※少しずつ遅れを取り戻しておりまして、こちらは先週金曜日のお話です16日目、無事に終わりました。本日も誠にありがとうございました。本日はある意味本来の意味で無事に終わったといいますか、台風の影響により雨風がとても強い1日でした。リモートワークやお休みにされた方も多いかと思いますが、皆さまは影響ありませんでしたか?前日からテレビを付ければ台風情報ばかりでしたのでお店はのんびり営業ではありましたが、そんな中でもたくさんの方が遊びに来て下さりとても助かりました。実際のところ東京は少し煽り過ぎなのではないかと思う結果でしたが、一時的に突風が吹いたりもしていたので家から出ないで済む方は出ないで大正解でしたね。家から出ないことで思い出すのは子どもの頃、やはり台風の日のことをよく思い出します。野球少年だった僕は外で遊ぶことも大好きで、毎日泥だらけになるまで外で走り回って真っ黒になっている、絵に描いたようなTHE男の子小学生でした。ただ現在は外で活発に遊ぶこと、例えばスノボとかゴルフとかにはほとんど行きません、かれこれ10年以上行っておらず、出不精な一面も昔からあります。子どもの頃の話に戻すと、夏休みに台風がきて家から出ることが出来ずに外で遊べなくてがっかりするのではなく、クーラーでキンキンに冷やした部屋で布団にくるまりながら雨の音を聞くのがやたら好きだったことを思い出すんです。普段テレビをつけていたり、誰かと会話していたりすると雨の音って一定のリズムでしか聞こえないのですが、シンとした部屋でビタっと動かずに耳を澄ましてみると、雨の強弱や風向きの変化、屋根に当たる音で雨粒の大きさまでわかるような気がしていました。そんなことが出来ていた頃は日々に余裕がありました。今はありがたいことに好きなことをやれていますが、雨の日に布団にくるまってのんびりすることはなかなか出来ません…。そしたら何が楽しくて日々を過ごしているかといえば「昨日は台風大変でしたね」というきっかけから、皆さんの色んなエピソードを聞けるのが今の楽しみですね。被害がないのが一番ですが、まとまった雨が降らないのも問題なので、雨や台風の日も楽しみを見つけながら、残り少ない夏を楽しめたらいいなと思っております。日々の業務にクラファンにと、バタバタしていると時の流れがいつも以上に早く感じます。早すぎる毎日に流されすぎないよう頑張りますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。HAYAKAWA coffee早川 侑
※だいぶ遅れておりまして、こちらは先週木曜日(なんとしても元のペースに戻したい)のお話です。15日目、無事に終わりました。本日も支援して下さる方が増えました、誠にありがとうございます。終戦記念日は皆さまそれぞれの想いがあるかと思いますが、お店近くの神社へ参拝に来られた方たちにもたくさん遊びに来て頂いた日でした。今日はよく来て下さるお客様と2人だけの時間があり、何気ない会話からお互いの年齢の話になりました。僕は普段の接客では名前や年齢などではなく、なるべくどうでもいいことしか聞かないようにしています。聞いたら皆さん快く教えて下さるでしょうが、中には答えたくないな…って思う方もいらっしゃる方もいるかもしれないからです。そんなわけでよく来て下さるお客様であっても、普段何をされているかはもちろんのこと、年齢もお名前も知らない方が実は多いのです。いつもはコーヒーの話を中心に最近のおすすめはここだとか、家の近所でこんなカフェが工事をしていたとかそんな話をしていましたが、その日はお互いのパーソナルな話になりました。自分で言うのもなんですが僕はよく若く見られます。自分でもそう思い込んでいるわけではなくいくつかの理由があって、まずいつもマスクと眼鏡をしていたり、前髪も下ろしているので顔のほとんどの部分が隠れていることもあって若く見えるだけで、実はそんなに若くないのです…。なのでお客様とそんな話になると結構な確率で僕の方が年上というパターンが多いのですが、今回もまた比較的近そうだけど少しだけ年下かな、だけどお話を聞く限りかなりしっかりとお仕事をされていて若いのにすごいなぁといつも思っていました。ただ、少しずつ会話を積み重ねていくごとに「近いとは思っていたけどかなり近そうだぞ…」さらに会話が進み「近いと思ったけどもしかして…!」と、確信に変わっていきました。そうして自分の年齢を伝えるとお互い「あら!」なんて驚きあってしまい、さらに色んな会話に花が咲きました。僕は学校を出てからは営業や接客業など、人と関わる仕事しかしてきませんでした。人見知りが激しい方なので得意かと聞かれたらそうでもないとは思いますが、楽しいなとはいつも思います。それは丁寧に接していくことで年齢や、ステータスの壁を簡単に飛び越えてしまう瞬間があるからです。お客様と店主なので仲良くという表現が適切かは分かりませんが、育ってきた環境や世代が明らかに違っていても共通の趣味があったり、普段ならお話することすら絶対にできないんだろうなという地位の方にコーヒーの淹れ方を教えたりなど、日々小さな奇跡ばかり起きるので飽きないんです。「商い=飽きない」なんてよく聞く言葉ですが、本当にその通りだなと思います。体調が優れない、仕事が上手くいかず心が晴れない日などがあっても、いつもと変わらずお店に立つと皆さまが小さな奇跡を運んできてくれるんです。そんな楽しくて素敵な仕事を選べて本当に良かったと思いながら、いつもコーヒーを淹れています。クラファンも僕にとっては毎日奇跡の連続です、まさかこんなにたくさんの方が支援して下さるなんて本当にありがたい…。僕が今こうして楽しく仕事をさせてもらえるのは当たり前のことではないと、改めて自分に言い聞かせる日にもなりました。皆さま、いつも誠にありがとうございます!HAYAKAWA coffee早川 侑
※すみません、遅れに遅れまして今日は14日(水)のことを書きます。14日目、無事に終わりました。クラファンも中盤となりピタッと動きも止まるのかな…なんて思っていましたが支援して下さる方は少しずつ増えており、ありがたさを感じております。水曜日もお休みのため、今週も好きなお店へ行ってきました。今週は中目黒にあるバーガーファクトリーさんへ行ってきました。リターンの「早川を食事へ連れ出す(食事代は割り勘)」という、とてもふざけた内容の写真に使わせてもらっているお店です。こちらは中目黒の桜並木とは反対側にある目黒銀座という商店街をひたすら真っ直ぐ歩き、商店街が終わる一番端っこにあります。もともと同じ場所に「Sun 2 Diner(サンツーダイナー)」というハンバーガー屋さんがあり、そちらのオーナーがお店を手放さそうとした際、社員で働いていた現在のオーナーである川さんに場所を譲ったという経緯があります。その場所がハンバーガー屋さんであることは変わりないのですが、現在のお店は川さんの好きなものが詰め込まれたおもちゃ箱のような内装になっていて、いわゆる「映える」お店であるものの、落ち着いて食事ができる不思議だけど最高なお店なのです。お店作りやグッズを作る際、オーナー(作り手)の想いが強く込められるのは悪いことではありませんが、独りよがりになってしまうケースも多々あります。もちろんオーナーの意向ということでそれも良しなのですが、僕自身はあまり良しとは思いすぎないようにしています。お店を一軒出すのにこんなにお金がかかるのかと、飛び出る目玉を拾っては戻すということを繰り返す毎日でしたが、一方でそこへ通って下さるお客さまの多さにも驚く毎日なのです。そんなお客様が過ごしやすく、楽しんでもらいやすい環境やメニューを用意するにはどうすれば良いかと考えれば考えるほど、店を始める前に抱いていた想いとは「ほどよく」距離をとれるようになってきた実感があります。当初の想いの全てを捨ててしまうのは大問題ですが、凝り固まっていた思考の無駄を省いていくことで当初の想いに込められた「本当にやりたいこと」が明確になっていきます。HAYAKAWA coffeeではハンドドリップコーヒーを楽しんでもらいたいと思っていましたが、初めから強く押し付けるのもどうかなと考えて5種類の豆からスタートしました。しかし、あれよあれよと増えていき今では10種類の豆を常時扱っております。ただ、コーヒーを増やすだけではなくそれに合わせたお菓子の種類も少しずつ増えていきました。僕のお菓子作り技術がまだまだ未熟なため、このところ新作は出せていませんが、オープン当初よりは選択肢が多くなっています。その一方で何か辞めたことといえば……。ん?あまりないかもしれません…。もともと週に3日もらっていたお休みは2日になり、昼から開けていてところ平日は朝から開けるようになりました。1年やってみて「こうしたら喜んでもらえるのでは」を考えるうち、やりたいことがどんどん増えて今に至ります。強いて言うなら辞めたことはバックルームの片付けくらいかもしれません。よくありませんね。もともと僕1人で始めたお店ではありますが、これからは2人で出来ること、3人で出来ることを探しながらお店を成長させられたらいいなと思いますし、皆さまにもそんなお店を見守ってもらえると幸いです。ただし、余計な想いばかりが投げ込まれ、ガチャガチャでのんびりできない環境になりつつある時は、是非とも皆さまの厳しい目で温かくご指摘下さいませ。クラファンもいよいよ折り返し、引き続きどうぞよろしくお願い致します。HAYAKAWA coffee早川 侑
13日目、無事に終わりました。先週と同じ案内になりますが、火曜日はお店を休ませてもらって野菜の移動販売をしています。おばあちゃんのフリートークが面白いという話を先週は書きましたが、今週はおばあちゃんの味覚がすごいという話を書きたいと思います。僕が行っている移動販売で扱う野菜で特別なものはありません、スーパーでよく見かけるラインナップを仕入れるように心がけています。マルシェで見かける移動販売や◯◯直送!などと謳っている期間限定店舗等では珍しい野菜や、珍しい地域の野菜を楽しめたりしますが、僕の八百屋はそうではありません。理由はとてもシンプルで、需要がないからです。おばあちゃんたちが求めているのは珍しい野菜ではなく、ごく一般的な野菜なのです。そして一見どれも同じに見える野菜をそれぞれ手に取り「こっちの方が熟れている」とか「これはお尻がとがっている」などと比較しながら買い物をするという、体験を求めているのです。なので僕が用意するのは一般的な野菜なのですが、いつものように野菜や果物を並べていると常連のおばあちゃんがいつものようにやってきてくれました。着くやいなや「先週のスイカは三浦の木村さんが作ったやつじゃない?」と、おっしゃるんです。八百屋が市場で野菜を仕入れる時、大手であれば一つの野菜を何十ケースと仕入れるため難しいのですが、僕のような小さな八百屋はよく「生産者名」や「生産者番号」を確認するんです。例えば今の季節ならキャベツは群馬の嬬恋が旬なのですが、嬬恋のキャベツであればどれも一緒かといいますとなかなか違うんですよね。農家さんも人なので野菜に愛を注いで仕事が丁寧な方もいれば、あくまで物として雑に扱う農家さんもごく一部にはいらっしゃいます。中身を見ずにケースで仕入れて、自宅で蓋を開けてみたらとんでもないことになっている…なんてこともあったりします。なので八百屋は生産者の名前を気にすることもあるのですが、小玉スイカは現在三浦半島が最盛期のタイミングです、市場では三浦のスイカが入ったダンボールが山のように積み上がっていて、その数ある箱から好きな生産者さんを探し出すのは至難の業です。ですがおばあちゃんがそんなことをおっしゃるので、箱を確認してみると確かに「木村」という生産者の名前が書かれていたんです。「毎年、木村さんのスイカを頼んでるからわかるのよね」って言うんですけど、スイカはスイカですし、木村さんも色んな品種のスイカを育てているはずなのにそれを当てちゃうなんてとんでもない味覚をしていますよね。さすが主婦歴60年、頭が下がります。コーヒー業界には様々な大会があるのですが、カップテイスターという味覚の正確性とスピードを競う大会があるのですが、そのおばあちゃんにHAYAKAWA coffee代表として出て下さいと頼もうか真剣に悩んでいます…。大会に出る出ないは別として、コーヒー屋にとってとても大切なクオリティチェック、要は美味しいコーヒーなのかどうかを日々チェックするのですが、当然優れた味覚がないことにはチェックできません。そのため日々トレーニングの積み重ねがとても大切なのですが、おばあちゃんたちは毎日台所に立ち続けたことで自然と特殊能力が身についていたんですね。「センス」イコール「才能」と思われがちですが、センスは磨けば光るものです。逆に言えば毎日少しずつでも磨かないことにはセンスが良くならないですし、少しでも磨くためには数を積み重ねていくしかありません。移動八百屋はまもなく12年になりますが、コーヒー屋はまだまだ1年。地道に丁寧な仕事を積み重ねることを心がけていきますので、皆さまにも末長く通ってもらって、おばあちゃん並の味覚を手に入れる努力を早川が怠っていないかどうかを引き続き見守ってもらえると幸いでございます。HAYAKAWA coffee早川 侑
12日目、無事に終わりました。祝日ということもありのんびりスタートでしたが、最終的にお盆は特に関係なくいつもの休日と変わらずたくさんの方が遊びに来て下さいました。中には「クラファン申し込みましたよ、楽しみ!」と、伝えて下さる方もいて僕も嬉しく楽しく1日を過ごせました。改めましてありがとうございました。HAYAKAWA coffeeで働いていて自分自身でも不思議だなと思うのは、平日と休日とでお店の雰囲気がガラリと変わることです。平日はテイクアウトが8割に対して、休日はイートインが8割と真逆になるんです。そこで休日にたくさんの方からご注文頂くのがハンドドリップコーヒーでして、お店では10種類の豆を用意しており、その中から好みの味わいを選んでもらって1杯ずつ抽出します。1杯ずつ抽出しながらお客様と話している時に「どうすれば美味しく淹れられるのか?」という質問をよく頂きます。そんな時に僕は「お母さんやお父さんが家族のために淹れるコーヒーが1番美味しい」という話をすることがあります。コーヒーはとてもシンプルなので、コーヒー豆(粉)とお湯しか使いません。そのため、それなりに良いコーヒー豆を使用すれば「今日、初めてドリップします」という人でも60〜70点のコーヒーは淹れられるんです。ただ、お店で提供するコーヒーにするためにはいくつもある「加点ポイント」を確実に獲得していき、100〜120点のコーヒーを提供しなくてはいけません。ここで話を少しまとめますと、美味しく淹れるためには「お母さんやお父さん」という点と「120点」という点がとても大切になってきます。要は「誰が誰のために淹れたのか」という点がとても大切であると僕は考えています。もしもの時に身動きがとれなくなる可能性がゼロではないため、なるべく明言しないようにしてきたのですが支援して下さった皆さまにだけ少し秘密を。僕がドリップする時は必ずお客様の前で抽出することをルールにしています。「今、あなたのために淹れている」ことを伝えたり、会話を楽しむためなのですが、僕自身に言い聞かせる意味でもあります。1人で営業をしていると、どうしてもオーダーが詰まってきてしまう瞬間があり、どんなにギアを上げてもこれ以上は早くならない…かくなる上は少し手を抜くのもやむをえまい!!なんてことは絶対にせず、1杯ずつ「あなたのために淹れています」と、カウンターの中心で愛を叫んでいるつもりなのです。そうすることでシンプルな材料しか使わないコーヒーがグッと美味しくなると信じていますし、どんなに人気だったり注目されているお店であっても淡々と流れ作業で淹れられたコーヒーを出されるとガッカリしてしまうこともあったりなかったり…。ご自宅で自分のために淹れることが多い方は「今日も仕事を頑張る自分のために」とか「1週間頑張ってようやくのんびりできる自分のために」など、理由をつけてあげると良いと思います。細かい技術論もあるのですが、まずはこの1点を気にかけるだけで味わいは大きく変わります。お盆でも変わらずお店へ来て下さったり、クラファン申し込んだよと伝えてくれるら優しいお客さまたちに僕は支えてもらっているため、そんな皆さま一人一人を想いながら淹れ続けていきますので、これからも早川からの少し重たい想いが乗ったコーヒーを受け取ってもらえると幸いでございます。毎日暑い暑いと思っていますが、特にここ数日は朝からとてつもない暑さですので、皆さまなるべく出かける用事は入れないようにして、無理なくお過ごし下さいね。そんな時のお暇つぶしにでも引き続き読んでもらえたら僕も嬉しいです。HAYAKAWA coffee早川 侑





