誰しも人に言えないことがある。僕にもあった。戦争を取材中に、自分のために死んでしまった友人のことだ。間接的だが僕は人を殺している。一時廃人のようになったが死ねなかった。でも月日が経ち、今は戦争体験を後世に伝えることが、自分の役割だと信じている。あの包み込むような優しさはどこから来るのだろう。福正さんと初めて会った時の第一印象だ。彼の活動に共感するのは、同じような使命感を感じるからなのか。自らが体験し、死ぬほど悩み抜いて、自分で答えを出したこと。だからこそ言葉に力があり、だからこそ行動に魅力を感じる。そして人が集まり、ムーブメントを起こし、必ず何かを変えるだろう。僕だけでなく、たくさんの人が、そう信じている。後藤勝 …フォトグラファー/Reminders Photography Stronghold 代表



