▼公式サイトはこちらhttps://oracleengine.tumblr.com/ Fumctoryです。新年早々に大事なお知らせをします。▼リリース価格決定!『オラクルエンジン』本リリースは2019年夏~秋の予定ですが、本リリースの価格が決定しました。pdf版は4500円、書籍版は6000円となります。書籍版は、クラウドファンディング成功時のみリリースの予定です。(想定外の寄付金などがあれば話は別ですが)支援者へのリターンとしてのルールブック配布が、pdf版3000円、書籍版4000円なわけですから、その1.5倍の価格設定となります。逆に言えば2/3の出費でルールブックを手に入れるチャンスは、支援受付期間の1月18日までということにもなります。これまでの活動報告の内容を見て、少しでも興味の湧いた方は、ぜひ支援をお願いします。(1月2日 23:25追記)画像が間違っていました。初出の画像ではpdf版4000円となっていましたが、正しくはpdf版4500円です。
▼公式サイトはこちらhttps://oracleengine.tumblr.com/ あけましておめでとうございます、Fumctoryです。年末年始は更新しない予定でしたが、予定を変更してとりあえず1回更新を入れます。今回は、どんな武器が作れるのか、その大枠を決める「ウェポンクラス」と「カテゴリークラス」の紹介です。▼ウェポンクラスウェポンクラスは、そのオラクルウェポンが「どのように攻撃するか」で分類したクラスです。全部で6種類あります。選択したクラスによって、攻撃方法の他「どの能力値でリアクションの判定をするか」「どの装甲値でダメージを軽減するか」「どの能力値が高いか」などが決まります。・インパクトハンマーや棍といった「殴打して攻撃する武器」を表すクラスです。ダメージが伸びやすい反面、やや命中に難あり、という特徴があります。・ブレード剣や斧などの「斬りつけて攻撃する武器」を表すクラスです。ダメージも命中率もそこそこ伸びる上に、小技も揃えています。扱いやすいものの、突出した強みがないとも言えます。・スラスト槍やレイピアのような「突き刺して攻撃する武器」を表すクラスです。命中精度が高く、装甲値を無視する攻撃を得意とします。ダメージの数値そのものは低いので、カテゴリークラスの力で威力を補う必要があるでしょう。・アーマー盾、籠手などの防具、つまり「防御を重視した武器」を表すクラスです。防御手段や敵をコントロールするためのパーツを多く持ち、攻撃性能もそこそこあります。できることが多い分、器用貧乏になりがちな点に注意が必要です。・ソーサリー名前の通り「魔術により攻撃する武器」を表すクラスです。使用にオラクルを要求するパーツが多いのが特徴で、うまくオラクル量を管理できれば高い性能を発揮します。・ショット弓矢や銃(この世界では機械も多少作られています)など「射撃で攻撃する武器」を表すクラスです。射程が長く、攻撃性能は総じて高めです。しかし至近距離まで近寄られると、専用のパーツなしには攻撃できなくなるため、立ち回りが重要となります。▼カテゴリークラスカテゴリークラスは、「オラクルウェポンが備える特徴」によって分類されたクラスです。基本ルールブックの時点では9種類あります。ウェポンクラスがオラクルウェポンの性能を大まかに決めるのに対し、カテゴリークラスは実際の運用に関わる性質を決めます。同じウェポンクラスでも、カテゴリークラスが違えば全く別のプレイ感覚で遊べるでしょう。なお、ウェポンクラスとカテゴリークラスの間には「能力値的にこの組み合わせはありえない」といった、構築を著しく制限するほどの相性差はありません。好きなクラスを組み合わせて、オラクルウェポンを組み上げることができます。・スタンダード突出した性能よりも扱いやすさを優先した、文字通りスタンダードなオラクルウェポンです。すべてのパーツが「シフトに関係なく常時効果を発揮する」「一定以上のシフトで性能がアップする」という性質を持ちます。・ライト小型・軽量級のオラクルウェポンです。先手を取る・素早く移動する等、機敏さを感じさせるパーツを多く持ちます。また、常時3回行動ができる唯一のクラスです。・ヘヴィ大型・重量級のオラクルウェポンです。ライトとは対照的に、大ダメージや分厚い防御など、重厚さを感じさせるパーツが揃っています。・カラード六大神に連なる六色の属性を操るオラクルウェポンです。純粋なダメージ量では他のクラスに大きく見劣りしますが、バッドステータスの扱いに優れ、搦め手と小技の数と質は群を抜いています。・マルチプル二刀流など、ひとつのオラクルエンジンで複数個の武器を操るオラクルウェポンです。純粋な威力は抑え目ですが、範囲攻撃や射程延長といった便利なパーツを備え、妨害や支援も手広く行えます。・レガシー神々より古い、古代文明の産物であるオラクルウェポンです。シフト5以上の時に真の力を発揮するパーツを多く持ち、また現代の技術では再現不可能な第7シフトを持つことも可能です。・アクセル移動を重視した機能を備えたオラクルウェポンです。戦場を自由に動き回る能力に優れ、またそれを攻撃に転用することも得意です。・バースト爆発を利用する機能を持つオラクルウェポンです。攻撃の命中判定にオラクルを15点支払うことで爆発を起こし、絶大な効果を発揮するパーツを持ちます。・リビング独立した自我を持つ「生きている武器」であるオラクルウェポンです。HPやオラクルと引き換えに、高い性能を発揮するパーツを多く揃えています。以上が、基本ルールブックに収録されるウェポンクラス・カテゴリークラスです。これらのクラスの組み合わせの上に、パーツの取捨選択・組み立ての選択肢が加わり、多様なオラクルウェポンを作成することが可能となります。
▼公式サイトはこちらhttps://oracleengine.tumblr.com/ Fumctoryです。今回は『オラクルエンジン』を手軽に遊べる、最小単位のシナリオの作り方を紹介します。▼これだけでOKなシナリオ『オラクルエンジン』のシナリオは、基本的に「堕落獣が出るからそれを倒す」という形を取ります。ここの条件さえ満たしていれば、シナリオは好き放題組むことができます。・オープニングフェイズシナリオの導入部分であるオープニングフェイズでは、PC達ドライバーがどのような状況に置かれているかを解説します。堕落獣がすでに出現しているのでもよし、まだ堕落獣が現れていないのでもよし、とにかくドライバーはそこにいます。どういう理由でドライバーがそこにいるのか、それを設定できれば、オープニングフェイズの役目は終わりです。・ミドルフェイズシナリオの展開を進めていくミドルフェイズですが、最小限の構成のシナリオを作るなら、1シーンあれば十分です。ドライバー同士の交流を行い、各PCの個性を演出するためのシーンがあれば、それだけで事足ります。というのも、ドライバー達は「ロールホイール」というものを持っています。これは、当面の目標、あるいは自分にとって重要な事柄を示したものです。ロールホイールに関連する演出や描写を行うと、オラクルを1点回復する権利を得ます。たった1点と思うかも知れませんが、この1点が意外と重要なのです。複数個のロールホイールに言及すれば、その分だけオラクルを得ることができるので、プレイヤー達はオラクルを得ようと、積極的にドライバーを動かしてくれるでしょう。・クライマックスフェイズ堕落獣との決戦を行うクライマックスフェイズでやることはふたつあります。ひとつは堕落獣との戦闘、もうひとつはその戦闘に向けた準備です。『オラクルエンジン』では、戦闘直前にドライバーに対し「ランニングイン」という準備期間が与えられます。準備期間は1ラウンド。この間に、シナリオに設定された「こういう準備ができる」という選択肢「RI特技」を選び、実行することになります。また、それと並行してオラクルエンジンを発動させ、クラッチロールによりシフトを決定します。敵を偵察する、戦場の障害物を除去する、取り巻きの雑魚堕落獣に先制攻撃をしておく、奇襲の準備をするなど、シナリオが提示するRI特技に応じて、ドライバーは様々な準備ができます。ランニングインが終われば、堕落獣との決戦です。堕落獣は一定の法則に従って、攻撃先のドライバーを決定するので、GMが何かに長考する必要はほぼないでしょう。・エンディングフェイズ無事に堕落獣を倒すことができれば、エンディングフェイズでその後の状況を描写することになります。ドライバー達の勝利を祝し、気持ちのいい結末を用意しておきましょう。以上、『オラクルエンジン』の最小構成のシナリオは、オープニングフェイズ1シーン、ミドルフェイズ1シーン、クライマックスフェイズ2シーン、エンディングフェイズ1シーンで作ることができます。お手軽ですね。もちろん、よりストーリー性の強いシナリオを遊びたければ、もっとシーン数を増やして物語を描写することもできます。また、1シナリオで2回くらい戦闘をしてもいいでしょう。ルールブックにはサンプルシナリオを1本収録していますが、堕落獣のデータはそこそこの量を用意してあります。それに加えて追加ダウンロードコンテンツとしてシナリオを公開できれば、と思っています。
▼公式サイトはこちらhttps://oracleengine.tumblr.com/ Fumctoryです。間が空きましたが、今回はゲームの内容紹介に戻ります。世界設定に触れつつ、種族の紹介です。▼再生の地、ノインかつて、まだ神々が地上にいた頃。ノインという地は荒廃していましたが、神々は人類を作り上げ、共に力を合わせて荒れ果てた世界を再生しようとしていました。この世界において人類とは、荒廃したノインを生命豊かな世界へと再生するために、六柱の神「六大神」によって作り上げられた存在なのです。・ブライツ六大神の中から、まず緑の神と白の神が協力し、最初の人類を作り上げます。その姿は古代文明に生きていた人々の姿に似せ、ノイン再生のために荒地を突き進む力を与えられました。これが荒原種族「ブライツ」です。(この世界では、神々よりも古い時代に古代文明があるのです)ブライツは、我々のよく知る人間と同じような姿をしています。しかし、髪の色や瞳の色、肌の色は、神々から授かった魔力オラクルによって様々な色彩を持ちます。・デプスブライツは荒地を進み、ノイン再生の旅を始めました。しかし、その行く手を氾濫し荒れ狂う河川が阻みます。そこで、青の神と黒の神が協力し、二番目の人類を作り上げます。水中に適応できるよう、水棲生物の姿に似せて。そしてブライツと共に生きられるように、ブライツにも似せて。そうやって作り出された水棲種族が「デプス」です。デプスは、ヒレやエラといった、水棲生物の特徴をもった人類です。生まれ故郷の水を小瓶に入れて持ち歩く、という風習を持っています。・クラグスブライツとデプスは力を合わせ、川を越えて再生の旅を続けます。ですが、険しい山岳地帯は、この2種族の力では踏破することができません。それを見た赤の神と黄の神は、三番目の人類を作り上げました。屈強な肉体をもって山岳を越え、古代文明の残した危険な機械に立ち向かう炎を与えられた、石巌種族が「クラグス」です。クラグスは恵まれた体躯を持ち、魔力の宿らない自然の炎に焼かれることがないという特徴を持ちます。・ワイルズ3種族の人類は、共に力を合わせてノイン再生の旅を続けます。しかし、六大神はひとつ心配をしていました。古代文明の人々のように、自分達が作り上げた人類が互いに戦い、滅ぼし合うのではないか?その不安を解消すべく、赤の神、青の神、黄の神、緑の神は、協力して第四の人類を作り上げることにしました。姿の違いを越えて、人類が共にあるように、という願いを込められたその種族は、獣や鳥の姿に似せて作られました。これが自然種族「ワイルズ」です。ワイルズは獣の特徴を持っているだけでなく、獣に変身することもできます。ワイルズの中には、他人の姿に変身できる者もいます。・ドラコノイン再生の旅路は順調かに思われました。破壊神ドラクルが現れ、六大神を引き裂いてしまうまでは。大神「名を持たぬ死の神」の手により、破壊神は討たれますが、六大神と死の神は、ひととき眠りにつく必要がありました。神々の不在の間、人類を守護するべく、白の神と黒の神は五番目の人類を作り上げます。蝙蝠の翼、蛇の鱗、蜥蜴の尾を持つ、破壊神に似せた姿の人類。亜龍種族「ドラコ」です。ドラコは、魔力を含む様々なエネルギーを視覚的に捉える眼を与えられました。破壊神が持つ、魔力を奪う能力を素早く察知するためです。・イレギュラー神々の去ったノインでは、破壊神の被害から立ち直るべく、人類の力で再び再生の旅が始まりました。それから長い時が経ち、ノイン王国が今の形になった後。公的な記録では、今から50年前(堕落獣出現から数えると35年前)に、初めて異世界からの来訪者が現れたことになっています。異世界人「イレギュラー」は最初、破壊神の再来ではと人々から恐れられることもありましたが、今ではその存在は万人に受け入れられています。イレギュラーの故郷はひとつではなく、様々な世界から様々な姿のイレギュラーがノイン王国にやってきています。以上の6種族は、データ上は「種族クラス」として表現されます。種族クラスは取得できる特技やオーバードライブ、能力値に影響を与えますが、「このウェポンクラスには絶対にこの種族!」というような強い影響は与えません。好きな種族を選んでください。また、種族が同じPCが複数いても、何も問題がないようになっています。
Fumctoryです。クリスマスプレゼントはいかがだったでしょうか? まだ見ていない方はこちらからどうぞ。今回は、本クラウドファンディングプロジェクト終了後からリリースまで、そしてリリース後のサポートについてお知らせします。▼リリースまでプロジェクト紹介の本文でも触れた通り、『オラクルエンジン』というゲームは、すでに文章部分(ルールやデータ、サンプルシナリオ等)は遊べる段階まで完成しています。あとは、テストプレイなどで判明した「弱すぎるデータ・強すぎるデータの修正」「分かりにくい部分の修正」など、細かい作業を行えば、文章部分は出来上がりです。現在、それらの作業を行っている段階にあります。(とはいえほとんど終わっていますが)それに加えて、『オラクルエンジン』では表紙・サンプルキャラクターにイラストをつける予定です。すでにイラストレーター様への発注は行っており、イラストの完成次第すぐに最終段階の工程に入れる状態にあります。よってリターンの配送が早まる可能性はありますが、基本的にイラストが出来上がらないとリターン配送・本リリースは行われません。▼リリース後TRPGというものは、参加者全員がルールブックを持っていないと遊びにくいもの。支援者の方だけルールブックを持っていても、セッションには不便なので、本リリースはできるだけ早く行います。支援者へのリターン分のルールブック配送が終了した後、1ヶ月以内にpdf版の本リリースを行います。今のところ、BOOTHでの販売を予定しています。本クラウドファンディングが成功していたなら、紙のルールブックもpdf版と同時リリースします。こちらもBOOTHでの販売を予定しています。また、本リリースに合わせて『オラクルエンジン』公式サイトを設置し、以後の各種サポートをそちらで運用する予定です。具体的には、以下の情報を公式サイトで公開・運営します。・ゲーム紹介・FAQ、エラッタ公開・追加サンプルキャラクター公開・その他の追加コンテンツ(追加サンプルシナリオ、エネミーデータ等)『オラクルエンジン』はPC作成が複雑なゲームです。そのため、ダウンロードコンテンツとして追加サンプルキャラクターを用意し、複雑な計算が苦手な人でも長く遊べるようにサポートしていきたいと思っています。エラッタは可能な限り速やかにpdf販売版に適用し、pdf版購入者は最新のエラッタが適用されたものを提供できるようにします。pdf版を一度購入すれば、以降何度でも再ダウンロードができ、最新のルールブックを入手できます。また、いわゆるパワーレベルエラッタ(想定より強すぎる・弱すぎるデータを補正するためのエラッタ)は極力出さない方針です。(本当にリリースできるか今のところ不明ですが)紙のルールブックについては、重版ごとに逐次エラッタを適用したものを提供する予定です。サプリメント(追加データ集等)がリリースできるかは不透明ですが、アイデアはすでにありますので、十分な資金があればサプリメント制作を開始します。サプリメントのためのクラウドファンディングを行う可能性もあります。以上、現在のサポート予定の情報公開でした。何かあれば、本プロジェクトにメッセージを送るか、Twitter、またはマシュマロの方にご質問ください。