声が溢れ、つながり、小さな挑戦が巡る。福島県田村市にYOHAKU食堂をつくりたい

福島県田村市に、料理人が手がける和食を中心に、昼は定食、夜は藁焼きや一品料理を楽しめる小さな食堂「YOHAKU食堂」を立ち上げます。ごはんを囲む日常の中で、人の声がこぼれ、残り、誰かの小さな挑戦につながっていく。そんな「食堂から始まる挑戦の場」を、一緒につくる仲間を募集します!

現在の支援総額

1,456,000

48%

目標金額は3,000,000円

支援者数

145

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/05/15に募集を開始し、 145人の支援により 1,456,000円の資金を集め、 2026/06/28に募集を終了しました

声が溢れ、つながり、小さな挑戦が巡る。福島県田村市にYOHAKU食堂をつくりたい

現在の支援総額

1,456,000

48%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数145

このプロジェクトは、2026/05/15に募集を開始し、 145人の支援により 1,456,000円の資金を集め、 2026/06/28に募集を終了しました

福島県田村市に、料理人が手がける和食を中心に、昼は定食、夜は藁焼きや一品料理を楽しめる小さな食堂「YOHAKU食堂」を立ち上げます。ごはんを囲む日常の中で、人の声がこぼれ、残り、誰かの小さな挑戦につながっていく。そんな「食堂から始まる挑戦の場」を、一緒につくる仲間を募集します!

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「誰かを応援したい」から生まれる、けんちさんの料理皆さん、こんにちは。YOHAKU食堂メンバーのすずです。先日、YOHAKU食堂の料理長を務める「けんちさん」に、料理への想いについてミニインタビューをしてきました。今回のテーマは、「けんちさんが作るランナーさんへの応援飯」についてです。実はけんちさん自身、100kmマラソンにも挑戦してしまうほど走ることが大好きなランナー。そんな「ランナー」であり「料理人」でもあるけんちさんに、応援飯についてお話を聞かせていただきました。ランナーを支える3つの応援飯けんちさんが作る応援飯は、大きく分けて3つあります。① 大会前に届ける「元気づけのごはん」② 走り終わった後の「お疲れさまごはん」③ エイドと呼ばれる補給所で提供する「補給ごはん」その中でも、けんちさんらしさがよく表れている素敵なエピソードを聞かせていただきました。「なんでいるの?」が最高の褒め言葉ある日、けんちさんは「仕事もしながら、なんかオモロイことしたいなぁ」と思ったそうです。そこで、自分は出場しない大会だったにもかかわらず、ランナー仲間が待ち合わせをしている高速道路のサービスエリアまで、誰にも内緒で応援飯を作って持っていったそうです。もちろん完全サプライズ。突然現れたけんちさんを見て、ランナーの皆さんは口を揃えて、「なんでいるの!?(笑)」と驚かれたそうです。けんちさんはその言葉を最高の褒め言葉として受け取ったそうです。仲間の皆さんはとても喜んでくださったそうです。人生を変えてくれた仲間との出会いけんちさんが応援飯を作るようになったきっかけは、約4年前の仲間との出会いでした。もともとは一人でランニングを楽しんでいたそうですが、ある時、福島の信夫山で走るランナーの皆さんの存在を知り、思い切って声をかけてみたそうです。すると、温かく迎え入れてもらい、一緒に走る仲間ができました。その時のことを振り返りながら、「人生が変わった。世界が変わった。」と、澄み渡るような表情で話してくださったのが印象的でした。今では一緒に練習をしたり、各地の大会へ出たりする大切な仲間になっているそうです。そんな仲間たちの存在があるからこそ、「自分ができることで、頑張る仲間を応援したい」という想いで応援飯を作っていると教えてくださいました。料理は、気持ちを込めると変わる応援飯を作る時は、食べる人のことをとことん考えるそうです。例えばランナーさんの場合。汗をたくさんかくので塩分を少し多めにしたり、食べやすいように酢飯にしたり。甘いものなら食べられる人もいれば、しょっぱいものしか受け付けない人もいる。だからできるだけ多くの人が食べられるようなメニューを考えるそうです。そして、けんちさんはこんなことを話してくださいました。「料理は気持ちを込めて作ると全然違う。」もちろん技術が必要な料理もある。それでも何より大切にしたいのは、「自分が作った料理で喜んでもらえたらいいな」という気持ちなのだそうです。YOHAKU食堂で届けたいもの最後に、YOHAKU食堂への想いも聞かせていただきました。「どんな人でも料理を食べて、『あぁ、おいしいな』とほっとできるような料理を作りたい。」YOHAKU食堂は、これからたくさんの挑戦や出会いが生まれる場所になると思います。ランナー仲間への応援飯と同じように、地域の皆さんや訪れてくださる皆さんを応援する気持ちを込めて。けんちさんは今日も料理を考えています。誰かを応援したいという想いから生まれる料理。そんな料理を、YOHAKU食堂で皆さんに届けられる日を楽しみにしています。次回の対談もどうぞお楽しみに。   


YOHAKU食堂のクラウドファンディングを応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。クラウドファンディングも、残り12日となりました。今日は、6月28日についてのお知らせです。6月28日、YOHAKU食堂の予定地を一日だけ開けます。まだ正式なオープン前です。内装もこれからですし、食堂として完成しているわけではありません。でも、完成してから「来てください」と言うだけではなく、できる前の段階から、この場所に関わってくださる方と一緒に、最初の空気をつくってみたいと思いました。YOHAKU食堂は、完成した建物やメニューだけで始まるものではないと思っています。そこにごはんがあり、人が来て、声が残り、音が流れ、写真に残る。誰かの「やってみたい」や「気になっていること」が、その場に少しだけ出てくる。その空気があって初めて、YOHAKU食堂は始まっていくのだと思っています。6月28日は、その最初の一日です。当日は、13時から18時頃まで、ゆるく場所を開けています。出入り自由です。少しの時間だけでも大丈夫です。場所の雰囲気を見に来てもらったり、僕たちと話したり、これからのYOHAKU食堂でやってみたいことを書いてもらったりできたら嬉しいです。当日は、料理長けんちが「トレイル稲荷」を用意してくれる予定です。けんちは先日、100kmのマラソンに挑戦しました。そんなけんちが、YOHAKU食堂の最初の一口として、小さなごはんを準備してくれます。本格営業ではありませんが、これから始まるYOHAKU食堂の入口を、少しだけ感じてもらえたら嬉しいです。また、当日は来てくださった方に、声を残してもらう時間もつくります。YOHAKU食堂でやってみたいこと。田村にあったらいい時間。誰かと一緒に試してみたいこと。そういう声を、紙に書いてその場に残していきます。説明を聞いてもらう日というより、少しだけ体験してもらう日です。さらに、これまでYOHAKUワークから動き出している活動も、当日少し見える形にしたいと思っています。桑畑のこと。空き家活動のこと。大ちゃん学級の音楽。そして、谷口さんには当日の空気を写真で残してもらう予定です。浪江studioB6からDJで来てくださる予定で、音の時間も少しつくれたらと思っています。大きなイベントではありません。きれいに整った完成披露でもありません。でも、まだ何も整っていない場所に、ごはんがあり、人が集まり、声が残り、音が流れる。その時に、「ああ、YOHAKU食堂ってこういうことかもしれない」と少しでも感じてもらえたら嬉しいです。6月28日は、クラウドファンディングの最終日でもあります。昼間は、この場所の最初の空気を一緒につくる時間に。夜は、クラウドファンディング終了に向けて、最後のカウントダウンに入ります。最後まで300万円を目指します。その前にまず、6月28日、この場所を一日だけ開けてみます。来られる方は、ぜひふらっとお立ち寄りください。遠方の方には、InstagramやFacebookでも当日の様子を少しずつ共有していく予定です。【開催概要】日時:6月28日(土)13:00〜18:00頃場所:YOHAKU食堂予定地(旧キッチン青葉)福島県田村市船引町船引南元町99内容:場の見学、トレイル稲荷、声を残す時間、活動共有、音楽、交流など参加:出入り自由※開業前のため、本格的な飲食営業ではありません。※トレイル稲荷は数に限りがあります。※当日の様子は写真や動画で記録し、活動報告やSNSで紹介させていただく場合があります。完成前のYOHAKU食堂の、最初の空気を一緒につくってもらえたら嬉しいです。引き続き、応援よろしくお願いいたします。


YOHAKU食堂のクラウドファンディングを応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。クラウドファンディングも、残り14日となりました。今日は料理長のけんちが、100kmのウルトラマラソンに挑戦しています。料理とは直接関係ないように見えるかもしれませんが、こういう挑戦を淡々と積み重ねるところも、けんちらしさだと思っています。その様子はInstagramのストーリーズでも少しずつ流していますので、よかったら見守っていただけたら嬉しいです。ここまで活動報告では、YOHAKU食堂をつくりたい理由や、田村で実際に生まれてきた声、そして応援してくださっている方々の言葉を紹介してきました。今日は、食堂ができる前に始める小さな実証についてのお知らせです。今回試してみたいのは、人の中にある声が、話すことで少し言葉になる時間です。やりたいこと。気になっていること。ずっと引っかかっていること。動きたいけれど、どこから始めたらいいか分からないこと。そういうものは、頭の中だけにある時は、ぼんやりしています。でも、誰かに話してみることで、少し輪郭が見えてくることがあります。「あ、自分は本当はこれが気になっていたんだ」「ここで止まっていたんだ」「まずこれくらいならできるかもしれない」そんなふうに、声が少しずつ言葉になり、次の小さな一歩が見えてくることがあります。YOHAKU食堂で大切にしたいのは、そういう時間です。大きな答えを出すことではなく、まだ形になっていない声を、消えてしまう前に少しだけ外に出してみること。そして、その声が、誰かとの関係や次の行動につながっていくこと。食堂が完成してからではなく、今からその小さな実証を始めてみたいと思います。無料モニター3名募集今回は、60分の無料壁打ちモニターを3名募集します。対象は、こんな方です。・やりたいことはあるけど、まだ形になっていない人・地域で何か始めたいけど、一歩目が分からない人・今のモヤモヤを整理したい人・自分の本音や次の動きを言葉にしたい人60分ほどお話を聞きながら、・今感じていること・本当はやりたいこと・止まっている理由・次の小さな一歩を一緒に整理します。これは、こちらが正解を出す時間ではありません。本人の中にすでにある思いや感覚を、話しながら一緒に見える形にしていく時間です。「やりたいこと」と言っても、最初から立派な事業や大きな目標である必要はありません。少し気になっていること。ずっと心に残っていること。なんとなく引っかかっていること。誰かと話せば、少し動けるかもしれないこと。そういう小さな声を、一度外に出してみる時間にできたらと思っています。今回のモニターで試したいのは、とてもシンプルです。話すことで、声は言葉になるのか。言葉になることで、次の一歩は見えてくるのか。その一歩は、その人の日常の中で本当に動き出せるものになるのか。YOHAKU食堂は、完成してから突然始まる場所ではありません。すでに出てきている声や、これから出会う声を受け取りながら、少しずつ形にしていく場所だと思っています。今回の無料モニターも、そのための小さな実証です。なお、今回は無料モニターのため、終了後に簡単な感想をいただける方、匿名で事例として記録させていただける方を対象にします。また、クラウドファンディングの返礼品として出している個別セッションとは別枠です。返礼品の個別セッションでは、より丁寧に時間を取り、必要に応じて整理メモや今後の進め方まで一緒に考える内容にしています。今回の無料モニターは、YOHAKU食堂で実装していきたい「声が言葉になり、次の一歩が見える時間」を、食堂ができる前に小さく試すためのものです。募集人数は3名です。興味のある方は、InstagramのDM、または直接メッセージで「壁打ち希望」と送ってください。クラウドファンディングは残り14日。最後まで300万円を目指しながら、今できることから一つずつ動かしていきます。引き続き、ご支援・シェア・ご紹介で応援いただけたら嬉しいです。


今日は、長野県小諸市でイタリアンバール「kozorite」を運営されている、高桑雅弘さんからいただいた応援メッセージを紹介させていただきます。高桑さんは、医師であり、料理人でもあります。平日は福井市で在宅診療医として人の暮らしに近い場所で診療に関わり、週末は小諸市でkozoriteの厨房に立たれています。最初に聞いた時は、「医師と料理人の二刀流」という印象でした。(正直聞いても信じられませんでした)でも、高桑さんの話を知るほど、それだけでは全然足りないと感じます。高桑さんが見ているのは、病気だけではなく、その人の生活そのものなのだと思います。どんな環境で暮らしているのか。誰とつながっているのか。何に困っているのか。どんなことを大切にして生きているのか。病院の中だけでは見えない、その人の暮らしや関係性まで見ようとしている。高桑さんが大切にしている「地域を診る」「生活を診る」という視点に、僕はすごく惹かれました。そして今回、小諸市のkozoriteでYOHAKUワークを実施させていただきました。これは、僕にとっても大きな実践でした。なぜなら、今までやったswitchでも、研修会場でも、特別に用意されたイベントスペースでもなく、実際に日々お客さんが来ている飲食店で行ったからです。飲食店には、すでに人の流れがあります。店主とお客さんの関係があります。常連さんの会話があります。何気ない近況報告があります。ぽろっと出る本音があります。だからこそ、そこで本当に声が出るのか。そして、その声が他の人にも見える形になるのか。僕はそこを見ていました。高桑さんからいただいたメッセージの中で、特に印象に残ったのがこの言葉です。「声の見える化」によって、店主として私だけが受け取っていた利用者のアイデアや夢が言語化され、他の誰かが受け取れる形になりました。この言葉は、かなり大きかったです。kozoriteのような場所には、日々いろいろな声が集まっているのだと思います。お客さんの夢。まだ形になっていないアイデア。誰かに話したかったこと。ちょっとした困りごと。本当はやってみたいけれど、まだ動けていないこと。そういうものを、高桑さんは店主として、そして医師としての感覚でも、日々受け取っているのだと思います。でも、それが高桑さん一人の中にだけ溜まっていくとしたら、やはり限界があります。「あの人、こんなことを言っていたな」「この人とあの人がつながったら面白そうだな」「あの話、他の誰かが聞いたら動くかもしれないな」そう感じても、日々の営業や運営の中で、すべてを覚えておくことはできません。その場にあった大事な声が、店主の記憶の中だけに残って、流れてしまうこともある。今回のYOHAKUワークで起きたのは、その声が外に出たことでした。店主だけが受け取っていた利用者のアイデアや夢が、言葉になった。言葉になったことで、他の誰かも受け取れる形になった。これは、単に「ワークショップがうまくいった」という話ではないと思っています。実際の飲食店という現場で、日々こぼれている声が見える形になった。ここに大きな意味がありました。高桑さんは、さらにこう書いてくださいました。「これが習慣化された先で、想いが多層的につながり新しいチャレンジが生まれる機会は必ず実現すると実感できました!」僕はこの「習慣化された先」という言葉が、とても大事だと思いました。一回イベントをやって終わりではない。一回だけ盛り上がって終わりでもない。日常の中で声が見えるようになる。それを誰かが見られるようになる。また別の日に、別の人がそこに自分の声を重ねる。そういうことが積み重なっていくと、場にある情報の密度が変わっていくのだと思います。飲食店は、料理を出す場所であると同時に、地域の小さな情報が集まる場所でもあります。「あの人最近こうらしいよ」「こんなことをやりたい人がいるらしいよ」「この場所、何かに使えないかな」「あの人、誰かとつながれたら動きそうだよね」そういう声は、普段からいろいろな店にあるはずです。でも、それが店主さんの頭の中だけにあると、地域の資産になりにくい。見えないままだと、他の人が受け取れない。他の人が受け取れないと、つながりも生まれにくい。今回、kozoriteで見えたのは、そこでした。店に集まっている声は、見える形にできれば、その店だけの会話では終わらない。店主だけの記憶でも終わらない。その場に来る別の人が受け取れる。「あ、それ自分も関心がある」「その人、紹介できるかもしれない」「一緒にやったら面白そう」そんなふうに、声が場の中で動き始める可能性がある。これは、YOHAKU食堂だけの話ではないと思いました。地域には、すでに人が集まっている飲食店があります。カフェがあります。宿があります。コワーキングがあります。小さな商店があります。そこには、それぞれの店主さんが日々受け取っている声がある。常連さんとの会話がある。地域の人の本音がある。まだ形になっていないアイデアがあります。もし、その声を店主さん一人が抱え込むのではなく、場の中に残せるようになったら。もし、その店に来る人たちが、他の人の声を受け取れるようになったら。地域の中にある既存の店舗が、ただ消費する場所ではなく、声や関心が重なっていく場所になっていく。そう考えると、YOHAKUの仕組みは、自分たちの食堂だけで完結するものではないのだと思いました。もちろん、どの店でも同じようにできるわけではないと思います。店主さんの考え方も、場の空気も、お客さんとの関係性も、それぞれ違います。無理に仕組みだけを持ち込んでも、うまくいかないと思います。でも、kozoriteのように、すでに人の暮らしや声を受け取っている場所では、YOHAKUの仕組みが自然に重なる可能性がある。今回、高桑さんがそれを実感として受け取ってくださったことが、僕にとってとても心強かったです。高桑さんは、医師として人の生活を見ています。そして、kozoriteという飲食店を通じて、地域の人の声にも触れています。その高桑さんから、「声の見える化」によって、店主だけが受け取っていたアイデアや夢が、他の誰かも受け取れる形になったと言っていただけた。これは、YOHAKUの可能性を外から確認してもらえたような感覚がありました。僕たちが田村で始めようとしているYOHAKU食堂は、まだ小さな一歩です。でも、小諸のkozoriteで実際に声が出たこと。そして、それが飲食店の現場で価値として受け取られたこと。さらに、他の店舗や地域の拠点にも広がる可能性が見えたこと。これは、これからYOHAKU食堂を育てていく上で、とても大きな意味があると思っています。高桑さんから、「引き続き小諸のkozoriteも協力してまいります!」という言葉をいただけたことも、本当にありがたく、心強く感じています。高桑さん、本当にありがとうございます。小諸で見えたこの可能性を、田村での実践につなげていきます。小さなきっかけがやがてみんなの一歩に繋がるように。


YOHAKU食堂のクラウドファンディングを応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今日は、田村市地域おこし協力隊の伊藤大介さんからいただいた応援メッセージを紹介させていただきます。普段は「伊藤ちゃん」と呼んでいる、とても身近な仲間です。伊藤ちゃんとは、田村に来てからいろいろな話をしてきました。自然が好きなこと。木に関わることに惹かれていること。インテリアやものづくりに関心があること。以前は、その興味を深めるために、一緒にリビルディングセンタージャパンへ研修に行ったこともありました。ただ、その一方で、どこかずっと「自分は何をやりたいのか」を探しているようにも見えていました。それを見るたびに、僕は昔の自分を思い出していました。何度も聞かれた「ともは何がしたいの?」この言葉が、当時の僕には本当に苦しかった。やりたいことがなかったわけではありません。でも、うまく言葉にできない。言葉にしても、すぐに「でも無理だよな」と思ってしまう。お金にならない。仕事にならない。時間がない。周りにどう思われるか分からない。そうやって、やれない理由を見つけては、自分の本音から少しずつ遠ざかっていった気がします。伊藤ちゃんも、応援メッセージの中でこう書いてくれました。「バンドをやりたい」と言いながら、忙しさを理由に気づけば2年が過ぎていました。この言葉、すごく分かります。やりたいことがないわけじゃない。でも、忙しさの中で後回しになっていく。「いつかやりたい」と思いながら、気づけば時間だけが過ぎていく。そういうことは、きっと誰にでもあると思います。そんな中で始まったのが、大ちゃん学級でした。テーマはとてもシンプルで、「やりたいことをやる!」子どもの頃のように、まずはやりたいことを出してみる。難しく考えすぎず、30分だけでもやってみる。そんな小さな始まりでした。最初は卓球から始まりました。そこから音楽の話につながり、月に一度のイベント「もちより」でアコースティック演奏をするようになり、先日は浪江町のSTUDIO B-6でイベント出演するところまで広がっていきました。はたから見たら、普通のバンド活動に見えるかもしれません。でも僕には、ものすごく大きな一歩に見えました。2年間「やりたい」と言いながら動けなかったことが、場があり、仲間がいて、声に出せたことで、一気に動き出した。胸の内にあった思いが、実際に音になった。人前に出て、演奏になって、誰かに届いた。これは、YOHAKUで起こしたいことそのものだと思っています。今は、AIや効率化が進んで、便利な時代になっています。でも一方で、本当にやりたいことに使える時間や余白は、むしろどんどん少なくなっているようにも感じます。仕事、生活、お金、情報、周りの目。いろいろなものに追われる中で、本音は後回しになっていく。やりたいことはあるのに、声に出せない。声に出せないから、動き出せない。動き出せないまま、時間だけが過ぎていく。だからこそ、これからの社会には、本音を置ける場所が必要だと思っています。まだ仕事になるか分からないこと。お金になるか分からないこと。うまくいくか分からないこと。でも、本当はやってみたいこと。それをいきなり成果や正解にしなくてもいい。まずは声に出せる。誰かが聞いてくれる。「それ、やってみようよ」と言ってくれる。30分だけでも始められる。YOHAKU食堂は、そういう場所にしたいです。ごはんを食べに来る。誰かと話す。ふと本音がこぼれる。「実はこれ、やってみたかったんだよね」と言える。それを聞いた人が、「じゃあ一回やってみようか」と言ってくれる。最初は卓球でもいい。音楽でもいい。写真でもいい。木工でもいい。料理でもいい。空き家でもいい。その小さな一歩が、誰かの人生を少し動かしていく。大ちゃん学級は、その分かりやすい実例だと思っています。伊藤ちゃんの「バンドをやりたい」という声が、仲間と出会い、音楽になり、場に出ていった。その姿を見て、やりたいことをやっている人のエネルギーは本当に高いと感じました。うまいかどうかだけではない。完成度だけでもない。その人の中から出てきたものが、ちゃんと外に出ている。その熱は、周りに伝わります。田村でYOHAKU食堂をやる意味は、ここにあると思っています。声が出にくい場所で、声が溢れる場をつくる。挑戦が特別な人だけのものではなく、日常の中で少しずつ生まれていく場をつくる。誰かの「やってみたい」が、誰かの勇気になる場をつくる。伊藤ちゃんの一歩は、僕にとって、YOHAKU食堂がつくりたい未来をとても分かりやすく見せてくれました。伊藤ちゃん、本当にありがとうございます。そして、大ちゃん学級のこれからの挑戦を、心から楽しみにしています。そして、やりたいことを一つやり始めると、不思議と他のことにも前向きに動けるようになっていくのだと思います。音楽を始めたことで、伊藤ちゃんの中のエネルギーが少しずつ戻り、それが仕事や田村での活動にもつながっているように感じています。そんな伊藤ちゃんの活動はこちらです。林業×アロマ


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