クラウドファンディングの挑戦もあと21日、3週間となりました。第一目標金額500万円(最終目標1000万円)のところ116人もの皆さまより2,989,277円のご支援をいただいております。あと10,723円で300万円!あと2,010,723円で500万円となります。残り少しとなりましたので改めて私の思いを伝えさせてください。相川考古館が地元の歴史を残す活動を続け、100年が過ぎました。現在では、国重要文化財の埴輪や江戸時代の建造物を初めとした、歴史・郷土資料の維持管理や、茶会、講演会や各地の史跡を巡る史跡見学会など、歴史・文化事業に日々努めています。多岐にわたる事業と、時代とともに増える資料、そして老朽化する施設の維持管理の中で、手狭感を感じているとき、隣接する昭和の商家(町の肉屋)を譲り受ける話を受けました。私どもの隣りにあったお肉屋さんも、かつては町の肉屋として街の灯りの一つでした。 城下町としての伊勢崎、商店街としての西町通りも、気がつけば商店から住宅へ、住宅から空き地へと時代の流れとともにその姿を変えていきました。それは仕方のないこととはいえ、一方でこの木造の、昭和感漂うなんともいえない魅力と懐古感のあふれるこの遺産をどうにか残せないものかを模索しておりました。壊してしまうことは造作もないことです。けれど私達が今まで何を守り何を伝えてきたのかと思い振り返ればこれもまた伊勢崎の歴史と文化を伝える貴重な資料なのだと思うにいたり、活用するための修繕、そしてリノベーションを考えました。金額は決して安くはありませんが、これが私達の活動の新しいステージだと思い、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。相川考古館の挑戦です。目標は2つ1つ目は、中沢肉店の建物は伊勢崎における町家造りの雰囲気を残していることから、解体ではなく、その建物のリノベーションを行い、西町通りに1軒でもシャッターを開けた場所を増やし、新たな街の顔として息を吹き込むこと。2つ目は、当館の施設は狭く、講演会やワークショップする場所が十分ではないことから、新たに歴社や文化を力強く発信しできる場として講演会やワークショップなどが開ける場所を提供し多くの方が様々な方が利用できる場所を作ること。その結果、少しでもまた街に人が来て、縁が生まれるきっかけが生まれ、文化発信の拠点としての機能になれたらと考えています。群馬県伊勢崎市から、守り繋ぐ文化と歴史!皆さまにはそのための力強い応援をいただき感謝の限りです。残り21日。・チラシをお配りいただける方がいらっしゃいましたらご一報ください・日々、活動報告をアップしています。面白い記事があればシェアをしていただけると泣いて喜びます。 ▽活動報告 https://camp-fire.jp/projects/819936/view/activities#menu・博物館、まちづくりなどご関心がある方にこの挑戦をお伝えいただけますでしょうか。地方で過疎化が進む中同じような課題に直面しているところも多々あるかと思います。またその中で博物館ができることを模索されている方も。今回のこの取り組みは、伊勢崎市にとどめずに、リノベーションをした暁には広く全国の同じ課題を抱える皆さまにお伝えしていきたいと考えています。ぜひとも、どうぞよろしくお願いいたします。クラウドファンディングのサイトは下記のリンクをクリックしてください。開けシャッター!相川考古館の挑戦 江戸時代からの商店が残る街の建物リノベーション(5月8日(木)まで)https://camp-fire.jp/projects/819936/view





