声が溢れ、つながり、小さな挑戦が巡る。福島県田村市にYOHAKU食堂をつくりたい

福島県田村市に、料理人が手がける和食を中心に、昼は定食、夜は藁焼きや一品料理を楽しめる小さな食堂「YOHAKU食堂」を立ち上げます。ごはんを囲む日常の中で、人の声がこぼれ、残り、誰かの小さな挑戦につながっていく。そんな「食堂から始まる挑戦の場」を、一緒につくる仲間を募集します!

現在の支援総額

610,000

20%

目標金額は3,000,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

23

声が溢れ、つながり、小さな挑戦が巡る。福島県田村市にYOHAKU食堂をつくりたい

現在の支援総額

610,000

20%達成

あと 23

目標金額3,000,000

支援者数59

福島県田村市に、料理人が手がける和食を中心に、昼は定食、夜は藁焼きや一品料理を楽しめる小さな食堂「YOHAKU食堂」を立ち上げます。ごはんを囲む日常の中で、人の声がこぼれ、残り、誰かの小さな挑戦につながっていく。そんな「食堂から始まる挑戦の場」を、一緒につくる仲間を募集します!

今日は、梶原さんからいただいた応援メッセージを紹介させていただきます。昨年はFIPの中でも同じチームになり、田村で何ができるのか、地域の課題にどう関われるのかを一緒に考えてきました。その時、僕たちの中にあったテーマの一つが、空き家でした。田村に限らず、地方では空き家の問題がどんどん大きくなっています。でも、空き家の問題は本当に複雑です。所有者の事情がある。家族の事情がある。改修費もかかる。人手も必要。お金も必要。そして、そもそも空き家を空き家として認識していないこともある。「何とかしたい」と思っても、一人の想いだけではなかなか前に進みません。また梶原さんには、保護犬への想いもありました。これも同じです。助けたい。何とかしたい。でも、どこから関わればいいのか分からない。自分一人でできることには限界がある。想いはあるのに、きっかけがないと動き出せない。空き家と保護犬。一見、まったく違うテーマに見えるかもしれません。でも、FIPで梶原さんたちと話している中で、僕には共通しているものが見えてきました。それは、「何とかしたい」という声があるのに、一人では形にしきれないこと。そして、その声が誰かに届かないまま、日常の中で流れてしまうことです。この時に、僕の中で少しずつYOHAKU食堂のモデルが見えてきました。地域には、すでにたくさんの声があります。空き家を何とかしたい。保護犬に関わりたい。地域で何か始めたい。使われていない場所を活かしたい。でも、その声を一人で抱えているだけでは、なかなか動き出せない。だからこそ、まず声が出る場所が必要なのではないか。そして、その声を誰かが聞いてくれる場所が必要なのではないか。そこから、「それ、一緒に考えてみようか」「この人につながるかもしれない」「一回現場を見に行ってみようか」「小さく試してみようか」という流れが生まれていく。その循環を、食堂という日常の場所からつくれないか。それが、YOHAKU食堂のビジネスモデルの原型になっていきました。単に飲食店をやるのではなく、食堂を入口にして、地域の中にある声や想いを受け止め、人や場所や小さな実践につなげていく。そして、そこから小さな仕事やプロジェクトが生まれ、また新しい人が関わっていく。空き家も、保護犬も、地域の困りごとも、誰か一人が抱え込むのではなく、声を出し合いながら、どうすればできるかを一緒に考えていく。そのための入口として、YOHAKU食堂をつくりたいと思うようになりました。梶原さんからいただいたメッセージの中に、「最初の一歩がなかなか踏み出せない方は、本当にたくさんいると思います。実は、私もその中の一人でした」という言葉がありました。この言葉は、本当に痛いほど分かります。挑戦する人は、最初から強い人ばかりではありません。迷いながら、怖さを感じながら、それでも何とかしたいと思っている人がたくさんいる。必要なのは、その人を急かすことではなく、最初の一歩につながるきっかけや、安心して話せる場所なのだと思います。梶原さんは今、日々空き家に向き合いながら、出会った空き家を自分たちで改修し、新しい物語をつくろうとしています。tamura.kaeru「空き家を何とかしたい」と言うだけではなく、実際に現場に向き合い、手を動かしている。その姿を見ていると、地域の課題は、誰かの小さな一歩から本当に動き始めるのだと感じます。YOHAKU食堂も、そんな一歩が生まれる場所にしていきたいです。ごはんを食べに来る。誰かと話す。まだ形になっていない想いを、少しだけ言葉にしてみる。それを聞いた誰かが、「一緒に考えてみようか」と言ってくれる。その小さなやりとりから、空き家の活用も、保護犬への想いも、地域での新しい挑戦も、少しずつ動き出していくかもしれない。FIPで空き家と保護犬について一緒に考えた時間があったからこそ、僕はこのモデルにたどり着きました。一人では解けないことを、一人で抱え込まない。声を出し、誰かと考え、現場に触れ、小さく試す。その循環を、田村の日常の中につくっていきたいです。梶原さん、本当にありがとうございます。YOHAKU食堂が、誰かの「何とかしたい」という声を、最初の一歩につなげられる場所になるよう、しっかり育てていきます。


今日は、同じく地域おこし協力隊の谷口さんからいただいた応援メッセージを紹介させていただきます。谷口さんは、田村市の地域おこし協力隊として、移住定住に関わる仕事をされています。そして今、カメラで田村の人や風景、暮らしの空気を残していこうとされています。今回メインで使っている写真は、谷口さんに撮ってもらったものです。撮ってもらった時、ただ写真を撮っているというより、谷口さんの中で何か覚悟が決まったような感じがありました。YOHAKUワークに参加してくれた時、谷口さんは、自分の中にあった思いを少しずつ言葉にしてくれました。「カメラで田村の人や風景を残していきたい」「このまちで出会う人の笑顔や、暮らしの空気を写していきたい」最初は、まだ頭の中にあったアイデアだったと思います。でも、YOHAKUのワークの中でその思いを話して、他の人の視点も入りながら整理していく中で、谷口さんの中のカメラに対する思いが一気に加速したように感じました。谷口さんは応援メッセージの中で、YOHAKUのワークについて、「否定しない・解決しない・評価しない場だからこそ、まだ形になっていない思いや想像も安心して外に出すことができた」と書いてくれました。この言葉は、僕にとってもすごく大きかったです。YOHAKUでやりたいのは、誰かの思いにすぐ正解を出すことではありません。「それは難しいよ」と否定することでもない。「こうした方がいい」とすぐに解決することでもない。まだ形になっていない思いを、まずそのまま出せること。そして、その思いが誰かに聞かれ、少しずつ輪郭を持っていくこと。谷口さんの中で起きた変化は、まさにYOHAKUで生まれてほしい小さな一歩でした。その後、谷口さんは毎日のように写真を投稿するようになりました。今日も、たむら日和。田村市の風景を撮るために、バイクも購入されました。田村で出会う人や、何気ない景色や、暮らしの空気を、自分の目で見て、自分の足で動いて、撮り始めています。これは、ものすごく大きな事業が始まったという話ではないかもしれません。でも、僕はこういう一歩こそ大事だと思っています。普通なら、「お金になるのか」「仕事になるのか」「やって意味があるのか」そう考えて、始める前に止まってしまうことも多いと思います。でも谷口さんは、今、本当に自分がやりたいことに向かって動いているように見えます。だから写真に熱がある。ただ綺麗な写真を撮るというより、その人の生きている証を残したいという思いがある。田村で生きている人の表情や、暮らしの空気や、その人の人生そのものに向き合おうとしている感じがある。谷口さんは、もともとウェディング業界で、人の門出を支える仕事をされてきた方です。人生の大切な瞬間に向き合い、その人の節目を支えてきた経験がある。だからこそ今、田村で出会う人たちの生き様や、日常の中にある大切な瞬間に、全力で向き合おうとしているのだと思います。僕は、これはただの写真活動ではないと思っています。田村に生きる人の人生を彩る仕事です。その人がここで生きていること。このまちに暮らしがあること。何気ない一日にも、残す価値があること。そういうものを、谷口さんはカメラを通して残そうとしているのだと思います。YOHAKU食堂でつくりたいのは、こういう小さな一歩が生まれる場所です。ごはんを食べに来た人が、ふと本音をこぼせる。まだ未完成の思いを話せる。誰かがそれを聞いてくれる。「それ、いいね」と言ってくれる。「一緒にやってみる?」と言ってくれる人がいる。その小さなやりとりから、人が動き出す。谷口さんのカメラの一歩は、僕にとってその実例のように感じています。YOHAKU食堂は、何かすごい人だけが挑戦する場所にしたいわけではありません。自分の中にある小さな思いを、少しだけ外に出せる場所。その思いが誰かに受け止められて、一歩に変わっていく場所。そんな日常を、田村の中につくっていきたいです。谷口さんの写真が、これから田村の人や風景を少しずつ残していくこと。その写真を見た誰かが、田村に関心を持ったり、そこに写る人の生き方に触れたりすること。そしてまた、そこから新しい出会いや一歩が生まれていくこと。そういう循環が生まれたら、本当に嬉しいです。谷口さん、本当にありがとうございます。YOHAKU食堂が、谷口さんのように、自分の中にある思いを少しずつ形にしていく人たちの入口になれるよう、しっかり育てていきたいと思います。


YOHAKU食堂のクラウドファンディングを応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今日は、少し具体的な話を書きます。先日、及川さんから応援メッセージをいただきました。及川さんは、YOHAKUワークに参加してくださった方です。メッセージの中で、こんな言葉をいただきました。「否定しない・解決しない・評価しない場だからこそ、話し合いながら少しずつ次の目標が見えてくる」今のこの効率化の社会ではそういった場所は少ないと感じています。YOHAKU食堂でやりたいことって、まさにこういうことなんだと思います。誰かが何かを言った時に、すぐに「それは難しいよ」「じゃあこうしよう」「それって意味あるの?」と返すのではなくて、まずその声がそのまま置かれること。及川さんは、桑畑の活用について声を上げてくれました。そしたら、その声に賛同してくれる人が出てきて、実際に一緒に桑畑を見に行く流れが生まれました。これ、すごく地味に見えるかもしれません。別にその場で大きな事業が生まれたわけでもないし、何かが完成したわけでもありません。でも僕は、ここにYOHAKUでやりたいことの本質があると思っています。誰かが声を出す。それを聞いた人がいる。「じゃあ一回見に行ってみようか」となる。実際に現場に行く。僕も正直このYOHAKUのワークが無ければ「忙しさ」を優先してしまい、中々一歩を踏み出すことが出来なかったと思います。だからこそ、この一歩ってかなり大きいと思っています。地域の中には、たぶんこういう声がたくさんあります。使われていない場所。気になっているけど、誰にも話していないこと。やってみたいけど、一人では動けないこと。何となくもったいないと思っていること。でも、それを言える場がないと、そのまま消えていく。そして、言ったとしても、すぐに否定されたり、正解を求められたり、評価されたりすると、もう次から言わなくなる。だからこそ、及川さんが言ってくれた「否定しない・解決しない・評価しない」という感覚は、すごく大事だと思っています。YOHAKU食堂でつくりたいのは、すごい人だけが挑戦する場所ではありません。何気ない会話の中で、「実はこういうこと気になってるんだよね」「それ、一回見に行ってみようか」「誰か知ってる人いるかも」みたいなことが、自然に起きる場所です。ごはんを食べる。話す。声が出る。誰かが受け取る。ちょっと現場に行ってみる。そのくらいの小さな動きから、地域の中に新しい流れが生まれていくんじゃないかと思っています。及川さんの桑畑の話は、その小さな実例でした。まだ何かが完成したわけではありません。でも、声が出て、人が反応して、現場に足を運ぶところまで進んだ。僕はそれだけでも、YOHAKUの一歩が始まっている感じがしました。YOHAKU食堂ができたら、こういうことがもっと日常の中で起きる場所にしたいです。及川さん、本当にありがとうございます。そしてその桑の木からその木が花壇に使われたり、本当に小さな一歩が日々積み重なって行っています。


昨日は、FIP1年目の頃に僕が出していた「遊びを生業に」という構想について書きました。今見返すと、かなり広かったです(笑)地方創生、QOL、自己実現、移住、教育、マルシェ、空き家、地域内循環。やりたいことを全部詰め込んでいました。その為最終発表まで進めず、その当時のチームの皆さんには大変ご迷惑をお掛けしました。正直まだ「それをどう事業にするのか」は見えていなかったと思います。FIPの2年目に入って、少しずつ見えてきたのは、もっと日常に近い課題でした。田村には、すでに相談できる場所や、地域のために動いている人たちがいます。Switchのように、地域に関わる人を受け止め、挑戦を支えてきた存在があるからこそ、僕自身もここまで構想を深めてくることができました。その上で、もう一つ必要だと感じたのが、もっと日常の中で、構えずに声がこぼれる場所です。相談窓口に行くほどではないこと。まだ企画書にはならない「やってみたい」。誰かに話すほどでもないけれど、ずっと気になっている困りごと。地域に関わりたいけれど、どこから入ればいいか分からない人の小さな声。そうしたものは、日常の中でそのまま消えていくことがあります。そこがすごくもったいないと感じています。だからYOHAKU食堂では、既にある地域の取り組みや人の流れとつながりながら、ごはんを囲む日常の中で、そうした小さな声が自然に出てくる入口をつくりたいと思っています。今回、FIPでメンターとして伴走してくださった土屋俊博さんから、応援メッセージをいただきました。土屋さんは、「まちとしごととくらしの研究所」の主席研究員として、地域政策、企業経営、暮らしやコミュニティの領域を横断しながら、地域や事業の支援に取り組まれている方です。そんな土屋さんが、YOHAKU食堂について、人口減少が進む中で、事業者にとっては「経営が成り立ちにくい」こと、生活者にとっては「相談できる人が身近にいない」ことが、いろいろな困難につながっていると書いてくださいました。そしてYOHAKU食堂を、地域の方々が集まる、持続可能な場所をつくるプロジェクトとして受け止めてくださいました。土屋さんが大切にされている「まち・しごと・くらし」を横断して捉える視点は、YOHAKU食堂が目指していることとも重なっているように感じています。まちは、行政や制度だけでできるものではない。しごとは、企業や事業者だけで完結するものではない。くらしは、個人だけで抱え込むものでもない。本当は、その3つが日常の中でつながっているはずです。でも人口減少が進む地域では、そのつながりが少しずつ弱くなっていく。事業者は、経営のことを一人で抱えやすくなる。生活者は、困った時に相談できる相手が身近にいなくなる。地域の中にある小さな声や困りごとが、誰にも届かないまま消えていく。だからこそ、YOHAKU食堂では、食堂という日常の場を通じて、まち・しごと・くらしがもう一度つながる入口をつくりたいと思っています。この言葉をいただいて、ああ、そう見えているのかと思いました。YOHAKU食堂でつくりたいのは、すごく特別なコミュニティではありません。「今日ちょっとごはん食べに行こう」「誰かいるかもしれない」「少し話せるかもしれない」「この人に相談してみようかな」そんなふうに、困ったときや何か始めたいときに、ふと思い出せる場所です。相談会に行くほどではないことでも、ごはんを食べながらなら話せることがある。会議では出てこない本音も、食卓ではこぼれることがある。いきなり事業計画にはならない小さな「やってみたい」も、誰かに聞いてもらうことで少し動き出すことがある。だから、食堂という形に意味があると思っています。もちろん、想いだけでは続きません。ここはFIPで何度も問われてきたところです。誰が来るのか。どう続けるのか。売上はどうつくるのか。地域の中で本当に必要とされるのか。1年目の僕は、ここにまだちゃんと答えられていませんでした。でも2年目を通して、ようやく少しずつ見えてきました。まずは、ちゃんとごはんを出す場所をつくる。地域の人が日常的に来られる場所にする。その中で、人と人が出会い、小さな声が出て、必要な人や場所につながっていく。大きな仕組みを先につくるのではなく、まずは田村の日常の中に、そういう接点をつくる。それが、今のYOHAKU食堂の形です。土屋さんが言ってくださった「持続可能な場所」という言葉は、すごく大事だと思っています。一回盛り上がって終わる場所ではなく、地域の中で続いていく場所にすること。誰かが無理をし続けるのではなく、食堂としても成り立ちながら、人が集まり、声が出て、少しずつ挑戦が生まれていくこと。その形を、田村でつくっていきたいです。FIPの2年間があったから、最初は広がりすぎていた構想が、少しずつ現場に近い形になってきました。まだ完成形ではありません。でも今は、必要だと感じています。YOHAKU食堂は、ただの飲食店ではなく、地域の中で人が孤立せず、相談でき、小さな一歩が生まれるための場所です。


今日は、少しだけ昔の話を書きます。実は2年前、福島イノベーションプログラム(通称FIP)の中で、僕はすでに「地方創生×QOL 遊びを生業に」という事業構想を出していました。今見ると、正直かなり広いです。地方創生。QOL。遊びを生業に。自己実現。地域課題の解決。移住。教育。地域内循環。DAO。マルシェ。空き家。現地プログラム。やりたいことを、とにかく全部詰め込んでいました(笑)当時の自分は本気でした。人が自分らしく生きられる社会をつくりたい。田舎でも、自分の好きなことや得意なことを仕事にできるようにしたい。都市部で疲れている人が、地方で新しい生き方を見つけられるようにしたい。地域の課題を、誰かの挑戦や仕事に変えていきたい。その想いは、今とほとんど変わっていません。でも、当時はまだ、それをどう形にすればいいのか分かっていませんでした。FIPの中間発表では、ありがたい言葉もたくさんいただきました。地域の課題解決につながる。田村市の方針にも合っている。形になれば、人が集まるプラットフォームになりそう。未来に向けて必要な取り組みだと思う。そう言っていただけた一方で、かなり厳しい指摘も受けました。事業概要が抽象的すぎる。普通のマルシェと何が違うのか分からない。核となるコンテンツが見えない。収益源が細い。やりたいことが多すぎて、結局何を事業にするのか分からない。今見ると、本当にその通りだと思います(今でも何をやりたいのか分からないと言われますが(笑)当時の僕は、目指したい社会は見えていたけれど、そこにたどり着くための「最初の一歩」が見えていませんでした。地域を変えたい。人が自分らしく生きられる社会をつくりたい。遊びや好きなことが生業になる流れをつくりたい。そう思っているのに、具体的にはマルシェなのか、講座なのか、DAOなのか、空き家なのか、移住支援なのか、自分でもまだ掴みきれていませんでした。でも、この2年間、その問いを考え続けてきました。どうすれば、ただのイベントで終わらないのか。どうすれば、思想だけで終わらず、日常の中に根づくのか。どうすれば、人の「やってみたい」が、ちゃんと小さな仕事や挑戦につながっていくのか。どうすれば、田村の中で続いていく形になるのか。その問いを持ち続けた先に、ようやく見えてきたのが、YOHAKU食堂でした。マルシェやイベントだけでは、どうしても一時的になってしまう。オンライン講座だけでは、田村の日常には入り込めない。いきなり大きな仕組みをつくろうとしても、地域の中に声が出る文化や、人と人がつながる土台がなければ続かない。だから、まずは食堂なのだと思いました。ごはんがある場所なら、人は自然に来ることができます。食べに来る。誰かと話す。ほっとする。ふと本音がこぼれる。「実はこういうことをやってみたい」と言える。それを聞いた誰かが、「それ面白いね」と反応する。そこから小さな一歩が始まる。2年前に僕が言っていた「遊びを生業にする」という言葉は、今、YOHAKU食堂という形に変わろうとしています。遊びというのは、ただ楽しいことをするという意味ではありません。自分の中にある好奇心や、好きなことや、得意なことや、ふとした違和感を、ちゃんと外に出せること。それが誰かとつながり、少しずつ仕事や活動や生業になっていくこと。その入口を、田村の日常の中につくりたい。それがYOHAKU食堂です。2年前の構想は、正直かなり未完成でした。でも、根っこにあった願いは変わっていません。変わったのは、やりたいことを全部広げるのではなく、まずは一つの場所に絞ったことです。田村で、食堂という日常の場をつくる。そこで人が集まり、声が出て、小さな挑戦が生まれる。その動きを、地域の中の人や場所や仕事につなげていく。YOHAKU食堂は、2年前にうまく言葉にできなかった構想の、最初の実装です。あの時は抽象的すぎた。やりたいことも多すぎた。事業としてもまだ弱かった。でも、だからこそ、ここまで問い直してきました。そして今、ようやく言えます。僕がやりたかったのは、ただのマルシェでも、ただの講座でも、ただのコミュニティでもありません。人の中にある「やってみたい」が、田村の日常の中でこぼれ、受け止められ、小さな挑戦や生業に変わっていく流れをつくることです。その最初の場所として、YOHAKU食堂を立ち上げます。2年前の未完成な構想を、ここから福島県田村市で、ちゃんと現場の形にしていきます。


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!