こんにちは!47都道府県の発酵「Fermentation Tourism Nippon」展 運営チームです。あと20日程で展覧会もスタートするというまさに佳境を迎えております…!ヒカリエには、本展覧会のフライヤーが納品されました〜〜d47食堂チームもワクワクです!フライヤーは5種類ありますので、ぜひ全種類集めて違いを楽しんでくださいね〜〜〜!!さてこちらのクラウドファンディング 第二弾も、残すところ僅かな日程になってきました。展覧会内容をすべて英訳するプロジェクトです!これほどまでに多様な日本の発酵は世界的にも珍しいもので、今後ますます注目されること間違いなし!引き続き応援よろしくお願いします!!!!!
こんにちは!今日も展示内容をチラ見せします!東京は「くさや」の他に番外編で青ヶ島の焼酎「あおちゅう」もご紹介!「野生の微生物を二段活用した天然発酵」「天然発酵がつくる他にはない香り」「醸造家、年によって多彩な味が楽しめる」という、他の焼酎と比べても独自の魅力を放つ、あおちゅう。実際に飲みながら学べる「あおちゅう勉強会」も計画中!ヒラクさんの焼酎の先生、リトケイの石原みどりさん(写真の女性)もお越しいただく予定です〜。引き続きお楽しみに!
こんにちは!運営チームです。さてさてd47 MUSEUM 第24回 展覧会 Fermentation Tourism NIPPON -発酵から再発見する日本の旅会期中のイベント開催が続々決定しています!6月8日はヤマロク醤油五代目の山本康夫さんと醤油ソムリエ、ケリーさんこと黒島慶子さんをゲストに!現在、d47食堂の入り口にある木桶は、会期中は会場に移動して、フォトスポットに!小豆島から山本さんが様子を見に来てくれました。醤油文化、木桶文化をとことん紐解くトークショー、お楽しみに〜〜〜〜!!!!今後も活動報告随時お知らせしていきます◎
「日本の発酵を世界へ!」ということで、このクラウドファンディングの内容も英訳が追加されました!そして、支援も海外対応可能となっております。是非、海外のご友人に「こんな展覧会が4月にやるんだよ!」というお知らせと共に、ご案内いただければ嬉しいです。そして、今回、英訳をオーガナイズしてくれる、やなぎさわまどかさんからメッセージ!『発酵デザイナーである小倉ヒラク氏は以前、私にこう教えてくれました。 「発酵食品を買うことは、誰かの時間を買うということ」 発酵食は、現代人の時間的感覚とはまったく別の次元ではたらく微生物たちと、そのプロセスに寄り添う作り手の協働によって作り上げられた軌跡なので、その経過にも注目すると楽しみ方もさらに広がっていく、そんなお話をしてくれたのでした。そう考えると、日本中のニッチな発酵食が集合するこの展覧会は一体どれほど多くのひとによる時間や思いでできているのでしょうか。 完成した味わいを楽しみながら各地の環境や作ってくれた人をイメージすれば、自然や先人たちへの感謝、または自分自身への配慮にも繋がるでしょう。展覧会では思考をぐるぐるさせ、心をピースにしたたくさんの方々とお会いできることを楽しみにしています。』やなぎさわ まどか プロフィールライター/ 編集/ 通訳翻訳マネジメント 10代後半から20代前半まで留学と海外生活を繰り返し、帰国後は東京・南青山のコンサルティング企業にてプロジェクトマネージャーとして勤務。東日本大震災当日、帰宅難民を体験したことをきっかけに自ら求めていたライフスタイルを再認識し、2014年より現職に。2017年には神奈川県横浜市から県内の山間部に移り、自家菜園・自家製発酵食・ご近所からのいただきものを主食にし、「食」「農」「暮らし方」をテーマに複数媒体で発信する日々。株式会社Two Doors代表。
D&DEPARTMENTスタッフ向けの「発酵」の勉強会を行いました。d47食堂、渡辺のコメントです。 身近にある発酵食品、皆さんはどれくらい挙げられますでしょうか?私たちがヒラクさんから伺った話の中には「しば漬け」や「味噌」という馴染みのものから、「ごど」「あまぎゃあ」という名の謎の食品も。日本には出会ったことのない発酵食品がまだまだあるみたいです。それが生まれ、根付いた理由から、その土地の歴史や文化を教えてくれる発酵食品(微生物)。聞けば聞くほど謎めき、そして妙に納得してしまう、ヒラクさんが見えている「発酵」とは、、、 展覧会の完成が楽しみです。(d47食堂 渡辺)今回の社内勉強会、印象的だったのは各地の謎めいた発酵食品の話はもちろん、「寿司」の先祖(的存在)は「なれずし」で、その先祖は「魚醤」というように、保存の工夫が歩んだ歴史が、今の私たちの食文化に大きく影響していることです。d47 MUSEUMでの今回の展示は、日本全体を俯瞰して見る一方で、時にはぎゅーっとピントを絞り込むような視点を展示台に入れ込んだり、トークでより一層リアルに深めたり、、、日本における 「食」の基礎、歴史、個性を「発酵」を通して再発見していくことになると思います。それはつまり、食の現状を知ることにも繋がります。今、途絶えそうな味(食文化)が抱える問題にも。例えば木曽のすんき漬けでは、「原材料となる農作物の後継者不足」→「手をかけて収穫ができない」→「機械で一気に刈る」→「手で選り分けられない」→「今まで使っていなかった部分が混ざる」→「味が落ちる」→「すんき漬けは美味しくないと思われる」→「買われなくなる」→「適正な価格で売れなくなる」→「後継者ができない」というような、負のスパイラルが始まっているところも。じゃあ、どうする?私に何ができる?それを様々な視点から考えることが、日本の食文化が続いていくことに繋がってくると思います。そして、この視点は食文化に対してだけでなく、工芸、地域、観光など、他のことにも置き換えられる。そんな気づきのある勉強会でした。展覧会にお越しになる皆さんと、この発酵の面白さを分かち合えるよう、引き続き私たちスタッフも勉強だ!