Check our Terms and Privacy Policy.

【コロナで悪化する貧困】バングラデシュの働く少女たちを守りたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

バングラデシュでは新型コロナ感染拡大が続いており、私たちが支援する家事使用人として働く少女たちなど、社会的弱者の日々の生活へ大きな影響を引き起こしています。今後も貧困や児童労働の状況悪化が進むとみられ、少女たちの支援センター運営や児童労働削減アドボカシーなどの活動を継続するための支援を募ります。

現在の支援総額

3,506,000

109%

目標金額は3,200,000円

支援者数

293

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/20に募集を開始し、 293人の支援により 3,506,000円の資金を集め、 2020/08/13に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

【コロナで悪化する貧困】バングラデシュの働く少女たちを守りたい

現在の支援総額

3,506,000

109%達成

終了

目標金額3,200,000

支援者数293

このプロジェクトは、2020/06/20に募集を開始し、 293人の支援により 3,506,000円の資金を集め、 2020/08/13に募集を終了しました

バングラデシュでは新型コロナ感染拡大が続いており、私たちが支援する家事使用人として働く少女たちなど、社会的弱者の日々の生活へ大きな影響を引き起こしています。今後も貧困や児童労働の状況悪化が進むとみられ、少女たちの支援センター運営や児童労働削減アドボカシーなどの活動を継続するための支援を募ります。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

ルナさんの電話インタビューに続き、今日はラベヤさんの様子をご紹介します。センターの友達や先生が大好きだと話してくれ、センターの再開を心から望んでいることが伝わってきました。----------------------ラベヤさん(仮名)は10歳の時に村を出てきました。長い期間家事使用人として働いていたお姉さんと一緒に出てきましたが、両親と離れるのはすごく寂しかったと言います。■支援センターに通うようになったきっかけはなんですか?ある日、姉が支援センターに連れて行ってくれました。でも最初はだれとも話したくありませんでした。数日通っているうちに、授業が面白く思えてきて、周りの子たちと話すようになりました。村では4年生まで学校に通っていましたが、授業についていけず、よく先生に叱られていました。だから学校に行きたいとは思っていなかったのです。でも支援センターでは、たくさんの友達もできて、多くのことを学べます。センターで縫製、ブロックプリント、絞り染めを学びました。この学びを生かして、雇用主や近所の人にスカーフの絞り染めをして、お金を稼げるようになりました。6月には縫製やスカーフの絞り染めで1100タカ(約1300円)の収入につなげることができました。両親はこれをとても喜んでくれていますし、私自身も将来何かができるという自信につながりました。■支援センターで好きなことはなんですか?センターのすべてが私のお気に入りです。その中で一番好きなのは、ブロックプリントと絞り染めを使って新しいものを作ることです。スカーフを作ったり染めたりすることができるようになるなんて、想像もしていなかったです。雇用主や近所の人が、絞り染めスカーフのオーダーをくれるときは本当に嬉しいです。絞り染めをしている日は、家事使用人として、家事をしなくていいので。もう一つ好きなのは、センターで出会った友達です。■COVID-19でセンターが閉まっていたときはどうしていましたか?センターが閉まっていることがとても寂しいです。今雇用主の子どもが全員家にいるので、仕事は増えています。時々休憩したり、センターに行きたくなり、友達を懐かしく思っています。雇用主の電話を借りて、センターの友達に電話をしたりしています。センターの先生はお母さんのようなので、本当に会いたくて仕方がないです。


thumbnail

いよいよ残り8日となったこのプロジェクト。これまでに200人以上の方が約270万円ものご寄付をくださっています。これだけ多くの方がシャプラニールを信じ、応援してくれていること、スタッフ一同心より感謝しています。残り一週間、精いっぱい頑張ります!!さて、大変好評のライブ配信企画、第2回を今週行います。詳細は以下の通りとなりますので、皆さまぜひ気軽にご参加ください。第2回 8月8日(土) 14:00-14:20(終了後10分は質問タイム)※予定『バングラデシュの今・コロナ禍で児童労働が高まるリスク』トピックス:新型コロナをめぐるバングラデシュの状況/児童労働・家事使用人として働く少女の存在についてなど(現地より中継)内山智子(シャプラニールバングラデシュ事務所長)×(聞き手)鎌倉幸子氏(かまくらさちこ株式会社)青森県弘前市生まれ。1999年から2015年まで、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所、東京事務所に勤務。2016年よりかまくらさちこ株式会社代表取締役として、ソーシャルセクターのファンドレイジングや事業計画から評価までの事業運営全般に対するコンサルティングを行っている。【第2回のお申込みはこちら】https://www.shaplaneer.org/eventform/ ◆主催・問い合わせ先特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 担当:小川〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内Email:event@shaplaneer.org TEL:03-3202-7863


thumbnail

支援センターでは、遊びながら保健衛生や性教育などを学ぶ時間があります。絵やルーレット、すごろくを使って楽しみながら学びます。たとえば保健衛生について学ぶすごろくの場合、マスひとつひとつに健康に関するルールが書かれています。「トイレに行くときはサンダルを履こう」「下痢のときは経口補水液(塩と砂糖を溶かした水)を飲む」、のようなことです。 まだ文字が読めない子が多いので、一緒に参加している年上のお姉さんが書かれていることを読みあげてくれます。働く少女たちの多くが女親やきょうだいと離れて生活をしているため、思春期の身体の変化や生理のときの対応を教えてくれる人が身近にいません。一定の年齢になるとセンターではそういった知識についても伝えています。性的虐待を防ぐため、「よいタッチ、悪いタッチ(触られることを許していい場合といけない場合)」などについても教えています。例えば、頭を撫でられるのは許してもいいけれど胸だったらよくないタッチといったように、女の子たちでも抵抗なく受け入れられるような伝え方を工夫をしています。本来であれば学校や家庭で教えてもらうことを、学校に通っていない少女たちは学ぶ機会がありません。支援センターの授業を通じて、生きていくために必要な知識を身に付けます。身体の変化、そして自分の身を守る方法を学んでもらうことで、彼女たちが心も身体も傷つかないよう、自信をもって大人になれるよう育っていってほしいと思っています。


thumbnail

現在も支援センターは閉鎖が続いています。きちんと対策をとった上での再開に向けて準備を進める中、電話で家事使用人として働く少女に話を聞きました。----------------------ルナさん(仮名/17歳)のお父さんは2歳の時に亡くなりました。お父さんが亡くなった後、おじいさんに家を追い出され、村では仕事も家も食べ物もなく、お母さんと二人の兄弟とダッカに出てきました。今は一番上のお兄さんと家事使用人として働くお母さんとダッカで暮らしています。ルナさんはお母さんと一緒に雇用主の家に行き、仕事の手伝いをしています。お給料はもらっていないそうです。■支援センターに通うようになったきっかけはなんですか?支援センターの先生が私が住む地域を訪問し、センターについて教えてくれました。母の勧めで通うことになり、勉強を再開しました。以前は勉強が好きではなかったのですが、面白いと思うようになりました。スポーツや他の教科も大好きです。昔、村で学校に通っていたときは、暗記するのがとても難しかったのですが、今は簡単に感じ、楽しいんです。支援センターでは手工芸、縫製、美容の研修も受講することができました。これで私もしっかり働けるようになったのかと思うと本当にうれしいです。最近では手工芸と縫製の仕事を定期的にもらえるようになってきて、1か月で2000~2500タカ(約2500円~3100円)稼いでいます。母はとても喜んでくれています。支援センターで学んだことを生かして、しっかりと自分の人生を幸せなものへと切り開いていきたいと思います。■支援センターで好きなことはなんですか?友達と集まっておしゃべりすることです。自分の話や友達の話を聞くなかで、雇用主の家での生活の様子が伝わってきます。また、支援センターで刺繍を習いました。家で刺繍をしていると近所の人が見に来るのです。そんな時とても嬉しく感じます。■COVID-19でセンターが閉まっていたときはどうしていましたか?センターが閉鎖している間は友達や先生に会うことができず、とてもさみしかったです。私が何かものを作るときはいつも、センタ―の先生が見てくれてどうすればもっとよくなるか、アイディアをくれていました。最近、母が家事使用人の仕事を再開したので私も一緒に働いています。でも、本当は家事使用人の仕事は好きではありません。もっと違う仕事、特に支援センターで学んだことを生かして、仕事ができたらいいなと思っています。新型コロナウイルス感染拡大により、今は美容と縫製の仕事ができず、収入が少なくなってしまいました。早くこの状況が収まって仕事ができるようになることを願っています。


thumbnail

シャプラニール評議員の吉川みのりさんが、オーケストラでプロのホルン奏者としてご活躍されている福川伸陽さんにインタビューをしました。シャプラニールへの応援メッセージもいただいています!------------------------吉川:早速ですが、福川さんはバングラデシュとどのようなご関係があるのでしょうか。福川:実は高校生の時からシャプラニールのユースチームとかかわりがあったんです。その時のご縁でバングラデシュに一度訪問し、チャリティーコンサートでホルンを演奏しました。吉川:チャリティーコンサートについて詳しく教えてください。福川:現地NGOが開設しているストリートチルドレンの保護施設でホルンを演奏させてもらいました。 子どもたちにとってホルンは初めて見るものでしたし、ヨーロッパの音楽も初めて聞くものだったと思います。それなのに、目を輝かせながら一緒に手をたたきながら聴いてくれたんです。僕にとってそれは非常に印象的な出来事でした。吉川:子どもたちにとっても素敵な思い出になったでしょうね。福川:そうだと嬉しいですね。彼らの目は、ダッカの街を車で走っているときに見かけたストリートチルドレンの子どもたちとは目の輝きが違ったんです。子どもたちの笑顔は万国共通であるべきだと僕は思うんです。 このような子どもたちへの支援をしているシャプラニールを本当に尊敬しているし、いつも何かできることがあればな、と思っています。吉川:ありがとうございます。ほかにバングラデシュで印象的だったエピソードはありますか。福川:現地に行ったときに、小学校の音楽の授業に参加させてもらったんです。先生がふたりいてそれぞれが現地の楽器を演奏してくれてセッションをしたんです。僕はベンガル語なんてわからないし、先生や子どもたちは日本語がわからないし、英語もできないんですよね。それでもセッションはすごく楽しくて、音楽は言語の壁を越えたコミュニケーションだなと感じました。吉川:音楽にしかできない素敵な時間を過ごせたなんて羨ましいです。最後にメッセージをいただけますか。福川:僕はバングラデシュに行って、ストリートチルドレンの子どもたちや彼らを教育する人、その教育で変わる人、そしてそれとは異なる世界にいるような豊かな人たちを一気に見ました。そこで人生観が変わるというと大げさかもしれませんが、そのような気持ちになりました。僕は音楽をコミュニケーションの第一に置いています。だからこそ言語が通じなくても、現地の子どもたちと楽しい時間を過ごせたことは、自分のアイデンティティを形成する大切なひとつだし、自信にもつながっています。 音楽という芸術文化を生涯の仕事として選んでいる自分にとって、バングラデシュの教育や文化を根底から支えているシャプラニールの活動を応援しています。ぜひシャプラニールの活動に皆さんご協力お願いします。 ------------------福川さん、吉川さん、ありがとうございました。家事使用人として働く少女たちが通う支援センターでも、よく歌を歌います。歌が大好きな少女も多く、スタディツアーや出張などで日本人が訪れると披露してくれます。みんなの前で堂々と歌う姿にいつも、私たち自身が勇気づけられます。少女たちが少しでも仕事を離れて、子どもらしく、自分らしく過ごせる時間が持てるよう、ぜひこれからも私たちの活動を応援してください。