バリアフリーな美味しさを! もっちむち米粉ベーグル店が、海の見える高台にオープン

都内で活動中のグルテンフリー&オイルフリーの米粉ベーグル「いもこめ」が、2025年9月、海の見える高台に実店舗をオープン! 自身の拒食傾向の過去から生まれた、バリアフリーな美味しさをもっと届けるために。500種以上のメニューをさらに豊富に、“日常に寄り添う場”を目指す店舗づくりを応援してください!

現在の支援総額

1,780,802

178%

目標金額は1,000,000円

支援者数

159

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/02に募集を開始し、 159人の支援により 1,780,802円の資金を集め、 2025/08/19に募集を終了しました

バリアフリーな美味しさを! もっちむち米粉ベーグル店が、海の見える高台にオープン

現在の支援総額

1,780,802

178%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数159

このプロジェクトは、2025/07/02に募集を開始し、 159人の支援により 1,780,802円の資金を集め、 2025/08/19に募集を終了しました

都内で活動中のグルテンフリー&オイルフリーの米粉ベーグル「いもこめ」が、2025年9月、海の見える高台に実店舗をオープン! 自身の拒食傾向の過去から生まれた、バリアフリーな美味しさをもっと届けるために。500種以上のメニューをさらに豊富に、“日常に寄り添う場”を目指す店舗づくりを応援してください!

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 高校生の時、生物学や医療界に根付く倫理問題に興味があった私は、文系理系の垣根を超えた学びがしたいと国際基督教大学(ICU)に入学しました。在学中に最もお世話になったのが、布柴先生でした。ICUや交換留学での学びを経て、研究職ではなく、コミュニケーションを主としながら医療に携わりたいと思うようになり、その中でも特に、遺伝(遺伝形式や遺伝性疾患など)に関する知識を伝え身近な事柄として捉える機会を提供する、遺伝教育に関心を持ち始めていました。 ※余談ですが、大学時代に興味をもっていたことは、以前インタビュー記事にまとめていただきました。今、かつて描いた将来の夢とはまったく異なる道にいますが、下の文章で布柴先生が書いてくださっているように、根にあるものはどこかつながっている気がします。複数の選択で迷ったり、選ばない後悔を考えて次の一歩に悩んだり、そんな葛藤を抱える誰かにとって、「いもこめの人みたいに、またどこかで、つながるかもしれないんだ」と今が少し生きやすくなる、気付きのひとつになったら嬉しいです。 当時私は生物学メジャーで、通常卒業研究が必須なのですが、遺伝教育をテーマに卒業論文を書きたいと相談しに行った時、私の関心のある事柄についてじっくり聞いてくださいました。決して否定せず、こんなことができるんじゃないか、面白いかもしれないよ、と前向きにアドバイスをくださったことを、今でも鮮明に覚えています。 京都大学大学院を受験したときも、晴れて合格した時も、ひとつひとつ背中を押してくださった教授。名のある大学院だったからこそ、退学した時、最後までやり遂げなかった情けなさや申し訳なさから、何も連絡できずにいましたが、この春にやっと、いもこめを営んでいること、そして実店舗を構える挑戦をすることを報告しに行きました。 布柴先生の奥様がベーグル好きとのことで、頻繁にベーグル便を注文してくださるようになり、今ではすっかりいもこめのリピーターさんに。何をしているか以上に、そこに注ぐ熱、本気度?を見てくださることは、大学時代も、今も、変わらない姿です。 以下、布柴先生からの応援メッセージです。熱い文章をいただきました! いもこめの池田百音さんは大学時代生物学を専攻し、私のゼミに所属していました。 生物学の授業では、遺伝学、微生物学、生化学、動物・植物の発生学などを講義から学び、また顕微鏡やPCRなどさまざまな実験機器を使った実験も学んできました。科学的な実験では、複数の要因の効果を確かめるため、要因を一つ一つの条件を変え、どのような影響が現れるかを確かめていくことがよくあります。池田さんも他の学生とともにそのような実験を経験してきました。コロナ禍のタイミングということでなかなか実験ができず、卒業研究では、遺伝子診断を取り上げた遺伝教育がテーマでした。 卒業後、久しぶりに池田さんに連絡をとったところ、「いもこめというお店をやっていて、米粉のベーグルをオンライン販売してるんですよ。学生時代に学んだこととは全然違うことなんですけど。」とのこと。しかしよくよく話を聞いてみると、米粉だけで作ったベーグルは固くなってしまうので、あらゆる粉を集めて、何を米粉と混ぜるともっちり感を残しつつも柔らかい食感が出るのか、米粉とどのくらいの分量で混ぜるのがいいのか、どのくらい生地を寝かすのがいいのかなど、一つずつ、条件を変えながら作ってみて、もっちり感を残しつつも柔らかい食感を求めて200通りもの条件を試してみたとか。それを聞いたとき、池田さんは「学生時代に学んだことと全然違うことをやっている」と話してくれたものの、このもっちり感を残しつつも柔らかい食感を求める過程はまさに科学実験の手法を用いたもので、十分に学んだことを今に生かしてくれているなと感じました。 早速注文して食べてみると、本当にもっちり感を残しつつも柔らかい食感を体験しました。それ以後も、プレーンだけではなく、本当にさまざまな食材を生地に混ぜ込んだり、生地に巻き込んだり、本当にたくさんのバリエーションを工夫しています。私も妻もすっかり大ファンになり、定期便を始めました。毎月届くのを楽しみにしています。 1ヶ月ほど前、今秋、オンラインに加え、逗子の近くの月見台に実店舗をオープンするという計画を話してくれました。「海が開け、やわらかい陽が差し込み、清々しい見晴らしの場所なんですよ。」と。かつて月見台の市営住宅だった場所が生まれ変わり、他にも色々なものづくりをしている人たちも集まるそうです。私も話を聞いてワクワクするような気持ちになりました。 是非とも皆さんもこの実店舗実現に向けて、そしてますます身体に優しいそして美味しい、そしてバラエティーに富んだいもこめのベーグルに出会えるように、ご協力をお願いします。


 いもこめを開業してから1年が経った、2023年7月。三軒茶屋で、間借りランチ営業をスタートしました。場所は、コワーキングスペースに併設されたシェアキッチン「三茶work茶や」。あれから先月までの約2年間、週に1度せいろ蒸し米粉ベーグルランチを提供してきました。たくさんの学びと思い出を得たこの場所を作ってくださったのが、三茶ワークカンパニー共同代表の千田さんと吉田さんでした。 三茶ワーク茶やには、コワーキングスペースを利用する会員さんがお仕事の合間に昼食や夜ご飯を食べに来てくださいます。会員さん同士が和気藹々と話している様子を聞いたり、「吞んだ日の翌日、いもこめのランチに助けられてます」と伝えてくださったり。 会員さんだけではなく、遠方にお住まいのリピーターさんがランチ営業をめがけて来て直接手紙を渡してくださったり、差し入れに野菜をたくさん持ってきてくださったり。そんな思い出の詰まった場所です。 お客様が目の前でベーグルを味わい、温度感と共に感想をリアルで受け取りながら、2つの思いが生まれてきました。 ひとつは、米粉ベーグルをより身近に感じてもらいたいということ。八百屋に行けば野菜が買えるように、ここに行けば米粉ベーグルを買える。米粉ベーグルを、人々の日々の暮らしの中で、特別なものとしてではなく、すぐここにあるものとして感じてもらいたい。 もうひとつは、時間軸のつながりを作りたいのだと気付いたこと。ベーグルを渡すという一時的な関係ではなく、お店というひとつの場所を通して会話が生まれたり、何気ない日常の話を聞いたり、時間軸でつながりを作ることに面白さがあるということ。 こうして、三茶ワーク茶やでの2年間の間借り営業を通して、実店舗をもつことを目標に据えるに至りました。 吉田さんと千田さんには、三茶work茶やだけではなく、Have a good market!というマルシェへの出店の際にも大変お世話になっています。会うたびに「最近どうですかー?」「お店作り、応援してますね!」と言葉をかけてくださいます。何気ないその一言があたたかく、心の支えになっています。 これからも、さまざまな人が集い、話し、つながり、時に挑戦への土台を築く場所が続いていくことを願います。以下、千田さんと吉田さんからの応援メッセージです。千田弘和さん 米粉とさつまいも粉の絶妙なバランスから生まれる、もちもち食感が大好きです。ご近所に無くなるのは寂しいけど、食べる人の体にも心にも寄り添ういもこめの商品が、もっと多くの人に届くことが楽しみです。新たなスタートに、心からのエールを送ります。がんばってください!吉田亮介さん さんちゃワーク食堂の日曜の日替わり店主として2年間、もちもちベーグルランチセットで三茶民の心をいつも温めてくれていた百音さん。いよいよ新天地、逗子へと羽ばたいていってしまうと思うと寂しい気持ちもありつつ、素材への誠実さと笑顔あふれる接客は、きっと逗子のまちでも多くの人に喜んでもらえるのだろうと感じています。ん〜逗子の人たちが羨ましい笑!これまでの三茶WORKとの日々に心から感謝するとともに、秋の実店舗オープンに向けたクラファンを全力で応援します!新天地でのさらなる飛躍を期待しています!!


いもこめを始めてまもない頃、近くにスパイスカレーのお店ができたことを知り、冷たい風の中自転車を走らせた冬の日。ビーツのココナッツミルクカレーのやさしくてまろやかな味に思わず頬が緩み、気づくと無心に。目の前の料理から、少しでも何かを感じ取ろうと必死で、最後のお米一粒を名残惜しくいただきました。帰り道に感じた、おなかに湯たんぽを抱えているようなぬくもりを、今でも鮮明に覚えています。私にとってはまるで魔法のような料理を作っていたのが、eatreat.ruciの静香さんでした。雪見だいふくや白玉団子など、もちもちの食べものが好きな静香さん。いもこめベーグルを気に入ってくださったことをきっかけに、eatreat.ruciでベーグルを販売するようになったり、その後はeatreat.ruciのスタッフとして働くようになったり。お客様や他のスタッフ、仕事相手など、多くの人とのつながりと学びのタネを、私のそばにそっとおいてくれた1年半。静香さんから学んだことの核心は、続ける覚悟をもつことでした。どんなに風が強くても、雨に打たれて髪をびしょびしょに濡らしても、倒れそうなほどの暑さでも、量り知れない哀しみの中でも、毎日包丁を持ちキッチンに立ち続け、店を開ける姿。どんなに体調が優れなくても、作りたてほやほやで、ルチの素敵な食器に盛りつけ、白湯を添えて、時にはスタッフの体調に応じてオリジナルの配合でスパイスティーを淹れて、賄いを用意してくださる姿。好きなことを続けること、続けることで時に好きなことを見失ったり不透明になったりする辛さや苦しさがあること、それでも、届く先を描いて、続けること。次第にその目に、熱が宿っていくこと。私にとって続けたいと願うことは、いもこめベーグルを作ることだとはっきりと自覚しました。卒業した今でも、今回の店舗設立の際には、融資、クラファン、助成金など資金調達のことをはじめ、地域の中でのいもこめのあり方のことや、店舗を作ってからの心構えのことなど、たくさん相談にのってくださいました。7月上旬には、DIY中のテナントに遊びに来てくれて、インスタライブで一緒にお話し。その時の様子は、Instagramのリール動画をご覧ください!海を見ながら踊る静香さん、最高です。笑今回のクラファンへの挑戦も含めて、実店舗オープンの覚悟は、eatreat.ruciでの勤務期間と静香さんの存在があってこそです。店舗を構えること、そして続けていくことを通して、これまでの感謝を伝えていきたいと思っています。「新しいお店で、ルチのスパイスカレーといもこめベーグルのコラボ、できたらいいね!」ルチ&いもこめファンの皆さま、楽しみにしていてください!以下、静香さんからの応援メッセージです。百音ちゃんがルチで働く前、一人のお客さんとして食べにきてくれていた頃、本当に真剣に私の作った料理を食べてくれる人だなといつも感嘆していました。その長いまつ毛とサラサラの髪の毛がカレーに浸るのではと心配になる程、お皿に顔を近づけて、静かにゆっくり食べた後に、いつも一つだけ的確な質問をしていく。見送った後、あやなさんとあの子と働いてみたいねと話していたことが実現して、一緒に働いていた日々はいつ思い出してもとても眩しく、懐かしいものです。一年半の月日が経ち、ルチを辞めていもこめ一本に専念すると決めた百音ちゃんの背中を送り出すことができて、私はとても誇らしい気持ちでいっぱいになりました。そのひたむきな視線と止まることのない手で、今抱いている小さな種を新天地で大きく膨らませて、その先ももっと大きな世界を見せて私たちを魅了してください。心から応援しています。


今日は、応援者のご紹介vol.3。株式会社ぐるてんずの代表で、ベーグルマニアの、ぐるてんぐるめさん。「同い年くらいで、カヌレのお店(ぐるてんずカヌレ)やってる子を知ってる!同じ大学な気がする」いもこめを始めてまもない時期に、知人を通して知ったのが、ぐるてんぐるめさんでした。ベーグル愛に溢れていて、ベーグルのことを語りだすと止まらなくて。こんなふうに撮ってみるといいかも!アップするとより惹かれますよね!と、気軽にアドバイスをくれたり。この美味しさをみんなに伝えたい!もっと美味しいベーグルに出会いたい!とにかく美味しさへの探究心と、周囲への普及力が桁外れ。会社になるまで育っている、その推進力の源は、ぐるてんぐるめさん自身の、このまっしぐらな姿にあるのだと感じます。実店舗をオープンすることを決めた時、厨房機器のことや古民家リノベのこと、クラファンのリターンのことなど、まず相談にのってくださったのがぐるてんぐるめさんでした。菓子製造業の知人が少ない私にとって、特に同世代で、話を聞いてくださる方がいることがとても心強かった。いつでも相談してくださいね!陰ながら応援してます!と、近くにいるような気がする。多くのファンを虜にし続ける魅力は、ぐるてんぐるめさんの親しみやすい人柄にも詰まっているのだろうと思います。ぐるてんぐるめさんが力を貸してくださったように、私も誰かにとって、いつでも近くで相談できる存在でありたいと思いながら、日々刺激を受けています。以下、ぐるてんぐるめさんからの応援メッセージです。いもこめさん!この度はオープンおめでとうございます!罪悪感のないむちもちベーグル、たくさんの方に届きますように!


今日は、応援者のご紹介vol.2。長野県小布施町で、微生物農法を主体として野菜を育てるOBUSE Meguru Lab.を営む工藤陽輔さん。工藤さんとの出会いは、今回のクラファンページ「原点は私自身の過去の食習慣と探求心」で記載している、大学院を休学していた時期に遡ります。描いていた目標を見失い、まずは少しでも興味の湧くものに触れて、五感を使って体験する時間を作ろうと、友人が企画した「畑の朝ごはんの会」に参加したことがきっかけでした。早朝に参加者が集い、工藤さんの採れたて野菜を使った朝ごはんを農園の前でいただく時間。朝ごはんを食べた後に農園を歩いて野菜の説明を聞きながら、実際にその場で葉をちぎって味わった時の衝撃を今でもはっきりと覚えています。土や水、空気、その土地の全部を吸い込んだ野菜たちの生きる力強さを感じました。「今日も生きてるよ!」と、野菜たちが話しかけてくるみたい。「いただきます」と、野菜に向かって伝えたくなりました。いもこめを始めてから2年ほど経過し、間借りランチ営業を始め、ベーグルだけではなくランチで提供するポタージュやデリにも安心できる素材を使いたいと思うように。その時、蘇ってきたのが、あの時畑で感じた野菜の味でした。そこで、すぐに工藤さんに連絡を取り、少量の仕入れにもご快諾いただいて以降、工藤さんのお野菜を定期的に仕入れるようになりました。間借り営業時のランチセット1年前に再び農園に行き、農薬を使わずに野菜を育てることの難しさや、果物もできるだけ農薬を使わずに育てたくて毎年四苦八苦していること、それでも収穫できた時の喜びや、届けていくことのやりがいを感じることなど、様々なお話しを伺いました。その時の様子は、いもこめのnote「3年ぶりにOBUSE Meguru Lab. へ」で紹介しています。安心できる食材を使いたいという当初の思いに、私にとってのひとつの表現 "ベーグル作り"と"ベーグルのお供作り"を通して、工藤さんの野菜作りを応援したいという新たな思いが加わりました。これからも、工藤さんのお野菜の力強さを、その表現に込めて、お届けしていきます。クラファン限定リターンの、ナチュラルすこやかベーグルセットや、大人向け晩酌ベーグルセットにも、工藤さんのお野菜を使う予定です。工藤さんは、ご家庭用にお任せ野菜セットも郵送してくださいます。皆さんも、ぜひ野菜の生きる力を感じてみてください。(工藤さんのInstagramやFacebookにお問い合わせください!)


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