り返り、深掘りし、統合していただいています。そして、それ無くして、絶対に企業の本質的な再生はありえないのです。何故なら、企業のコアコンピテンスは、必ず情緒的価値と結びついているからです。しかし、内部者同士で情緒的価値を掘り下げるのは簡単なことではありません。部署によって、あるいは経験値によって、かなり価値観はずれているからです。ですから、私が組織開発を行う時は、まず、内部者間のズレを徹底的に明確化していくことをスタートといたします。荒木さんのこの御本のおかげで、自分自身のやっていることに、確信が持てました。ありがとうございました!------------------------------------そんな平尾さんへのインタビュー動画。私の話し方にやや難ありですが、ぜひ以下よりご視聴ください。私は文章を書く方が好きですね。講座のように伝える内容が明確な場合を除き、話すのは得意ではないと改めて思ってしまいました。平尾さんが語っていた「机の下」とは拙著で言うところの「舞台裏」です。改めて組織開発の深淵に触れることができた楽しい時間でした。どんな立場であれ、どんな専門分野であれ、経営における真理は表現は違ったとしても、通底するものがあると腹落ちした次第です。ぜひ平尾さんの著書とのコラボリターンで応援のほど、よろしくお願いします。山田真由子さんとの対談動画も撮影は終わっています。こちらも編集が終わり次第、当活動報告で共有します。
皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。10日(金)15時過ぎ。西川寿美礼さんとの5回目のFacebookライブを行いました。ライブで語ったことをリポートします。きょうは「その3」です。それぞれの「舞台裏」エピソードを語りました。きのうの活動報告(5月12日)では、私の娘(長女・次女)の話題でした。「世代を超えたリカバリー」ですね。きょうは長男の話題です。西川さんとライブで対話しながら生まれたワードは「待つ」。長男は、京都にある龍谷大学大学院の文学研究科で日本史学を専攻しています。現在、博士後期課程(4月から3年目)。鎌倉時代を研究しています。なぜ、鎌倉時代を研究することになったのか。2024年1月2日の家族写真 右から3番目が長男小学校の低学年頃から、あることをきっかけに読書にはまったのです。学校から帰宅すると図解雑学シリーズ、小説、ビジネス書など好奇心旺盛でとにかくずっと本を読んでいました。中学は徒歩2分の中学校に通い、高校は地元の私立進学校に推薦で合格。数学が好きだったことも影響してか、理系に進みます。高校2年の夏休み明け、長男に転機が訪れます。さまざまな原因が重なり、学校に通わなくなります。学校に行かなくなって確か2日目の朝、私の前で嗚咽し謝りながら「学校には行けない」と訴える長男を前に「本心、良心を信じて、待とう。待つしかない」と覚悟しました。部屋にこもるのではなく、家にこもる日々。妻は四六時中一緒にいるので相当辛かったと思います。ただ、高校受験を控えた長女は、苦手の数学を長男の家庭教師で乗り切る。小学生だった次女は、兄がいつも家にいることに何の疑問も持たない。周りからは放置しているように見えたかもしれません。ただ、親としては本人が自らの意思で決断し、動き出すまでひたすら待つしかない。その思いを持ち続けていただけです。実家(伊豆下田)に咲いていたバラおそらく1年近く過ぎた頃、長男が妻に自分が進みたい道を吐露してから3〜5日後のこと。「父さんに話がある」と私の仕事部屋に。そして、「鎌倉時代を研究したいから大学に進学したい。親元にいては甘えるから京都にある龍谷大学に行きたい」と。あれから10年以上の月日が経ちました。今も変わらず研究し続けるほど、好きなことが見つかったのは学校に行かなかった期間だったのです。人生に無駄なことなど一つもない。長男を歩みを見てもそう確信できます。次回のFacebookライブ(第6回)は今週の金曜日。17日(金)15時過ぎより40分前後の予定で開催します。西川さんのFacebookのタイムラインで流れます。ぜひリアルタイムで、あるいはアーカイブでご視聴ください。