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因州小鍛冶 刃物鍛冶の支援よろしくお願いします

日本には先人の遺した伝世品が文化財として多くのこされ目にする機会にも恵まれています。私は鍛冶屋ですから、鍛冶屋の視点で先人の遺してくれた物を見てみますと、現代の我々が真似し難い仕事をやってのけている事に気付きます。少しでも長く鍛冶屋の仕事に携わり、先人の技に近づきたいと願っています。

現在の支援総額

266,500

38%

目標金額は700,000円

支援者数

17

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/22に募集を開始し、 17人の支援により 266,500円の資金を集め、 2024/05/18に募集を終了しました

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因州小鍛冶 刃物鍛冶の支援よろしくお願いします

現在の支援総額

266,500

38%達成

終了

目標金額700,000

支援者数17

このプロジェクトは、2024/03/22に募集を開始し、 17人の支援により 266,500円の資金を集め、 2024/05/18に募集を終了しました

日本には先人の遺した伝世品が文化財として多くのこされ目にする機会にも恵まれています。私は鍛冶屋ですから、鍛冶屋の視点で先人の遺してくれた物を見てみますと、現代の我々が真似し難い仕事をやってのけている事に気付きます。少しでも長く鍛冶屋の仕事に携わり、先人の技に近づきたいと願っています。

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この度は支援頂きありがとうございました。鍛接フライ返しが完成間近になりましたので報告致します。 この度は私共の鍛接フライ返しを選んで頂きありがとうございました。 もう少し成形し焼いたら完成です。今月中には発送致しますのでもうしばらくお待ちくださいませ。


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 この度は、二ヶ月近くに渡って多くの方々に見守って頂きました。ありがとうございました。 そしてこれからはいよいよ返礼品づくりが始まります。その様子を活動報告にあげていこうと思います。 和鉄探し〜鍛冶〜研ぎ〜彫金〜木工〜銘切などなど。。これから暑い夏が始まりますが皆様もボチボチ。 それでは。 この度はありがとうございました。 令和六年五月吉日 因州小鍛冶記


暗中模索
2024/05/11 11:45

多くの支援頂きありがとうございます。今日は燃料の話です。 実は先月コークスを頂けました。ありがとうございます。 しかし500kgあるコークスですが、一粒一粒を加工しないと使用できません。このコークスは趣味でやられていた方から頂いたのですが、このコークスでは仕事にならず何十年もほけてあったのです。 この一箱加工するのにおよそ5時間かかります。何十杯もあります。大量に粉が出ます。この大量の粉を見ていて考えました。「昔の人はどうしていたのか。」すると答えがありました。それが炭団(たどん)です。これは炭の粉をデンプンで固めて練炭みたいにして再利用した燃料でした。しかしこっちはコークスの粉です。ふのりで固めてみましたが、不経済なのと強度不足で使い物になりませんでした。 ボンドは変な匂いがしそうです。どうやって固めようか。。。 そして思いついてやってみたのがこれです! 経済的に硬く固めることが出来ました。ちゃんと火力も出ました。本格的な仕事には使えませんが小物を作る分には問題ない火力です!多くの支援と注目頂きありがとうございます! 因州小鍛冶


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ご無沙汰しておりました。この間に支援頂いた方、関心持って頂いた56名の多くの方々にお礼申し上げあげます。残すところ10余日になりましたが、先日変わった注文を頂きましたのでそれを制作する過程を活動報告としてあげていこうと思います。注文はモンゴルの鍛冶屋さんが作っているナイフの製作の依頼です。 ヤクートナイフといいました。 モンゴルといえばかつて世界帝国を築いた国です。 中世ヨーロッパの人々は遥か東方にプレスタージョンという英雄がいて、ヨーロッパに幸福を与える救世主だと信じていたそうです。 遥か東方には魔物がいてヨーロッパに害を及ぼすその魔物と戦っているのがプレスタージョンだと信じられていました。しかしプレスタージョンなる者は、ヨーロッパをたちまち恐怖と絶望に追いやってしまうのです。 プレスタージョンの正体はモンゴルでした。。。。そんなモンゴルの鍛冶屋さんが作るナイフを製作する事になりました。 そのナイフを見て日本の方が強靭な刃物ができると確信しました。あとはヤクートナイフを如何に和と調和し似て非なるものかにするかです。注文頂いた方がきっと満足できる物をこれから製作していきます。随時更新しますので、ご期待下さい。モンゴルのヤクートナイフはこのような形状です。 片刃で日本では左利き用ですがヤクートナイフでは右利きの人が使うようです。このように大陸と日本では考え方が逆になる事が沢山あります。 大陸では鋸は押して切り、鉋は押して削り、ヤクートナイフでは裏表が逆になりました。火縄銃は鋳物製か鍛造かなどなど。それでは材料選びです。鍛接成功荒仕立てこれから形成、熱処理、持ち手作りなどの工程があります。製作中


砥石
2024/04/12 14:19
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初めて応援コメント頂きました。支援頂きありがとうございます。今日は砥石の事です。 これまで、どこのウェウブページを見ても砥石は絶対、平面と書かれています。砥石は使うとちびていきます。(ちびて舟型になった砥石)こうならないように砥石を平にするという事が一般常識です。しかし、一度平面は忘れて下さい。。確かに鉋や剃刀は平面の方がいいですが、それでは他の何種類もある刃物が研げない事になってしまいます。 和包丁の裏とか鎌、槍鉋、ハサミ。これら全てが研げる砥石の形があります。それが冒頭の絵のこの形の砥石です。(山型の砥石)この砥石の形はやはり先人も使っています。(ふんわり山型に丸みのついた砥石)(山型の砥石で包丁を研ぐ様子)鍛冶屋の平面の考え方は一般の常識とは少し違います。注目頂きたいのが“金床”の叩く面です。真っ平ではありません。 丸みがある部分もあれば中央が緩やかに凹んでいたりします。この金床と光線と目を使い真っ直ぐな刃物を作っていきます。この考え方で前の砥石を見ると、 緩やかに山型の砥石で刃物を研いでいる事が分かります。 それでは山型の砥石で全て足りるかといえばそうではありません。平面も必要です。その場合は砥石の側面を使い研ぎます。砥石を丸々使うという考え方です。先程の絵に出てくる山型の砥石も側面は平らです。因州小鍛冶製 復刻包丁(黒打両刃)活動報告を書いていて、俄然石工に興味がわいてきました。 墓石でも行燈でも石の加工技術は素晴らしいですね。 この技術があれば鍛冶屋にも大変助かることばかりです。これから石工の勉強もはじめる事にします。新しく学ぶって楽しいですね。最後に。この絵。お気付き頂けましたでしょうか。この絵の後方、研ぎ師の後ろに刀、槍、長巻が陳列されている中、十文字槍の様な物が描かれています。これだけで槍や十文字槍のような複雑な物まで研いでいたというメッセージが伝わります。こういった絵は細部まで描かれており参考になる事ばかりの、よく考えられた絵だとつくづく思います。そして研いでいる人の構えを見ると左手で研いでいます。。。色々なメッセージがあるように感じました。