ーPLAYTALKで見えた、子どもたちの優しさーPLAYTALKでは、「悲しみ」や「怒り」を抱えているクラスメートに、どんな声かけをするか、というロールプレイを行うことがあります。先日、あるペアが発表してくれた内容に、とても心を動かされました。その子たちは、「悲しみには“癒し”が必要」「怒りには“発散”が必要」と考え、“ジュース”と“サンドバッグ”をプレゼントする、という発表をしてくれたのです。ジュースは、「ちょっとほっとしてほしいから」。サンドバッグは、「怒りを安全に出せるように」。私はそれを見ながら、精神科医やセラピストも、本当は同じことをしているのかもしれない、と思いました。できれば、言葉で少し安心してもらいたい。そして時には、患者さんの怒りや悲しみを、“サンドバッグ”のように受け止めたい。もちろん、実際には簡単なことではありません。でも、「感情をなくす」のではなく、「安全に出せる場所をつくる」というPLAYTALKのスピリットが、子どもたちにも確実に伝わっていと感じて、とても嬉しくなりました。感情を抱えることは、弱さではない。そして、誰かの感情を受け止めようとすることも、とても大切な力なのだと思います。





