連日、本当に温かいご支援をいただきありがとうございます。この活動報告の中で、現代の子どもたちに必要なのは、うまくやる力だけでなく「『助けて』と言える力」や「自分の言葉で話せる力」だというお話がありました。今日は、この「助けて」と言える力(受援力)について、少し深掘りしてみたいと思います。今の社会では、子どもの頃から「人に迷惑をかけてはいけない」「自分のことは自分でやりなさい」と教えられることが多い気がします。それは自立を促す大切な教えである一方で、真面目で「いい子」な子ほど、心の中がモヤモヤや不安でいっぱいになっても、限界まで一人で抱え込んでしまう原因にもなっています。自分の弱音を他人に伝えるのは、とても勇気がいることです。PLAYTALKのシチュエーションワークの中でも、私たちは子どもたちに「困ったときは周りに頼っていいんだよ」という経験を、ロールプレイを通して繰り返し伝えています。「今、ちょっと困っているんだけど」 「どうしたらいいかわからなくて不安なんだ。」そうやって自分の内側の「困った」という感情に気づき、それを言葉にして相手に投げてみる。そして、周りの人がそれを優しく受け止めてくれる。そんな安心感のあるキャッチボールを経験することで、子どもたちは「あぁ、弱音を吐いても誰も自分を否定しないんだ」と知っていきます。自分の軸を持ち、自分を知るということは、自分の強さだけでなく「自分の弱さ」や「限界」を言語化できるということでもあります。そしてこれは、子どもたちだけではなく、私たち大人にとっても全く同じではないでしょうか。子育てや教育の現場で、「ちゃんとしなさい」と子どもに伝える私たち大人自身が、一番「助けて」と言えずに一人で悩みを抱え込んでいないでしょうか。大人が「ちょっと手伝って」と周りにヘルプを出せる背中を見せること。そして、そんな大人のSOSをみんなでシェアし合える優しいコミュニティがあること。その空気こそが、子どもたちが安心して「助けて」と言える最高の土壌になります。PLAYTALKは、子どもも大人も、自分の感情に正直に、お互いに「助けて」と言い合える、そんな繋がりを持てる社会を、皆さんと一緒に作っていきたいと考えています。引き続き、応援よろしくお願いいたします!
ここまでPLAYTALKが大切にする子どもの「感情の力」についてお伝えしてきました。では、それを見守る私たち大人には、何ができるでしょうか。忙しい毎日の中で、子どもの言動についイライラしてしまったり、「どうしてちゃんと言えないの?」と問い詰めてしまったりすることって、どうしてもありますよね。子どもに「本当はどう感じてる?」と問いかける前に、ちょっとオススメしたい工夫があります。 それは、まず私たち大人自身が「あ、今私、めちゃくちゃ焦ってるな」「イライラしてるな」と、自分の内側にある気持ちに、ただ気づいてあげることです。ある親御さんとこんなお話をしたことがあります。 「いつも子どもが怒ると『怒らないの!』って伝えてたんですけど、コーチが怒っている子どもに対して『そっか、悔しいね』って寄り添っているのを見て、ハッとしました。あ、私もイライラしていいし、子どもも怒っていいんだ、って。そう思ったら、すごく肩の荷が下りたんです」大人が自分の「イライラ」や「焦り」を「あってもいいよね」と認めてあげられると、不思議と子どもに向き合う空気のトガリが、少しだけ丸くなったりします。大人が自分の気持ちを否定していない姿を見て、子どもも安心して「いま、悲しい」と本音を出せるようになる、という優しい循環が生まれるのではないでしょうか。 だからこそ、PLAYTALKは大人にとっても「悩みをシェアし、共に『あー、あるある!』と笑い合える場」を大事にしたいと思っています。大人も子どもも「こころの色」を分かち合えるコミュニティを、このクラファンを通じて日本中に広げていきたいと考えています。
私たちが目指す感情教育は、自分の殻に閉じこもるためのものではありません。むしろ、自分の内側にある感情や「好き」をしっかりと言語化し、そこから「他者とつながり、未来を創っていく」ための開かれた力です。自分の軸(何が好きで、何にワクワクするのか)がハッキリしている子どもは、自分の言葉でそれを周りに伝えることができます。「僕はこれがやりたい!」 「私はこれが面白いと思う!」その真っ直ぐな言葉とエネルギーは、周囲の人を惹きつけ、巻き込む力を持っています。たとえ途中で意見がぶつかっても、自分の感情を大切にできている子は、相手の感情や「好き」も同じように尊重することができます。自分の軸を持ちながら、他者と対話し、新しい価値を一緒に生み出していく。PLAYTALKが引き出したいのは、そんなこれからの時代を生きる子どもたちの「未来を創る力」です。誰かに用意されたレールを進むのではなく、自分の「ワクワク」をコンパスにして、仲間と共に歩き出す子どもたちを、私たちは増やしていきます。
クラウドファンディング6日目。連日の温かいご支援、そして「お気に入り登録」での応援、本当にありがとうございます!現代の子どもたちを取り巻く背景として「失敗できない空気」があるとお話ししました。今日は、そんな社会の中で、なぜPLAYTALKがシチュエーションの中で演じてみる「ロールプレイ」というアプローチにこだわっているのか、その理由をお伝えします。今の社会を生きる子どもたちは、大人が思う以上に「間違えたくない」「失敗して変な空気にしたらどうしよう」というプレッシャーを抱えています。だからこそ、PLAYTALKの現場では、カチッとしたお芝居をするのではなく、日常によくあるような「シチュエーション(場面)」を設定して、その中で演じてみるという安心な枠組みを用意します。そこは、「安心して失敗を練習していい場所」です。例えば、PLAYTALKではこんなワークを行っています。 「困っている友達に寄り添うためにどんな言葉をかけられるか、どんな行動が取れるだろうか」を自分で考えて、実際にそのシチュエーションの中で相手に言葉をかけてみる。そのあと、相手から『そのとき、どう感じたか』のフィードバックをもらい、それを踏まえてまた別の言葉を試してみる。もし自分の選んだ言葉が相手にうまく届かなくても、それは設定されたシチュエーションの中でのこと。 「今の言い方だと、少し突き放されたように感じたかも」という相手の本音のフィードバックを受け取ったら、「じゃあ、次は違う言い方で試してみよう!」と、何度でもやり直すことができます。「ここでは失敗しても大丈夫なんだ」という100%の安心感があるからこそ、子どもたちの中に「もっと試してみたい」というエネルギーが湧いてきます。そして、「こう伝えれば、相手と心が繋がるんだ」という気づきや発見を繰り返すうちに、子どもたちの中で「失敗は怖いものではなく、自分を成長させてくれる大切な経験なんだ」という変化が生まれていきます。失敗を恐れて周りの空気に合わせるのではなく、安心できる場の中で「試行錯誤と対話の経験」を積み重ねること。このシチュエーションの中で重ねた小さな一歩こそが、現実の世界で「自分の軸」を持って、自分らしい未来を創り出していくための、確かな自信(心の根っこ)へと変わっていくのです。PLAYTALKは、子どもたちが安心して試行錯誤し、他者と深く繋がる力を育む場を、皆さんと一緒に日本中に届けていきたいと考えています。引き続き、応援よろしくお願いいたします!




